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最終章 ~彼らの終着点~
第六百二十五話 ミュウの実家にて(やっとか)
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~ミュウの実家~
「あら、それで来るのが遅れたの?」
「はい、エイトの疲労も考えるとこの移動もかなり危険かと思いまして」
イリスはメイルが入れてくれた紅茶を飲みながら事の顛末を聞いてくれた
元々行く日にちは伝えていなかったが、何となく予想はできていたのだろう
「俺は平気だと言ったんですけどね、もしもの事があったら大変だ、と言う事で出発前の日は1日休ませていただきました」
「当然です、エイトさんは自分の身体の事を心配しなさ過ぎなんです、もう貴方だけのものではないのですよ?」
「…すいません」
シルフィの言う通りエイトはもう自分1人の身体ではない、ミュウもそうだが
シルフィ、アリア、エルの婚約者でもある
ここで無理をして、もし何かあったら彼女達はきっと悲しむだろう…
(と言うよりもそんな事になったら家から一歩も出られない生活になりそう)
もちろんエイトの力なら脱出は出来るだろうが、ミュウ達の精神が崩壊してしまうので絶対にやらないが
「とにかく、エイト様が無事で何よりです」
「様?」
「はい、貴方様は公爵の爵位を貰っています、つまり貴方様はイリス様、ミュウ様(笑)と同じ身分なのです」
「ねえメイル、今私の名前を呼ぶ時に(笑)ってなかった?」
イリスはエイトの事をさん付けで呼んでいた、それが急に様付けになったのだ、驚くのも無理はない
「そう言えば兄様ってミュウ姉様と同じ爵位でしたね」
「慣れ過ぎて忘れていたのじゃ」
「俺もだよ、そう言えば確かに俺は公爵の爵位持ってるじゃん」
それを正式に貰った報告をする為に来たのに、それを忘れていたのが恥ずかしい
「あら、やっぱりその報告なのね」
「ええ、これで晴れて私とエイトは結婚出来ますわ」
「長い道のりだったよ、全く」
エイトがため息を吐くのも無理はない、ここまでの道のりは本当に長かったのだから
「旅に出てから帰って来るまでで8ヶ月と8日間、実際は1年も経っていませんが、本当に濃い冒険でした」
「あたし達の事も含めて、様々な人達に会いましたからねぇ」
「良い意味でも悪い意味でも、想い出に残る日々じゃったわ」
8ヶ月、季節が2回、もしくは3回変わるくらいの長さ、そんな中でシルフィ達は文字通り命懸けの冒険をしていた
そしてそれをする理由がたった一つの約束だった、それが
「ミュウとの結婚の為に世界を救うなんて…本当に馬鹿げてるよ」
「確かに、私との結婚を認める為に悪の組織を壊滅させて、神様達を倒して、ストーカーをしばいて、本当に濃すぎる冒険だったわ」
「まぁ中々凄い事をしているのね」
と、驚きを見せているが、そもそもその情報を知っていたはずだ、国王との謁見の時に今までの事を話していたので、イリスもその話は知っているはずだ
「確かにそうですね、ですが1番の驚きはミュウ様(草)ですね」
「ねぇ、だから何で私の名前を言う時に笑ってるの?」
「ミュウ様wは人前で話す事を嫌っていた筈です、なのに外に出ても悠長に話せるとなると中々の凄さだと私は思います」
「イリスさん…そろそろやめてくださいミュウが泣いちゃいますよ」
久しぶりのイジリにミュウが泣きそうなので止める、ミュウのそう言った反応を見るのも、好きだが、やはり今となっては笑顔でいてくれる方が好きだ
「エイトォォォォォ…なんかデジャヴを感じるんだけど?」
「…初めて来た時も似たような事されたからな」
「…そう言えばそうですね、旅に出る前はやっていましたが、出た後はそんな事をする暇すらありませんでしたから」
実際はあったが、そんな事をする理由がなく、無駄だと思いやらなかったのだ
「まぁでも、これも今日で終わりかな、メイルさんもそれで良い?」
「エイト様がそう言うなら」
そう言っていつもなら参加していたエイトが何故か今回は止めに入っていた
(慰めるのもいつもやっていたのに)
——————————————————————
続く
「あら、それで来るのが遅れたの?」
「はい、エイトの疲労も考えるとこの移動もかなり危険かと思いまして」
イリスはメイルが入れてくれた紅茶を飲みながら事の顛末を聞いてくれた
元々行く日にちは伝えていなかったが、何となく予想はできていたのだろう
「俺は平気だと言ったんですけどね、もしもの事があったら大変だ、と言う事で出発前の日は1日休ませていただきました」
「当然です、エイトさんは自分の身体の事を心配しなさ過ぎなんです、もう貴方だけのものではないのですよ?」
「…すいません」
シルフィの言う通りエイトはもう自分1人の身体ではない、ミュウもそうだが
シルフィ、アリア、エルの婚約者でもある
ここで無理をして、もし何かあったら彼女達はきっと悲しむだろう…
(と言うよりもそんな事になったら家から一歩も出られない生活になりそう)
もちろんエイトの力なら脱出は出来るだろうが、ミュウ達の精神が崩壊してしまうので絶対にやらないが
「とにかく、エイト様が無事で何よりです」
「様?」
「はい、貴方様は公爵の爵位を貰っています、つまり貴方様はイリス様、ミュウ様(笑)と同じ身分なのです」
「ねえメイル、今私の名前を呼ぶ時に(笑)ってなかった?」
イリスはエイトの事をさん付けで呼んでいた、それが急に様付けになったのだ、驚くのも無理はない
「そう言えば兄様ってミュウ姉様と同じ爵位でしたね」
「慣れ過ぎて忘れていたのじゃ」
「俺もだよ、そう言えば確かに俺は公爵の爵位持ってるじゃん」
それを正式に貰った報告をする為に来たのに、それを忘れていたのが恥ずかしい
「あら、やっぱりその報告なのね」
「ええ、これで晴れて私とエイトは結婚出来ますわ」
「長い道のりだったよ、全く」
エイトがため息を吐くのも無理はない、ここまでの道のりは本当に長かったのだから
「旅に出てから帰って来るまでで8ヶ月と8日間、実際は1年も経っていませんが、本当に濃い冒険でした」
「あたし達の事も含めて、様々な人達に会いましたからねぇ」
「良い意味でも悪い意味でも、想い出に残る日々じゃったわ」
8ヶ月、季節が2回、もしくは3回変わるくらいの長さ、そんな中でシルフィ達は文字通り命懸けの冒険をしていた
そしてそれをする理由がたった一つの約束だった、それが
「ミュウとの結婚の為に世界を救うなんて…本当に馬鹿げてるよ」
「確かに、私との結婚を認める為に悪の組織を壊滅させて、神様達を倒して、ストーカーをしばいて、本当に濃すぎる冒険だったわ」
「まぁ中々凄い事をしているのね」
と、驚きを見せているが、そもそもその情報を知っていたはずだ、国王との謁見の時に今までの事を話していたので、イリスもその話は知っているはずだ
「確かにそうですね、ですが1番の驚きはミュウ様(草)ですね」
「ねぇ、だから何で私の名前を言う時に笑ってるの?」
「ミュウ様wは人前で話す事を嫌っていた筈です、なのに外に出ても悠長に話せるとなると中々の凄さだと私は思います」
「イリスさん…そろそろやめてくださいミュウが泣いちゃいますよ」
久しぶりのイジリにミュウが泣きそうなので止める、ミュウのそう言った反応を見るのも、好きだが、やはり今となっては笑顔でいてくれる方が好きだ
「エイトォォォォォ…なんかデジャヴを感じるんだけど?」
「…初めて来た時も似たような事されたからな」
「…そう言えばそうですね、旅に出る前はやっていましたが、出た後はそんな事をする暇すらありませんでしたから」
実際はあったが、そんな事をする理由がなく、無駄だと思いやらなかったのだ
「まぁでも、これも今日で終わりかな、メイルさんもそれで良い?」
「エイト様がそう言うなら」
そう言っていつもなら参加していたエイトが何故か今回は止めに入っていた
(慰めるのもいつもやっていたのに)
——————————————————————
続く
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