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第10章 〜動き始めた歯車〜
第四百四十七話 初代と稀代の違い2
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「それでも俺は、俺の道を行く、俺の憧れたヒーローにはなれないけど、アイツらのヒーローになれるなら…それで良い」
これがエイトの覚悟だ、人はヒーローに憧れるけど、ヒーローにはなれない、それは何故か?
自分の憧れているヒーローに自分はなれないからだ、あくまでも「自分の憧れているヒーローに似ている者」だ。
本物のヒーローはそれになる為の道があり、自分達はその道を歩んでいないからだ。
簡単に言えば、ゲームの動画を見てやった気になっているが、実際にプレイしているのは全くの他人、
それを見ている人と
それをやっている人
との違いと言えば良いだろうか?
「…そうか、やはり君は俺とは違う存在なんだな」
「当たり前だ、世の中に全く同じ人間なんていない」
勇者でも、オルゼクスやリムル、カイトといった同じ「勇者」でもここまで違うのだ、エイトの言う事が正しい。
「それで?話が脱線してしまったけど、結局なんの様なの?」
「ああ、そうだったね、では改めて…」
おほん!とオルゼクスは咳払いをして、話の続きを始める。
「今日、君の意識を借りた理由は…俺の力を全て君に託す為だ」
「…え?」
エイトは困惑する、無理もない
いきなり「力を与える」と言われて、「ありがとう」なんて言えるわけがない。
「言っただろう?暗黒神の力は俺のいた時代よりも遥かに強くなっている、今の君じゃ暗黒神には勝てない」
「だから、初代勇者の力を貰えと?」
エイトの言葉にオルゼクスは頷く、確かにオルゼクスの言葉には一理ある、エイトの力は片割れである暗黒神と厄災とほぼ互角の力しかない、
本体と戦っても、Reset前の世界の厄災の様に弱ければ良いが、女神相手では勝ち目は薄い。
「そうだ、そうすればお前は最強の力を手にする事が出来る、暗黒神も厄災も簡単に倒す事ができる」
「確かに魅力的な話だな、倒すことには反対だけど、救うにしても力は必要だ」
いくら世界の平和を守ると言っても彼にはその力がない、
魔王、剣姫、厄災、暗黒神と言う圧倒的な力を持ってしても、幹部には敵わなかった。
「そうだろ?だからこそ俺はお前の意識の世界に入り込んだんだ」
「そうだったのか」
エイトの気持ちがオルゼクスの案に傾きつつあると思ったオルゼクスは、エイトに力を与えようとこちらに近寄るが、
エイトは一言「だが断る」と一蹴した。
「何!?」
「オルゼクス、俺の為にここまでしたことには感謝する、はっきり言って今でも驚いている」
「じゃあなんでだ?俺の力を手にすれば、お前は最強の存在になれるんだぞ?」
エイトは「フッ」と苦笑いしながら、その理由を答える。
「そんな他人の力に頼る人間が、愛する人達を守れると思っているのか?」
「ああ、だからこそ俺の力を…」
「答えはNOだ、俺は俺の力だけで、暗黒神を救い、DDを倒す」
その一貫とした気持ちは、学園の頃から変わらない、
地道にレベルを上げるか
チートを使ってレベルを上げるか
結果だけを求めたら後者だが、進むべき道を選ぶなら前者だ。
——————————————————————
限界…寝ます
これがエイトの覚悟だ、人はヒーローに憧れるけど、ヒーローにはなれない、それは何故か?
自分の憧れているヒーローに自分はなれないからだ、あくまでも「自分の憧れているヒーローに似ている者」だ。
本物のヒーローはそれになる為の道があり、自分達はその道を歩んでいないからだ。
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それを見ている人と
それをやっている人
との違いと言えば良いだろうか?
「…そうか、やはり君は俺とは違う存在なんだな」
「当たり前だ、世の中に全く同じ人間なんていない」
勇者でも、オルゼクスやリムル、カイトといった同じ「勇者」でもここまで違うのだ、エイトの言う事が正しい。
「それで?話が脱線してしまったけど、結局なんの様なの?」
「ああ、そうだったね、では改めて…」
おほん!とオルゼクスは咳払いをして、話の続きを始める。
「今日、君の意識を借りた理由は…俺の力を全て君に託す為だ」
「…え?」
エイトは困惑する、無理もない
いきなり「力を与える」と言われて、「ありがとう」なんて言えるわけがない。
「言っただろう?暗黒神の力は俺のいた時代よりも遥かに強くなっている、今の君じゃ暗黒神には勝てない」
「だから、初代勇者の力を貰えと?」
エイトの言葉にオルゼクスは頷く、確かにオルゼクスの言葉には一理ある、エイトの力は片割れである暗黒神と厄災とほぼ互角の力しかない、
本体と戦っても、Reset前の世界の厄災の様に弱ければ良いが、女神相手では勝ち目は薄い。
「そうだ、そうすればお前は最強の力を手にする事が出来る、暗黒神も厄災も簡単に倒す事ができる」
「確かに魅力的な話だな、倒すことには反対だけど、救うにしても力は必要だ」
いくら世界の平和を守ると言っても彼にはその力がない、
魔王、剣姫、厄災、暗黒神と言う圧倒的な力を持ってしても、幹部には敵わなかった。
「そうだろ?だからこそ俺はお前の意識の世界に入り込んだんだ」
「そうだったのか」
エイトの気持ちがオルゼクスの案に傾きつつあると思ったオルゼクスは、エイトに力を与えようとこちらに近寄るが、
エイトは一言「だが断る」と一蹴した。
「何!?」
「オルゼクス、俺の為にここまでしたことには感謝する、はっきり言って今でも驚いている」
「じゃあなんでだ?俺の力を手にすれば、お前は最強の存在になれるんだぞ?」
エイトは「フッ」と苦笑いしながら、その理由を答える。
「そんな他人の力に頼る人間が、愛する人達を守れると思っているのか?」
「ああ、だからこそ俺の力を…」
「答えはNOだ、俺は俺の力だけで、暗黒神を救い、DDを倒す」
その一貫とした気持ちは、学園の頃から変わらない、
地道にレベルを上げるか
チートを使ってレベルを上げるか
結果だけを求めたら後者だが、進むべき道を選ぶなら前者だ。
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