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32. 罠
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【楓、どうしても二人で会いたい。21日に来楽街のホテル マリアージュに来てほしい】
公園で会った時に、嫌われたわけではないと確信しつつもどう動いたらいいか分からず悩んでいると、泉からそんなエインが届いた。
【皐月さんには楓に会った後に俺の口からちゃんと説明したいから、今回会うことは黙っていて欲しい】
【わかった。必ず行くから】
泉に会える。二人で会うことができれば、きっと泉はどうしてこの状況なのかちゃんと説明してくれるはずだ。二人で考えれば何か解決策が浮かぶかもしれない。また一緒に暮らせるかもしれない。僅かに見えた希望に僕は少し浮かれた。
当日、皐月さんには内緒で仕事を休み約束の場所へ向かう。初めての場所という事もあって場所の確認の意味も込めてだいぶ早めに出た僕は、迷っても約束の時間より1時間も早く待ち合わせのホテルを見つけた。
1時間も早いなんて……。僕、どんなに楽しみにしてるんだよ。
自分で自分に突っ込みながらホテルを見上げる。高級ホテルには程遠い廃れたビジネスホテルのような外見。良かった、高級ホテルに入るよりもずっと入りやすい。スーツを一着も持っていない僕はジーンズにパーカー、コートのありきたりな格好をしていた。
「楓? だっけ、確か」
「木内君、偶然だね。どうしてここに?」
「これからバイトの面接。でも予定よりだいぶ早く着いたんでフラフラしてた。あ、やばいバイトじゃねーからな。ちゃんとしたやつ」
木内君はそう言った後、視線を反らせて「クスリはもうやってねぇし」と呟いた。
「ねぇ、木内君はどれくらい時間あるの?」
「んー1時間ちょっとかな」
「僕も人と待ち合わせなんだけど、1時間くらい時間あるんだよね。せっかくだしちょっとお茶しない?」
「いいよ」
ホテルの近くにあるチェーン店の喫茶店は若者が多く、勿論サラリーマンやOLもいたがちょっとガラの悪そうな人たちもいた。落ち着いてお茶を飲むというよりはお酒の出ない居酒屋のような雰囲気だ。
「で、そっちは何の用?」
「うん、大事な人とホテル マリアージュで待ち合わせなんだ」
「ホテル マリアージュねぇ……。待ち合わせの人って誰? 大丈夫な人?」
「大丈夫な人ってどういう意味?」
「ヤバい人だとかさ」
「
えーっ、全然違うよ。全然違うっ。一緒に暮らしてたんだけど、今は離れて暮らしてて。家を出ていったことにはきっと何か事情があると思うんだよね」
「……俺なら大事な人との待ち合わせには絶対に使わないホテルなんだけど。あのホテル、あんまり良くないって知ってんの?」
「え?」
「何か……さ、ちょっと詳しく話してみろよ」
木内君が妙な雰囲気を出したので僕は泉との関係は話さないまま、仲の良い友人が突然家を出て行ったこと、エインの返信もずっと来なかったこと、友人が別の人と暮らしていてその人が僕に会いに来た事などを話した。
「友人って言うけど、恋人かなんかなんだろ?」
「あ、いや……」
「大丈夫だって、俺、そういうの偏見ないから」
木内君の言葉にホッとして、僕は頷いた。
「今でも好きで大切な人なんだ。だから会いたい」
「これってつまり、痴情のもつれってやつだよな?」
「え? そうなの?」
「どう考えてもそうだろうがよ。今の状況、なんていうか知ってる?」
「何?」
「死亡フラグが立ってます、だ」
「えぇーっ、まっさかー?」
僕は突然のことにケラケラと笑ったが木内君はちっとも笑ってなかった。
「行くのはやめるんだな」
「嫌だ。それは絶対に嫌。やっと泉に会えるチャンスなんだ」
「……その泉って人が一人でいるとは限らないよ。あのホテル、監視が緩いんだよ。だから裏ではやりたい放題だって言われてる。それでも行く?」
木内君の剣幕に押される。木内君のいう事が本当なのだとしたら、泉は危険な状況にあるのではないだろうか。家に帰って来ない理由が何かの問題に巻き込まれたからだとしたら、僕は泉を取り返したい。泉と一緒に帰りたい。
「行く」
ここで行かなきゃ、一生会えないかもしれない。
「じゃあ、一緒に暮らしてるもう一人に電話して誰にどこで会うかを伝えること。そして、ホテルに入って30分しても連絡が無かったら警察に通報して欲しいとお願いすること」
「でも、泉には内緒にするようにって言われて」
「誰とどこで会うかくらい構わないだろ。会ったことも言うなって方がおかしいし、もし本当でも後で謝りとおせばいい」
その後、木内君からいくつか身を守る術を教わったけど、未だに僕は半信半疑でいた。半信半疑ではないか。木内君の心配事は10%くらいしか信用してなかったと思う。それくらい僕には遠い世界のことで、ドラマの中でだけのことだった。
「……でもなぁ。俺も一緒に行こうか?」
「いや、それは悪いしダメ。木内君にはちゃんと面接受けて欲しいし」
「ふぅん。あー、あのさ」
「何?」
「俺と友達になってくんない? こんなこと言うのもおかしいのかもしんないけど」
「僕の方こそだよ。僕、友達が少ないから嬉しい」
木内君は照れたようにへへへと笑って「じゃあ、連絡先交換しようぜ」と言った。
「ヤバい時は俺の携帯鳴らせよ。面接中だろうが直ぐ飛んでくから」
「面接中じゃだめだよ。でもありがと」
木内君と別れた後、言われたとおりに皐月さんに電話をしたけれど仕事のこの時間、皐月さんは電話には出なくて代わりにエインを残した。
ホテルで名前を告げ部屋の番号を教えてもらう。案内はおらず自分で部屋に向かうタイプらしい。木内君に散々脅されはしたけれど、ホテルの中は思っていたよりも綺麗で、廊下に生花が飾られていたりもして僕は内心ちょっとホッとしていた。
3階の角部屋か……。木内君からは一応非常口もチェックするように言われていたけれど、チェックするまでもなく非常口のすぐ隣の部屋だった。
それからスマホをGパンの前の方のポケットに移し替え、部屋のインターホンを鳴らす。鍵の開く音が聞こえ、ドアが開くと佐久田さんが顔を出した。
「どうして佐久田さんがここに?」
「楓、来るな!!」
泉が叫ぶ。ただ事ではない声に驚いて部屋に飛び込むと椅子に縛り付けられた泉がいた。
「どうしてこんなっ」
泉の隣には見知らぬ男がひとり。振り返って佐久田さんを見ると佐久田さんが部屋の鍵を閉めてゆっくりと歩いてきた。見知らぬ男と佐久田さんに挟まれて僕は横向きになって二人を警戒する。
「佐久田っ、どういうつもりだよ。今なら引き返せるから、な、これ、解けよ」
言い聞かせるような泉の声。
佐久田さんが悲しそうに微笑んだ。
「二人がいつまでも諦めないからですよ」
公園で会った時に、嫌われたわけではないと確信しつつもどう動いたらいいか分からず悩んでいると、泉からそんなエインが届いた。
【皐月さんには楓に会った後に俺の口からちゃんと説明したいから、今回会うことは黙っていて欲しい】
【わかった。必ず行くから】
泉に会える。二人で会うことができれば、きっと泉はどうしてこの状況なのかちゃんと説明してくれるはずだ。二人で考えれば何か解決策が浮かぶかもしれない。また一緒に暮らせるかもしれない。僅かに見えた希望に僕は少し浮かれた。
当日、皐月さんには内緒で仕事を休み約束の場所へ向かう。初めての場所という事もあって場所の確認の意味も込めてだいぶ早めに出た僕は、迷っても約束の時間より1時間も早く待ち合わせのホテルを見つけた。
1時間も早いなんて……。僕、どんなに楽しみにしてるんだよ。
自分で自分に突っ込みながらホテルを見上げる。高級ホテルには程遠い廃れたビジネスホテルのような外見。良かった、高級ホテルに入るよりもずっと入りやすい。スーツを一着も持っていない僕はジーンズにパーカー、コートのありきたりな格好をしていた。
「楓? だっけ、確か」
「木内君、偶然だね。どうしてここに?」
「これからバイトの面接。でも予定よりだいぶ早く着いたんでフラフラしてた。あ、やばいバイトじゃねーからな。ちゃんとしたやつ」
木内君はそう言った後、視線を反らせて「クスリはもうやってねぇし」と呟いた。
「ねぇ、木内君はどれくらい時間あるの?」
「んー1時間ちょっとかな」
「僕も人と待ち合わせなんだけど、1時間くらい時間あるんだよね。せっかくだしちょっとお茶しない?」
「いいよ」
ホテルの近くにあるチェーン店の喫茶店は若者が多く、勿論サラリーマンやOLもいたがちょっとガラの悪そうな人たちもいた。落ち着いてお茶を飲むというよりはお酒の出ない居酒屋のような雰囲気だ。
「で、そっちは何の用?」
「うん、大事な人とホテル マリアージュで待ち合わせなんだ」
「ホテル マリアージュねぇ……。待ち合わせの人って誰? 大丈夫な人?」
「大丈夫な人ってどういう意味?」
「ヤバい人だとかさ」
「
えーっ、全然違うよ。全然違うっ。一緒に暮らしてたんだけど、今は離れて暮らしてて。家を出ていったことにはきっと何か事情があると思うんだよね」
「……俺なら大事な人との待ち合わせには絶対に使わないホテルなんだけど。あのホテル、あんまり良くないって知ってんの?」
「え?」
「何か……さ、ちょっと詳しく話してみろよ」
木内君が妙な雰囲気を出したので僕は泉との関係は話さないまま、仲の良い友人が突然家を出て行ったこと、エインの返信もずっと来なかったこと、友人が別の人と暮らしていてその人が僕に会いに来た事などを話した。
「友人って言うけど、恋人かなんかなんだろ?」
「あ、いや……」
「大丈夫だって、俺、そういうの偏見ないから」
木内君の言葉にホッとして、僕は頷いた。
「今でも好きで大切な人なんだ。だから会いたい」
「これってつまり、痴情のもつれってやつだよな?」
「え? そうなの?」
「どう考えてもそうだろうがよ。今の状況、なんていうか知ってる?」
「何?」
「死亡フラグが立ってます、だ」
「えぇーっ、まっさかー?」
僕は突然のことにケラケラと笑ったが木内君はちっとも笑ってなかった。
「行くのはやめるんだな」
「嫌だ。それは絶対に嫌。やっと泉に会えるチャンスなんだ」
「……その泉って人が一人でいるとは限らないよ。あのホテル、監視が緩いんだよ。だから裏ではやりたい放題だって言われてる。それでも行く?」
木内君の剣幕に押される。木内君のいう事が本当なのだとしたら、泉は危険な状況にあるのではないだろうか。家に帰って来ない理由が何かの問題に巻き込まれたからだとしたら、僕は泉を取り返したい。泉と一緒に帰りたい。
「行く」
ここで行かなきゃ、一生会えないかもしれない。
「じゃあ、一緒に暮らしてるもう一人に電話して誰にどこで会うかを伝えること。そして、ホテルに入って30分しても連絡が無かったら警察に通報して欲しいとお願いすること」
「でも、泉には内緒にするようにって言われて」
「誰とどこで会うかくらい構わないだろ。会ったことも言うなって方がおかしいし、もし本当でも後で謝りとおせばいい」
その後、木内君からいくつか身を守る術を教わったけど、未だに僕は半信半疑でいた。半信半疑ではないか。木内君の心配事は10%くらいしか信用してなかったと思う。それくらい僕には遠い世界のことで、ドラマの中でだけのことだった。
「……でもなぁ。俺も一緒に行こうか?」
「いや、それは悪いしダメ。木内君にはちゃんと面接受けて欲しいし」
「ふぅん。あー、あのさ」
「何?」
「俺と友達になってくんない? こんなこと言うのもおかしいのかもしんないけど」
「僕の方こそだよ。僕、友達が少ないから嬉しい」
木内君は照れたようにへへへと笑って「じゃあ、連絡先交換しようぜ」と言った。
「ヤバい時は俺の携帯鳴らせよ。面接中だろうが直ぐ飛んでくから」
「面接中じゃだめだよ。でもありがと」
木内君と別れた後、言われたとおりに皐月さんに電話をしたけれど仕事のこの時間、皐月さんは電話には出なくて代わりにエインを残した。
ホテルで名前を告げ部屋の番号を教えてもらう。案内はおらず自分で部屋に向かうタイプらしい。木内君に散々脅されはしたけれど、ホテルの中は思っていたよりも綺麗で、廊下に生花が飾られていたりもして僕は内心ちょっとホッとしていた。
3階の角部屋か……。木内君からは一応非常口もチェックするように言われていたけれど、チェックするまでもなく非常口のすぐ隣の部屋だった。
それからスマホをGパンの前の方のポケットに移し替え、部屋のインターホンを鳴らす。鍵の開く音が聞こえ、ドアが開くと佐久田さんが顔を出した。
「どうして佐久田さんがここに?」
「楓、来るな!!」
泉が叫ぶ。ただ事ではない声に驚いて部屋に飛び込むと椅子に縛り付けられた泉がいた。
「どうしてこんなっ」
泉の隣には見知らぬ男がひとり。振り返って佐久田さんを見ると佐久田さんが部屋の鍵を閉めてゆっくりと歩いてきた。見知らぬ男と佐久田さんに挟まれて僕は横向きになって二人を警戒する。
「佐久田っ、どういうつもりだよ。今なら引き返せるから、な、これ、解けよ」
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