175 / 194
175
しおりを挟む
175
さて、夫の依頼で調査されて『しあわせの村』に居ると報告された
苺佳はというと、この日は自分の所用に友人で医師(皮膚科医)でもある
大林瑤子に付き添われてこちらのリハビリ施設に世話になっている
母親の様子見伺いに来ていたのだった。
集中して一週間ほどリハビリを行い、調子が良くなれば現在の泊りでの
リハビリから通いのリハビリへと移行することになっていた。
英介は半年程前から苺佳の母親である佳乃が大腿骨を損傷し、つい最近
手術していたことを知らなかった。
佳乃は元々膝の痛みで接骨院の門を叩き治療を受けたはずなのに、
ずさんな治療(首から下にかけて背骨、脚と引っ張る)のせいで、
這う這うの体で帰宅、その後身体中にきしみを
感じるほどの痛みが襲い、数日間まともに眠ることもできない状態に
なってしまい、馴染みのかかりつけ医に痛み止めを出してもらい、
その日その日を何とかしのいでいたが、10日を過ぎても良くなる兆しは
見えず大腿骨の痛みは増幅するばかりになっていった。
おそらく接骨院で背骨等を牽引する際の機器の数値の間違いが
原因ではなかったかと思われる。
痛み止めをいくら飲んでも痛みはなくならず、ご近所周り、友人知人に
大腿骨の手術をするにあたり良い病院はないかと尋ねまわりその後ようやく、
よさげな医師に巡り合い、両足の大腿骨の手術を受けたのだった。
さて、夫の依頼で調査されて『しあわせの村』に居ると報告された
苺佳はというと、この日は自分の所用に友人で医師(皮膚科医)でもある
大林瑤子に付き添われてこちらのリハビリ施設に世話になっている
母親の様子見伺いに来ていたのだった。
集中して一週間ほどリハビリを行い、調子が良くなれば現在の泊りでの
リハビリから通いのリハビリへと移行することになっていた。
英介は半年程前から苺佳の母親である佳乃が大腿骨を損傷し、つい最近
手術していたことを知らなかった。
佳乃は元々膝の痛みで接骨院の門を叩き治療を受けたはずなのに、
ずさんな治療(首から下にかけて背骨、脚と引っ張る)のせいで、
這う這うの体で帰宅、その後身体中にきしみを
感じるほどの痛みが襲い、数日間まともに眠ることもできない状態に
なってしまい、馴染みのかかりつけ医に痛み止めを出してもらい、
その日その日を何とかしのいでいたが、10日を過ぎても良くなる兆しは
見えず大腿骨の痛みは増幅するばかりになっていった。
おそらく接骨院で背骨等を牽引する際の機器の数値の間違いが
原因ではなかったかと思われる。
痛み止めをいくら飲んでも痛みはなくならず、ご近所周り、友人知人に
大腿骨の手術をするにあたり良い病院はないかと尋ねまわりその後ようやく、
よさげな医師に巡り合い、両足の大腿骨の手術を受けたのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる