幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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最終章 ~彼らの終着点~

第五百八十六話 状況報告

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「それでは、お前達の話を聞かせて貰おうか」

「はい、わかりました」

エイトの両親とミュウの母親とメイドはその場から離れる、周りにいた兵士やメイド達も真剣な表情になる

「今までの旅を厄災を倒す事に成功したのか、全て聞かせてくれ」

国王の言葉に頷いてエイトは今までの旅の事を話し始めた

「まず、私達は国王様との取り決めで、勇者カイトとどちらが先に厄災を倒したかを競う形となりました」

「それで、結局はどちらが先に倒したのだ?」

「兄様です」

国王の問いにアリアが答える、その事に国王は疑問に思いつつも何故そうなったのか尋ねる

「簡単な話です、あたしがその

「!?」

「待ってください、私達の話を最後まで聞いてください」

アリアが答えると周りの兵士達が一斉に武器を構えてこちらに視線を向ける
一応エイトは静止するが、ここにいる兵士が全員束になってもミュウ達には勝てないだろう、それくらいの差がそこにはある

「…わかった、しかしアリアンは何故お主の事を兄様と呼ぶのだ?」

「ありがとうございます…それには深い事情がありまして…信じてくれるかどうかはわかりませんが、取り敢えずお話します」

こればっかりはなんとも言えない、普通の人なら信じない話だ、エイト達だって初対面の人がアリア達について話してたら「は?」ってなる

それでも話さなくてはならないのなら、話すしかない

「アリアン…いえ、アリアは厄災と呼ばれる者のバグによって生まれたもう1人の厄災です」

「もう1人の…厄災?」

「はい、全ての元凶はこの世界の女神アダマスです、彼女によってアリアは生まれました」

女神アダマスは佐藤海斗をこの世界に連れて来て、彼の為の物語を作ろうとしていた
それは「勇者カイトのハーレム物語」としてそのハーレム要員とそれの障害よ削除する為に本来のこの世界の女神アマスと戦いその座を奪ったのだ

「そして女神アダマスはその過程でとあるミスを起こし、厄災の片割れを生み出し、それがアリアンとして新たに転生したのです」

「…な…成る程…?」

国王が頭を悩ませるのも無理はない、女神アダマスは彼女を信仰する宗教もあるし、彼らも女神アダマスを信じていた

しかしそれが全て「勇者カイトのハーレム物語」の為に生まれた偽物の神と言われたら驚愕するし、信じない

それでも理解してくれていると言う事は国王も思う所があったのだろう

「アリアは自分の存在が消える事を覚悟して旅に同行してくれました、彼女がいなければ今頃私達は屍となっていたでしょう」

「そうなのか?」

「はい、彼女が私達を助けてくれました」

国王の疑問にミュウは答える
勇者カイトと幹部シカバネを倒した後、女神アダマス、堕天使ゼルグが現れてこちらは本当に死にかけていた

アリアとエルがいなければ確実に死んでいた

「そして、本体である厄災は死にました、ここにアリアは今回の討伐目標ではありませんし、仮にそうだったとしても私の仲間として共にいてくれるので、恐れる心配はありません」

「そうか…元凶は…いや、私が提示した討伐対象は死んだのか」

鬼神の夢モルベトールが自身の体に取り込み、そしてモルベトールごと倒した為、実質的にエイト達が倒した事になる

アリアは関係ない

「それで、お主達は無事任務完了したと言う事で帰って来たのか」

「はい」

まだ言えていない事があるが、それを言う事になると更に話は難しくなる
暗黒神エルガウル
DDダークデビル
鬼神の夢モルベトール
異世界オワイコット
ルクス達
Reset前とReset後の世界
前世の記憶
クロス達とルーク達の世界の協力
など、詳しく話すとキリがない為、今回の目的である

「厄災を倒す事」に関連する情報のみ話た
これ以上は聞かれたら一応答えるが信じるかどうかは国王達次第だ

——————————————————————
そして厄災に関係する事と言えば…彼らも含まれる
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