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旅立ち
24.
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タニット様との模擬戦の前にアイザックに寄っていく。
「一応、コレ渡しとくね」
中級のSランクポーションをこっそり渡した。私もだが正直必死になるとタニットさんも危ない。主に原因は私の魔法攻撃だが。
「はは、どっちの為やら」
「どっちもかなと」
「だな。あまりむちゃするなよ。」
「はーい。考慮します」
審判のゴーライク様と私達2人以外は結界の外に出た。
「余りにも危険と判断したら止めるからさそのつもりで」
「「はい」」
今度はいつも使っている剣の長さを選んだ。
タニット様は長剣だ。
「両者準備は良いか」
「「はい」」
「では始め」
「ククル、手加減無しでかかってこい」
「それは無理」
私はとりあえず風魔法を撃ち込んだ
「ちっ、無詠唱か」
咄嗟に横に避ける。それに追尾する様に風の向きを変えた。タニット様は剣で風を叩いた。
「中々の魔力操作だな。カイザーでは全く敵わないわ。次はこっちからいくぞ」
「ファイア」
火の攻撃が飛んで来たので水で対応する。
「もう一丁だ。ファイアボール」
さっきより大きな火の玉が二つ飛んで来たので水壁を出した。
火は壁にぶち当たって弾け消えた。
「「「「「おぉっ」」」」」
外野から歓声が上がる。
「じゃあお返し」
雷を五本上から落とした。
ドォーン
「うおっ」
避けよようとしたが一本が当たった。
「なんだ、コレは」
一瞬膝を着きそうになったのでそこの地面目掛けて水球を飛ばす。
「くそっ」
横に跳躍して避けた
「タニット様、すごいです。よく避けれましたね」
右手に三つの水球、左手に風の刃を作りながら感心する。
「ククル、なんだその発動の速さは」
後ろに跳躍しながらタニット様は警戒する。正直、間合いに入られたらひとたまりも無い。
「行きますよ。それっ」
両手の魔法を方角を操りながら放った。
ズドーンッ
タニット様はギリギリで避けたが魔法の落ちたところは水柱が上がっている。
「こんなもの当たってたまるか」
此方の間合いに入ろうと素早く動いたのが見えたので上に跳躍した。
「クソッ、チョコまかと」
振り向きざまに剣を振るってきたので風を使い更に上に逃げる。
着地しながら突風をお見舞いした。
その勢いで間合いから外れた。
着地してお互い向き合う。周りは既に無言だ。
「タニット様は中々ダメージが入らないですね。もう少し威力を上げちゃいます」
流石にこのままでは私の体力が持たない。
少し大き目の竜巻を起こし、タニット様に向かって投げつけた。続いて水柱をお見舞いする。
タニット様は避けきれないと判断したのか二つの魔法を剣で弾いて来た。
「しまった」
弾かれた魔法は方角のコントロールを失い、あちこちからこっちに弾けてきた。防御の結界が間に合わずマトモに食らってしまった。
「ぎゃぁ」
壁にむかってぶっ飛んでしまった。
打つかると思った瞬間、勢いが和らいだ。
「ふぅ、危なかったな」
アイザックがギリギリで身体を受け止めてくれた。
「はぁ、ありがとう。助かった。激突するかと思ったよ」
「そこまで」
ここで終了の合図がした。
「「「おおおおおおっ」」」
まわりから歓声が上がる
私は一旦降ろしてもらってタニット様の前に行った。
「ありがとうございました」
「ついついムキになってしまったな。大丈夫かい、怪我は無いかい」
「はい、ギリギリでアイザックが受け止めてくれたので大丈夫です」
「こちらこそありがとう。いやぁ、なかなか攻撃パターンが多いな。流石は冒険者だ。もし身体が動くならちょっと剣で打ち込んできてくれるか。剣捌きを見てみたいんだが」
「分かりました。ちょっと体力回復しても良いですか」
「それもそうだな。少し休憩してからにするか」
とりあえずは一旦休憩させてもらう。その間にアイザックとヤルバルトが模擬戦をする。
お互い、剣のみでの勝負みたいで良い試合をしている。
結果はアイザックが勝った。いくら毎日鍛練してもやっぱり現役の冒険者には敵わないらしい。実戦の差だとか。
休みながら見ていると視界に完全に落ち込んでしまったカイザーが目に入ったが無視しておいた。
その後タニット様に剣筋を見てもらう。
純粋な力から身体強化しての動きまで。
沢山のアドバイスを頂いた。
数時間に及んだ訓練も昼食の時間となり終了した。
「皆、お疲れ様」
「「「「はい、ありがとうございました」」」」
一度部屋に戻り、汗を流して食堂に行く。沢山動いたのでお腹がペコペコだ。
暫くするとゴーライク様、タニット様、ヤルバルト様が現れた。
「いただきまーす」
食べながら訓練の話となった。
「ククルちゃんは器用に魔法を使うな。それにかなり魔力量が多い。大したもんだ」
タニット様を筆頭に誉め殺しだ。
「あは、ありがとうございます。でもまだまだです。」
「その年でアイザックとパーティを組んでるからどんな感じかと思ったが充分な実力だ。」
ゴーライク様もアイザックが守っているのかと思っていたらしく感心していた。
「父さん、俺も確かに気には掛けているがククルには戦闘向きの従魔がいるんだ。折角だし皆に紹介してみてはどうだ」
アイザックの提案に乗る事にした
「そうですね、折角なんで連れてきます」
「そんな従魔がいたのか。食事も終わったしサロンに移動しよう。連れてきたら良いぞ」
ゴーライク様の許可が出たので部屋に従魔達を迎えに行ってサロンに向かった。
「お待たせしました。プル、ガル、モコです」
三匹を前に紹介した。
「ほぉ、キラーパンサーの幼体か。なかなかだな」
ニヤリとアイザックの顔を見てガルに指示を出す
「ガル、折角だし見せてあげて」
#はーい#
返事と共に身体が光り、真っ白な姿をあらわにした。
「「「うわぁ」」」
一瞬怯んだ3人はすぐ様大騒ぎとなった。
やはりホワイトパンサーは珍しい様で興奮してガルを取り囲む。
ヤルバルトなんかは触りたい様だがガルは嫌がって小さく黄色くなり私の肩に逃げてきた。
「すごいな」
その後、興奮した3人を宥めるのにアイザックが苦戦していた事は言うまでもなかったのだ。
「一応、コレ渡しとくね」
中級のSランクポーションをこっそり渡した。私もだが正直必死になるとタニットさんも危ない。主に原因は私の魔法攻撃だが。
「はは、どっちの為やら」
「どっちもかなと」
「だな。あまりむちゃするなよ。」
「はーい。考慮します」
審判のゴーライク様と私達2人以外は結界の外に出た。
「余りにも危険と判断したら止めるからさそのつもりで」
「「はい」」
今度はいつも使っている剣の長さを選んだ。
タニット様は長剣だ。
「両者準備は良いか」
「「はい」」
「では始め」
「ククル、手加減無しでかかってこい」
「それは無理」
私はとりあえず風魔法を撃ち込んだ
「ちっ、無詠唱か」
咄嗟に横に避ける。それに追尾する様に風の向きを変えた。タニット様は剣で風を叩いた。
「中々の魔力操作だな。カイザーでは全く敵わないわ。次はこっちからいくぞ」
「ファイア」
火の攻撃が飛んで来たので水で対応する。
「もう一丁だ。ファイアボール」
さっきより大きな火の玉が二つ飛んで来たので水壁を出した。
火は壁にぶち当たって弾け消えた。
「「「「「おぉっ」」」」」
外野から歓声が上がる。
「じゃあお返し」
雷を五本上から落とした。
ドォーン
「うおっ」
避けよようとしたが一本が当たった。
「なんだ、コレは」
一瞬膝を着きそうになったのでそこの地面目掛けて水球を飛ばす。
「くそっ」
横に跳躍して避けた
「タニット様、すごいです。よく避けれましたね」
右手に三つの水球、左手に風の刃を作りながら感心する。
「ククル、なんだその発動の速さは」
後ろに跳躍しながらタニット様は警戒する。正直、間合いに入られたらひとたまりも無い。
「行きますよ。それっ」
両手の魔法を方角を操りながら放った。
ズドーンッ
タニット様はギリギリで避けたが魔法の落ちたところは水柱が上がっている。
「こんなもの当たってたまるか」
此方の間合いに入ろうと素早く動いたのが見えたので上に跳躍した。
「クソッ、チョコまかと」
振り向きざまに剣を振るってきたので風を使い更に上に逃げる。
着地しながら突風をお見舞いした。
その勢いで間合いから外れた。
着地してお互い向き合う。周りは既に無言だ。
「タニット様は中々ダメージが入らないですね。もう少し威力を上げちゃいます」
流石にこのままでは私の体力が持たない。
少し大き目の竜巻を起こし、タニット様に向かって投げつけた。続いて水柱をお見舞いする。
タニット様は避けきれないと判断したのか二つの魔法を剣で弾いて来た。
「しまった」
弾かれた魔法は方角のコントロールを失い、あちこちからこっちに弾けてきた。防御の結界が間に合わずマトモに食らってしまった。
「ぎゃぁ」
壁にむかってぶっ飛んでしまった。
打つかると思った瞬間、勢いが和らいだ。
「ふぅ、危なかったな」
アイザックがギリギリで身体を受け止めてくれた。
「はぁ、ありがとう。助かった。激突するかと思ったよ」
「そこまで」
ここで終了の合図がした。
「「「おおおおおおっ」」」
まわりから歓声が上がる
私は一旦降ろしてもらってタニット様の前に行った。
「ありがとうございました」
「ついついムキになってしまったな。大丈夫かい、怪我は無いかい」
「はい、ギリギリでアイザックが受け止めてくれたので大丈夫です」
「こちらこそありがとう。いやぁ、なかなか攻撃パターンが多いな。流石は冒険者だ。もし身体が動くならちょっと剣で打ち込んできてくれるか。剣捌きを見てみたいんだが」
「分かりました。ちょっと体力回復しても良いですか」
「それもそうだな。少し休憩してからにするか」
とりあえずは一旦休憩させてもらう。その間にアイザックとヤルバルトが模擬戦をする。
お互い、剣のみでの勝負みたいで良い試合をしている。
結果はアイザックが勝った。いくら毎日鍛練してもやっぱり現役の冒険者には敵わないらしい。実戦の差だとか。
休みながら見ていると視界に完全に落ち込んでしまったカイザーが目に入ったが無視しておいた。
その後タニット様に剣筋を見てもらう。
純粋な力から身体強化しての動きまで。
沢山のアドバイスを頂いた。
数時間に及んだ訓練も昼食の時間となり終了した。
「皆、お疲れ様」
「「「「はい、ありがとうございました」」」」
一度部屋に戻り、汗を流して食堂に行く。沢山動いたのでお腹がペコペコだ。
暫くするとゴーライク様、タニット様、ヤルバルト様が現れた。
「いただきまーす」
食べながら訓練の話となった。
「ククルちゃんは器用に魔法を使うな。それにかなり魔力量が多い。大したもんだ」
タニット様を筆頭に誉め殺しだ。
「あは、ありがとうございます。でもまだまだです。」
「その年でアイザックとパーティを組んでるからどんな感じかと思ったが充分な実力だ。」
ゴーライク様もアイザックが守っているのかと思っていたらしく感心していた。
「父さん、俺も確かに気には掛けているがククルには戦闘向きの従魔がいるんだ。折角だし皆に紹介してみてはどうだ」
アイザックの提案に乗る事にした
「そうですね、折角なんで連れてきます」
「そんな従魔がいたのか。食事も終わったしサロンに移動しよう。連れてきたら良いぞ」
ゴーライク様の許可が出たので部屋に従魔達を迎えに行ってサロンに向かった。
「お待たせしました。プル、ガル、モコです」
三匹を前に紹介した。
「ほぉ、キラーパンサーの幼体か。なかなかだな」
ニヤリとアイザックの顔を見てガルに指示を出す
「ガル、折角だし見せてあげて」
#はーい#
返事と共に身体が光り、真っ白な姿をあらわにした。
「「「うわぁ」」」
一瞬怯んだ3人はすぐ様大騒ぎとなった。
やはりホワイトパンサーは珍しい様で興奮してガルを取り囲む。
ヤルバルトなんかは触りたい様だがガルは嫌がって小さく黄色くなり私の肩に逃げてきた。
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