13 / 47
序章~様々な思惑~
第13話 アカギside 魔女
しおりを挟む
彼女は生まれた時から魔力が他の魔法使いよりも高かった。
それ故に人々からは魔女と呼ばれ、忌み嫌われていた
それに拍車をかけたのはリムルの魅了の眼だ、それにより2人はさらに忌み嫌われ、仲間など、友達などいるはずもなかった。
アカギ「.....あ.....いや......その.....」
村人A「ああ?何言ってんのかわかんねぇよ」
村人B「てめーの兄貴には随分と世話になったからなぁ、その"お礼を"してもらわないとなぁ」
村人C「そうだなぁ、俺たちの性欲を満たすまでは例え泣き叫んでも殴ってでも犯すからな?」
アカギ「い.......いや.......いや......!」
アカギはいつも男達から常に狙われている、その理由はリムルの魅了の眼で取られていった彼女や妻達の彼氏や夫だ、全く違うのにも関わらず、兄妹だからという理由でそのストレスを発散しようとする
村人A「逃げんなよ!」バギッ
アカギ「痛!」
そこから逃げようとするアカギの顔を殴る、女だから手を出さない、そんな事はない逆だ
村人B「おいおいwなに泣いてんの?男女平等なんだろ?w」
村人C「ま、例えそうじゃなくてもこれは罰だから仕方ないけどなw」
そして倒れたアカギを蹴ろうとする........
アカギ「いや......いや.....いや!」カッ
が
村人A「!?」
アカギ「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
村人B「う......うわ!!??」
叫びと同時に魔力が高まりそして
村人C「ぎゃあああああああああああああああああああ....................」グジュッ
ドン!
という爆発音と共に彼らは吹き飛びその衝撃で体が潰れる、幸い彼らがアカギを襲ったのは裏路地で周りの人はおらず、誰かが来ることはなかった。
アカギ「はあ........はあ.......はあ」
その場に座ったまま呼吸を整えるしかし
アカギ「ウグッ.....オエ」ビチャ
死体を見てしまい吐いてしまう
アカギ「オエエエエエ........」ビチャビチャ
何度も何度も中がなくなっても、それでも吐き続けた。
そして数分...数十分.....どれだけ時間が過ぎたかわからないが、やっと落ち着きを取り戻し、
アカギ「ぅぅ.....ひっく.....ああああああ......」ポロポロ
今度は泣き始めた
アカギ「もう.....もう.....いやぁ.....いやだぁよぉ.....」うぐ.......ひっく
こんな事、最早日常茶飯事だ、しかしそれが嫌なのだ、そんな命を狙われる生活に慣れてしまっている自分に嫌気がさすのだ
アカギ「なんで.......」ううう
その場から離れるために立ち上がる、フラフラしながらおぼつかない足取りで去っていく
アカギ「どう.....して...........」ずずー
アカギ「こん....な.....目に......合わないと.....いけ....ないの.....!!!!」
アカギ「助けてよ.............」
我慢していた思いが
アカギ「誰でもいいからぁ..........」
封印していた心が、鎖がバギッと聞こえるかのように崩れ去り、溜めていた思いをぶちまける
アカギ「助けてよぉ!!!!」
アカギ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
どうしてこんな目に遭わないといけないのか、ただ生まれてきただけなのに、この世界は残酷だ
そんな生活をしているうちに彼女は人間が特に男の人がダメになった、移動も常に兄であるリムルと行かなければ外に出れないほど重症と化した
しかしこれでもまだ良くなった方だった最初は兄のせいで酷い目に遭っていたため兄ですら駄目だったが、兄の苦しみも理解し始めると多少は大丈夫になったらしい。
そんな中、母が死んでから1人でリムル達を育ててきた父が再婚した、それが義姉アマギとの出会いだった。
義姉アマギはアカギの、持って生まれた才能に怯える事がなく、むしろ興味津々だった、リムルの魅了にもかからず、少しの間幸せな日常を過ごした、しかしそれもリムルの魅了で全てが崩れ去った。
それは、義母がリムルの魅了にかかってしまったのだ。
そのせいで父は暴力的になり離婚、アカギ達は王都に行きそこで暮らし始めた、本当だったら静かな村に行きたかったが、アカギ達を養うためには行くしかなかったらしく、過労で死ぬまで最後まで母親らしい事をしてくれた
そんなある日、一人暮らしをしている義姉から連絡が入った、どうやら弟子が出来たようであって欲しいとのことだった。
本当だったらそんなの断って家にいたかったが、その日は何故か行って見たいという気持ちになっていた
アカギ(義姉さんの弟子、どんな人なんだろう?)
義姉が認めた弟子、それがアカギの運命を変えた
義姉のところに行くと1人の少年がいた彼の名前はルクス、驚くことに剣聖の子孫達が暮らす村出身なのだそうだ、しかし剣の才能がなく、そのかわりに魔法の才能がある彼は忌み嫌われ、それに嫌気がさし、村を飛び出し魔物に襲われているところを義姉に助けてもらったらしい。
アカギ(なんか.......私達と似ている)
それが彼の第一印象だった
剣聖の村に興味があった彼女は自分の意思で彼に尋ねてみた
人と話すのが苦手な彼女は上手く喋れなかったが、それでも彼は真剣に聞いてくれて答えてくれた、それがなによりも嬉しくて楽しかった
彼は2人の事を義姉から聞いており、その辛い出来事も知っていた、それでも彼は変わらず、彼らと接した
最初は敵対心を出していたリムルも次第に打ち解け合い、今ではかけがえのない友人となっていた。
アカギ自身も彼に懐き、いつもならリムルと一緒に行かないとダメだった外も1人で行くようになった。
彼と話すことが全てが新鮮でとても楽しく、彼と別れるときはとても辛かった。
早く会いたい、早く話したい、そう思えるようになった。
彼と話すときは心が満たされ、たまに王都の街を一緒に行くときは離れないようにと手を繋ぐ、それだけで幸せな気持ちになった。
今まで嫌いだった魔法も、彼に見せるととても喜ぶため大好きになった
彼と過ごす1分1秒がこれ程大切なものになるなんて思いもよらなかった。
そしてこれが恋だということにも気づいた
アカギ(私......やっぱり好きなんだ、ルクスの事)
最初はもう1人の兄として見ていた、しかし徐々に別の感情が芽生え、本でこれの正体を知った時彼女はその想いを心にしまった
アカギ(私には勿体ない......だって私は"魔女"なんだから)
今はまだなにも起きていないが、もし正体がバレればここにいられなくなる、そしたら2度と彼に会えなくなる、それがなによりも辛かったのだ
だから彼女は妹を演じる、決して実らない恋だからと自分の心を押し殺して。
それでも......やっぱり.......
————————————————————
~そして現在~
今アカギはルクスの隣にいる、リムルが勇者となって旅立ったのだ。
そして作戦が無事完了して喜んでいる最中だ
アカギ「ねぇ........ルクス」
ルクス「ん?どうしたアカギ?」
ルクスに抱きつきアカギは深呼吸をする
アカギ(ずっと押さえ続けてきた感情.....私が魔女だからと諦めていた事...........)
そんな自分に彼は言った
"もう魔女なんて言わせない"と
だったら、私も言っていいのかな?
もう我慢しなくてもいいのかな?
そう思い、彼女はルクスに想いを伝える
アカギ「私.....ね、ルクス......の.....事......が......大好き.....!」
そう言って彼女は彼の唇を奪った。
————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
それ故に人々からは魔女と呼ばれ、忌み嫌われていた
それに拍車をかけたのはリムルの魅了の眼だ、それにより2人はさらに忌み嫌われ、仲間など、友達などいるはずもなかった。
アカギ「.....あ.....いや......その.....」
村人A「ああ?何言ってんのかわかんねぇよ」
村人B「てめーの兄貴には随分と世話になったからなぁ、その"お礼を"してもらわないとなぁ」
村人C「そうだなぁ、俺たちの性欲を満たすまでは例え泣き叫んでも殴ってでも犯すからな?」
アカギ「い.......いや.......いや......!」
アカギはいつも男達から常に狙われている、その理由はリムルの魅了の眼で取られていった彼女や妻達の彼氏や夫だ、全く違うのにも関わらず、兄妹だからという理由でそのストレスを発散しようとする
村人A「逃げんなよ!」バギッ
アカギ「痛!」
そこから逃げようとするアカギの顔を殴る、女だから手を出さない、そんな事はない逆だ
村人B「おいおいwなに泣いてんの?男女平等なんだろ?w」
村人C「ま、例えそうじゃなくてもこれは罰だから仕方ないけどなw」
そして倒れたアカギを蹴ろうとする........
アカギ「いや......いや.....いや!」カッ
が
村人A「!?」
アカギ「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
村人B「う......うわ!!??」
叫びと同時に魔力が高まりそして
村人C「ぎゃあああああああああああああああああああ....................」グジュッ
ドン!
という爆発音と共に彼らは吹き飛びその衝撃で体が潰れる、幸い彼らがアカギを襲ったのは裏路地で周りの人はおらず、誰かが来ることはなかった。
アカギ「はあ........はあ.......はあ」
その場に座ったまま呼吸を整えるしかし
アカギ「ウグッ.....オエ」ビチャ
死体を見てしまい吐いてしまう
アカギ「オエエエエエ........」ビチャビチャ
何度も何度も中がなくなっても、それでも吐き続けた。
そして数分...数十分.....どれだけ時間が過ぎたかわからないが、やっと落ち着きを取り戻し、
アカギ「ぅぅ.....ひっく.....ああああああ......」ポロポロ
今度は泣き始めた
アカギ「もう.....もう.....いやぁ.....いやだぁよぉ.....」うぐ.......ひっく
こんな事、最早日常茶飯事だ、しかしそれが嫌なのだ、そんな命を狙われる生活に慣れてしまっている自分に嫌気がさすのだ
アカギ「なんで.......」ううう
その場から離れるために立ち上がる、フラフラしながらおぼつかない足取りで去っていく
アカギ「どう.....して...........」ずずー
アカギ「こん....な.....目に......合わないと.....いけ....ないの.....!!!!」
アカギ「助けてよ.............」
我慢していた思いが
アカギ「誰でもいいからぁ..........」
封印していた心が、鎖がバギッと聞こえるかのように崩れ去り、溜めていた思いをぶちまける
アカギ「助けてよぉ!!!!」
アカギ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
どうしてこんな目に遭わないといけないのか、ただ生まれてきただけなのに、この世界は残酷だ
そんな生活をしているうちに彼女は人間が特に男の人がダメになった、移動も常に兄であるリムルと行かなければ外に出れないほど重症と化した
しかしこれでもまだ良くなった方だった最初は兄のせいで酷い目に遭っていたため兄ですら駄目だったが、兄の苦しみも理解し始めると多少は大丈夫になったらしい。
そんな中、母が死んでから1人でリムル達を育ててきた父が再婚した、それが義姉アマギとの出会いだった。
義姉アマギはアカギの、持って生まれた才能に怯える事がなく、むしろ興味津々だった、リムルの魅了にもかからず、少しの間幸せな日常を過ごした、しかしそれもリムルの魅了で全てが崩れ去った。
それは、義母がリムルの魅了にかかってしまったのだ。
そのせいで父は暴力的になり離婚、アカギ達は王都に行きそこで暮らし始めた、本当だったら静かな村に行きたかったが、アカギ達を養うためには行くしかなかったらしく、過労で死ぬまで最後まで母親らしい事をしてくれた
そんなある日、一人暮らしをしている義姉から連絡が入った、どうやら弟子が出来たようであって欲しいとのことだった。
本当だったらそんなの断って家にいたかったが、その日は何故か行って見たいという気持ちになっていた
アカギ(義姉さんの弟子、どんな人なんだろう?)
義姉が認めた弟子、それがアカギの運命を変えた
義姉のところに行くと1人の少年がいた彼の名前はルクス、驚くことに剣聖の子孫達が暮らす村出身なのだそうだ、しかし剣の才能がなく、そのかわりに魔法の才能がある彼は忌み嫌われ、それに嫌気がさし、村を飛び出し魔物に襲われているところを義姉に助けてもらったらしい。
アカギ(なんか.......私達と似ている)
それが彼の第一印象だった
剣聖の村に興味があった彼女は自分の意思で彼に尋ねてみた
人と話すのが苦手な彼女は上手く喋れなかったが、それでも彼は真剣に聞いてくれて答えてくれた、それがなによりも嬉しくて楽しかった
彼は2人の事を義姉から聞いており、その辛い出来事も知っていた、それでも彼は変わらず、彼らと接した
最初は敵対心を出していたリムルも次第に打ち解け合い、今ではかけがえのない友人となっていた。
アカギ自身も彼に懐き、いつもならリムルと一緒に行かないとダメだった外も1人で行くようになった。
彼と話すことが全てが新鮮でとても楽しく、彼と別れるときはとても辛かった。
早く会いたい、早く話したい、そう思えるようになった。
彼と話すときは心が満たされ、たまに王都の街を一緒に行くときは離れないようにと手を繋ぐ、それだけで幸せな気持ちになった。
今まで嫌いだった魔法も、彼に見せるととても喜ぶため大好きになった
彼と過ごす1分1秒がこれ程大切なものになるなんて思いもよらなかった。
そしてこれが恋だということにも気づいた
アカギ(私......やっぱり好きなんだ、ルクスの事)
最初はもう1人の兄として見ていた、しかし徐々に別の感情が芽生え、本でこれの正体を知った時彼女はその想いを心にしまった
アカギ(私には勿体ない......だって私は"魔女"なんだから)
今はまだなにも起きていないが、もし正体がバレればここにいられなくなる、そしたら2度と彼に会えなくなる、それがなによりも辛かったのだ
だから彼女は妹を演じる、決して実らない恋だからと自分の心を押し殺して。
それでも......やっぱり.......
————————————————————
~そして現在~
今アカギはルクスの隣にいる、リムルが勇者となって旅立ったのだ。
そして作戦が無事完了して喜んでいる最中だ
アカギ「ねぇ........ルクス」
ルクス「ん?どうしたアカギ?」
ルクスに抱きつきアカギは深呼吸をする
アカギ(ずっと押さえ続けてきた感情.....私が魔女だからと諦めていた事...........)
そんな自分に彼は言った
"もう魔女なんて言わせない"と
だったら、私も言っていいのかな?
もう我慢しなくてもいいのかな?
そう思い、彼女はルクスに想いを伝える
アカギ「私.....ね、ルクス......の.....事......が......大好き.....!」
そう言って彼女は彼の唇を奪った。
————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
1
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる