33 / 194
33
しおりを挟む
33
時間外にほぼ毎日、古家さんが眞奈ちゃんと遊んで自分を待ってたという
話は比奈から聞いて知っていた。
それにずっと付き添ってた彼女からのお話があります、発言。
大体想像がつく。
もっと早く迎えに来れないのか、とか、そんなところだろ。
来れるもんなら来てる、っつうの。まったく。
◇ ◇ ◇ ◇
「よかったら、大林さんの仕事が終わるまで家《うち》で預からせていただけませんか、
とても差し出がましいことだとは分かっているのですが」
「折角だけど、うちはうち、よそはよそ。
誰の手も借りませんよ。お気遣いなく」
そうだろなぁ~とは思ったけれど、想像以上にきっぱりと断られた。
どうしよう。
ここは絶対引きたくない。
苺佳は脳内をフル回転させた。
時間外にほぼ毎日、古家さんが眞奈ちゃんと遊んで自分を待ってたという
話は比奈から聞いて知っていた。
それにずっと付き添ってた彼女からのお話があります、発言。
大体想像がつく。
もっと早く迎えに来れないのか、とか、そんなところだろ。
来れるもんなら来てる、っつうの。まったく。
◇ ◇ ◇ ◇
「よかったら、大林さんの仕事が終わるまで家《うち》で預からせていただけませんか、
とても差し出がましいことだとは分かっているのですが」
「折角だけど、うちはうち、よそはよそ。
誰の手も借りませんよ。お気遣いなく」
そうだろなぁ~とは思ったけれど、想像以上にきっぱりと断られた。
どうしよう。
ここは絶対引きたくない。
苺佳は脳内をフル回転させた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる