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1章
7.
ギルドに到着後、まずはギルマスの執務室を訪ねた。
昨日聞いた話をアルトさんに指定依頼として伝える為だ。
「ペストリアのマースに行って一週間後に行われるらしい闇取引、違法奴隷売買の壊滅をしてもらいたい。詳しい場所は今調査中だが恐らく街の集会所の地下ではないかと言われている。その日に合わせて国とアズベリー領の騎士を向かわすから、ガサ入れの際は協力して貰え。どれくらいの規模で取り引きがあるのかそこまでは情報が流れてきていないがかなりの物だと予測している。幸いにもミーナの事は男の子と勘違いしている様だし、相手にバレる事もないだろう。ペストリア男爵を捕まえる際に身分に権力を振う様ならミーナに任せて押さえ込め。なんといっても公爵本人だから男爵程度では叶わん。」
との事らしい。アルトは少し面倒くさそうな素振りを見せるが頷いた。
「それだったらとりあえずミーナの引っ越しを早めて数日中に、出発します。騎士との最終打ち合わせは決行日の前日昼の12時にマースの【秋桜亭】で。街に滞在中はこちらの宿にいてるので私を訪ねてきてください。ミーナ、ジンの群には到着の翌日でも行く様に段取りするがそれで良いか。」
特に問題ないので了承した。
ギルマスの執務室を出て受付で私のパーティ加入の手続きと依頼の受託をする。
手続きが終わるのを待っているとろにロトが現れた。
「おい、ミーナだったか。話はアルトから聞いているがお前の実力を見てやろう。あれが本当か嘘か位確かめて置かないと足を引っ張られても厄介だ。文句は言わせないぞ。それが出来ないなら俺は認めん。」
ずいぶんな言い草だ。
どうやらギルマスに場所を借りれる様に話を通してきたみたいで2階から降りてきた。
「ロト。やるのはいいが依頼が控えている。怪我で動けなくなる様な事はするな。ミーナも加減を間違うなよ。」
いかにもロトの方が危ない様な言い方に本人が突っかかろうとしたがアルトがとりあえず押さえて場所を移動した。暇そうな野次馬がついて来る。
「じゃあ、俺が審判をするから。相手が降参するか、此方の判断で終了とみなしたらお互い攻撃はやめる様に。魔法はありでいいのか。」
ロトが頷く。
武器は模範戦用のものを使用する為、ロトは大剣を私は細身の双刀剣を持つ。
「初め」
アルトの声と同時にロトが間合いを詰めてきた。
私は2本で攻撃を受け流し後に跳ぶ。
一旦距離を取って今度はこちらからの攻撃。2本の剣を腰から後に構えて、低い姿勢のまま一気に相手の懐まで詰め寄る。
剣に雷属性を乗せ、左右ランダムに攻撃をする。ロトも大剣で応戦する。
「ちっ、無詠唱か」
一旦、距離をとり、右の剣をしまい、今度は、左からの攻撃に合わせ、右手で魔法を打つ。
「ウォーターLv5」
中級魔法で水を操る。
「いけーっ。拘束せよ。」
私の意思に合わせて水がロトの足を拘束する。
そこに左から剣で雷を食らわす。
「サンダーLv5」
ドォン
大きな音と共にロトが地面に叩きつけられた。次攻しようとした時
「そこまで」
試合は終了した。
「勝者、ミーナ」
コールと共に野次馬達から観戦が上がった。
私は攻撃をやめ、地面に跪き悔しそうに此方を睨むロトの前に立つ。
「実力を見てやろうって偉そうに言ったのは誰だっけ。いくら相手が子供でもある程度の常識ある物言いくらいできないの。まあ、手加減してもらってたのならお礼位は言えますけど。あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・たっ。」
フンッと顔を逸らしてやった。
「とりあえず勝負はついたし、ここから出ようかミーナ、ロト」
アルトが私達を促す。
ギルマスは、意味深な笑顔でロトに何か耳打ちした様だが直ぐに離れて歩き出した。
「ギルマス、何を言ったのかな。」
左手に小さな雷を持ち脅し紛れに問いただすとどうやら私のランクをこっそり教えていた様だ。それを聞いてロトも納得した様で大人しく後ろをついてくる。
受付で手続きが終了している旨伝えられギルドを後にする。
外に出た何処でロトが「すまんかったな」聞こえるかどうかの小声で伝えてきた。仕方がないから謝罪を受け取った。
その後の話し合いで明日引っ越しし、明後日出発する事になったので今日はそうそうに帰宅した。
夕食の時間、リビングに行くと叔父さんの姿が見えた。
「忙しなくなってしまってすまないな。依頼から戻ったらこちらにも顔を出してくれ。一度一緒に墓参りもしたいし、最近アズベリー領館にも顔を出せていないから。後、今後の事を執事のセスも交えて話しておきたいんだ。基本は自由に生活してくれて構わないが今後新に領地が増えたり、領民から新しい産業の提案がきたりした時、恐らく俺では対応が追いつかない。表に出てとは言わないが裏方位は手伝ってもらおうかと思う。まあ、そんな話も早々にあるものでもないしな。」
笑顔で話てはいるが拒否権は無い圧力を感じる。
「とりあえず、今回の依頼とジンのお願いを叶えたら一度顔を出します。領館も久しぶりすぎてセスの顔もうる覚えだし、一緒に行ってもらえるのは都合が良いので。さっき、確認し忘れていたのですが違法奴隷から解放出来たとして帰るところや引き取ってくれる家族のいない子達を領の孤児院に紹介したいと思いますが良いですか?折角助かるのなら成人するまで少しでも安全な生活をして欲しいと思うの。該当する子がいない方が良いと思いますよ。でも、絶対ではないと思うので。
「むしろ、確認も何もお前が間違いなく領主なんだから好きにしたら良い。もし、引き取るなら何処に誰がひきとられたかわかる様にだけしておけば問題ないだろう。後の事はセスにでも相談すれば上手いことやってくれるさ。」
結構、適当だ。まあ、良いけど。
明日も忙しいのでそうそうに寝る事にした。
昨日聞いた話をアルトさんに指定依頼として伝える為だ。
「ペストリアのマースに行って一週間後に行われるらしい闇取引、違法奴隷売買の壊滅をしてもらいたい。詳しい場所は今調査中だが恐らく街の集会所の地下ではないかと言われている。その日に合わせて国とアズベリー領の騎士を向かわすから、ガサ入れの際は協力して貰え。どれくらいの規模で取り引きがあるのかそこまでは情報が流れてきていないがかなりの物だと予測している。幸いにもミーナの事は男の子と勘違いしている様だし、相手にバレる事もないだろう。ペストリア男爵を捕まえる際に身分に権力を振う様ならミーナに任せて押さえ込め。なんといっても公爵本人だから男爵程度では叶わん。」
との事らしい。アルトは少し面倒くさそうな素振りを見せるが頷いた。
「それだったらとりあえずミーナの引っ越しを早めて数日中に、出発します。騎士との最終打ち合わせは決行日の前日昼の12時にマースの【秋桜亭】で。街に滞在中はこちらの宿にいてるので私を訪ねてきてください。ミーナ、ジンの群には到着の翌日でも行く様に段取りするがそれで良いか。」
特に問題ないので了承した。
ギルマスの執務室を出て受付で私のパーティ加入の手続きと依頼の受託をする。
手続きが終わるのを待っているとろにロトが現れた。
「おい、ミーナだったか。話はアルトから聞いているがお前の実力を見てやろう。あれが本当か嘘か位確かめて置かないと足を引っ張られても厄介だ。文句は言わせないぞ。それが出来ないなら俺は認めん。」
ずいぶんな言い草だ。
どうやらギルマスに場所を借りれる様に話を通してきたみたいで2階から降りてきた。
「ロト。やるのはいいが依頼が控えている。怪我で動けなくなる様な事はするな。ミーナも加減を間違うなよ。」
いかにもロトの方が危ない様な言い方に本人が突っかかろうとしたがアルトがとりあえず押さえて場所を移動した。暇そうな野次馬がついて来る。
「じゃあ、俺が審判をするから。相手が降参するか、此方の判断で終了とみなしたらお互い攻撃はやめる様に。魔法はありでいいのか。」
ロトが頷く。
武器は模範戦用のものを使用する為、ロトは大剣を私は細身の双刀剣を持つ。
「初め」
アルトの声と同時にロトが間合いを詰めてきた。
私は2本で攻撃を受け流し後に跳ぶ。
一旦距離を取って今度はこちらからの攻撃。2本の剣を腰から後に構えて、低い姿勢のまま一気に相手の懐まで詰め寄る。
剣に雷属性を乗せ、左右ランダムに攻撃をする。ロトも大剣で応戦する。
「ちっ、無詠唱か」
一旦、距離をとり、右の剣をしまい、今度は、左からの攻撃に合わせ、右手で魔法を打つ。
「ウォーターLv5」
中級魔法で水を操る。
「いけーっ。拘束せよ。」
私の意思に合わせて水がロトの足を拘束する。
そこに左から剣で雷を食らわす。
「サンダーLv5」
ドォン
大きな音と共にロトが地面に叩きつけられた。次攻しようとした時
「そこまで」
試合は終了した。
「勝者、ミーナ」
コールと共に野次馬達から観戦が上がった。
私は攻撃をやめ、地面に跪き悔しそうに此方を睨むロトの前に立つ。
「実力を見てやろうって偉そうに言ったのは誰だっけ。いくら相手が子供でもある程度の常識ある物言いくらいできないの。まあ、手加減してもらってたのならお礼位は言えますけど。あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・たっ。」
フンッと顔を逸らしてやった。
「とりあえず勝負はついたし、ここから出ようかミーナ、ロト」
アルトが私達を促す。
ギルマスは、意味深な笑顔でロトに何か耳打ちした様だが直ぐに離れて歩き出した。
「ギルマス、何を言ったのかな。」
左手に小さな雷を持ち脅し紛れに問いただすとどうやら私のランクをこっそり教えていた様だ。それを聞いてロトも納得した様で大人しく後ろをついてくる。
受付で手続きが終了している旨伝えられギルドを後にする。
外に出た何処でロトが「すまんかったな」聞こえるかどうかの小声で伝えてきた。仕方がないから謝罪を受け取った。
その後の話し合いで明日引っ越しし、明後日出発する事になったので今日はそうそうに帰宅した。
夕食の時間、リビングに行くと叔父さんの姿が見えた。
「忙しなくなってしまってすまないな。依頼から戻ったらこちらにも顔を出してくれ。一度一緒に墓参りもしたいし、最近アズベリー領館にも顔を出せていないから。後、今後の事を執事のセスも交えて話しておきたいんだ。基本は自由に生活してくれて構わないが今後新に領地が増えたり、領民から新しい産業の提案がきたりした時、恐らく俺では対応が追いつかない。表に出てとは言わないが裏方位は手伝ってもらおうかと思う。まあ、そんな話も早々にあるものでもないしな。」
笑顔で話てはいるが拒否権は無い圧力を感じる。
「とりあえず、今回の依頼とジンのお願いを叶えたら一度顔を出します。領館も久しぶりすぎてセスの顔もうる覚えだし、一緒に行ってもらえるのは都合が良いので。さっき、確認し忘れていたのですが違法奴隷から解放出来たとして帰るところや引き取ってくれる家族のいない子達を領の孤児院に紹介したいと思いますが良いですか?折角助かるのなら成人するまで少しでも安全な生活をして欲しいと思うの。該当する子がいない方が良いと思いますよ。でも、絶対ではないと思うので。
「むしろ、確認も何もお前が間違いなく領主なんだから好きにしたら良い。もし、引き取るなら何処に誰がひきとられたかわかる様にだけしておけば問題ないだろう。後の事はセスにでも相談すれば上手いことやってくれるさ。」
結構、適当だ。まあ、良いけど。
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