転生したみたいなので異世界生活を楽しみます

さっちさん

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ネクネクへ

35.

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「女の子だなんて嘘だ。ククル脱いでみろ」
マーサスに服をひん剥かれそうになったところでアイザックが思いっきりどついた。
「阿保か。いい加減にしろ」
アイザックに抱っこしてもらい、マーサスを睨みつける。
「最低だ。幼女暴行未遂で突き出してやる」
追い討ちをかける。
ガーンともはや再起不能だ。
「すいませんでした」
いきなり土下座をされてビックリして引いてしまった。
「しゃ謝罪を受け入れますから普通にしてください」
なんとか言葉を発して漸くその場は治った。
「いや、ホントすまんかった。しかしククルの魔力量は凄まじいな。聞いても良いか」
「コイツならグラマス権限で調べる事も出来るから構わないんじゃないか」
ステータスを開いてみた。

名前ククル
冒険者ギルド ランクC
パーティ 黒銀
冒険者ギルド登録調合師
グランドマスター認定調合師
薬師認定調合師(スライム)
年齢5
レベル20→27
HP400→750
MP3500→5700
体力30→38
魔力125→133
知力103→107
俊敏62→70
運 95→105
属性 全属性
スキル 無限収納 テイム 料理 マップ 調合(上級) 鑑定(極) 薬師(中級)
従魔 プル(ミニスライム)
   シルバー(バトルホース)
   シッコク(バトルホース)
   ガル(ホワイトパンサー)
   モコ(リス魔獣)
   プヨ(エンジェルスライム)
   パヨ(エンジェルスライム)
所持金 25470650G
称号 小さな救世主

あっ、色々増えてる。
「えっとね今魔力は133のMP5700だよ」
「また、上がったな。他も上がったかい」
「うん、アイザック見る?」
アイザックが見える様にした。
「成る程な。マーサスお前も見せて貰え。」
そろそろと寄ってきてステータスを覗く。
「なにぃ、ホワイトパンサーとかなんだこれ。おいおいバトルホース2頭もいるのか」
もはや諦めたと言わんばかりの態度になった。
「アイザック、ホワイトパンサーがみたい」
「頼む相手が違う。それに今日は連れてない」
「嫌だ」
「アホか。しばらく屋敷にいるからきたらよいだろ。構わないかいククル」
「良いよ。ガルが見せてくれるかは知らないけど」
「わかった。今晩いくから」
早い。そんなにみたいものなのか。不思議に思っていると大体遠目で見れてもなかなか遭遇する事はないとか。ましてやテイムしてるのなんかは初めてらしい。
とりあえず夜に会いに来るとの事で話はまとまった。
先程カードを預けた職員が戻ってきたのでカードを受け取る。
「マーサス、ついでにポーション買い取ってやってくれるか」
「構わんぞ。おれのお墨付きだしな。おい、カリンついでに鑑定してやってくれ」
「かしこまりました。ここでよろしいですか」
「俺も見たいし構わない」
私は促されてパヨ作も一緒に合計78本のポーションを出した。
「こっちが私のでこっちが従魔の調合したものです」
カリンと呼ばれた職員は次々に鑑定していく。
「はい、確かに問題ありませんね。買取金はカードに入れますか」
私の分とパーティの分のカードを渡し処理して貰う。
「中々の品質だな。青も馬鹿な事をしたものだ。」
カードを受け取りまた後でとギルドから出る事にした。
ククルたちが出た後のグラマス室、カリンが口を開く。
「かなりの腕でしたね。あんなに小さいのに。お墨付きにするのが理解できました。」
実はここのナンバー2は彼女なのだ。
「予想以上だ。大切にしてやらんとな」
青のギルドの件をカリンに伝え早速裏どりをして貰う。
この件は明日には片付くだろう。
今日の夜の事を考えると仕事のやる気が出てきたマーサスはいそいそ書類を片付けていくのだった。

ギルドから出た2人。ククルはすっかりお疲れの様でとぼとぼあるいている。
見兼ねたアイザックが抱き上げ早々に屋敷に帰ったが途中で眠ってしまった。

夕食頃に起き出し着替えて部屋を出るとハナがいた。
アイザックとお客様は応接室にいるとの事で連れて行ってもらう。
中に入るとマーサスがいた。
「その格好だったら間違わないのに」
「外で女の子だと色々都合が悪いの」
「確かにな」
とりあえず3人で食事を済ませてからガル達に会わす事になった。

庭の馬場に行きまずはシルバーとシッコクを紹介する。モコ、パヨ、プヨは見えるところに乗っかっている。そこにクロイスと黄色くて小さいガルが現れた。
「ブラックウルフはアイザックの従魔のクロイスだよ」
ガルを此方に呼んだ。
「ガル、この人が合わせって訪ねてきたの。良いかな」
#仕方がないな#
腕から飛び降りると同時に白い大きな姿に戻った。
「スゲェなぁ」
感心してガルを眺めている。私に擦り寄りゴロゴロ喉を鳴らすガルはとても愛らしい。
ガルがふと立ち上がりマーサスの肩に両前脚を乗せた。
「おぉ」
一瞬よろめきながらも感動しているマーサス。恐る恐る身体を触ってみて喜んでいる。
やがてガルの方が飽きてしまい小さくなって私のところに戻ってきた。
「ありがとう、ククル。こんな貴重な体験は中々できない。恩に着る」
本当に嬉しそうなマーサスはまるで子供の様だった。
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