剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜

みっちゃん

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第1章 学園編の物語

第61話 学科の選択

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「皆さんおはようございます♪」

そう言って笑顔で入ってくるのは主人公リュークの担任教師のアスリ•ミドル(30歳)と言うヒロインではないが、主人公を支えるポジション的存在の女性だ。

リーゼ、ラピナス、ユーナと言う大人のお姉さん的存在の人達が攻略対象になる為、彼女もなるのでは?と期待されていたが、結局ヒロインにはなれなかった人だ。

「「「「「おはようございまーす」」」」」

この人とは別に敵対する理由もないが、関わる必要もない、あくまでも担任の先生だ、ストーリー上でも特に出番はない。

「今日からこのクラスの担任となりました"アスリ•ミドル"です、皆さん1年間よろしくお願いしますね」

「男の先生でも良かっただろうに、何で女性ばっかなんだ」

「ハーレムで良いじゃないですか」

「まぁ主人公リュークの為の世界だからなハーレムも別に仕方ないか」

クロウ自身はハーレムに興味はない、元々日本では一夫多妻と言う国ではない為、そう言った事はなく、漫画や小説、アニメやゲームなどでハーレムはあるが、それもあくまでも『娯楽』として楽しんでいるだけだ。

「クロウ様は良いのですか?ハーレム」

「何でメイディがいるのに他の女を作らないといけないんだ?1人で十分だろ」

それに男の自分からすると立場が逆転した時にどうしても抵抗感が出てしまう。

いわゆる逆ハーレムと言う奴だ、あれだって結ばれるのは1人だけだけど、エロゲの様に『そう言った事』をする場合は一対多という事になるわけだ。

女性が多の場合は男の自分としても羨ましい部分は出て来るが、男性が多の場合は『寝取られ』や『乱行』、『淫乱』と言う部類に入る。

ゲームとかなら「そう言うゲーム」で納得するが、これが自分の立場になれば最悪だ、女性の方が寛容なのかもしれないが、男性側からすれば絶対に嫌な光景だ。

「ですが、貴族は一夫多妻が普通ですし」

「俺は貴族を辞める身だ、それに俺はメイディが他の男と仲良くするのが嫌なんだ、その気持ちをメイディに味合わせたくない」

「独占欲が強いんですね」

「悪いか?」

メイディは首を振り皆が見えない様に手を繋ぐ、クロウはそれを握り返して担任のアスリを見る。

「いいえ、この身体は貴方のものです、誰にも渡しませんよ」

「当たり前だ、最後まで共にいてもらうぞ」

担任アスリの話を無視していたが、大体の事は頭の中に入っている、要は
1.この1年間勉強頑張ろう!
2.午前中は座学だけど午後は剣術と魔法の学科に分かれて勉強するよ!
3.卒業試験はあるからサボるなよ?
4.サボったら殺す

と言う事だ。
4は「嘘だろw」と思われるかもしれないが、ガチでそう言っているので注意が必要だ。

別に死にはしないが、製作陣の遊び心だろう…多分。

「では、皆さんには剣術か魔法かどちらかを選んでもらいます」

「クロウ様はどちらを選びますか?」

「どっちでも良いんだよなぁ、剣も魔法も大事だから」

でもどっちかを絶対選べと言われたら剣の方に行きたい、剣ってやっぱりカッコいいし、魔法は無詠唱がバレそうだからパスしたい。

「うーん、剣にしようかなぁ」

わたしはクロウ様に着いていきますから勿論剣です」

でもリュークが魔法を選ぶなら魔法に行くしかない、そうしないとイベントの邪魔が出来ない。

「…リューク、君はどっちを選ぶ?」

ぼくは剣技の方かな、魔法よりも剣の方がカッコいいし」

「なら私も剣に行くわ、そこにいる男をボコボコにしたいし」

「あたくしも剣術を学びたいです、護身術としても必要ですから」

なんか友達の会話みたいになってしまったが、これでリュークのイベントを妨害出来る…が、この友人ポジションはどうにかしたい所だ。

(まぁ、使えるモノはとことん使うけど…)

——————————————————————
こうして皆剣技科に行く事になった。
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