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6:黒い竜を拾いました
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水中落下した湖は予想以上に深く―――そして、透明度がすごい。
そんなことを考えている状況ではないのに、のんきに水中で考えている。
空から落ちたのだ。それもかなりの上空から。
この深度まで沈んでしまうのも理解できるが、本来はこんな状態で済むはずがない。
―――生きてて良かった。
生まれ始めて、暁はそう思った。
重力のない水中は上下左右の判別がつかないものの、水をかき水面を目指す。
落ちてきた空はぬけるような青さで、雲一つなく太陽が真昼の位置にあった。
明るい方に向かえば、水面があるはずだ。
………もう少し。もう少しで、水面に、でられる!
「――――――っはぁ!!は、ぁ………」
息が尽きるギリギリで、暁は水面に飛び出した。
はあはあ。と、大きく息を吸い込み整えると、やっと呼吸が落ち着いてきた。
この深さだ、岸は遠いだろうと予想していたがその通りで、立ち泳ぎのまま暁は途方に暮れた。
「――――――泳ぐしかないか」
泳ぎは得意な方だから、なんとかなるだろうと決意を固めたその時だ。
Tシャツの襟元を強い力で引っ張り上げられ、気づけば体が水面から抜け出していた。
「―――っぐぅ………」
首吊りみたいに喉が絞まって両手で襟を引っ張って自衛することが最優先で、自分を引き上げたものを振り返ることができない。
――――が、水面に映る影は、見えた。
有翼で尾がある生き物。
100回目のあの世界には、古代の恐竜にしか存在しなかったフォルムだ。
竜………に見える………。そして、視界の端にかする翼は、黒い。
さいしょの世界に着いたばっかりで、因縁の黒い竜にもう出会ってしまったのか?
だが、今回は、少々趣が違うようだ。
黒い竜は、幼竜だったのだ。
首つりで自分をひねり殺す気か?
だが、それならば、自衛で首を守っている自分に対し次のアクションを起こすはずだ。
空中から水面に叩きつけて殺すには、高度を取らず、足先は水面にすれすれだ。
「………グゥ――ギ……グ!」
頭上から、大変つらそうな声が漏れ聞こえる。
こんな辛そうならばとっとと自分を投げ捨てれば良いものを、幼竜はそうはせず空中をよたよたと蛇行しながら岸辺に向かっているようだ。
これは、もしかしなくとも、助けてくれようとしているのではないか?
もう少しで岸辺にたどり着く。
水底の砂地が見えるくらいなので、もう水面に投げ落としてくれても湖底に足がつきそうな深さだと思う。
だけれども、「もう大丈夫」と声を掛けたいが、喉を守るのが精いっぱいで、言葉を発っすることが難しい。
左手でTシャツの首元を力の限り引っ張り、右手を伸ばし、幼竜の体をぽんぽんと叩く。「もう離してもらって大丈夫」の意味での行動だったのだか、幼竜は攻撃されたと感じたのか、
「ギ、ァ!!」
と咆哮を上げた。
幼竜は口でTシャツの襟元を噛んでいたらしい………。
暁は本日二度目の水落とあいなったのはいうまでもない。
「おわっ!!」
ざぶんと水面に落ちたが、今度は尻をついても胸から上は水面の上で、今度こそ助かったと大きく息をつく。
空からの落下でも、水中水没でも脱げなかった貴重なスニーカーが目の前に浮いている。
森を歩くうえで靴は重要アイテムだ。
左右を拾い上げ靴内の水をじゃばっと投げて、無くさないように靴紐をジーパンのベルトループに縛りつけ立ち上がる。
幼竜はどこに行ったのだろう?
近くには姿が見えない。
驚かすつもりはなかったが、前触れもなく体に触れたのが良くなかったらしい。
毎回自分の前に現れる黒い竜なのか、それとも別の個体なのか。自分を殺すつもりなのか、そうでないのか。
暁はそれを見極めたかった。
周囲を見廻すとそこは深い森の中だった。
湖畔には木々が枝を伸ばし、水面に届きそうなほどに緑の葉を広げている。
水面は空の青と木々の緑をたたえた不思議な色をしていて、風の音、鳥のさえずりが耳をくすぐり、暁の体に、懐かしい空気を感じさせた。そう、懐かしいのだ。
深い森に隠れた神々しいまでに美しいその湖は、ひどく懐かしくて、あるはずのない郷愁を暁は感じていた。
水が滴る前髪を手櫛でかき上げながら頭をふる。
何がとは言えないが、さいしょの世界であることは、確かだと思う。
ざぶざぶと水辺を歩き岸に上がり、ひとまずTシャツを脱いで力の限り絞った。それを勢いよく広げ水気をきれるだけ切って、袖を通す。
襟元がびろびろに伸びて酷い。
その伸びた襟の現実を見て、暁はなぜか冷静さを取り戻した。
空中の放りだされて落下が始まり、水面の波が目視出来たくらいで、何かに包まれ、体が浮いた気がした。
あれがなければ、ここで自分は終わっていただろう。
天狼は自分の転生に関与できないと言っていたし、首に下げられたお守りとやらは魂を隠すものだと言ってもいた。暁本人を守るものとは、言われていない。
そもそも、本人を守る気ならば、あんな空中に投げ落とすことはしないだろう。まあ、ライオンの子落としのラインもないとは言えないが………。
あれは、恐らくは、魔法のたぐいだと思う。
「………オレが魔法を使った?」
使えるのか?と肘を曲げて自分の両手をじっと見つめる。
そのまま、顔辺りの高さまで両掌を上げたところで、右人差し指あたりの視界にあった大樹の根元に黒い小さなものを見つけた。
「――――――」
牧草のように不思議と揃った芝生を裸足で歩き進み、あともう少しというところで、暁は足を止めしゃがみこんだ。
黒い幼竜は、丸まり体を震わせているように見えた。
怖がっている感じはない。そもそも、怖がるならばこちらの方である。静かに、そして注意深く幼竜とその付近を見た。
緑の芝生と、幼竜がうずくまる大樹に、血痕が見える。
はっとして、近付き幼竜を目を凝らして見ると、首元には拘束具の様な首輪、体には無数の傷があった。黒い鱗がめくれ、刃物で切られたような傷から血が流れている。黒に赤黒い血の為、気づくのが遅れた。
自分を助けた時の傷ではないと、思う。
では、その満身創痍の体で、自分を助けたとでもいうのだろうか?
殺すではなく、その小さな体で暁を救ってくれたと、いうのだろうか?
それを考えるのは後だ。と頭を切り替え、暁はTシャツの裾を破り、傷口に当てようと手を伸ばした。
「グゥアアアア!!」
触るなとばかりに強固な拒絶に合う。
幼竜は牙をむき咆哮を上げて威嚇してくる。
「怒っても何してもいい。ひとまず応急処置させてくれ、そのままはツラいだろ?――――!」
ガブリ!
手を伸ばした暁の右腕に幼竜は嚙みついた。牙が食い込み血がにじむ。
「っ!………放っておけって?いいからっそのまま噛んでろ―――――」
噛まれた右手から左手に端布を持ち替え幼竜の傷口に当て、鱗をめくらないよう注意しながら血をぬぐう。
「何考えてるって言われても、命の恩人のこの姿見て、手当できないほど、冷酷じゃないんだ。ガアガア吠えるな。うるさい」
噛みついても威嚇しても動じない。更には、何故かこちらの意を汲んでくる暁に気付いたのか、幼竜は訝しげな表情をして鋭い牙を暁の右腕から抜いた。鋭い牙の穴が開いてそこからは幼竜に負けないくらいの血が流れだしている。
「お前こそ大丈夫かって?やったのはお前だぞ」
今度はきょとんとその青い瞳を丸める相手に、暁は小さく口元を上げた。
「何考えてるかなんてわかる。お前の目、口ほどにものを言ってるぞ」
「…………」
体の血痕をぬぐい端布は赤黒く染まってしまった。通過してきた世界で薬草に詳しくなった経験はあるものの、この世界の植物が該当するかどうかわからない。
なんとか少しでも楽になる治療はないものか。少しでも痛みが和らぐことが出来ないだろうか。そんなことを考えながら、暁は幼竜の体をそっと撫でた。
「痛むだろう………?こんな体で、どうしてオレを助けたんだ」
ぷいっとあらぬ方向に顔を向ける幼竜がかわいらしくて、2本の小さな角を冠する頭をそっと撫でて、その体を抱き上げた。
幼竜はびっくりしたように再度噛みつこうと牙をむく動作に入ったものの、抱き上げられた暁の右腕の血痕に気づき口を開けたまま動きを止めた。
「痛いかもしれないが、水で血を流そう。傷口をキレイにするのは初期治療になる」
いい子だから頑張ってくれよ。と続けて、暁はふと小首をかしげ幼竜の青い瞳をのぞきこんだ。
「お前も治療しろって?………心配してくれてるのか。やさしいな」
表情には出ないが、目が笑んでいることに暁は自分自身気付いていない。
だが、その優しい目をむけられた幼竜はぱちぱちと瞬いて、ゆっくり口を開いた。
「なぜ、おれの考えていることがわかる………?」
幼竜が、子供特有の高めの声でそう言った。
そんなことを考えている状況ではないのに、のんきに水中で考えている。
空から落ちたのだ。それもかなりの上空から。
この深度まで沈んでしまうのも理解できるが、本来はこんな状態で済むはずがない。
―――生きてて良かった。
生まれ始めて、暁はそう思った。
重力のない水中は上下左右の判別がつかないものの、水をかき水面を目指す。
落ちてきた空はぬけるような青さで、雲一つなく太陽が真昼の位置にあった。
明るい方に向かえば、水面があるはずだ。
………もう少し。もう少しで、水面に、でられる!
「――――――っはぁ!!は、ぁ………」
息が尽きるギリギリで、暁は水面に飛び出した。
はあはあ。と、大きく息を吸い込み整えると、やっと呼吸が落ち着いてきた。
この深さだ、岸は遠いだろうと予想していたがその通りで、立ち泳ぎのまま暁は途方に暮れた。
「――――――泳ぐしかないか」
泳ぎは得意な方だから、なんとかなるだろうと決意を固めたその時だ。
Tシャツの襟元を強い力で引っ張り上げられ、気づけば体が水面から抜け出していた。
「―――っぐぅ………」
首吊りみたいに喉が絞まって両手で襟を引っ張って自衛することが最優先で、自分を引き上げたものを振り返ることができない。
――――が、水面に映る影は、見えた。
有翼で尾がある生き物。
100回目のあの世界には、古代の恐竜にしか存在しなかったフォルムだ。
竜………に見える………。そして、視界の端にかする翼は、黒い。
さいしょの世界に着いたばっかりで、因縁の黒い竜にもう出会ってしまったのか?
だが、今回は、少々趣が違うようだ。
黒い竜は、幼竜だったのだ。
首つりで自分をひねり殺す気か?
だが、それならば、自衛で首を守っている自分に対し次のアクションを起こすはずだ。
空中から水面に叩きつけて殺すには、高度を取らず、足先は水面にすれすれだ。
「………グゥ――ギ……グ!」
頭上から、大変つらそうな声が漏れ聞こえる。
こんな辛そうならばとっとと自分を投げ捨てれば良いものを、幼竜はそうはせず空中をよたよたと蛇行しながら岸辺に向かっているようだ。
これは、もしかしなくとも、助けてくれようとしているのではないか?
もう少しで岸辺にたどり着く。
水底の砂地が見えるくらいなので、もう水面に投げ落としてくれても湖底に足がつきそうな深さだと思う。
だけれども、「もう大丈夫」と声を掛けたいが、喉を守るのが精いっぱいで、言葉を発っすることが難しい。
左手でTシャツの首元を力の限り引っ張り、右手を伸ばし、幼竜の体をぽんぽんと叩く。「もう離してもらって大丈夫」の意味での行動だったのだか、幼竜は攻撃されたと感じたのか、
「ギ、ァ!!」
と咆哮を上げた。
幼竜は口でTシャツの襟元を噛んでいたらしい………。
暁は本日二度目の水落とあいなったのはいうまでもない。
「おわっ!!」
ざぶんと水面に落ちたが、今度は尻をついても胸から上は水面の上で、今度こそ助かったと大きく息をつく。
空からの落下でも、水中水没でも脱げなかった貴重なスニーカーが目の前に浮いている。
森を歩くうえで靴は重要アイテムだ。
左右を拾い上げ靴内の水をじゃばっと投げて、無くさないように靴紐をジーパンのベルトループに縛りつけ立ち上がる。
幼竜はどこに行ったのだろう?
近くには姿が見えない。
驚かすつもりはなかったが、前触れもなく体に触れたのが良くなかったらしい。
毎回自分の前に現れる黒い竜なのか、それとも別の個体なのか。自分を殺すつもりなのか、そうでないのか。
暁はそれを見極めたかった。
周囲を見廻すとそこは深い森の中だった。
湖畔には木々が枝を伸ばし、水面に届きそうなほどに緑の葉を広げている。
水面は空の青と木々の緑をたたえた不思議な色をしていて、風の音、鳥のさえずりが耳をくすぐり、暁の体に、懐かしい空気を感じさせた。そう、懐かしいのだ。
深い森に隠れた神々しいまでに美しいその湖は、ひどく懐かしくて、あるはずのない郷愁を暁は感じていた。
水が滴る前髪を手櫛でかき上げながら頭をふる。
何がとは言えないが、さいしょの世界であることは、確かだと思う。
ざぶざぶと水辺を歩き岸に上がり、ひとまずTシャツを脱いで力の限り絞った。それを勢いよく広げ水気をきれるだけ切って、袖を通す。
襟元がびろびろに伸びて酷い。
その伸びた襟の現実を見て、暁はなぜか冷静さを取り戻した。
空中の放りだされて落下が始まり、水面の波が目視出来たくらいで、何かに包まれ、体が浮いた気がした。
あれがなければ、ここで自分は終わっていただろう。
天狼は自分の転生に関与できないと言っていたし、首に下げられたお守りとやらは魂を隠すものだと言ってもいた。暁本人を守るものとは、言われていない。
そもそも、本人を守る気ならば、あんな空中に投げ落とすことはしないだろう。まあ、ライオンの子落としのラインもないとは言えないが………。
あれは、恐らくは、魔法のたぐいだと思う。
「………オレが魔法を使った?」
使えるのか?と肘を曲げて自分の両手をじっと見つめる。
そのまま、顔辺りの高さまで両掌を上げたところで、右人差し指あたりの視界にあった大樹の根元に黒い小さなものを見つけた。
「――――――」
牧草のように不思議と揃った芝生を裸足で歩き進み、あともう少しというところで、暁は足を止めしゃがみこんだ。
黒い幼竜は、丸まり体を震わせているように見えた。
怖がっている感じはない。そもそも、怖がるならばこちらの方である。静かに、そして注意深く幼竜とその付近を見た。
緑の芝生と、幼竜がうずくまる大樹に、血痕が見える。
はっとして、近付き幼竜を目を凝らして見ると、首元には拘束具の様な首輪、体には無数の傷があった。黒い鱗がめくれ、刃物で切られたような傷から血が流れている。黒に赤黒い血の為、気づくのが遅れた。
自分を助けた時の傷ではないと、思う。
では、その満身創痍の体で、自分を助けたとでもいうのだろうか?
殺すではなく、その小さな体で暁を救ってくれたと、いうのだろうか?
それを考えるのは後だ。と頭を切り替え、暁はTシャツの裾を破り、傷口に当てようと手を伸ばした。
「グゥアアアア!!」
触るなとばかりに強固な拒絶に合う。
幼竜は牙をむき咆哮を上げて威嚇してくる。
「怒っても何してもいい。ひとまず応急処置させてくれ、そのままはツラいだろ?――――!」
ガブリ!
手を伸ばした暁の右腕に幼竜は嚙みついた。牙が食い込み血がにじむ。
「っ!………放っておけって?いいからっそのまま噛んでろ―――――」
噛まれた右手から左手に端布を持ち替え幼竜の傷口に当て、鱗をめくらないよう注意しながら血をぬぐう。
「何考えてるって言われても、命の恩人のこの姿見て、手当できないほど、冷酷じゃないんだ。ガアガア吠えるな。うるさい」
噛みついても威嚇しても動じない。更には、何故かこちらの意を汲んでくる暁に気付いたのか、幼竜は訝しげな表情をして鋭い牙を暁の右腕から抜いた。鋭い牙の穴が開いてそこからは幼竜に負けないくらいの血が流れだしている。
「お前こそ大丈夫かって?やったのはお前だぞ」
今度はきょとんとその青い瞳を丸める相手に、暁は小さく口元を上げた。
「何考えてるかなんてわかる。お前の目、口ほどにものを言ってるぞ」
「…………」
体の血痕をぬぐい端布は赤黒く染まってしまった。通過してきた世界で薬草に詳しくなった経験はあるものの、この世界の植物が該当するかどうかわからない。
なんとか少しでも楽になる治療はないものか。少しでも痛みが和らぐことが出来ないだろうか。そんなことを考えながら、暁は幼竜の体をそっと撫でた。
「痛むだろう………?こんな体で、どうしてオレを助けたんだ」
ぷいっとあらぬ方向に顔を向ける幼竜がかわいらしくて、2本の小さな角を冠する頭をそっと撫でて、その体を抱き上げた。
幼竜はびっくりしたように再度噛みつこうと牙をむく動作に入ったものの、抱き上げられた暁の右腕の血痕に気づき口を開けたまま動きを止めた。
「痛いかもしれないが、水で血を流そう。傷口をキレイにするのは初期治療になる」
いい子だから頑張ってくれよ。と続けて、暁はふと小首をかしげ幼竜の青い瞳をのぞきこんだ。
「お前も治療しろって?………心配してくれてるのか。やさしいな」
表情には出ないが、目が笑んでいることに暁は自分自身気付いていない。
だが、その優しい目をむけられた幼竜はぱちぱちと瞬いて、ゆっくり口を開いた。
「なぜ、おれの考えていることがわかる………?」
幼竜が、子供特有の高めの声でそう言った。
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