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1章
26.
久しぶりに王都に帰ってきた。
「やっと帰って来れたね」
拠点に到着。留守の間、アルトの実家の使用人が時々空気の入れ替えにはきてくれているらしく、すぐにでも寛げる。
各自部屋に荷物を置きにいき、一旦リビングに集合。
「今日は外食か屋台ご飯にしようよ」
流石に私も疲れた。
「そうだな。後で屋台に買いに行くか。今回はみんなお疲れ様でした。数日は休養日にしよう。ミーナも休養中は面倒なら食事の用意はしなくてもいいぞ。今回の旅は結構良い物が食べれたし、しばらくは大丈夫だ」
お言葉に甘えてそうさせて貰おう。二、三日後には叔父が帰ってくる。そうなると爵位の推薦の書類作成やら、マースの報告やらで少々忙しい。
アルトの実家には明後日行く事になった。
「アルト、今回の休養中にマリアの実家に暫くいこうかと思っている」
マリアは元々王都の出身で実家といっても拠点から2時間とかからない
「わかった。折角だからゆっくりしてきたらどうだ。次の予定はミーナの馬を買いにナタリア領に行く事になる。あそこは俺の庭みたいなもんだし、何なら2人で行くからしばらく別行動でもするか」
アルトからの申し出をロトとマリアは有り難く受け取るようだ
「折角だし、そうさせて貰おうと思う。予定はどれくらい掛かる見込みだ」
「そうだな。馬だけなら10日も要らないがなかなか無い機会だし、ミーナを観光がてら案内してやろうかと思う。一ヶ月間でどうだ」
「それで良い。此方もある程度したら拠点には帰ってくるがたまにはゆっくりするのも良いかもな。あと半年もしないうちにミーナも学園に入学になる。そしたらなかなか遊んでる暇もないだろうしな」
そうなのだ。色々忙しくてうっかりしていたがあと一ヶ月もしたら社交シーズンが始まり、それの終わりを告げる春には学園に入学となる。
年明けには実力考査も兼ねた入学試験もあるし、今年もあと二ヶ月しか残っていない。
この国では法律上は年明けと共に歳が一つ上がる。ギルドのランクは実際の誕生日になるまで変わらないが学園には8歳の年の春には入学だ。
誕生日で言うと、私は7月生まれだから入学する時はまだ7歳だ。
入学は法律上の8~10歳の間なら出来るので皆が同じ歳ではない。
ちなみに貴族の社交デビューは法律上の11歳から15歳の間でする。
私はおそらく11歳の年になるだろう。
次の旅が終わったら勉強しよう。最近、学習はすっかりサボっているから、、、
一人ぶつぶつ考えていると屋台に行くぞと声をかけられて我に返った。
屋台で夕食を買ってロトが酒屋で色々買い漁って帰宅した。
四人揃って夕食。大人達はそのまま宴会しているがお子様な私は眠たくなってきたので部屋に戻った。
既に従魔達はベッドに固まって寝ている。ジンが私に気づいて顔を上げたがまた、眠りに入った。私もその中に入り、久しぶりに自分のベッドで就寝した。
翌日、ロトとマリアを見送り、今日は一日ぼーっとしてようと自室のソファでダラダラしている。
アルトもどうやら今日は出掛けない様で時々足音はするが姿は見えない。
気がつくとお昼も食べずに寝ていた様で空が夕焼けに染まっている。
お腹が空いたのでリビングに行ってご飯を食べようとしたらアルトも同じタイミングで現れた。
「一緒に食べますか」
私は収納から作り置きの食材をテーブルに並べた。
アルトと二人での食事は初めての様な気がする。たわいもない話をしながら食事を終え、明日の時間を約束し、部屋に返った。
翌日、アルトの実家にやってきた。
相変わらずテンションの高いユリ母様が出迎えてくれた
「ミーナちゃん、おかえり。よくきてくれたわね。美味しいお菓子を用意したから一緒に食べましょう。旅の話を聞かせてちょうだい」
ユリ母様はアルトの事など気にもせず、私をサロンに連れて行く。気配を消しながらアルトは後をついてくる。面白い親子だ。
今日は夕食をご馳走になる予定。その後、ベル父様に馬の事、執事の事をお願いする予定。
夕方近くまでユリ母様の話相手をし、アルトはいつの間にかいなくなっていたが流石に私が疲れるだろと迎えにきてくれた。母様はもっと話をしていたいみたいだが息子に怒られ渋々私を解放してくれた。
「アルトさんありがとうございます。話をするのは楽しいけど流石に疲れてきてたので助かりました」
何故か私専用の部屋を準備してくれたナタリア夫妻。今はそこで寛いでいる。アルトも一緒だ。
「部屋まで用意している位だしよっぽどミーナのことが気に入ったみたいだな。あの二人は。まあ、あの人達の相手は大変だし、程々で良いよ」
だ、そうだ。適当にあしらう事にしよう。
そんな話をしていたら夕食に呼ばれた。
ベル父様も帰宅しており四人で夕食を頂いた。
「ミーナちゃんは歳の割にテーブルマナーがキチンとしてるわね。流石は公爵の名に恥じない振る舞いね」
母様に褒められた。なんだか恥ずかしい。
「ありがとうございます」
見られていると思うと緊張するがそのまま食事を続けた。
美味しくいただき満足しているとベル父様が話を聞いてくれるとの事で早速馬の件と執事の件を伝える。
馬についてはヤトバ地区に良い牧場が有るから紹介状を用意してもらえる事になった
「良い馬を安くで譲ってもらうと良いよ」
ついでにマース用に5頭ほど買いたいと話をすると番で3組ほど買って繁殖すれば良いと教えてもらった。そうしたいと伝えると合わせ紹介状に書いておいてくれる事になった。
執事については一度確認して良さそうな候補がいれば直接マースに赴く様にしてくれるとの事。此方については私が紹介状を用意する事になった。
「アルト、いつ頃ヤトバに向かうのだ」
父様が予定を確認する。叔父と書類を作成しないといけないのでそれが終わったら出発する予定なので数日中には向かうつもりだ。
「それまでに紹介状を準備しておくから王都を出るときにでも取りによれば良い」
と、言うことになったのでこちらもその時に招待状を持って来る事になった。
話も終わり帰宅する。
拠点に着くと手紙が届いていた。明日、叔父が王都に到着する様で午前中に屋敷に来る様にとの事だ。
アルトに手紙の内容を伝えると明日は旅に出る準備をしといてくれるとの事。ありがたくお願いした。
翌日は早起きして朝食を済まし叔父の屋敷に向かう。
道を歩いていると叔父の馬車が通りかかった。馬車の中から呼ばれて一緒に乗って行く事にした。
屋敷に到着後直ぐに執務室へと向かう。
爵位の推薦状を二枚作成。これは陛下に届けてくれるとの事で特に問題が無ければ一ヶ月位で授賞式になるらしい。丁度今年のシーズンと重なる為、顔繋にはよさそうだ。私は了承し、後の事は叔父にお願いした。
マースの事やアルトの領地に行く事など纏めて報告。
王都に戻ったら知らせる様に言われた。
馬の購入にいくらかかるか分からないのでとりあえず私が立て替えて帰ってから精算してもらう事になった。
伝え忘れたがないか頭を巡らせたが大丈夫そうだ。
私は叔父の屋敷から拠点へと帰宅した。
さあ、いよいよヤトバに向かって出発だ。今回は遊びの旅だし、とても楽しみ。良い馬が買えます様にと考えながら今日も就寝した。
「やっと帰って来れたね」
拠点に到着。留守の間、アルトの実家の使用人が時々空気の入れ替えにはきてくれているらしく、すぐにでも寛げる。
各自部屋に荷物を置きにいき、一旦リビングに集合。
「今日は外食か屋台ご飯にしようよ」
流石に私も疲れた。
「そうだな。後で屋台に買いに行くか。今回はみんなお疲れ様でした。数日は休養日にしよう。ミーナも休養中は面倒なら食事の用意はしなくてもいいぞ。今回の旅は結構良い物が食べれたし、しばらくは大丈夫だ」
お言葉に甘えてそうさせて貰おう。二、三日後には叔父が帰ってくる。そうなると爵位の推薦の書類作成やら、マースの報告やらで少々忙しい。
アルトの実家には明後日行く事になった。
「アルト、今回の休養中にマリアの実家に暫くいこうかと思っている」
マリアは元々王都の出身で実家といっても拠点から2時間とかからない
「わかった。折角だからゆっくりしてきたらどうだ。次の予定はミーナの馬を買いにナタリア領に行く事になる。あそこは俺の庭みたいなもんだし、何なら2人で行くからしばらく別行動でもするか」
アルトからの申し出をロトとマリアは有り難く受け取るようだ
「折角だし、そうさせて貰おうと思う。予定はどれくらい掛かる見込みだ」
「そうだな。馬だけなら10日も要らないがなかなか無い機会だし、ミーナを観光がてら案内してやろうかと思う。一ヶ月間でどうだ」
「それで良い。此方もある程度したら拠点には帰ってくるがたまにはゆっくりするのも良いかもな。あと半年もしないうちにミーナも学園に入学になる。そしたらなかなか遊んでる暇もないだろうしな」
そうなのだ。色々忙しくてうっかりしていたがあと一ヶ月もしたら社交シーズンが始まり、それの終わりを告げる春には学園に入学となる。
年明けには実力考査も兼ねた入学試験もあるし、今年もあと二ヶ月しか残っていない。
この国では法律上は年明けと共に歳が一つ上がる。ギルドのランクは実際の誕生日になるまで変わらないが学園には8歳の年の春には入学だ。
誕生日で言うと、私は7月生まれだから入学する時はまだ7歳だ。
入学は法律上の8~10歳の間なら出来るので皆が同じ歳ではない。
ちなみに貴族の社交デビューは法律上の11歳から15歳の間でする。
私はおそらく11歳の年になるだろう。
次の旅が終わったら勉強しよう。最近、学習はすっかりサボっているから、、、
一人ぶつぶつ考えていると屋台に行くぞと声をかけられて我に返った。
屋台で夕食を買ってロトが酒屋で色々買い漁って帰宅した。
四人揃って夕食。大人達はそのまま宴会しているがお子様な私は眠たくなってきたので部屋に戻った。
既に従魔達はベッドに固まって寝ている。ジンが私に気づいて顔を上げたがまた、眠りに入った。私もその中に入り、久しぶりに自分のベッドで就寝した。
翌日、ロトとマリアを見送り、今日は一日ぼーっとしてようと自室のソファでダラダラしている。
アルトもどうやら今日は出掛けない様で時々足音はするが姿は見えない。
気がつくとお昼も食べずに寝ていた様で空が夕焼けに染まっている。
お腹が空いたのでリビングに行ってご飯を食べようとしたらアルトも同じタイミングで現れた。
「一緒に食べますか」
私は収納から作り置きの食材をテーブルに並べた。
アルトと二人での食事は初めての様な気がする。たわいもない話をしながら食事を終え、明日の時間を約束し、部屋に返った。
翌日、アルトの実家にやってきた。
相変わらずテンションの高いユリ母様が出迎えてくれた
「ミーナちゃん、おかえり。よくきてくれたわね。美味しいお菓子を用意したから一緒に食べましょう。旅の話を聞かせてちょうだい」
ユリ母様はアルトの事など気にもせず、私をサロンに連れて行く。気配を消しながらアルトは後をついてくる。面白い親子だ。
今日は夕食をご馳走になる予定。その後、ベル父様に馬の事、執事の事をお願いする予定。
夕方近くまでユリ母様の話相手をし、アルトはいつの間にかいなくなっていたが流石に私が疲れるだろと迎えにきてくれた。母様はもっと話をしていたいみたいだが息子に怒られ渋々私を解放してくれた。
「アルトさんありがとうございます。話をするのは楽しいけど流石に疲れてきてたので助かりました」
何故か私専用の部屋を準備してくれたナタリア夫妻。今はそこで寛いでいる。アルトも一緒だ。
「部屋まで用意している位だしよっぽどミーナのことが気に入ったみたいだな。あの二人は。まあ、あの人達の相手は大変だし、程々で良いよ」
だ、そうだ。適当にあしらう事にしよう。
そんな話をしていたら夕食に呼ばれた。
ベル父様も帰宅しており四人で夕食を頂いた。
「ミーナちゃんは歳の割にテーブルマナーがキチンとしてるわね。流石は公爵の名に恥じない振る舞いね」
母様に褒められた。なんだか恥ずかしい。
「ありがとうございます」
見られていると思うと緊張するがそのまま食事を続けた。
美味しくいただき満足しているとベル父様が話を聞いてくれるとの事で早速馬の件と執事の件を伝える。
馬についてはヤトバ地区に良い牧場が有るから紹介状を用意してもらえる事になった
「良い馬を安くで譲ってもらうと良いよ」
ついでにマース用に5頭ほど買いたいと話をすると番で3組ほど買って繁殖すれば良いと教えてもらった。そうしたいと伝えると合わせ紹介状に書いておいてくれる事になった。
執事については一度確認して良さそうな候補がいれば直接マースに赴く様にしてくれるとの事。此方については私が紹介状を用意する事になった。
「アルト、いつ頃ヤトバに向かうのだ」
父様が予定を確認する。叔父と書類を作成しないといけないのでそれが終わったら出発する予定なので数日中には向かうつもりだ。
「それまでに紹介状を準備しておくから王都を出るときにでも取りによれば良い」
と、言うことになったのでこちらもその時に招待状を持って来る事になった。
話も終わり帰宅する。
拠点に着くと手紙が届いていた。明日、叔父が王都に到着する様で午前中に屋敷に来る様にとの事だ。
アルトに手紙の内容を伝えると明日は旅に出る準備をしといてくれるとの事。ありがたくお願いした。
翌日は早起きして朝食を済まし叔父の屋敷に向かう。
道を歩いていると叔父の馬車が通りかかった。馬車の中から呼ばれて一緒に乗って行く事にした。
屋敷に到着後直ぐに執務室へと向かう。
爵位の推薦状を二枚作成。これは陛下に届けてくれるとの事で特に問題が無ければ一ヶ月位で授賞式になるらしい。丁度今年のシーズンと重なる為、顔繋にはよさそうだ。私は了承し、後の事は叔父にお願いした。
マースの事やアルトの領地に行く事など纏めて報告。
王都に戻ったら知らせる様に言われた。
馬の購入にいくらかかるか分からないのでとりあえず私が立て替えて帰ってから精算してもらう事になった。
伝え忘れたがないか頭を巡らせたが大丈夫そうだ。
私は叔父の屋敷から拠点へと帰宅した。
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