1人生活なので自由な生き方を謳歌する

さっちさん

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今日の探索は6階からとなる。ダンさんは相変わらず後ろから付いてくるので特に気にすることもなく進んだ。
5階までに比べると多少戦闘に時間がかかるときもあるけど概ね順調に攻略は進み、8階の入り口で休憩することにした。
「お嬢、あいつ等多分例のやつだぞ」
ギルドで噂になっていた領主様次男パーティーらしき集団を見つけた。
丁度こちらが安全地帯が目視出来たところで8階に入っていたので見えたのは後ろ姿だったが結構探索距離が近い様に思う。
「このままだと今日の野営は同じ場所になりそうね。めんどくさい」
あからさまに嫌な顔をする私をダンさんが苦笑いで見ている。
「極力視界に入らない様にするしかないな」

集団が出発してから十分な時間を空けてこちらも8階の攻略に出発した。
9階に隠し部屋がある様なので探しながら進んでいると丁度行きたいところに先程の集団の姿が見えた。
気づかれないように観察しているとあからさまにお金をかけた不釣り合いの装備の男が3人、女が2人、荷物持ちらしき装備が飛びぬけて品曽な男が1人の計6人だ。
男の内、1人偉そうな態度の奴がいるから、おそらくあいつが問題児だろう。
隠れて様子をうかがっていたがしばらくするとこちらに気づくこともなく、10階の入口方向に向けて姿が見えなくなった。
気を取り直して隠し部屋のありそうな付近を検索すると予想通り洞窟がみえた。
ダンさんに声をかけ、前回同様中に入る。
いくつかの分かれ道を今回は右、右、右と進むと扉が見つかった。
扉を開けて慎重に中をうかがうが危険はなさそうなので部屋に入る。
「お嬢、良く見つけるよな。関心するわ」
ダンさんの戯言は無視して宝箱の罠確認をする。
大丈夫そうなので開けてみるとアイテム袋が入っていた。
中身を覗くとポーションの類が10本ほど入っている。詳細は野営の時にでも調べることにして洞窟を後にする。
そのまま、10階を目指して進んだ。

「今回も1人でいくか?」
「多分大丈夫かな」
フロアボスは狼3匹とオークが2体。
5階同様、ラインのところで魔法を先に発動した。

「それ、ウインドカッター×5」
5連続発動にて一斉に放った。狼は倒れ、オーク2体も膝をつく。
一気に駆け寄り、頸動脈に切りつけた。
あっさり戦闘を終わらし、戦利品を回収。
ボス部屋をでようとしたらダンさんに止められる。
「出たらおそらくさっきの集団がいるだろうから俺が前を行くわ。出てきたのがおっさんならさほど興味を示さないだろう。あわよくば終了してお引き取り願いたいがな」
ボス部屋後の安全地帯にはダンジョン入口への帰省の水晶がある為、攻略のきりで外に出ることが出来る。
次に入るときは以前に通過した水晶からスタートできるのが便利なところだ。
ダンさんに続いてボス部屋を出るが期待はずというかやっぱりというか先程の集団が視界に見えた。
一瞬、1人がこちらを見たが対して認識もせずに視線を切ったのでその隙に離れた壁際に向かいテントを設置。
さっさと姿が見えないように隠れることとした。

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