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最終章 ~彼らの終着点~
第五百九十二話 功績
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「他にもお主には爵位を渡す意味がある」
「どの様な意味ですか?」
厄災と暗黒神(片割れ)を仲間にし、国に大きく貢献した、それ以外でもあるらしい
「1つ目は他国との繋がりを増やした事、オワイコット王国とは"今は"連絡できぬが、いつの日か出来る日が来るであろう、その時にお主に何もしていなければ、我々の印象は下がるだろう」
国の為、と言う邪な気持ちが入っているが、嘘を言って誤魔化すよりはだいぶ良い
むしろだからこそ爵位を上げると言う理由を正確に教えてくれたのだから、有り難い
「2つ目は世界を救った英雄である事、厄災を倒し、世界を恐怖に陥れたDDを壊滅させた事、この功績は世界に広まるだろう」
「しかし私達は自分達の名前を言っていません、そんな話が広まるとは到底思えません」
「お前達にとってはそうかもしれぬ、だが厄災は歴史に名が残るほどの敵、それが消えたとなれば誰が倒したのか各国は調べる筈、そうすれば自ずとお前達の名は広まるだろう」
付け加えて、この国もエイト達が厄災を倒した事を大々的に発表して先程と同様他国に対しての抑止力を作ろうと考えている
国王にとっては国は宝、その宝を守る為に様々な手段を使ってその守りを高めたいのだ
「そして3つ目、お前の婚約だ」
「私の婚約ですか?」
それは国王が認めれば結婚自体出来るはずだ、その為にエイト達は旅に出て厄災を(形上)倒したのだ
「お言葉ですが国王様、私達は…いえ、私は誰と結婚をするべきなのかを決める勝負にエイトは勝ちました、これ以上何が必要なのでしょうか?」
「体裁だよ」
「…それは何故ですか?」
ミュウは何故その様な事をするのか気になる為質問する、体裁と言っているがだからこそ一代貴族として爵位を貰う予定だったのだ
「2つ目の理由と同じだ、お主の婚約者は世界を救った英雄だ、勿論お前達もそうだ、しかしその世界を救った英雄が平民で、しかも他国の貴族と結婚するとなると一代貴族では良くないのだ」
ミュウは他国の貴族だ、世界を救った英雄と魔王、ミュウの国でもミュウは英雄視されるだろう
しかし結婚となるとミュウは公爵家、エイトは精々男爵、周りから見れば平民風情よりも他国の貴族は格が下と見られる…可能性がある
より良い同盟と今後の安泰の為にエイトを正式に貴族にしてミュウとエイトは対等な関係で婚約し、両国の絆を深める方がカルデア王国にとって好都合なのだ
「幸い彼は公爵の爵位を授けても良い程の功績を残しておる、周りから文句を言われる可能性は減るだろう」
減るだろう、つまり無くなることはないのだ
エイトは平民、そして貴族には無駄にプライドだけが高い無能が多い
そいつらが何かしらの難癖や因縁を吹っかけてきて様々な妨害をしてくるだろう、だが国王が認め、それを与える程の功績を残した事実は変わらない為、体裁の為対等な同盟を結んだのだ
「勿論公爵となったからと言って他の貴族達が祝福するとは限らない、平民の世界にはない貴族社会の闇がお前を襲うだろうが…受け取ってくれるか?」
まるでプロポーズの様な言い方だが、ミュウと結婚する為ならそのくらいの覚悟がなければ出来ないだろう
嫌なら駆け落ちでもすれば良いのだ、それをしなかったのだからそれくらいの覚悟は必要だ
「はい、謹んでお受け取りいただきます」
「ありがとうございます、国王様」
「良い、さてこれで私とお主達の話しは終わったな」
国王はエイトに確認するとエイトは頷く
これ以上の事は流石に話せる内容ではない為、エイト達から言える事はもうない
「では、お主達はしばらくの間休んでおれ、私達はこれからお主達の帰還と平和を祝う祝賀会を開こうと思う、勿論お主達も参加だ」
——————————————————————
こぼれ話
実はルクス達は再登場させるつもりだった
(モルトベールはその為)
「どの様な意味ですか?」
厄災と暗黒神(片割れ)を仲間にし、国に大きく貢献した、それ以外でもあるらしい
「1つ目は他国との繋がりを増やした事、オワイコット王国とは"今は"連絡できぬが、いつの日か出来る日が来るであろう、その時にお主に何もしていなければ、我々の印象は下がるだろう」
国の為、と言う邪な気持ちが入っているが、嘘を言って誤魔化すよりはだいぶ良い
むしろだからこそ爵位を上げると言う理由を正確に教えてくれたのだから、有り難い
「2つ目は世界を救った英雄である事、厄災を倒し、世界を恐怖に陥れたDDを壊滅させた事、この功績は世界に広まるだろう」
「しかし私達は自分達の名前を言っていません、そんな話が広まるとは到底思えません」
「お前達にとってはそうかもしれぬ、だが厄災は歴史に名が残るほどの敵、それが消えたとなれば誰が倒したのか各国は調べる筈、そうすれば自ずとお前達の名は広まるだろう」
付け加えて、この国もエイト達が厄災を倒した事を大々的に発表して先程と同様他国に対しての抑止力を作ろうと考えている
国王にとっては国は宝、その宝を守る為に様々な手段を使ってその守りを高めたいのだ
「そして3つ目、お前の婚約だ」
「私の婚約ですか?」
それは国王が認めれば結婚自体出来るはずだ、その為にエイト達は旅に出て厄災を(形上)倒したのだ
「お言葉ですが国王様、私達は…いえ、私は誰と結婚をするべきなのかを決める勝負にエイトは勝ちました、これ以上何が必要なのでしょうか?」
「体裁だよ」
「…それは何故ですか?」
ミュウは何故その様な事をするのか気になる為質問する、体裁と言っているがだからこそ一代貴族として爵位を貰う予定だったのだ
「2つ目の理由と同じだ、お主の婚約者は世界を救った英雄だ、勿論お前達もそうだ、しかしその世界を救った英雄が平民で、しかも他国の貴族と結婚するとなると一代貴族では良くないのだ」
ミュウは他国の貴族だ、世界を救った英雄と魔王、ミュウの国でもミュウは英雄視されるだろう
しかし結婚となるとミュウは公爵家、エイトは精々男爵、周りから見れば平民風情よりも他国の貴族は格が下と見られる…可能性がある
より良い同盟と今後の安泰の為にエイトを正式に貴族にしてミュウとエイトは対等な関係で婚約し、両国の絆を深める方がカルデア王国にとって好都合なのだ
「幸い彼は公爵の爵位を授けても良い程の功績を残しておる、周りから文句を言われる可能性は減るだろう」
減るだろう、つまり無くなることはないのだ
エイトは平民、そして貴族には無駄にプライドだけが高い無能が多い
そいつらが何かしらの難癖や因縁を吹っかけてきて様々な妨害をしてくるだろう、だが国王が認め、それを与える程の功績を残した事実は変わらない為、体裁の為対等な同盟を結んだのだ
「勿論公爵となったからと言って他の貴族達が祝福するとは限らない、平民の世界にはない貴族社会の闇がお前を襲うだろうが…受け取ってくれるか?」
まるでプロポーズの様な言い方だが、ミュウと結婚する為ならそのくらいの覚悟がなければ出来ないだろう
嫌なら駆け落ちでもすれば良いのだ、それをしなかったのだからそれくらいの覚悟は必要だ
「はい、謹んでお受け取りいただきます」
「ありがとうございます、国王様」
「良い、さてこれで私とお主達の話しは終わったな」
国王はエイトに確認するとエイトは頷く
これ以上の事は流石に話せる内容ではない為、エイト達から言える事はもうない
「では、お主達はしばらくの間休んでおれ、私達はこれからお主達の帰還と平和を祝う祝賀会を開こうと思う、勿論お主達も参加だ」
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実はルクス達は再登場させるつもりだった
(モルトベールはその為)
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