10 / 47
序章~様々な思惑~
第10話 リムルside 望まない力
しおりを挟む
僕の名前はリムル、単刀直入に言おう僕には友達がいない、コミュニケーションがダメだから?違う、この呪われた眼だ。
"魅惑の眼"僕のこれは天性のもので、代々僕の家系は魔法の才能があり、何かしらの特技を持って生まれるそうだが、僕は違った。
僕は剣の才能があったんだ、その事を知るのはもう少し後だけど、そして僕は絶望したんだ、この呪われた眼を
————————————————————
~数年前~
リムル(幼少期)「...........」スタスタ
A「待ちな」
リムルが歩いていると、何人かの男の子達が集まり、リムルの周囲を囲んだ
リムル「...............」
B「何でこうなってるか、わかってるよな?」
リムル「..........」
C「テメー、よくも俺たちの彼女に手を出したなぁ、...覚悟はいいか?」
そう言ってリムルに手を出そうとすると
A(元カノ)「あんた達!何やってるの!?」
B(元カノ)「私達を正気に戻すとか言って勝手に言ったと思ったら.....」
C(元カノ)「こんな最低な事をしてたんだね、別れて正解だったわ」
そう言って、魔法で彼らを弾き飛ばし、リムルを守るように囲んで守る
リムル(ああ、またか)
この光景は何度目だろうか?
彼らは悪くない、むしろ被害者だ、だけど僕にはどうにもできない
僕のこの力は異性に対して無条件で僕に好意を寄せるようになる、それが彼氏持ちの彼女でさえ、夫を持つ女性も例外ではなく、
A「なんでだよ.......なんで俺をそんな目で見るんだ?俺たちのあんなに愛し合っていたじゃないか!?」
B「そうだよ!なのに最近全然話してくれないし、一体どうしたんだよ!?」
C「なぁ、お願いだから、目を覚ましてくれ....!!」
そう言って叫びながら此方に近寄ってくる、僕は...僕には....何も出来ない
A(元カノ)「何言ってんのよ?私達は自分の意志でこうしているの、貴方達のように負けたからって腹いせに虐めてくる最低な奴に誰が行くもんですか」
B(元カノ)「恨むんでしたら、リムル君より劣っている自分を恨むことね」
C(元カノ)「それじゃあ、さようなら」
そう言って彼女達は僕を連れてどこかに行く
僕は後ろを振り返ると
A「...................!!!!!」
B「..........っっっっ!」
C「...........」
3人は此方を睨みつけながら、涙を流していた
リムル「...........っ!」くる
こんな事はもう慣れている
僕の魅了の眼はすぐに効果が出るわけではない少しずつ、まるで砂時計のように少しずつ好意を相手から自分に変えるのだ。
つまり、元々好意が少なければすぐにこっちに靡き、熟年夫婦や幼馴染みのように長い間ずっと想いあっていた者達は、最初はなんとも思わないが
目に入る~気になる~少し好きになる~仲良くなる~好きになる
と時間が経つに連れて好意が此方に向くのでタチが悪い、そのせいで修復不可能な程家庭を崩壊したところもある。
僕の家庭がいい例だ
僕の母は生まれた頃に死んで、父は義理の姉アマギと共に新しい母を連れてきた
妹と義姉には何故か魅了の眼が効かず、その2人だけとは仲が良かったが、問題は義母だ
義母はあからさまに父と比べて僕に対して新妻のような事をしていた、朝起こすのも最初に僕、次に夫、食事や洗濯も一番最初に僕のをやり、.........風呂も一緒に入った、父とはレスらしくそれの捌け口という理由の元、父の寝ている隣で僕の初めては奪われた。
そんな事をしているもんだから、父は日に日に僕に対して敵意を憎悪を向け、暴力を振り始めた、義母はそれを止め僕を庇い続けるため父は更に怒りその暴力は義母にも振るう事になった。
それからの義母の行動は早かった、証拠を集め、自分が有利に事が進むように仕向け、離婚になった時に言い逃れが出来ないほどの証拠を元に離婚した。
その後父がストーカーする可能性があるため、義姉、妹と共に夜逃げした。
————————————————————
~王都 オワイコット~
それから僕達は王都に行き、そこで暮らし始めた、最初は4人で暮らしていたが、義姉が魔法使いになってからは
義姉(アマギ)「リムルのそれをなんとかする!」
という事で、1人で暮らし始め3人に
そして...........
義母「.......不甲斐ない.....お母さんで...........ごめんなさい」
今までの疲れが溜まり、過労で死んだ
それからは僕と妹のアカギと2人暮らしになった
生活には当分は困らなかった、義母が残した遺産でなんとか食い繋ぎ、その間に義姉によって魅惑の眼を封じるコンタクトを作ってもらい、僕の呪いは終わった。
その後僕はギルドに入り冒険者となった、ソロで活動しているため稼ぎはそこそこだが、2人で暮らしていく分には申し分なかった。
ただ、問題を挙げるとすれば妹であるアカギの事だ
アカギは生まれ持って魔法の才能があり、それ故に僕とは違った形で疎まれていた、その為妹は人間不信になり、自主的に外に出る事がほとんどない。
王都に住み始めても1人で行く事はなく、必ず僕もついて行っていた、そんな状況をなんとかしたいと考えていると、ある日義姉から連絡が届いた、どうやら弟子が出来たようで、僕の話をしたら是非会いたいとの事だ。
最初は疑ったが、妹も義姉が了承する相手が気になり行ってみたいとの事で行くことになり2人で向かった、そしてそれが僕の初めての友達、ルクスとの出会いだったんだ。
どうやらルクスは村から出た時に襲われた魔物を義姉が倒したことによって助かったらしく、その姿を見て憧れて弟子入りしたようだ。
更に驚くことに彼は剣聖の子孫が住む村の出身で、剣の才能がなく、代わりに魔法の才能があるらしいのだ、まるで僕とは逆のような感じだった。
そして1番驚いたのは、今までなら他人がいたら僕の後ろにいた妹が積極的にルクスと話していたことだ、妹はどうやら義姉の弟子が住んでいる村に興味があるらしく、上手く喋れていないが、懸命に聞き、ルクスもそんな妹を見て微笑みながら優しく答えていた
それからもこうした事が定期的に続き、ある日僕は勇者に選ばれた、どうやら魔王が復活するらしく、それを倒すために僕は選ばれたらしい。
ルクスの村から誰か出たか聞いてみたが、誰もなっていないらしい。
神父に聞いてみたところ、まだ何もわからないらしく、今年素質を持った者がいなかったから1人だけの可能性もあるらしい。
勇者となってからは勇者として力を上げるべく騎士団と共に出かける事が増えて、妹達と一緒にいる事が減った、しかし偶に帰ってきた時はルクスが来る日に合わせて行き様々な事を話した。
魔道具の水晶によっていつ来るかはわかっているので、その日に合わせて休みを取り会いに行く、これが日課となった
そんなある日、ルクスの体に痣がある事に気づいた、それをみた僕は服を脱いで見せて欲しいと言い、初めは断っていたが、義姉や妹に言われて仕方なく脱ぐと、とてもじゃないが転んで怪我したとか言えないほどの痣があった。
服を着れば見えないところを重点的にやり、見るに耐えない惨たらしい身体となっていた。
それを見て誰がやったのか聞いてみると、とても驚きの事を言い始めた、それは自分の幼馴染みで婚約者のアイリのせいらしいのだ。
————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
"魅惑の眼"僕のこれは天性のもので、代々僕の家系は魔法の才能があり、何かしらの特技を持って生まれるそうだが、僕は違った。
僕は剣の才能があったんだ、その事を知るのはもう少し後だけど、そして僕は絶望したんだ、この呪われた眼を
————————————————————
~数年前~
リムル(幼少期)「...........」スタスタ
A「待ちな」
リムルが歩いていると、何人かの男の子達が集まり、リムルの周囲を囲んだ
リムル「...............」
B「何でこうなってるか、わかってるよな?」
リムル「..........」
C「テメー、よくも俺たちの彼女に手を出したなぁ、...覚悟はいいか?」
そう言ってリムルに手を出そうとすると
A(元カノ)「あんた達!何やってるの!?」
B(元カノ)「私達を正気に戻すとか言って勝手に言ったと思ったら.....」
C(元カノ)「こんな最低な事をしてたんだね、別れて正解だったわ」
そう言って、魔法で彼らを弾き飛ばし、リムルを守るように囲んで守る
リムル(ああ、またか)
この光景は何度目だろうか?
彼らは悪くない、むしろ被害者だ、だけど僕にはどうにもできない
僕のこの力は異性に対して無条件で僕に好意を寄せるようになる、それが彼氏持ちの彼女でさえ、夫を持つ女性も例外ではなく、
A「なんでだよ.......なんで俺をそんな目で見るんだ?俺たちのあんなに愛し合っていたじゃないか!?」
B「そうだよ!なのに最近全然話してくれないし、一体どうしたんだよ!?」
C「なぁ、お願いだから、目を覚ましてくれ....!!」
そう言って叫びながら此方に近寄ってくる、僕は...僕には....何も出来ない
A(元カノ)「何言ってんのよ?私達は自分の意志でこうしているの、貴方達のように負けたからって腹いせに虐めてくる最低な奴に誰が行くもんですか」
B(元カノ)「恨むんでしたら、リムル君より劣っている自分を恨むことね」
C(元カノ)「それじゃあ、さようなら」
そう言って彼女達は僕を連れてどこかに行く
僕は後ろを振り返ると
A「...................!!!!!」
B「..........っっっっ!」
C「...........」
3人は此方を睨みつけながら、涙を流していた
リムル「...........っ!」くる
こんな事はもう慣れている
僕の魅了の眼はすぐに効果が出るわけではない少しずつ、まるで砂時計のように少しずつ好意を相手から自分に変えるのだ。
つまり、元々好意が少なければすぐにこっちに靡き、熟年夫婦や幼馴染みのように長い間ずっと想いあっていた者達は、最初はなんとも思わないが
目に入る~気になる~少し好きになる~仲良くなる~好きになる
と時間が経つに連れて好意が此方に向くのでタチが悪い、そのせいで修復不可能な程家庭を崩壊したところもある。
僕の家庭がいい例だ
僕の母は生まれた頃に死んで、父は義理の姉アマギと共に新しい母を連れてきた
妹と義姉には何故か魅了の眼が効かず、その2人だけとは仲が良かったが、問題は義母だ
義母はあからさまに父と比べて僕に対して新妻のような事をしていた、朝起こすのも最初に僕、次に夫、食事や洗濯も一番最初に僕のをやり、.........風呂も一緒に入った、父とはレスらしくそれの捌け口という理由の元、父の寝ている隣で僕の初めては奪われた。
そんな事をしているもんだから、父は日に日に僕に対して敵意を憎悪を向け、暴力を振り始めた、義母はそれを止め僕を庇い続けるため父は更に怒りその暴力は義母にも振るう事になった。
それからの義母の行動は早かった、証拠を集め、自分が有利に事が進むように仕向け、離婚になった時に言い逃れが出来ないほどの証拠を元に離婚した。
その後父がストーカーする可能性があるため、義姉、妹と共に夜逃げした。
————————————————————
~王都 オワイコット~
それから僕達は王都に行き、そこで暮らし始めた、最初は4人で暮らしていたが、義姉が魔法使いになってからは
義姉(アマギ)「リムルのそれをなんとかする!」
という事で、1人で暮らし始め3人に
そして...........
義母「.......不甲斐ない.....お母さんで...........ごめんなさい」
今までの疲れが溜まり、過労で死んだ
それからは僕と妹のアカギと2人暮らしになった
生活には当分は困らなかった、義母が残した遺産でなんとか食い繋ぎ、その間に義姉によって魅惑の眼を封じるコンタクトを作ってもらい、僕の呪いは終わった。
その後僕はギルドに入り冒険者となった、ソロで活動しているため稼ぎはそこそこだが、2人で暮らしていく分には申し分なかった。
ただ、問題を挙げるとすれば妹であるアカギの事だ
アカギは生まれ持って魔法の才能があり、それ故に僕とは違った形で疎まれていた、その為妹は人間不信になり、自主的に外に出る事がほとんどない。
王都に住み始めても1人で行く事はなく、必ず僕もついて行っていた、そんな状況をなんとかしたいと考えていると、ある日義姉から連絡が届いた、どうやら弟子が出来たようで、僕の話をしたら是非会いたいとの事だ。
最初は疑ったが、妹も義姉が了承する相手が気になり行ってみたいとの事で行くことになり2人で向かった、そしてそれが僕の初めての友達、ルクスとの出会いだったんだ。
どうやらルクスは村から出た時に襲われた魔物を義姉が倒したことによって助かったらしく、その姿を見て憧れて弟子入りしたようだ。
更に驚くことに彼は剣聖の子孫が住む村の出身で、剣の才能がなく、代わりに魔法の才能があるらしいのだ、まるで僕とは逆のような感じだった。
そして1番驚いたのは、今までなら他人がいたら僕の後ろにいた妹が積極的にルクスと話していたことだ、妹はどうやら義姉の弟子が住んでいる村に興味があるらしく、上手く喋れていないが、懸命に聞き、ルクスもそんな妹を見て微笑みながら優しく答えていた
それからもこうした事が定期的に続き、ある日僕は勇者に選ばれた、どうやら魔王が復活するらしく、それを倒すために僕は選ばれたらしい。
ルクスの村から誰か出たか聞いてみたが、誰もなっていないらしい。
神父に聞いてみたところ、まだ何もわからないらしく、今年素質を持った者がいなかったから1人だけの可能性もあるらしい。
勇者となってからは勇者として力を上げるべく騎士団と共に出かける事が増えて、妹達と一緒にいる事が減った、しかし偶に帰ってきた時はルクスが来る日に合わせて行き様々な事を話した。
魔道具の水晶によっていつ来るかはわかっているので、その日に合わせて休みを取り会いに行く、これが日課となった
そんなある日、ルクスの体に痣がある事に気づいた、それをみた僕は服を脱いで見せて欲しいと言い、初めは断っていたが、義姉や妹に言われて仕方なく脱ぐと、とてもじゃないが転んで怪我したとか言えないほどの痣があった。
服を着れば見えないところを重点的にやり、見るに耐えない惨たらしい身体となっていた。
それを見て誰がやったのか聞いてみると、とても驚きの事を言い始めた、それは自分の幼馴染みで婚約者のアイリのせいらしいのだ。
————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる