私、魅了魔法なんて使ってません! なのに冷徹魔道士様の視線が熱すぎるんですけど

紗幸

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4 謝罪

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 あの火事の日から、七日が過ぎた。

 燃え焦げた香りはもう風に流され、王都の西区は何事もなかったように日常を取り戻している。


 白い石畳の通りの先。ひときわ目立つ荘厳な建物。看板には金の文字で『アストリア商会』。その目の前に立っていた。

 建物の正面は磨かれた石造りで豪奢。重厚な木製の扉の上には、見事な装飾が施された紋章が掲げられている。通りすがる人たちは、その建物の凄さに一度足を止め、憧れの眼差しを向けている人もいる。

「大きい……これがアストリア商会か」

 今日、あの日の彼女に会いに来た。ずっと迷っていた。だけど、どう考えても私の発言は良くなかった。私の自己満足かもしれない。だけど、怒鳴られたとしても、あの日のことを謝りたかった。

 入り口を前に息をのむ。曇りのない大きな窓に、大理石の階段。まるで貴族の館のような店構えに、足が少しすくむ。両手をぎゅっと握りしめ、胸の前で一度深呼吸をする。

「よし……」

 扉を押すと、軽やかな鈴の音が響いた。途端にふわりと漂う、花の香り。店の一階はアクセサリーや化粧品が売られているようで、甘い香水の匂いに満ちていた。

 磨かれた床に光が反射し、宝石のような輝きが足元を染める。店内には、華やかな衣装をまとった貴婦人たちがゆったりと買い物を楽しんでいた。日本で言う百貨店のような雰囲気だ。

「いらっしゃいませ。なにかお探しですか」

 声をかけてきたのは、笑顔をたたえた女性店員。その笑顔の奥に、貴族街特有の洗練された空気が漂っている。

「あの……お会いしたい方がいまして。アストリア商会のご令嬢にお伝えいただけませんか? 火災の日に治癒師としてお会いした者ですと。少しでいいのでお時間をいただきたいのですが」

 店員の瞳が、ほんの一瞬だけ驚きに揺れた。けれどすぐに礼儀正しい笑みを戻し「少々お待ちください」と奥へ姿を消した。

 しばらくして、案内されたのは上階の応接室だった。壁紙は金糸が織り込まれた豪華な生地で、家具は繊細な彫刻が施されたダークウッド。窓からは、王都の賑わいが一望でき、絨毯は足を埋めるほどふかふかだ。光を受けて壁の金装飾がきらめき、空気がほんのり温かい。

 そして、その部屋の華やかさに負けないくらい、キラキラと派手な装いをした女性が、目の前のソファに座っている。長い金髪を肩に流し、アイシャドウや口紅は濃く、その存在感は圧倒的だった。

 それに対して、黒髪黒目で小柄な私。来客用の小さな椅子にちょこんと座る様子は、まるで小動物のように見えることだろう。

「セレナ・アストリアです。わたくしに、何か御用ですの?」

 彼女は高圧的な視線で私を見た。火事の日と全く同じ、トゲのある話し方。彼女の頬に視線をちらりと向ける。火傷の跡は、もう綺麗に消えている。

「あの、私はユイと言います。先日は、申し訳ございませんでした」

 私は深々と頭を下げた。

「あの時は、あまり体験した事のないほどの危険な現場で、多くの負傷者を前に焦ってしまい、大変失礼な対応をしてしまいました。あの態度を謝罪したくて参りました」

 正直に、心からの謝罪を伝えた。治療の優先順位は間違っていないと思ってる。だけど、公衆の面前で晒し上げるような言い方は、人として良くなかったと反省している。
 彼女は、しばらく無言で私を見つめた後、フッと鼻で笑った。

「てっきり、笑いに来たのかと思ったわ。他の人たちみたいに」
「え……?」

 思いがけない言葉に、顔を上げた。

「あの日のことが、お見合い相手の耳に入ったのよ。私があんな場所で大騒ぎした事がね。その結果、お見合いが破談になったことを笑いに来たのでしょう?」

(破談……私のせいで? そんなことになってるなんて知らなかった……)
 
 心臓を鈍器で殴られたような感覚がした。自分の浅はかな行動の結果を知って血の気が引く。私はただ、重傷者を優先させたかっただけなのに、結果的に一人の女性の人生を傷つけてしまった。

「す……すみません。そんな事になっているなんて知らなくて。ただ、あの日の対応は、人として間違っていたと思って謝罪に来たんです。もし、治療がまだなら、改めて治療させていただこうと……本当、ごめんなさい」

 声が震えた。沈黙が二人の間に落ちる。申し訳無さで胸が押しつぶされそうになる。

「……てっきり、笑いに来たのかと思ったわ。わたくしね、こんな性格だから、今までのお見合いもうまく行かなかったのよ。今回も大事なお見合いが控えてたから、あの小さな火傷でも焦って、私もあんな態度を取ってしまったのよ。…………ごめんなさいね」

 彼女は私に向かって頭を下げた。顔からは剣のような険しさが消えていた。

「あ……いえそんな……私こそ、ごめんなさい」

 私たちは、お互いに頭を下げ合った。

「どちらにせよ、あのお見合いはうまく行ってなかったわ。だから貴女は気にしないで。あんな怪我ほっておいてもとっくに治ってるでしょうに、わざわざ出向くなんて、貴女もお人好しね」

 彼女はため息をついた。そして、自分を卑下するように話し始めた。

「私って、昔からこうなのよ。近寄ってくるのは、親のお金目当てのろくでもない男ばかり。今回のお見合い相手もそんな男だったわ。私のこの派手な衣装もね、私が地味な格好をしていれば『アストリア商会の娘なのに、親に可愛がられてないのか?』とか『店が潰れそうなのか?』と陰口を叩かれるから、自然とこうなっていったわ」

 彼女が頬にそっと触れる。

「この濃い化粧もね、理由があるのよ。私は化粧品部門の責任者だから、新しい商品を試す時は従業員ではなく、私が率先して自分の肌で試すことにしているの。正直、開発途中の商品は肌が荒れる物もあるわ。それを隠そうとして、化粧がどんどん濃くなっていった。酷くなり続ける肌と、それを隠すための化粧の悪循環の結果ね」

 そして自嘲気味に笑った。

「だから、あの日の火傷も、あんな小さい怪我なのに、高圧的になってしまった……私はおかしくなっているのかもしれないわね。世間体のために結婚をしなきゃって焦って、結局お店の評判まで落とすなんて、最低だわ……」
 
 そう彼女は愚痴をこぼした。その話を聞いて、彼女の事が少しだけ理解できたような気がした。

(この人はきっと、大きな商会を背負って、世間や親の期待に応えるために、ずっと無理をしてきたんだ。この派手な化粧は、彼女の本当の姿を隠すための仮面になってしまって、本当の自分がわからなくなってしまったのかもしれない……)

 治癒師としてできる事があるなら。やらない手はない。

「あの、そんなに肌荒れがひどいんですか? よかったら、一度見せていただけませんか? もしかしたら、治せるかもしれません」

 彼女は嘲笑うかのように言った。その瞳に諦めの感情が見えた。

「申し出は有り難いけど、治癒師には定期的に頼んで治してもらってるから大丈夫よ。ちょっと治したからって、根本的な解決になるわけじゃないから……」
「一度見せてください!!」

 あ、思わず声が大きくなってしまった。でも自分に出来ることがあるならやりたい! 私が必死過ぎたのか、彼女のただでさえ大きな目がまるっと開かれた。そして、ふっと微笑んだ。

「貴女ってお人好しね。……私の部屋に来て」


 彼女の私室に場所を移し、化粧を落とした彼女の素顔を見た。

「やっぱり……」 

 化粧を落とした彼女の顔は、想像していた以上にひどい状態だった。目元や頬は乾燥して赤みが強く、吹き出物やニキビ跡が目立ってる。

 特に化粧品を頻繁に試すという唇の周りや目尻には、アレルギー反応のような湿疹もある。冷静に肌の状態を観察した。

「セレナさん、これは、化粧品に含まれる特定の成分に対するアレルギーと、試用後のケア不足が原因です。治癒魔法で一時的に炎症を抑えても、体質を変えないと意味がありません」

 彼女は自分の素顔を人に見られることに慣れていないのか、ずっと俯いていたが、私の言葉に顔を上げた。

「今後の化粧品の治験時ですが、唇などは、直接塗るんじゃなくて、腕の内側など、皮膚の薄い部分で湿疹が出ないかを確認してから試すようにしてください。それと、今お使いの化粧水を見せていただけますか?」

 彼女の化粧水を見せてもらうと、とろっとした粘度の高い物だ。香りも付いている。

「この化粧水は油分が多いですね。肌荒れを悪化させる原因になります。代わりに、殺菌成分のあるポーションを処方してもらって、薄めた化粧水と合わせてケアしてみてください。炎症を抑える効果が出ると思います」
   
 私がそう説明すると、彼女は頬に手をあて呆けた顔をした。

「あ、手で顔を触る癖も止めてください。手は洗浄していても、普段の生活でドアノブや、日用品に触れることで思ってる以上に汚れています。セレナさんは、考えるとき話をする時に頬や顎に手を添える癖があるので、肌荒れの原因になるので止めてください」

 その言葉で、パッと頬から手が離れた。よし、いいよ。これだけで肌質は結構変わる。私が昔、これで肌状態が改善した過去があるから間違いない。

 彼女にひたすら肌ケアの仕方をゴリ押しする勢いで説明した。あまりの真剣さと、治癒師とは思えない具体的なアドバイスに、圧倒されていた。

 でも、それでも私は少しでも彼女の為に何かしたかった──





 数日後。 
 家のドアが、力強く「トントン」と叩かれた。

(団長さんかな?)

 そう思ってドアを開けると、そこに立っていたのは、セレナさんだった。しかし、以前とは様子が違う。

 彼女の着ているドレスは相変わらず派手だが、化粧が非常にナチュラルになっていた。淡いアイシャドウにライトピンクのリップ。肌は透明感が際立っている。
 そして、彼女の後ろには従者が二名。てんこ盛りのお菓子や、果物を持っているのが見えた。

「あ、セレナさんこんにちは」

 セレナ様は、うるうると涙を浮かべながら、私に向かって駆け寄ってきた。

「あんた、すごいじゃない!! 私の肌荒れが治ったんだけど!!」

 その感動的な叫びと勢いに押されてよろけた。

「こんなにも長い間、きれいな状態でキープできたことなんて、いつぶりかわからないわ! 本当に……信じられない!」
「ほ……ほほう、それはよかったです」

 セレナの迫力に圧倒されつつも、じんわりと嬉しさが込み上げてくる。治癒師として、これ以上の喜びはない。彼女は従者に指示し、持ってきたお菓子と果物を押し付けてきた。

「これ、お礼ってわけじゃないけど食べてよ!」
「え……ありがとうございます。こんなにいいんですか?」
「ふふ、まだ足りなかったら今度持ってくるわよ」

 そう言いながら微笑む彼女の顔はとても輝いて見えた。

「あの……よかったら、お茶でも飲んでいきませんか。一緒にお菓子をいただきましょう?」

 私も彼女に負けじと、満面の笑みでお茶に誘った。





 いつものようにカイルさんが訪ねてきた。でも、玄関で立ち止まる。そこから出てきたのがセレナだったからだろう。

「……筆頭魔道士、様?」

 セレナは一瞬カイルさんの顔を見て驚いていたが、すぐに背筋を伸ばして頭を下げたあと、ユイに「また来るわね」と微笑んで帰っていった。
 セレナの優雅な背中を見送ったあと、静かな沈黙が落ちた。

「……どういうことだ」

 低い声。カイルさんの青灰色の瞳が、わずかに細められる。あ、そっか。彼には何もまだ話してなかった。

「セレナさんとはあの件のあと謝罪しまして、仲直りしたんです! えっと……友達になったんです!」
「……友達?」
「はい! 私の異世界初の女友達です!」

 そう思うだけで顔がにやける。だって本当に嬉しいんだもん。カイルは何か言いかけてやめた。けれど、いつもよりわずかに柔らかい声で言う。

「……そうか」

 それだけを残し、背を向けて歩き出す。去り際の横顔が、ほんの少しだけ、穏やかに見えた。
その背中を見送りながら、胸の奥がふわりと温かくなる。


 ──少しずつ、この世界に自分の場所ができていく。

 そんな気がした。

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