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7:第一村人発見
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6神の竜がすべるといわれるアルタイア大陸。
その大陸の南西海岸の近くに『深樹海』と呼ばれる広大な森がある。
人が踏み入るこを拒むような深い原始の森の中、一番深い場所とされる森の中央部に『秘された竜の涙』と言われる青き湖がある。
ここは、さいしょの神様から生まれた、はじめの6匹の竜である「青竜」が住まうとされる。聖なる地―禁域―だ。
清浄で平穏で、世界が生まれた時から変わらないと言い伝えられるその深樹海『秘された竜の涙』に異変が起きたのは、初夏も近付く真昼の事だった。
光の柱が突如青空を切り裂くように、天から湖に向かって伸びたのだ。
風は騒ぎ、大気が揺れた。
それを知る者たちは光の柱を見ずとも、胸を突かれたように息をのみ天を仰いだ。
世界に、何かが現れた、兆しを感じたのだ。
ひとりは、光の柱に近く、茫然とそれを見つめ
ひとりは、兆しに不適に笑み
ひとりは、目を閉じそれを探した
ひとりは、心を揺さぶられ
ひとりは、嘆き
最後のひとりは、構わず背をそむけた
森の中にも異変が起きていた。
森に住まう全ての獣や鳥たちは何かに気付いたのか、一目散に湖から離れていく。自分の翼で足で、できうる限り離れなければという意思が彼らを動かしていた。
この騒ぎの真っただ中で、森の中でもかなり背の高い大樹のうろの中で身を潜めていた幼竜は、視界の先に見える光の柱を瞬きも出来ずに見つめていた。
光の柱のなかに何かが見えた気がして、全身に負った傷を癒すために身を潜めていることも忘れ、彼は、翼を広げ飛び立った。「行かなければいけない」と強い焦燥感に駆られたのだ。
彼は飛べる限りの一番の速さで光の柱に向かったが、首には『呪』のかかった魔具がつけられており、本来の力を出すことが出来ない。
それでも!と力を振り絞り近距離まで近づいた彼の前で、光の柱は現れた時と同じく唐突に霧散し、そこから現れた人影がものすごい水飛沫を上げて湖に着水した。
宙にいる彼にまで水飛沫が飛んでくるほどだ。相当な衝撃が想像できて、生きているのかと彼は水中に目を凝らす。
浮かび上がり水上に現れた人が、あんまり綺麗でびっくりした。
なんとか岸辺まで運ぼうとしたものの、『呪』の魔具に縛られている状態で、更には彼の体の4-5倍は大きな人間を運ぶのは無謀だったかもしれない。だが、幼竜は力を振り絞った。何故だかわからないが、絶対に助けたかったからだ。
だけど、ふいに体に触れてきた手があったかくて、びっくりして口を開いたら、助けたかった人間を水に落としてしまったのだ。
岸辺には近いからもう大丈夫だろうと、彼は一目散にそこを離れ身を隠した。
幼い竜でもプライドは高く、魔具に拘束され、傷だらけの自分の姿を彼は助けた人間に見られたくなかった。
そんな幼竜に助けられたその人間は、静かに距離をつめ彼に近付いてきた。
鋭い牙で噛まれてもやさしく幼竜の体に触れてくる。
幼竜の言葉を読み、抱き上げ、やさしく笑んできた。
***
「――――言葉がわかる」
ちょっとびっくりした。多くの世界を巡ってきたが、どこも最初は言葉がわからないのが普通だった。
勉強し学び、それを繰り返すたびに言語変換能力がついたのか、言葉を覚えるスピードは上がった。
だけど、今回は、そのままずばり、言葉が理解できるのだ。
「………変な人間だ。話さない時は、おれの考えてることほとんど読んだのに」
それは、と暁は続ける。
「オレがさっきまでいた世界では『目は口ほどにものをいう』って言葉がある」
「なんだそれ?」
「目には考えが全部出る。ってことだ。特に、オレは相手の………自分のもだけど、心がわからないから、目を見て何を考えているか解読しようとする癖がある」
なんでだろうか。と、暁は思った。彼に対していつもに比べるとずいぶんと自分の言葉が多いと気づいたからだ。
この竜が自分を助けてくれたからだろうか?
この傷だらけの体で………。
岸辺から水中に歩を進めて、水の中で胡坐をかいてその中に竜を座らせる。
「――――ちょっと染みるかもしれないが、我慢して」
左腕で竜を抱き右手で水をすくい上げて、傷口を洗う。彼は痛みの為か眉間を寄せたが、黙って耐えてくれた。血痕をぬぐったTシャツの端切れを水の中で洗い、それで更に体を拭ってやる。
幼竜の青の目が、暁を見上げてきた。
自分も分類的には青眼に入るが黒に近い群青色で、それよりもすこし瑠璃寄りで明るい色だと思う。
「お前の瞳、瑠璃色の綺麗な色だな」
「るりってなんだ?」
「半貴石の石の名前だ、紫がかった濃い青色の綺麗な石だよ」
「はんきせきって?」
「それは」と続けようとして、暁は彼の首元に手を伸ばした。そうだ、最初から気になっていた。
この拘束具はなんなんだろうか?とそれに手を伸ばすと、彼がギッと牙をむいた。
怒ったかとも思ったが、目からは怒りを感じない。それどころか、暁を心配している色が見える。
「危ないものなのか?」
「…………」
ぷいっと顔を背けてきたので、肯定だと理解する。
外してやりたいと思った。
これは、彼には不似合いで良くないものだと、強く感じる。
暁は自分でも無意識に手のひらを合わせ合掌し両人差し指に唇を寄せてから、そっと彼の首元の拘束具に触れた。
「やめろ!」
「―――――たぶん、大丈夫だ。そのまま動かないで」
なんだろう、わかる。円形の拘束具に指先を滑らすと、それが見えた、気がする。
継ぎ目がわかる。
ひとつひとつ違うパーツでできていてダイヤルロックと、組木のからくり細工を合わせたような作りをしている。
手順通りにパーツを動かし、数字を並べ、更には、動かすごとに魔術式を解いていけばいい。
魔術式とはなんなのか?
頭に出てきた言葉ではあるが、その式とやらは分からない。わからないのだが、何故だか自分は解読ができることだけを暁は知っていた。
ひとつひとつ、手順を守りこなし、硬結びになった糸を解くように指先で繊細に術式を解く。あと少し、あとひとつで、解ける。
指先が酷く熱い。火の中に手を入れているみたいだと感じた。
「解けた」
暁の言葉に、幼竜はまさかと目をむいた。
その時だ、彼を長く苦しめ痛めつけていた、憎むべき『呪』の魔具が「ぱきり」と軽い音を立て、砂のようにさらさらと水中に崩れ落ちていった。
「な………なんで、解呪できた?これは、『呪』をかけた、あいつしか解けないはず。なんでお前が――――――」
「説明はできない。そもそも、なんだかもわからない。数学の計算途中は説明できないけど、答えがわかる。感じかな?」
「…………意味が、わからない」
「うん。オレもわからないよ」
幼竜は暁の胸元を上り、じっと顔を見上げてきた。
先刻まで感じていた自分たちの間の壁が少し薄くなったような気がして、暁は彼を見て小さく笑った。
「あれ、オレ笑ってるのか?」
翠月がここにいたのなら、明日の天気は槍だとでも言いそうだ。
「人間の目は夜の空の色だな」
「詩的な例えをありがとう」
その時だった。
「何者だ?何人《なんびと》も、この聖域に入ることは許されん――――――」
突然切り付ける、鋭い刃の様な低い声は殺気すら孕んでいて、暁はとっさに幼竜を懐に抱き込んで振り返った。
距離にして5メートル程離れた岸辺のほとりに、声の主の姿があった。かなりの長身でそれに似合う長剣の切っ先を暁に向けている。服装からして軍人かそれに準ずる職業人と推察できる。
この世界での、第一村人発見だ。
最初は穏やかな農家の人なんかに会えたら。なんて甘い考えがなかったわけではないが、いきなりのハードタイプを引いてしまったようだ。暁は相手に気づかれないように諦めのため息をつく。
頭の中まで筋肉でないことを祈るばかりだ。
「黒は忌み色、黒きもの、たとえ、竜であっても『黒竜』はこの森に踏み入ることは禁忌だ」
凍るような冷たい声で(仮)軍人さんは言った。
ああ、そうかと思う。
めぐってきた世界でも何か所か黒を忌み色とし、魔族だ、闇のものだと、迫害や差別を行うものはいた。悪ければ、黒いというだけで命をも奪う。
さいしょの世界も、黒は忌み色なのかと、やりきれない気持ちになる。
「なら、オレも黒だろ」
髪をつまんでそう言った暁に初めて気付いたように、相手は全身を震わせたのがわかった。
今、自分に気付いたみたいな態度を取られ、不思議に思う。
幼竜は腕の中に抱き込んでいる、最初に見えるのは、明らかに自分だろう。
「あんた、目ついている?」
その大陸の南西海岸の近くに『深樹海』と呼ばれる広大な森がある。
人が踏み入るこを拒むような深い原始の森の中、一番深い場所とされる森の中央部に『秘された竜の涙』と言われる青き湖がある。
ここは、さいしょの神様から生まれた、はじめの6匹の竜である「青竜」が住まうとされる。聖なる地―禁域―だ。
清浄で平穏で、世界が生まれた時から変わらないと言い伝えられるその深樹海『秘された竜の涙』に異変が起きたのは、初夏も近付く真昼の事だった。
光の柱が突如青空を切り裂くように、天から湖に向かって伸びたのだ。
風は騒ぎ、大気が揺れた。
それを知る者たちは光の柱を見ずとも、胸を突かれたように息をのみ天を仰いだ。
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ひとりは、光の柱に近く、茫然とそれを見つめ
ひとりは、兆しに不適に笑み
ひとりは、目を閉じそれを探した
ひとりは、心を揺さぶられ
ひとりは、嘆き
最後のひとりは、構わず背をそむけた
森の中にも異変が起きていた。
森に住まう全ての獣や鳥たちは何かに気付いたのか、一目散に湖から離れていく。自分の翼で足で、できうる限り離れなければという意思が彼らを動かしていた。
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光の柱のなかに何かが見えた気がして、全身に負った傷を癒すために身を潜めていることも忘れ、彼は、翼を広げ飛び立った。「行かなければいけない」と強い焦燥感に駆られたのだ。
彼は飛べる限りの一番の速さで光の柱に向かったが、首には『呪』のかかった魔具がつけられており、本来の力を出すことが出来ない。
それでも!と力を振り絞り近距離まで近づいた彼の前で、光の柱は現れた時と同じく唐突に霧散し、そこから現れた人影がものすごい水飛沫を上げて湖に着水した。
宙にいる彼にまで水飛沫が飛んでくるほどだ。相当な衝撃が想像できて、生きているのかと彼は水中に目を凝らす。
浮かび上がり水上に現れた人が、あんまり綺麗でびっくりした。
なんとか岸辺まで運ぼうとしたものの、『呪』の魔具に縛られている状態で、更には彼の体の4-5倍は大きな人間を運ぶのは無謀だったかもしれない。だが、幼竜は力を振り絞った。何故だかわからないが、絶対に助けたかったからだ。
だけど、ふいに体に触れてきた手があったかくて、びっくりして口を開いたら、助けたかった人間を水に落としてしまったのだ。
岸辺には近いからもう大丈夫だろうと、彼は一目散にそこを離れ身を隠した。
幼い竜でもプライドは高く、魔具に拘束され、傷だらけの自分の姿を彼は助けた人間に見られたくなかった。
そんな幼竜に助けられたその人間は、静かに距離をつめ彼に近付いてきた。
鋭い牙で噛まれてもやさしく幼竜の体に触れてくる。
幼竜の言葉を読み、抱き上げ、やさしく笑んできた。
***
「――――言葉がわかる」
ちょっとびっくりした。多くの世界を巡ってきたが、どこも最初は言葉がわからないのが普通だった。
勉強し学び、それを繰り返すたびに言語変換能力がついたのか、言葉を覚えるスピードは上がった。
だけど、今回は、そのままずばり、言葉が理解できるのだ。
「………変な人間だ。話さない時は、おれの考えてることほとんど読んだのに」
それは、と暁は続ける。
「オレがさっきまでいた世界では『目は口ほどにものをいう』って言葉がある」
「なんだそれ?」
「目には考えが全部出る。ってことだ。特に、オレは相手の………自分のもだけど、心がわからないから、目を見て何を考えているか解読しようとする癖がある」
なんでだろうか。と、暁は思った。彼に対していつもに比べるとずいぶんと自分の言葉が多いと気づいたからだ。
この竜が自分を助けてくれたからだろうか?
この傷だらけの体で………。
岸辺から水中に歩を進めて、水の中で胡坐をかいてその中に竜を座らせる。
「――――ちょっと染みるかもしれないが、我慢して」
左腕で竜を抱き右手で水をすくい上げて、傷口を洗う。彼は痛みの為か眉間を寄せたが、黙って耐えてくれた。血痕をぬぐったTシャツの端切れを水の中で洗い、それで更に体を拭ってやる。
幼竜の青の目が、暁を見上げてきた。
自分も分類的には青眼に入るが黒に近い群青色で、それよりもすこし瑠璃寄りで明るい色だと思う。
「お前の瞳、瑠璃色の綺麗な色だな」
「るりってなんだ?」
「半貴石の石の名前だ、紫がかった濃い青色の綺麗な石だよ」
「はんきせきって?」
「それは」と続けようとして、暁は彼の首元に手を伸ばした。そうだ、最初から気になっていた。
この拘束具はなんなんだろうか?とそれに手を伸ばすと、彼がギッと牙をむいた。
怒ったかとも思ったが、目からは怒りを感じない。それどころか、暁を心配している色が見える。
「危ないものなのか?」
「…………」
ぷいっと顔を背けてきたので、肯定だと理解する。
外してやりたいと思った。
これは、彼には不似合いで良くないものだと、強く感じる。
暁は自分でも無意識に手のひらを合わせ合掌し両人差し指に唇を寄せてから、そっと彼の首元の拘束具に触れた。
「やめろ!」
「―――――たぶん、大丈夫だ。そのまま動かないで」
なんだろう、わかる。円形の拘束具に指先を滑らすと、それが見えた、気がする。
継ぎ目がわかる。
ひとつひとつ違うパーツでできていてダイヤルロックと、組木のからくり細工を合わせたような作りをしている。
手順通りにパーツを動かし、数字を並べ、更には、動かすごとに魔術式を解いていけばいい。
魔術式とはなんなのか?
頭に出てきた言葉ではあるが、その式とやらは分からない。わからないのだが、何故だか自分は解読ができることだけを暁は知っていた。
ひとつひとつ、手順を守りこなし、硬結びになった糸を解くように指先で繊細に術式を解く。あと少し、あとひとつで、解ける。
指先が酷く熱い。火の中に手を入れているみたいだと感じた。
「解けた」
暁の言葉に、幼竜はまさかと目をむいた。
その時だ、彼を長く苦しめ痛めつけていた、憎むべき『呪』の魔具が「ぱきり」と軽い音を立て、砂のようにさらさらと水中に崩れ落ちていった。
「な………なんで、解呪できた?これは、『呪』をかけた、あいつしか解けないはず。なんでお前が――――――」
「説明はできない。そもそも、なんだかもわからない。数学の計算途中は説明できないけど、答えがわかる。感じかな?」
「…………意味が、わからない」
「うん。オレもわからないよ」
幼竜は暁の胸元を上り、じっと顔を見上げてきた。
先刻まで感じていた自分たちの間の壁が少し薄くなったような気がして、暁は彼を見て小さく笑った。
「あれ、オレ笑ってるのか?」
翠月がここにいたのなら、明日の天気は槍だとでも言いそうだ。
「人間の目は夜の空の色だな」
「詩的な例えをありがとう」
その時だった。
「何者だ?何人《なんびと》も、この聖域に入ることは許されん――――――」
突然切り付ける、鋭い刃の様な低い声は殺気すら孕んでいて、暁はとっさに幼竜を懐に抱き込んで振り返った。
距離にして5メートル程離れた岸辺のほとりに、声の主の姿があった。かなりの長身でそれに似合う長剣の切っ先を暁に向けている。服装からして軍人かそれに準ずる職業人と推察できる。
この世界での、第一村人発見だ。
最初は穏やかな農家の人なんかに会えたら。なんて甘い考えがなかったわけではないが、いきなりのハードタイプを引いてしまったようだ。暁は相手に気づかれないように諦めのため息をつく。
頭の中まで筋肉でないことを祈るばかりだ。
「黒は忌み色、黒きもの、たとえ、竜であっても『黒竜』はこの森に踏み入ることは禁忌だ」
凍るような冷たい声で(仮)軍人さんは言った。
ああ、そうかと思う。
めぐってきた世界でも何か所か黒を忌み色とし、魔族だ、闇のものだと、迫害や差別を行うものはいた。悪ければ、黒いというだけで命をも奪う。
さいしょの世界も、黒は忌み色なのかと、やりきれない気持ちになる。
「なら、オレも黒だろ」
髪をつまんでそう言った暁に初めて気付いたように、相手は全身を震わせたのがわかった。
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