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最終章 ~彼らの終着点~
第五百九十五話 祝賀会の中で 家族side
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貴族達の祝賀会なので他の所の様な感じがないが、それでも中盤に差し掛かるに連れてその盛り上がりは増していく
「みんなお酒に酔って来てるなぁ」
「私達も飲んだりはするけど、このくらいの度数では酔わないわよ」
エイトの父と母は貴族達でしか普段飲む事が出来ないくらい高い酒を飲んでいるのだが、酔っている人はいるがそれでも貴族らしい振る舞いをしている姿に驚いている
「どうですか、貴族のお酒は?」
「イリス様!」
そんな所に現れたのはミュウの母親「イリス•フローラ」だ、勿論その隣にはその専属のメイド「メイル•エフィル」がいる
「頭をお上げください、今夜無礼講です、気にする必要はありません」
「それにミュウ様とエイト様がご結婚なされば我々は親族に入るのです」
正確には親族にはならない
従って、例えば「子の配偶者の父母」は、形式的には二親等と思われるかもしれないが、民法上は「親等なし」ということになる。 「子の配偶者の父母」は、先に述べたように姻族でもなく、自分にとっての親族ではない。
この世界はオラクルで日本ではなく、そう言った細かい事は当てはまらない為、メイルも「親族」と言っているのだ
要は「家族ぐるみで仲良くしましょう」と言う事だ
「そうですね、これからはそちらにも行く事があるかもしれませんからね、その時はよろしくお願いします」
「いいんですよ、私は平民とか貴族とかそう言うのが嫌いなんです、その垣根を越える為に私達の子供は命をかけて戦った、それを今は祝福しましょう?」
イリスはゲイツに追加のお酒(ワイン)を注ぐと乾杯する為に自分のグラスにもワインを入れる
「さ、貴女様も」
「あ、ありがとうございます」
ハーシャもメイルにワインを注いでもらって、グラスを🥂と重ねる「かちん」と言う音が聞こえ、それをゆっくりと飲む
「本当はこんな事をしなくても好きな人と結婚出来ればいいんですけどね」
「ええ、ですが私達は平民、いくらイリス様がその様な事を考えていなくとも世間が許してくれません」
「それでもエイトは…いえエイト達はその垣根を超えて、世間が許される形を作った…実際はどうなるかまだわからないけど」
「ですが、それをきっかけに新しい風が吹いてくれればいつの日かきっとその様な事を考えなくてもいい世界が来ると思います」
日本だってそうだった(…他の国と比べたらだいぶマシだが)
とは言えエイト達の恋愛結婚と言う観点から見るとそうなったのは大体1970年ごろだ
それまではお見合いが主流だった為
今の様な恋愛結婚の方が主流になったのはまだ50年、半世紀くらいだ
もっと結婚の歴史について調べると複雑になるし、貴族と平民との結婚などの話になると複雑になる為、取り敢えずエイト達の様に自由に恋愛出来るようになったのがその時代ら辺からからという事だ
「それにしても自分の息子が貴族になるなんてなぁ」
「私達よりも偉くなるなんてね」
それでも「自由恋愛」とは程遠い、エイトは世界を救いその功績で結婚が許される貴族になり、更に同盟関係を良くするための言わば政略結婚に近い
お互いが相思相愛だからこそその「カテゴリー」に若干はいるだけだ
「それでも彼は貴方達の息子です、今までと変わらず優しく接してください」
「権力を手に入れて調子に乗ってしまう人もいますが彼なら大丈夫でしょう」
「はい、勿論です」
「例えどんなに偉くなってもエイトは私達の自慢の息子です」
イリスの言葉に2人はそう頷く
ミュウの父の様にはなってほしくない
権力に溺れて大切な人を捨てる様なクズにはなってほしくない
イリスはその事が若干心配なのだ
しかし、少し離れた所にいる2人を見るとその心配もかき消される
「馬鹿ミュウ!これは俺のだ!」
「みゅぅぅぅぅ!!!!!」
「2人とも恥ずかしいからおやめ下さい!」
くだらない事で喧嘩してメイドに怒られて、その後に笑顔になっている
きっと彼らならどんな困難も乗り越えられるだろう、そう確信出来る程、彼らは輝いていた
——————————————————————
「ですが、エイトに抱きつくのはちょっと…」
「………貴方でもいいのですよ?」
「殺すぞクソ貴族」
「…大丈夫かしら本当に」
「みんなお酒に酔って来てるなぁ」
「私達も飲んだりはするけど、このくらいの度数では酔わないわよ」
エイトの父と母は貴族達でしか普段飲む事が出来ないくらい高い酒を飲んでいるのだが、酔っている人はいるがそれでも貴族らしい振る舞いをしている姿に驚いている
「どうですか、貴族のお酒は?」
「イリス様!」
そんな所に現れたのはミュウの母親「イリス•フローラ」だ、勿論その隣にはその専属のメイド「メイル•エフィル」がいる
「頭をお上げください、今夜無礼講です、気にする必要はありません」
「それにミュウ様とエイト様がご結婚なされば我々は親族に入るのです」
正確には親族にはならない
従って、例えば「子の配偶者の父母」は、形式的には二親等と思われるかもしれないが、民法上は「親等なし」ということになる。 「子の配偶者の父母」は、先に述べたように姻族でもなく、自分にとっての親族ではない。
この世界はオラクルで日本ではなく、そう言った細かい事は当てはまらない為、メイルも「親族」と言っているのだ
要は「家族ぐるみで仲良くしましょう」と言う事だ
「そうですね、これからはそちらにも行く事があるかもしれませんからね、その時はよろしくお願いします」
「いいんですよ、私は平民とか貴族とかそう言うのが嫌いなんです、その垣根を越える為に私達の子供は命をかけて戦った、それを今は祝福しましょう?」
イリスはゲイツに追加のお酒(ワイン)を注ぐと乾杯する為に自分のグラスにもワインを入れる
「さ、貴女様も」
「あ、ありがとうございます」
ハーシャもメイルにワインを注いでもらって、グラスを🥂と重ねる「かちん」と言う音が聞こえ、それをゆっくりと飲む
「本当はこんな事をしなくても好きな人と結婚出来ればいいんですけどね」
「ええ、ですが私達は平民、いくらイリス様がその様な事を考えていなくとも世間が許してくれません」
「それでもエイトは…いえエイト達はその垣根を超えて、世間が許される形を作った…実際はどうなるかまだわからないけど」
「ですが、それをきっかけに新しい風が吹いてくれればいつの日かきっとその様な事を考えなくてもいい世界が来ると思います」
日本だってそうだった(…他の国と比べたらだいぶマシだが)
とは言えエイト達の恋愛結婚と言う観点から見るとそうなったのは大体1970年ごろだ
それまではお見合いが主流だった為
今の様な恋愛結婚の方が主流になったのはまだ50年、半世紀くらいだ
もっと結婚の歴史について調べると複雑になるし、貴族と平民との結婚などの話になると複雑になる為、取り敢えずエイト達の様に自由に恋愛出来るようになったのがその時代ら辺からからという事だ
「それにしても自分の息子が貴族になるなんてなぁ」
「私達よりも偉くなるなんてね」
それでも「自由恋愛」とは程遠い、エイトは世界を救いその功績で結婚が許される貴族になり、更に同盟関係を良くするための言わば政略結婚に近い
お互いが相思相愛だからこそその「カテゴリー」に若干はいるだけだ
「それでも彼は貴方達の息子です、今までと変わらず優しく接してください」
「権力を手に入れて調子に乗ってしまう人もいますが彼なら大丈夫でしょう」
「はい、勿論です」
「例えどんなに偉くなってもエイトは私達の自慢の息子です」
イリスの言葉に2人はそう頷く
ミュウの父の様にはなってほしくない
権力に溺れて大切な人を捨てる様なクズにはなってほしくない
イリスはその事が若干心配なのだ
しかし、少し離れた所にいる2人を見るとその心配もかき消される
「馬鹿ミュウ!これは俺のだ!」
「みゅぅぅぅぅ!!!!!」
「2人とも恥ずかしいからおやめ下さい!」
くだらない事で喧嘩してメイドに怒られて、その後に笑顔になっている
きっと彼らならどんな困難も乗り越えられるだろう、そう確信出来る程、彼らは輝いていた
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「ですが、エイトに抱きつくのはちょっと…」
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「殺すぞクソ貴族」
「…大丈夫かしら本当に」
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