252 / 252
連載
第百九十話 断罪
しおりを挟む ――――一方、アンサラー王国宮廷は待ちに待っていた勝利の報に沸いていた、とは言い難い。
なんといってもその勝利が、全て王家のお荷物であったはずのエカテリーナと若手の軍将校によってもたらされたからだ。
「獣相手の搦め手の使い方は若い者には敵わぬわい」
大将軍であるオルガ・ギルツブルグ侯爵は口元を歪めてあえて嗤った。
正々堂々の戦になれば決して若者には負けないという言葉を言外に匂わせての発言だった。
「しかりしかり。戦勝に浮かれるよりここで気を引き締めねば」
「左様、あのような小戦で思いあがってもらっては困る」
彼らは出遅れを取り戻すべく、大規模な出兵計画を王太子ピョートルに具申している最中であった。
「うむ、今こそアンサラー王国が大陸統一への一歩を踏み出す時ぞ」
エカテリーナの活躍を切歯扼腕しながら見守るしかなかったピョートルも、ようやく愁眉を開く思いであった。
所詮は小さな勝利とはいえ、敗北続きのアンサラー王国に光明をもたらしたのが、あの死にぞこないの妹であるなど、到底認められることではなかったのだ。
「魔法兵にあのような使い方があったとは……そこだけはあの死にぞこないにも感謝してやろうか」
火力と獣人族の機動力に辛酸を嘗めてきたのも過去のこと。
野戦築城や臭気ガスなど、搦め手から魔法を運用することで、アンサラー王国は互角以上に戦う力を手に入れた。
もっともそれは、バルドたちが対策するまでのごく一時的なものでしかないことをピョートルは知らない。
厄介な大連合軍への対処が確率したと単純に喜んだのである。
となれば自らの派閥の伸長にそれを利用するのは、政治力学的に当然の帰結であった。
「王太子殿下、その……エカテリーナ王女が面会を求めておりますが……」
「ふん、増長したか、小娘が。まあいい。己の分際を教えてやるとしよう」
エカテリーナの手柄を横取りすることに、なんら罪悪感も抱いていないどころか、むしろよいことをしたと信じるピョートルである。
死にぞこないが死ぬ前に多少やる気を出したようだが、そもそもエカテリーナには野心そのものがあるまい。
あんな女でもアンサラー王国のために役に立つことをした。ピョートルにとってはそれだけで十分なのだった。
「ずいぶんとのん気ではありませんか? 兄上」
「なっ……」
無礼な、と言いかけてピョートルは思わず息を呑んだ。
エカテリーナの全身から漂う殺気に本能が反応したというところか。
「おいっ! 誰の許しを得て貴様まで顔を出している! プーシキン!」
大将軍のオルガは、エカテリーナを守護するように一歩引いて姿を現したプーシキンに怒りの色を露わにした。
このところ若手の将校からないがしろにされているという不満が爆発したのである。
「少しばかり活躍したと思って増長したか、エカテリーナ!」
オルガの怒りを見たピョートルも、妹を正しく政治的敵対勢力として認識した。
これまであまりに取るに足らぬ存在と思っていたから、全く危険さを感じなかったが、今のエカテリーナの覇気はただごとではない。
むしろそっくりの影武者であると言われた方が信じられるくらいであった。
「我がアンサラー王国の勝機は今このときしかないというのに、悠長に無能な派閥の老人たちとお遊戯とは。あきれ果ててものも言えませんわ」
「なんだと! 政治の初歩も知らん小娘が! 貴様のほうこそお遊戯に過ぎんとわからんとはな!」
「大人のお遊戯には作法が伴うんですのよ? 知っておりましたか?」
「世迷言を!」
「その作法は……命懸けということですわ」
エカテリーナの合図と同時に、プーシキンは隠し持っていた短銃を大将軍のオルガに向けた。
「ひいいいっ! 何をする!」
プーシキンに続いて青年将校たちと、警護の騎士たちが一斉に幹部たちを取り囲む。
「まさか! 自分たちが何をしているかわかっているのか?」
謀反(クーデター)だというのか、生きているか死んでいるのかわからないほど存在感のなかった妹が。
想像の埒外であった現実にピョートルは惑乱した。
「近衛は何をしている! この謀反人どもを討ち果たせ!」
「亡国よりはいいのです。いえ、戦わずに負けるより戦うべきときに戦わなければ生きている意味がないのです」
このままではアンサラー王国は滅ぶ。
その認識を共有しているのは、誰よりプーシキンをはじめとする有能な若手将校たちだ。
エカテリーナの登場前から、工作を進めていたプーシキンたちの同志は、ピョートルらが想像するより大きかった。
「さよなら、お兄様」
「ふざけるな! 貴様などベッドの上で死んでおればよかったのだ!」
プーシキンから剣を受け取り、ピョートルに向かって構えるエカテリーナを見て、ピョートルは怒りに震えた。
折れそうに細い腕や、血色の悪い青白い肌がなにひとつ変わっていない。
にもかかわらず全く動揺を見せずピョートルの命を奪おうとする妹に、現実感が感じられなかった。
無力で死を待つだけの女であったはずなのだ。つい先ごろまでは。
「死は待つものではないわ。自分から望んで掴むものよ」
死こそ人生の華、死を懸けて戦うからこそ――もののふ。
そんなエカテリーナの感慨を理解できるはずもないピョートルは惑乱して叫ぶ。
「貴様は何を言っているのだ!」
「わからぬならわからぬままに死になさい」
「ひいいいいいっ!」
いったいこの小さな身体のどこにこんな膂力が、という唐竹割りの一撃は、幸運にも腰が抜けたおかげで右足を粉砕するに留まった。
「だれか! 誰か助けろ! この化け物を殺せ!」
「お、王太子殿下!」
「おのれ! この大逆の謀反人め!」
怒りは露わにするものの、抵抗はほとんどないに等しかった。
権力なら比較するのも馬鹿らしいほどに王太子派閥のほうが上であろう。
だがその地位にあぐらをかくがゆえに、信じていた世界が変わってしまったという現実に対応することができなかった。
「や、やめろ! こんなことをして! 家ごと破滅するつもりか!」
副宰相のゴリーツィン侯マグナフは床を転がりながら悲鳴まじりに叫んだ。
たとえここで王太子を含め、政権の中枢を排除したところで、アンサラー王国を支配することなどできはしないはずだ。
ましてエカテリーナが王位に就くなど、ありうる話ではない。
何の意味もないのだ。ここで自分たちを殺したところで。
「生憎とすでに話はついている。大連合との決戦さえできれば、あとのことはセルゲイ殿下に任せるのでな」
「陛下がお許しになると思うか!」
「安心しろ。陛下も運命には逆らえんさ」
所詮は国王も王太子も運命を操る側ではなく、運命に従属する立場の人間だ。
そのことを教えてやる、とプーシキンは嗤った。
阿鼻叫喚の地獄のなかで、自らを守るべき部下たちが数を減らしていくのを目の前にして、ピョートルは恥も外聞もなく平伏した。心が折れたのだ。
「エカテリーナよ。お前の即位に余も協力してやろう。いや、必ずやお前の力になると誓約する! だから命だけは助けてくれ!」
「お兄様、死すべきときに死なぬは恥でございます」
死こそが人を完成させるのだ。
ならば死すべきときを選ぶことこそ人生の一世の華。たとえそれが望むものとは形が違ったとしても、未練を残すのは恥。
ピョートルの全く理解できないエカテリーナの概念に納得などできるはずもない。
「死にたくない! このアンサラー王国の次代を担うこの余が、こんな馬鹿々々しい死にかたをしてよいはずがない!」
取るにたらぬ死にぞこないの妹に、ようやく希望が見え始めたこの戦争で、英雄になるべき自分が、みじめに命乞いをして暗殺されるなど、神が許すはずがないのだ。
泣きわめくピョートルを憮然とした表情でエカテリーナは見下した。
『一向宗の坊主どもと同じようなことをほざく。神や仏の加護で戦が勝てるなら苦労はせぬわ』
仏敵、第六天魔王と綽名された義父が、どれほど門徒たちを虐殺してきたことか。
伊勢長島、加賀で数万の門徒を老若男女を問わず撫で斬りにしてなお、義父(信長)は超然として天下を掌握しつつあった。
惟任日向守(光秀)に討ち果たされたは戦の習い。それが神や仏の天罰とは露ほどにも思わぬエカテリーナ(氏郷)である。
確かに戦は運の要素も大きい。そのために神仏に縋ることもある。だが、絶対的な現実として、神仏が直接刀や弓矢を握ることはないのだ。
刀や弓矢を振るうのは武士の業であり、人の業だけが人を殺せるという現実を、氏郷は知っていた。
「神はあなたを助けてくれませんよお兄様? 助かりたければ自分であがかなければ」
「おおおおお、お前は何を言っているのだ?」
「わかりませんか? わからないのならわからないままに死になさい」
ピョートルとの問答に興味を失った、とでも言いたげに、エカテリーナは思い切り剣を振り下ろした。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
折れそうな細腕とは思えぬほど体重の乗った重い剣は、ピョートルの首から心臓までをばっさりと斬り下ろしたのであった。
なんといってもその勝利が、全て王家のお荷物であったはずのエカテリーナと若手の軍将校によってもたらされたからだ。
「獣相手の搦め手の使い方は若い者には敵わぬわい」
大将軍であるオルガ・ギルツブルグ侯爵は口元を歪めてあえて嗤った。
正々堂々の戦になれば決して若者には負けないという言葉を言外に匂わせての発言だった。
「しかりしかり。戦勝に浮かれるよりここで気を引き締めねば」
「左様、あのような小戦で思いあがってもらっては困る」
彼らは出遅れを取り戻すべく、大規模な出兵計画を王太子ピョートルに具申している最中であった。
「うむ、今こそアンサラー王国が大陸統一への一歩を踏み出す時ぞ」
エカテリーナの活躍を切歯扼腕しながら見守るしかなかったピョートルも、ようやく愁眉を開く思いであった。
所詮は小さな勝利とはいえ、敗北続きのアンサラー王国に光明をもたらしたのが、あの死にぞこないの妹であるなど、到底認められることではなかったのだ。
「魔法兵にあのような使い方があったとは……そこだけはあの死にぞこないにも感謝してやろうか」
火力と獣人族の機動力に辛酸を嘗めてきたのも過去のこと。
野戦築城や臭気ガスなど、搦め手から魔法を運用することで、アンサラー王国は互角以上に戦う力を手に入れた。
もっともそれは、バルドたちが対策するまでのごく一時的なものでしかないことをピョートルは知らない。
厄介な大連合軍への対処が確率したと単純に喜んだのである。
となれば自らの派閥の伸長にそれを利用するのは、政治力学的に当然の帰結であった。
「王太子殿下、その……エカテリーナ王女が面会を求めておりますが……」
「ふん、増長したか、小娘が。まあいい。己の分際を教えてやるとしよう」
エカテリーナの手柄を横取りすることに、なんら罪悪感も抱いていないどころか、むしろよいことをしたと信じるピョートルである。
死にぞこないが死ぬ前に多少やる気を出したようだが、そもそもエカテリーナには野心そのものがあるまい。
あんな女でもアンサラー王国のために役に立つことをした。ピョートルにとってはそれだけで十分なのだった。
「ずいぶんとのん気ではありませんか? 兄上」
「なっ……」
無礼な、と言いかけてピョートルは思わず息を呑んだ。
エカテリーナの全身から漂う殺気に本能が反応したというところか。
「おいっ! 誰の許しを得て貴様まで顔を出している! プーシキン!」
大将軍のオルガは、エカテリーナを守護するように一歩引いて姿を現したプーシキンに怒りの色を露わにした。
このところ若手の将校からないがしろにされているという不満が爆発したのである。
「少しばかり活躍したと思って増長したか、エカテリーナ!」
オルガの怒りを見たピョートルも、妹を正しく政治的敵対勢力として認識した。
これまであまりに取るに足らぬ存在と思っていたから、全く危険さを感じなかったが、今のエカテリーナの覇気はただごとではない。
むしろそっくりの影武者であると言われた方が信じられるくらいであった。
「我がアンサラー王国の勝機は今このときしかないというのに、悠長に無能な派閥の老人たちとお遊戯とは。あきれ果ててものも言えませんわ」
「なんだと! 政治の初歩も知らん小娘が! 貴様のほうこそお遊戯に過ぎんとわからんとはな!」
「大人のお遊戯には作法が伴うんですのよ? 知っておりましたか?」
「世迷言を!」
「その作法は……命懸けということですわ」
エカテリーナの合図と同時に、プーシキンは隠し持っていた短銃を大将軍のオルガに向けた。
「ひいいいっ! 何をする!」
プーシキンに続いて青年将校たちと、警護の騎士たちが一斉に幹部たちを取り囲む。
「まさか! 自分たちが何をしているかわかっているのか?」
謀反(クーデター)だというのか、生きているか死んでいるのかわからないほど存在感のなかった妹が。
想像の埒外であった現実にピョートルは惑乱した。
「近衛は何をしている! この謀反人どもを討ち果たせ!」
「亡国よりはいいのです。いえ、戦わずに負けるより戦うべきときに戦わなければ生きている意味がないのです」
このままではアンサラー王国は滅ぶ。
その認識を共有しているのは、誰よりプーシキンをはじめとする有能な若手将校たちだ。
エカテリーナの登場前から、工作を進めていたプーシキンたちの同志は、ピョートルらが想像するより大きかった。
「さよなら、お兄様」
「ふざけるな! 貴様などベッドの上で死んでおればよかったのだ!」
プーシキンから剣を受け取り、ピョートルに向かって構えるエカテリーナを見て、ピョートルは怒りに震えた。
折れそうに細い腕や、血色の悪い青白い肌がなにひとつ変わっていない。
にもかかわらず全く動揺を見せずピョートルの命を奪おうとする妹に、現実感が感じられなかった。
無力で死を待つだけの女であったはずなのだ。つい先ごろまでは。
「死は待つものではないわ。自分から望んで掴むものよ」
死こそ人生の華、死を懸けて戦うからこそ――もののふ。
そんなエカテリーナの感慨を理解できるはずもないピョートルは惑乱して叫ぶ。
「貴様は何を言っているのだ!」
「わからぬならわからぬままに死になさい」
「ひいいいいいっ!」
いったいこの小さな身体のどこにこんな膂力が、という唐竹割りの一撃は、幸運にも腰が抜けたおかげで右足を粉砕するに留まった。
「だれか! 誰か助けろ! この化け物を殺せ!」
「お、王太子殿下!」
「おのれ! この大逆の謀反人め!」
怒りは露わにするものの、抵抗はほとんどないに等しかった。
権力なら比較するのも馬鹿らしいほどに王太子派閥のほうが上であろう。
だがその地位にあぐらをかくがゆえに、信じていた世界が変わってしまったという現実に対応することができなかった。
「や、やめろ! こんなことをして! 家ごと破滅するつもりか!」
副宰相のゴリーツィン侯マグナフは床を転がりながら悲鳴まじりに叫んだ。
たとえここで王太子を含め、政権の中枢を排除したところで、アンサラー王国を支配することなどできはしないはずだ。
ましてエカテリーナが王位に就くなど、ありうる話ではない。
何の意味もないのだ。ここで自分たちを殺したところで。
「生憎とすでに話はついている。大連合との決戦さえできれば、あとのことはセルゲイ殿下に任せるのでな」
「陛下がお許しになると思うか!」
「安心しろ。陛下も運命には逆らえんさ」
所詮は国王も王太子も運命を操る側ではなく、運命に従属する立場の人間だ。
そのことを教えてやる、とプーシキンは嗤った。
阿鼻叫喚の地獄のなかで、自らを守るべき部下たちが数を減らしていくのを目の前にして、ピョートルは恥も外聞もなく平伏した。心が折れたのだ。
「エカテリーナよ。お前の即位に余も協力してやろう。いや、必ずやお前の力になると誓約する! だから命だけは助けてくれ!」
「お兄様、死すべきときに死なぬは恥でございます」
死こそが人を完成させるのだ。
ならば死すべきときを選ぶことこそ人生の一世の華。たとえそれが望むものとは形が違ったとしても、未練を残すのは恥。
ピョートルの全く理解できないエカテリーナの概念に納得などできるはずもない。
「死にたくない! このアンサラー王国の次代を担うこの余が、こんな馬鹿々々しい死にかたをしてよいはずがない!」
取るにたらぬ死にぞこないの妹に、ようやく希望が見え始めたこの戦争で、英雄になるべき自分が、みじめに命乞いをして暗殺されるなど、神が許すはずがないのだ。
泣きわめくピョートルを憮然とした表情でエカテリーナは見下した。
『一向宗の坊主どもと同じようなことをほざく。神や仏の加護で戦が勝てるなら苦労はせぬわ』
仏敵、第六天魔王と綽名された義父が、どれほど門徒たちを虐殺してきたことか。
伊勢長島、加賀で数万の門徒を老若男女を問わず撫で斬りにしてなお、義父(信長)は超然として天下を掌握しつつあった。
惟任日向守(光秀)に討ち果たされたは戦の習い。それが神や仏の天罰とは露ほどにも思わぬエカテリーナ(氏郷)である。
確かに戦は運の要素も大きい。そのために神仏に縋ることもある。だが、絶対的な現実として、神仏が直接刀や弓矢を握ることはないのだ。
刀や弓矢を振るうのは武士の業であり、人の業だけが人を殺せるという現実を、氏郷は知っていた。
「神はあなたを助けてくれませんよお兄様? 助かりたければ自分であがかなければ」
「おおおおお、お前は何を言っているのだ?」
「わかりませんか? わからないのならわからないままに死になさい」
ピョートルとの問答に興味を失った、とでも言いたげに、エカテリーナは思い切り剣を振り下ろした。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
折れそうな細腕とは思えぬほど体重の乗った重い剣は、ピョートルの首から心臓までをばっさりと斬り下ろしたのであった。
982
お気に入りに追加
16,222
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(928件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
そろそろ続きが読みたいのですが投稿はあるのでしょうか?書籍も出して欲しのですが……
どうにかならないですか?
純粋に楽しく読ませて頂いています
続刊、気長に待ちますので頑張って下さい
確かに。終盤に隠れボスが出てくるのはいいのですけど、それが転生者となると、また次が、その次も、信長?ナポレオン? ダブー?グーデリアン、ロンメル 近代から現代まで、不敗と言われる戦術家も晩年はあんまり良くなかったりするから、戦場で死ねなかった元帥クラスならいくらでも、なんでもあり感出ちゃいますよね。宇宙人でも、神でも 転生してきても仕方ない事になりますし。プロイセン時代あたりを背景に一国一人の転生者などの制限とか、実は転生には条件あって〜伏線あるといいな〜。すごい好きな小説だから続いて完結して欲しい