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最終章 ~彼らの終着点~
第五百八十九話 暗黒神エルガウル
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流石の国王もついに眉間に皺を寄せて、こちらを見つめ始める
仕方ない、厄災の片割れの次は暗黒神の片割れだ、常識はずれな行動のせいで、なんて言ったら良いのかわからないのだ
「彼女はこの世界の統治者初代女神との戦争に敗れ、長きに渡り封印されて来た暗黒神エルガウルの片割れです、本体は既に死んでいます」
「…それは本当だろうな?」
「はい、もし本体が生きていたら私の仲間としてここにいたでしょう」
暗黒神エルガウルも厄災と同様に記憶を共有していた、その為復活した直後はモルベトールを倒す為にこちらの味方となってくれたのだ
しかしモルベトールの策略によって暗黒神エルガウルは捕まり、吸収されて死んでしまった
「厄災と暗黒神、どちらも倒す事には成功しておるのだな?」
「はい、最終的な結果としては彼女達は"敵"として作られただけで、本当の敵はこの世界の女神アダマスでした」
本当は女神アマスもいるが、どちらも死んでいる為特に言う必要もないだろう
話の流れでかなり話してしまったが、Resetの話や転生の話はやめておこう
その話はそういった関係の事を知っている人達だからこそ理解できる話でそれがわからない人に話したところで信じてくれる訳がないだろう
「女神様は私達の敵だったのか?」
「はい、勇者カイトの件で話しましたが、女神アダマスは勇者カイトの為にこの世界を滅茶苦茶にしました、その結果が今回の出来事を巻き起こしたのです」
エイトがオラクルに転生したせいだ、とか言う奴もいるが、そもそもの原因は女神アダマスだ
彼女が佐藤海斗に恋しなければこんな事にはならなかった、嘘か本当かはわからないが、狩虎の時にエイトは初代勇者に似ていると言われていた為、本当ならエイトが勇者になっていたかもしれないのだ
とは言え本当の勇者は女性でエイトと似ている事はなく、おそらく狩虎が見たのは勇者のフリをした偽物だろう
「そうか…だが、この事はこの場にいる者達のみの話としよう、教会の者達にこの事が知られれば大変な事になる」
「わかりました、ミュウ達も良いよな?」
「私はエイトの言う事をきくよ」
「私もです」
「あたしも兄様の言葉に従います」
「主様の言う事なら聞くのじゃ」
国王は周りにいる人達を、エイトは仲間達に声をかけてここにいる人達だけの話にする事に決めた
「この場にいる者達がこの話をする事を禁止する、もしそれを破れば厳重に罰する、良いな?」
国王の言葉に一同は「ハッ!」と頭を垂れる、これでここにいる人達が今の話を話す事はくなった
教会の人女神アダマス(アマス)を信仰している、それなのに信じていた神様は実は悪い奴で、それを自分達が倒しました
なんて話せば間違いなく、この国で暮らす事はおろか平和に暮らせる事はなかっただろう
「しかしDDか、この世には恐ろしい事を考える者達が本当におるのだな」
「はい、今回は厄災も暗黒神も私達の味方だったから良かったものの、もし2人とも敵だった場合どうなっていたかわかったものではありません」
全くその通りだ、勇者カイトの件でもそうだが、強大な敵組織が更に凶悪な事を企んでいたら
厄災と暗黒神が敵だったら、どうなっていたかわからない、エイト達がここにいられるのは本当に運が良かっただけなのだ
「今回の話の整理はおいおい側近達と話すとして…エイトよ他に何か申す事はないか?」
「はい、あります」
「なんだ、申してみよ」
「…勇者カイトの両親はどこにいますか?」
全ての元凶の1人であるカイト、彼がミュウ達を殺さなければ、ストーカーしなければ、この様な事にはならなかった
なら、それを放置している親達は今どうしているのか、それが気になるのだ
——————————————————————
悪意の力を自身の力に…
闇堕ちルーク
仕方ない、厄災の片割れの次は暗黒神の片割れだ、常識はずれな行動のせいで、なんて言ったら良いのかわからないのだ
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暗黒神エルガウルも厄災と同様に記憶を共有していた、その為復活した直後はモルベトールを倒す為にこちらの味方となってくれたのだ
しかしモルベトールの策略によって暗黒神エルガウルは捕まり、吸収されて死んでしまった
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その話はそういった関係の事を知っている人達だからこそ理解できる話でそれがわからない人に話したところで信じてくれる訳がないだろう
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「はい、勇者カイトの件で話しましたが、女神アダマスは勇者カイトの為にこの世界を滅茶苦茶にしました、その結果が今回の出来事を巻き起こしたのです」
エイトがオラクルに転生したせいだ、とか言う奴もいるが、そもそもの原因は女神アダマスだ
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厄災と暗黒神が敵だったら、どうなっていたかわからない、エイト達がここにいられるのは本当に運が良かっただけなのだ
「今回の話の整理はおいおい側近達と話すとして…エイトよ他に何か申す事はないか?」
「はい、あります」
「なんだ、申してみよ」
「…勇者カイトの両親はどこにいますか?」
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