【完結】夫の浮気相手は私の継母でした…。

山葵

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私とギルバート様は、婚約をしてから半年後に結婚式を挙げた。

私は、再婚なのと、相手が元夫の兄である為、身内だけの式を望んだ。

ギルバートも、私の気持ちを察してくれた。

式が終わり、家族との食事会。

ブルースは、私の席に来ると、頭を下げた。

「ケイト、今まで君に謝る事が出来なかった。本当に申し訳なかった。許してくれとは言わない。でも、謝らせて欲しい。本当に、本当に、ごめん!」

「貴方を許せるか聞かれたら、まだ許せそうにないわ。私だけでなく、貴方達は、お父様まで裏切ったんだもの…。でもね、貴方と離縁しなかったら、ギルバートとは結婚する事は出来なかった訳だし…。それに貴方とは義理とはいえ姉弟になってしまったわ。出来れば家族とは仲良くしたいわ!」

「ありがとう。僕は、これからもリバルド辺境地で騎士として働く。余程の事がない限り、モイス伯爵家に帰って来る事はないだろう。どうか兄上と幸せになって欲しい。僕は、馬鹿でクズだったけれど、兄上は違うから安心してくれ」

「ええ、ギルバートに幸せにして貰うわ。ブルースも騎士として頑張ってね。応援しているわ!」

「ありがとう、義姉上」

ブルースは、式が終わった次の日に、リバルド辺境地へと戻って行った。

馬車を見送った私にギルバートは、後ろから抱き付き甘えてくる。

「あら、甘えん坊さん、どうしての?」

「………ブルースが行ってしまって、寂しい?」

「それはヤキモチかしら?」

「……ブルースが浮気しなければ君は離婚しなかったろう?」

「そうね…でもマリアさんと浮気しなくても、いつかブルースは浮気していたかも知れない。それは分からない事よ。それに、今は私は貴方の奥様になったのよ。貴方を愛しているわ、ギルバート。お願いだから、私を裏切らないでね」

「私も愛しているよ、ケイト。私は一生ケイトを愛する。もし私が浮気したら殺してくれて構わない」

「あら、殺人犯になるなんて嫌よ!!ギルバートが浮気しなければ良いだけの事よ」

「そうだね!」そう言って、ギルバートは、ケイトに口付けをした。


その後、ギルバートとケイトの間には、2男1女の子供が授かるが、ギルバートのケイトへの愛は死ぬまで変わらなかったという…。


END

*****

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