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6. 幸せになった方が良いよ
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なんで俺、女子に謝ってるんだろ。勝手に話しかけて集まってきたのは女子なのに。もやもやした気持ちのまま歩いて、大学の裏山に着いた。
「ここなら誰も来ないよ」
「こんな場所あるって知らなかったです」
「結構いいだろ。時々、一人でトレーニングするんだ。大学でテニスサークルに入ったんだけど、あそこって名前だけのサークルだから運動量が全然足りないんだよなー」
山の中にあって大学は見えるものの非常階段側だから窓からこちらが見えることはない。適度に木が伐採されているから日は程よく当たるし、昼寝にも最高の場所なのだ。阿川はドサッと座るとそのまま寝ころんだ。
「ここいいですね。気持ちいい」
「だろ。他の奴には教えるなよ。俺の場所だからな」
「俺の場所って……」
「あぁ、でも阿川は来てもいいから阿川と俺の場所か」
「え、僕の場所にしてもいいんですか?」
「あぁ、阿川の大変さがようやく良く分かったよ」
阿川が寝転がったまま俺を見る。俺の顔なのに阿川が重なって見えるような気がした。
「で、女子とはヤれましたか? 約束通りに家で大人しくしてたんですけど」
「……できなかった」
「どうして? あんなにしたがってたし、チャンスだったでしょ」
「俺がシャワー浴びてる最中にゴムに穴開けてるところ見たんだよ」
「あぁ、良かった気付いてくれて。そのまましてたら僕の人生終わってましたね」
阿川の言葉にゾッとした。
「お前、いつもあんなんなのかよ」
「いつもってわけじゃないですよ。僕のリコーダーを舐めてるところを見たり、飲みかけのジュースが無くなったり、そういうことは3割くらいですかね」
「さっ…3割ですか」
俺は阿川の隣に寝転がった。そして、阿川というか俺の頭ではあったけれど、頭を撫でた。
「大変だよな。悪かったな。そんなこと全然知らなくて羨ましいなんてさ」
「くす、慰めてるつもりですか?」
「まぁ、な。自分の体ってのが微妙だけど」
阿川はくすっと笑って俺の手を味わうかのように目を閉じた。
「お前、俺の体使って好みの男として来いよ。阿川ってイケメンだから男にモテないってこともないだろ。でも、阿川だと目立ちすぎるから俺の体なんだろなって思った。俺の容姿がゲイ受けがいいってのも嘘ではなさそうだけどさ」
阿川がゆっくりと目を開く。
「お前、もっと色恋系で幸せになった方が良いよ」
「ぷっ、圭太さんに言われたくはないんですけど」
阿川がふっと笑って、こんなに柔らかく笑う阿川を俺は初めて見た。
その日の夜、俺は阿川に言われたホテルの前のカフェでのんびりお茶を飲んでいた。好みの男を見つけて上手くいけばこのホテルを使うとのことだったので、万が一、入れ替わっても直ぐに救出に来られるようにとだ。
ここに座って一時間が経った頃、俺を発見した。同じくらいの身長の男と寄り添ってホテルに入っていく。
うひょー、俺が男とホテルにって変な感じ。妙に緊張してコーヒーが入っている紙コップを握りつぶしそうになった。
こっ、これからヤるのか。阿川の初体験。いや、俺の体の……って待てよ、俺の体は男の経験はあるわけで、でも突っ込んだことはないから……つまり、俺の体の脱童貞!?
でも心は阿川なわけで……。阿川が他の男を抱くのか。って他のって何だ、他のって。ああっ、もう。
「あのぅ、隣いいですか?」
あぁ? また女か。今そんな気分じゃないのに。俺は必死に顔を繕った。
「俺もう出るからいいよ」
「え? そうなんですか? もし良かったら少しお話しません?」
ったく、もう出るって言ってるのに。
「時間はねーよ」
カフェを出たところのガードレールに寄り掛かる。
ここにいて二人が出てくるのを見届けるってのもなんか嫌だな。出てくるってことは成功したってことでそれは阿川にとって良いことなのに、もやっとする。
最後までいる必要はないか。30分、あと30分だけ待ってそれでなんともなかったら帰ろう。
30分が経って俺は靴の紐を結び直した。スッキリさせたい時にはとにかく走るに限る。いくら走り慣れていない阿川の体でも程ほどに走れば5キロくらいならいけるだろう。俺は一度だけホテルを見上げると、家に向かって走り出した。
うわ、体、重っ。でも、足が長いからか一歩がでけぇ。
速度を調整しながらリズムをとって走る。最初の1、2キロは案外退屈なだけだ。呼吸に気を付けることとリズムを乱さないことを意識して走り続けるとリズムが体に馴染み、心が静かになっていく。そして少し苦しくなり出してからが楽しいのだ。
まだ1キロくらいか。走り慣れていない阿川の体は息が上がるのも早い。カチン、と音がしたのは少し苦しくなり始めたそんな時だった。
目の前には半裸で呼吸を乱した男。自分の中心はそそり立って痛いくらいだ。
「どうした……の?」
どうしたも何も……。今までのパターンなら俺が挿入されるピンチに入れ替わっていた。でも今回はどう見ても俺が挿入する側だ。
なんとか「いや」と声を出すと黒髪の男が俺の股間に手を伸ばした。
「緊張してる? いいよ、最初は僕が口でしてあげる」
抵抗する間もなく下着を脱がされ中心を咥えられる。頬の内側と舌を使って口内を俺のモノの形に作り替えると、男はゆっくりと顔を上下に動かした。
「ん……はぁっ」
やべぇ、こいつ、すげぇ上手い。
舌先を横にスライドさせながら刺激されると、気持ち良すぎて腰が揺れた。
「感じやすいね。こんなんで僕の中に入ったら直ぐにイっちゃうよ。このまま出しておこうか」
男が俺のペニスを吸い上げながら舌を細かく動かす。
「ちょ、やべぇ、出るってば」
「だから、出そうとしてんの」
ピンポンピンポンピンポン
もうイクというちょっと前、これでもかと高まったその時、けたたましい程のインターホンが鳴った。事件か? と思う程の煩さだ。
「もう、いい所なのに」
すんでのところで止められ放心している俺を他所に男がドアを開けると「圭太さん!!」と俺の名前を呼びながら阿川が入ってきた。
「あ、阿川?」
上半身は裸、ベルトを外し下着から性器を出してベッドの上に座る俺。
「圭太さん、すみません。もう俺、あなたを放置しないから浮気はやめて」
阿川の言葉に一緒にいた男の表情が変わる。
「何それ。フリーじゃなかったの? ったくしらけた。僕帰るからホテル代は払っといて」
男が去った瞬間、俺はようやく脳がまともに動き始め恥ずかしくてクッションで股間を隠した。
「ここなら誰も来ないよ」
「こんな場所あるって知らなかったです」
「結構いいだろ。時々、一人でトレーニングするんだ。大学でテニスサークルに入ったんだけど、あそこって名前だけのサークルだから運動量が全然足りないんだよなー」
山の中にあって大学は見えるものの非常階段側だから窓からこちらが見えることはない。適度に木が伐採されているから日は程よく当たるし、昼寝にも最高の場所なのだ。阿川はドサッと座るとそのまま寝ころんだ。
「ここいいですね。気持ちいい」
「だろ。他の奴には教えるなよ。俺の場所だからな」
「俺の場所って……」
「あぁ、でも阿川は来てもいいから阿川と俺の場所か」
「え、僕の場所にしてもいいんですか?」
「あぁ、阿川の大変さがようやく良く分かったよ」
阿川が寝転がったまま俺を見る。俺の顔なのに阿川が重なって見えるような気がした。
「で、女子とはヤれましたか? 約束通りに家で大人しくしてたんですけど」
「……できなかった」
「どうして? あんなにしたがってたし、チャンスだったでしょ」
「俺がシャワー浴びてる最中にゴムに穴開けてるところ見たんだよ」
「あぁ、良かった気付いてくれて。そのまましてたら僕の人生終わってましたね」
阿川の言葉にゾッとした。
「お前、いつもあんなんなのかよ」
「いつもってわけじゃないですよ。僕のリコーダーを舐めてるところを見たり、飲みかけのジュースが無くなったり、そういうことは3割くらいですかね」
「さっ…3割ですか」
俺は阿川の隣に寝転がった。そして、阿川というか俺の頭ではあったけれど、頭を撫でた。
「大変だよな。悪かったな。そんなこと全然知らなくて羨ましいなんてさ」
「くす、慰めてるつもりですか?」
「まぁ、な。自分の体ってのが微妙だけど」
阿川はくすっと笑って俺の手を味わうかのように目を閉じた。
「お前、俺の体使って好みの男として来いよ。阿川ってイケメンだから男にモテないってこともないだろ。でも、阿川だと目立ちすぎるから俺の体なんだろなって思った。俺の容姿がゲイ受けがいいってのも嘘ではなさそうだけどさ」
阿川がゆっくりと目を開く。
「お前、もっと色恋系で幸せになった方が良いよ」
「ぷっ、圭太さんに言われたくはないんですけど」
阿川がふっと笑って、こんなに柔らかく笑う阿川を俺は初めて見た。
その日の夜、俺は阿川に言われたホテルの前のカフェでのんびりお茶を飲んでいた。好みの男を見つけて上手くいけばこのホテルを使うとのことだったので、万が一、入れ替わっても直ぐに救出に来られるようにとだ。
ここに座って一時間が経った頃、俺を発見した。同じくらいの身長の男と寄り添ってホテルに入っていく。
うひょー、俺が男とホテルにって変な感じ。妙に緊張してコーヒーが入っている紙コップを握りつぶしそうになった。
こっ、これからヤるのか。阿川の初体験。いや、俺の体の……って待てよ、俺の体は男の経験はあるわけで、でも突っ込んだことはないから……つまり、俺の体の脱童貞!?
でも心は阿川なわけで……。阿川が他の男を抱くのか。って他のって何だ、他のって。ああっ、もう。
「あのぅ、隣いいですか?」
あぁ? また女か。今そんな気分じゃないのに。俺は必死に顔を繕った。
「俺もう出るからいいよ」
「え? そうなんですか? もし良かったら少しお話しません?」
ったく、もう出るって言ってるのに。
「時間はねーよ」
カフェを出たところのガードレールに寄り掛かる。
ここにいて二人が出てくるのを見届けるってのもなんか嫌だな。出てくるってことは成功したってことでそれは阿川にとって良いことなのに、もやっとする。
最後までいる必要はないか。30分、あと30分だけ待ってそれでなんともなかったら帰ろう。
30分が経って俺は靴の紐を結び直した。スッキリさせたい時にはとにかく走るに限る。いくら走り慣れていない阿川の体でも程ほどに走れば5キロくらいならいけるだろう。俺は一度だけホテルを見上げると、家に向かって走り出した。
うわ、体、重っ。でも、足が長いからか一歩がでけぇ。
速度を調整しながらリズムをとって走る。最初の1、2キロは案外退屈なだけだ。呼吸に気を付けることとリズムを乱さないことを意識して走り続けるとリズムが体に馴染み、心が静かになっていく。そして少し苦しくなり出してからが楽しいのだ。
まだ1キロくらいか。走り慣れていない阿川の体は息が上がるのも早い。カチン、と音がしたのは少し苦しくなり始めたそんな時だった。
目の前には半裸で呼吸を乱した男。自分の中心はそそり立って痛いくらいだ。
「どうした……の?」
どうしたも何も……。今までのパターンなら俺が挿入されるピンチに入れ替わっていた。でも今回はどう見ても俺が挿入する側だ。
なんとか「いや」と声を出すと黒髪の男が俺の股間に手を伸ばした。
「緊張してる? いいよ、最初は僕が口でしてあげる」
抵抗する間もなく下着を脱がされ中心を咥えられる。頬の内側と舌を使って口内を俺のモノの形に作り替えると、男はゆっくりと顔を上下に動かした。
「ん……はぁっ」
やべぇ、こいつ、すげぇ上手い。
舌先を横にスライドさせながら刺激されると、気持ち良すぎて腰が揺れた。
「感じやすいね。こんなんで僕の中に入ったら直ぐにイっちゃうよ。このまま出しておこうか」
男が俺のペニスを吸い上げながら舌を細かく動かす。
「ちょ、やべぇ、出るってば」
「だから、出そうとしてんの」
ピンポンピンポンピンポン
もうイクというちょっと前、これでもかと高まったその時、けたたましい程のインターホンが鳴った。事件か? と思う程の煩さだ。
「もう、いい所なのに」
すんでのところで止められ放心している俺を他所に男がドアを開けると「圭太さん!!」と俺の名前を呼びながら阿川が入ってきた。
「あ、阿川?」
上半身は裸、ベルトを外し下着から性器を出してベッドの上に座る俺。
「圭太さん、すみません。もう俺、あなたを放置しないから浮気はやめて」
阿川の言葉に一緒にいた男の表情が変わる。
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