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激動のロンダルシア大陸
44.闇
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路地裏で啜り泣く少女。容赦なく振るわれる怒号、罵声、暴力、悲鳴、慟哭、凌辱……。
気付いたら、ボクはメルちゃんの制止を振り払い、派手な服を着た豚のような男の後頭部に杖を叩き込んでいた。
「リンネちゃん。気持ちは分かりますが、ギルドを経由してしっかり手続きを経ないと後々問題になりますよ」
「ごめんなさい……」
「そうかな!?あたしはリンネちゃんが正しいと思うよ!目の前で虐められてる人を助けないなんて最低!」
「私だってリンネちゃんの行動は正義だと思いますよ。ただ、軽率だと思います。組織が大きくなれば既得権益を守ろうとする輩も現れます。例えば奴隷を多く有して利益を貪る権力者がいたとしましょう。私達がこの町に来て何をしようとしているのかを知ったとき、どういう行動に出ると思いますか?ありとあらゆる手段を講じるでしょうね。私達の目的達成が困難になります。
法的根拠をもって一斉に動く必要がある。だから、契約済の奴隷についてはギルドマスターが対処するのでしたよね?私達は、与えられた役割を担いましょう。
では、まずはギルドに向かいましょう。やるべきことがたくさんあります」
「うん、メルちゃんの言う通り。でもボクは後悔はしていないからね。さぁ、マールさんも一緒に行こう!」
メルちゃんもレンちゃんも意見は対立しているけど笑顔で支えてくれている。理解しあっている。奴隷の首輪を填められたマールさんは不安と安堵が入り混じった表情を浮かべている。ボク達は彼女も連れて冒険者ギルド・ティルス支部へと向かった。
★☆★
ミルフェちゃんからの連絡は、まだギルドの魔導通信に届いていなかった。心配だ。
ボクは追加でミルフェちゃん宛に連絡を入れておいた。
『ミルフェちゃんへ。返信ないから心配です!連絡くださいね!ボク達はティルスに来てる。ここで魔族の侵攻を止めてから王都に向かう予定。反対されるかもだけど、ギルドと協力して大陸の奴隷解放に動く予定』
また、ホーク(魔人ウィズ)から伝言が入っていた。魔人のティルス侵攻は今日から5日後の夜になるらしい。
どこまで信じられるのかは分からないが、ギルド側も情報の信憑性を確かめるために動いているとのこと。
さらに、ギルドマスターから支部へ詳細が伝えられていたようで、カードには「特別捜査官」という称号が加えられていた。
奴隷の買取りや奴隷商人の摘発(潰滅)は明日以降、魔人に対する準備をしながら進めていくことになった。
因みに、雷魔法初級はレンちゃんに習得してもらった。剣に雷を帯びさせても良いし、魔法耐性も上がるしということで何とか説得できた。脱悩筋への輝かしい第一歩だ。
★☆★
ティルス支部の支部長は、スルトという名の金髪で恰幅の良い中年男性だった。冒険者というよりは事務方のような感じだ。
ギルド支部長のご厚意で客室を借りることが出来た。マールさんも一緒に4人でお風呂に入った。ボサボサだった茶色い髪はある程度の輝きを取り戻した。黒い瞳、清楚に整った顔立ちは、まさに日本人風な美少女だった。歳は15だそうだ。みすぼらしい格好をさせられていたせいで、20歳前後かと思っていた。
食事を終えてベッドへ入ると、辿々しく自分の身の上話を始めた。ボク達は静かに聴いていた。
「父が経営する宿が……去年……近くに高級宿が出来てすぐに潰れたんです。借金を肩代わりしてもらう代わりに、父はそこで働かせてもらいました。私達家族のため、父は病気で死ぬ前日まで血と汗を流して働きました。母は……父亡き後、身体を売ってまで私を守ってくれましたが、先日父と同じ病で……。
『あなたは私が生涯愛したあの人の忘れ形見、私達の宝。お願い、強く正しく生きて』それが母の最期の言葉でした……。
あいつがさっき言っていました。私をずっと狙っていたって。あいつは、父の宿屋を潰す為に悪評を流し、両親に毒を盛りつつ身体がボロボロになるまで低賃金で酷使した挙げ句に棄てました。奴隷に堕ちた私をタダ同然で買い取り、欲望を満たすために」
「……」
目的の為には手段を選ばない悪どい手口だ。奴隷制度を犯罪の隠れ蓑に利用している。両親の子を愛する思いを利用している。決して許してはいけない。ボクは怒りの感情を抑えながら静かに口ずさんだ。
「か~さんが~よなべ~をして~てぶく~~ろあんで~くれた~~」
「リンネちゃん、その歌は?」
「あ……音痴でごめん。ボクの世界の童謡かな。
母から届いた手編みの手袋を見て、遠く離れた自分を思って寒い中夜遅くまで頑張って作ってくれたんだねと母に感謝する歌だと思う。
母が子を思う優しさ、子の母への感謝の気持ち、それを返したいけど、もう返せなくなってしまった子の虚しさ……が溢れてくる。
親に愛を返せないときがあると思う。親の無償の愛に対して、子どもが強く正しく生きることこそが唯一の報いる為の方法なんだって信じたい。それがきっと皆の幸せ、世界の平和に繋がるって信じたい」
その後、誰も何も話さなかった。そのまま寝てしまったのだろう。そう言えば、アユナちゃん以外、家族のことが話題に挙がったことはない。ボク達は記憶が無いけど、無いからこそ家族を思う寂寥感が募ることもある。早く帰りたい、家族がいたら会いたいと思うことがある。
ボクはアイちゃんに、ミルフェちゃんへ魔導通信を再送したこと、マールさんのこと、ウィズからの情報について話した。
(ティルスは大変そうですね。闇が深そうですので気を付けてください。ルークの奴隷解放は既に終えて、わたし達はエルフの森に向かっています。魔族侵攻までには余裕を持ってフィーネに戻れそうです)
(うん、待ってるからね!おやすみなさい!)
(はい、おやすみなさい!)
★☆★
ぞっとするような悪寒を感じて目が覚めた。枕元のクピィも目を覚ましているけど反応していない、魔族ではない。
静かにドアが開く気配がした。
メルちゃんも目が覚めたみたい。レンちゃん、マールさんは夢の中だ。
ボクはメルちゃんと目を合わせて頷きあう。寝た振りをして状況を確認するという意味だろう。
部屋に侵入してきたのは黒い服に身を包んだ5人。迷宮での悪夢が甦る。油断しない!
狙いは何か。マールさんの奪還?ボク達?それとも只の窃盗?まさか、ギルドの中で闇討ちとは!
黒服達は夜目が効くのか、しばらく様子を窺った後で抜剣した。狙いは命か……誰の命かは問わない、戦うしかない。
ボクは既に練り上げていた魔力を解放する。
(サンダーレイン!)
黒服達の頭上から雷撃が襲う。魔力制御が上達したからか、相手が手練れだからか、いつぞやの盗賊のように黒焦げになることはなかったが、行動力を奪うことには成功した。
メルちゃんが動く。メイスの柄の部分で鳩尾に打撃を加えていく。
レンちゃんも目が覚めた。状況を見て即座に判断し、黒服達を後ろ手に縛り上げていく。
「あなた達は何者?目的は?」
「……」
レンちゃんが質問する。黒服達は覆面をしていてその表情は分からないが、素直に答える気は無さそうだ。
既にマールさんも起きて怯えながら様子を見ている。雷撃の音を聞いたギルドの職員や支部長も部屋に入ってきた。皆、一様に青い顔をしている。
「ここには賊が易々と侵入出来るんですね」
メルちゃんが支部長に向かって嫌味を言っている。ギルド職員も支部長も顔を背けている。
「リンネちゃん、この人達……ギルドは私達を売ったようですよ」
「「!!」」
ボクもだけど、レンちゃんもびっくりしたようだ。武器を手に取り油断なく身構えた。
ボクも杖を取り出して構える。空気がバチバチするほどの魔力を込めて牽制する。
「待ってくれ!!」
「すぐに事情を説明して下さい!!!」
ボクは強気に怒鳴り返した。
「た……頼まれたんだ。この町を統べる三凰の1つ、ネルヴィムから……」
そう言って、彼はティルスの闇について語り始めた。
ティルスを支配する三凰(さんこう)……領主のガジル家、豪商のネルヴィム家、軍属のハーマン家。権力を分離して独占を防ぐ政治システムはいつしかお互いの権益を守る為に癒着を産み、やがてそれはティルスを覆う闇と言われるようになった。
権益を脅かすものにはお互いの力(政治、カネ、武力)を合わせて潰す。利益を得る為には政治や武力を利用して犯罪すらも黙認する。ギルドもまた三凰から多大な援助を得て成り立っていて、逆らうことが出来ないということらしい。
今回、ボクが叩いた男はネルヴィム家の末端に列なる一族の御曹司で、ハーマン家の暗部を使って復讐に動いたらしい。
「それで、あなた達は私達をいくらで売ったんですか?すまなかったではすみませんからね?」
メルちゃんが恐い。レンちゃんも引いてる。
「……」
「リンネちゃん、ティルスの未契約奴隷は全てギルドが購入手続きをするそうですよ!」
「うっ……それは……」
「これはお願いではなく命令ですよ。捕縛されたくなければ言うことを聞きなさい」
メルちゃん……恐い。けど、やっぱりメルちゃんは頼れる!最初にボクが召喚してからずっと一緒に戦ってきた大切な仲間、親友。
「支部長、ボクからも提案があります。三凰それぞれの情報をください。特に弱みを掴みたい。ボク達が、特別捜査官として戦います。闇を払います」
そして、ボク達は魔族ではなく、人間が持つ闇と戦う決意をした。
気付いたら、ボクはメルちゃんの制止を振り払い、派手な服を着た豚のような男の後頭部に杖を叩き込んでいた。
「リンネちゃん。気持ちは分かりますが、ギルドを経由してしっかり手続きを経ないと後々問題になりますよ」
「ごめんなさい……」
「そうかな!?あたしはリンネちゃんが正しいと思うよ!目の前で虐められてる人を助けないなんて最低!」
「私だってリンネちゃんの行動は正義だと思いますよ。ただ、軽率だと思います。組織が大きくなれば既得権益を守ろうとする輩も現れます。例えば奴隷を多く有して利益を貪る権力者がいたとしましょう。私達がこの町に来て何をしようとしているのかを知ったとき、どういう行動に出ると思いますか?ありとあらゆる手段を講じるでしょうね。私達の目的達成が困難になります。
法的根拠をもって一斉に動く必要がある。だから、契約済の奴隷についてはギルドマスターが対処するのでしたよね?私達は、与えられた役割を担いましょう。
では、まずはギルドに向かいましょう。やるべきことがたくさんあります」
「うん、メルちゃんの言う通り。でもボクは後悔はしていないからね。さぁ、マールさんも一緒に行こう!」
メルちゃんもレンちゃんも意見は対立しているけど笑顔で支えてくれている。理解しあっている。奴隷の首輪を填められたマールさんは不安と安堵が入り混じった表情を浮かべている。ボク達は彼女も連れて冒険者ギルド・ティルス支部へと向かった。
★☆★
ミルフェちゃんからの連絡は、まだギルドの魔導通信に届いていなかった。心配だ。
ボクは追加でミルフェちゃん宛に連絡を入れておいた。
『ミルフェちゃんへ。返信ないから心配です!連絡くださいね!ボク達はティルスに来てる。ここで魔族の侵攻を止めてから王都に向かう予定。反対されるかもだけど、ギルドと協力して大陸の奴隷解放に動く予定』
また、ホーク(魔人ウィズ)から伝言が入っていた。魔人のティルス侵攻は今日から5日後の夜になるらしい。
どこまで信じられるのかは分からないが、ギルド側も情報の信憑性を確かめるために動いているとのこと。
さらに、ギルドマスターから支部へ詳細が伝えられていたようで、カードには「特別捜査官」という称号が加えられていた。
奴隷の買取りや奴隷商人の摘発(潰滅)は明日以降、魔人に対する準備をしながら進めていくことになった。
因みに、雷魔法初級はレンちゃんに習得してもらった。剣に雷を帯びさせても良いし、魔法耐性も上がるしということで何とか説得できた。脱悩筋への輝かしい第一歩だ。
★☆★
ティルス支部の支部長は、スルトという名の金髪で恰幅の良い中年男性だった。冒険者というよりは事務方のような感じだ。
ギルド支部長のご厚意で客室を借りることが出来た。マールさんも一緒に4人でお風呂に入った。ボサボサだった茶色い髪はある程度の輝きを取り戻した。黒い瞳、清楚に整った顔立ちは、まさに日本人風な美少女だった。歳は15だそうだ。みすぼらしい格好をさせられていたせいで、20歳前後かと思っていた。
食事を終えてベッドへ入ると、辿々しく自分の身の上話を始めた。ボク達は静かに聴いていた。
「父が経営する宿が……去年……近くに高級宿が出来てすぐに潰れたんです。借金を肩代わりしてもらう代わりに、父はそこで働かせてもらいました。私達家族のため、父は病気で死ぬ前日まで血と汗を流して働きました。母は……父亡き後、身体を売ってまで私を守ってくれましたが、先日父と同じ病で……。
『あなたは私が生涯愛したあの人の忘れ形見、私達の宝。お願い、強く正しく生きて』それが母の最期の言葉でした……。
あいつがさっき言っていました。私をずっと狙っていたって。あいつは、父の宿屋を潰す為に悪評を流し、両親に毒を盛りつつ身体がボロボロになるまで低賃金で酷使した挙げ句に棄てました。奴隷に堕ちた私をタダ同然で買い取り、欲望を満たすために」
「……」
目的の為には手段を選ばない悪どい手口だ。奴隷制度を犯罪の隠れ蓑に利用している。両親の子を愛する思いを利用している。決して許してはいけない。ボクは怒りの感情を抑えながら静かに口ずさんだ。
「か~さんが~よなべ~をして~てぶく~~ろあんで~くれた~~」
「リンネちゃん、その歌は?」
「あ……音痴でごめん。ボクの世界の童謡かな。
母から届いた手編みの手袋を見て、遠く離れた自分を思って寒い中夜遅くまで頑張って作ってくれたんだねと母に感謝する歌だと思う。
母が子を思う優しさ、子の母への感謝の気持ち、それを返したいけど、もう返せなくなってしまった子の虚しさ……が溢れてくる。
親に愛を返せないときがあると思う。親の無償の愛に対して、子どもが強く正しく生きることこそが唯一の報いる為の方法なんだって信じたい。それがきっと皆の幸せ、世界の平和に繋がるって信じたい」
その後、誰も何も話さなかった。そのまま寝てしまったのだろう。そう言えば、アユナちゃん以外、家族のことが話題に挙がったことはない。ボク達は記憶が無いけど、無いからこそ家族を思う寂寥感が募ることもある。早く帰りたい、家族がいたら会いたいと思うことがある。
ボクはアイちゃんに、ミルフェちゃんへ魔導通信を再送したこと、マールさんのこと、ウィズからの情報について話した。
(ティルスは大変そうですね。闇が深そうですので気を付けてください。ルークの奴隷解放は既に終えて、わたし達はエルフの森に向かっています。魔族侵攻までには余裕を持ってフィーネに戻れそうです)
(うん、待ってるからね!おやすみなさい!)
(はい、おやすみなさい!)
★☆★
ぞっとするような悪寒を感じて目が覚めた。枕元のクピィも目を覚ましているけど反応していない、魔族ではない。
静かにドアが開く気配がした。
メルちゃんも目が覚めたみたい。レンちゃん、マールさんは夢の中だ。
ボクはメルちゃんと目を合わせて頷きあう。寝た振りをして状況を確認するという意味だろう。
部屋に侵入してきたのは黒い服に身を包んだ5人。迷宮での悪夢が甦る。油断しない!
狙いは何か。マールさんの奪還?ボク達?それとも只の窃盗?まさか、ギルドの中で闇討ちとは!
黒服達は夜目が効くのか、しばらく様子を窺った後で抜剣した。狙いは命か……誰の命かは問わない、戦うしかない。
ボクは既に練り上げていた魔力を解放する。
(サンダーレイン!)
黒服達の頭上から雷撃が襲う。魔力制御が上達したからか、相手が手練れだからか、いつぞやの盗賊のように黒焦げになることはなかったが、行動力を奪うことには成功した。
メルちゃんが動く。メイスの柄の部分で鳩尾に打撃を加えていく。
レンちゃんも目が覚めた。状況を見て即座に判断し、黒服達を後ろ手に縛り上げていく。
「あなた達は何者?目的は?」
「……」
レンちゃんが質問する。黒服達は覆面をしていてその表情は分からないが、素直に答える気は無さそうだ。
既にマールさんも起きて怯えながら様子を見ている。雷撃の音を聞いたギルドの職員や支部長も部屋に入ってきた。皆、一様に青い顔をしている。
「ここには賊が易々と侵入出来るんですね」
メルちゃんが支部長に向かって嫌味を言っている。ギルド職員も支部長も顔を背けている。
「リンネちゃん、この人達……ギルドは私達を売ったようですよ」
「「!!」」
ボクもだけど、レンちゃんもびっくりしたようだ。武器を手に取り油断なく身構えた。
ボクも杖を取り出して構える。空気がバチバチするほどの魔力を込めて牽制する。
「待ってくれ!!」
「すぐに事情を説明して下さい!!!」
ボクは強気に怒鳴り返した。
「た……頼まれたんだ。この町を統べる三凰の1つ、ネルヴィムから……」
そう言って、彼はティルスの闇について語り始めた。
ティルスを支配する三凰(さんこう)……領主のガジル家、豪商のネルヴィム家、軍属のハーマン家。権力を分離して独占を防ぐ政治システムはいつしかお互いの権益を守る為に癒着を産み、やがてそれはティルスを覆う闇と言われるようになった。
権益を脅かすものにはお互いの力(政治、カネ、武力)を合わせて潰す。利益を得る為には政治や武力を利用して犯罪すらも黙認する。ギルドもまた三凰から多大な援助を得て成り立っていて、逆らうことが出来ないということらしい。
今回、ボクが叩いた男はネルヴィム家の末端に列なる一族の御曹司で、ハーマン家の暗部を使って復讐に動いたらしい。
「それで、あなた達は私達をいくらで売ったんですか?すまなかったではすみませんからね?」
メルちゃんが恐い。レンちゃんも引いてる。
「……」
「リンネちゃん、ティルスの未契約奴隷は全てギルドが購入手続きをするそうですよ!」
「うっ……それは……」
「これはお願いではなく命令ですよ。捕縛されたくなければ言うことを聞きなさい」
メルちゃん……恐い。けど、やっぱりメルちゃんは頼れる!最初にボクが召喚してからずっと一緒に戦ってきた大切な仲間、親友。
「支部長、ボクからも提案があります。三凰それぞれの情報をください。特に弱みを掴みたい。ボク達が、特別捜査官として戦います。闇を払います」
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