幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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最終章 ~彼らの終着点~

第六百二十九話 その日の夜

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フローラ家~ミュウの部屋~

「ふぅ、今日は疲れたぁ」

「お疲れ、ミュウ」

ベットにダイブすると、「ぼふぅ」と可愛らしい声をあげる、かなり疲れが溜まっているのだろう、「いつも通り」の感じでダラーとしている

「シルフィ、脱がしてぇ」

「でしたらベットから起きてください、服を脱がせられませんよ」

シルフィも「やれやれ」と言った感じでミュウを立たせて服を脱がしている

ちなみにこの部屋にはいつもの5人がいて、今日はここで皆寝る予定だ

「と言うか、先程お風呂入ったんですよね?何で寝巻きに着替えないのですか?」

「寝巻きは寝る時に着るから寝巻きなのよ、それ以外の時に着たくないわ」

「まぁそれが普通なんですけどね?」

食事の時に寝巻きが汚れてしまったらいけないので、それまでは普通の綺麗な服を着る、寝る時になったら寝巻きに着替えて寝るのだ

…他の貴族はどうするのか知らないので、あくまでもミュウ達フローラ家の話だ

「エイトさんも着替えさせましょうか?」

「…それならシルフィの服も脱がそうか?」

「そもそも兄様もシルフィ姉様も脱がせあっているから意味ないのでは?」

「「…あ」」

アリアの言う通りだ「夜の営み(意味深)」の時にお互いの服を脱がせあっているので、今更恥ずかしさはない

「と言うか、ワシらは既に男女の関係になっておるのじゃ、恥ずかしい事なんてなかろう」

「そうなんだけど、そうやって言われるとなんか恥ずかしいよ」

エイト達も私服のままな為、寝巻きに着替え始める、私服のままでも冒険の時は寝ていたが、折角家に帰って来れたんだ、これくらいは良いだろう

「なんか兄様、いつもと違って変ですね?」

「そうか?」

「そうですよ、なんかこう、初々しいと言うか、初めて異性の裸を見るかの様な感じがします」

自分はそんなつもりはないのだが、アリアはどうやら自分の変化に気づいてくれたらしい、一体なぜなのか?少し考えると答えが浮かんだ

「そうだなぁ、多分旅が終わって、アリア達と結婚するって事で改めて実感している、って感じかな」

「緊張感が溶けてあたし達を異性だと改めて認識したって事ですか?」

「多分そうだな、俺は特に変化ないと思っていたけど、風呂の一件も含めて少し考える余裕が出来たんだと思う」

旅の時は「カイトの事」「厄災の事」「暗黒神の事」「DDダークデビルの事」「女神達の事」「異世界の事」と結婚の為にこんなにも考えなきゃいけなかったのだ

それが全て終わった今、エイトは改めて「結婚出来る」と言う事で意識をしてしまっているのだ

「風呂の一件?」

「ああ、ミュウと一緒に風呂に入った時にな俺がメイルと一緒にミュウをいじめないから変だと思って聞いて来たんだ」

「でも、答えはアリアの時と同じよ、ありがとうシルフィ」

「どういたしまして、成る程改めて考えると…ですか」

シルフィはそう言うと「ふむ」と考え込む、すると少し顔を赤らめて、こちらを向く

「…確かに、改めて見ると私達結婚するですよね?この人と…一生を添い遂げるですよね?」

「なんか嫌そうに聞こえるんだけど?」

確かに言い方的に嫌そうに聞こえるが、別にそう言う意図はないだろう、シルフィも慌てて首を横に振っている為、違う事がわかる

「違いますよ!私はエイトさんにこの身の全てを貴方に捧げました!もう貴方としか結婚したくありません!」

「冗談だよ、でも、本気でそう思ってくれて嬉しいよ」

「シルフィ姉様だけではありません、あたし達も同じです」

「うむ、せっかく(比較的)平和になったのじゃ、主様とイチャイチャしながら暮らしたいのじゃ!」

アリアとエルもやっと肩の荷が降りて、1人の女性として暮らしていける様になった事に喜んでいる

今日1日でエイト達は本当の意味で全てが終わったんだと、改めて実感し、そしてやっと夫婦になれる事を、結婚出来る事を再確認する事が出来た

——————————————————————
「と言うわけで明日も早いから寝よう」

「私は当然エイトの横よ」

「では私はその反対に」

「あたしは兄様の胸の上に」

「ワシは主様の枕となろう」

((((…もふもふ天国))))





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