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第四十四話 十字軍出陣
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最初に戦略的優位に立ったのはヤーノシュのほうであった。
彼は対立教皇という隠し札を手にすることによって、ワラキア侵攻の大義名分と教会騎士団をはじめとする多数の援軍を得ることに成功した。
しかしこれに対するワラキア公の反撃もまた、ヤーノシュの予想を大きく裏切るものであり、その対応は熾烈を極めた。
「気でも狂ったか?あの男を大司教になど!」
正教会の総本山であるコンスタンティノポリス総大主教が、ヴラドを大司教に任命したという報は十字軍兵士に衝撃を与えずにはおかなかった。
自分たちの敵が異教徒であるからこそ、最大限に力を発揮することのできる教会騎士団においてその傾向は顕著であった。
「ワラキアの大司教様は奇跡を起こして天然痘を根絶してくれたらしい」
「いや、俺は船乗りの壊血病を癒したという話を聞いたぞ」
「なんでもワラキアでは、一年中保存できる食料が出来て飢えとは無縁だそうだ」
庶民の間で燎原の火のように、ヴラドの噂が広まっていくのをヤーノシュは歯ぎしりしたい思いで見守るしかなかった。
敵国ならばともかく、ここで自国の国民を弾圧するのは飢えた烏賊が己の足を食うことに等しいからだ。
ヴラドさえ倒すことができればこの程度の噂は初秋の霧よりも容易く霧消するだろう。
それにしても不審なのは噂の広まるスピードであった。
聞けばヴラドが大司教に任命されたのはつい先頃の話であるという。
それがすでにハンガリーの全域まで広まっているということは、まんまとあの男に嵌められたのだ、とヤーノシュは悟らざるをえなかった。
「成果のほどはどうだい?」
「すでにドイツ諸侯領の同胞にも連絡を送ってある。ほどなく東欧でヴラド公の名を知らぬものはいなくなるだろうよ」
くっくっとしゃくりあげるようにひきつれた声をあげて、ジプシーの長老の一人である老人が笑った。
老人の名をコムドと言う。
オスマンの勢力圏の東アルメニア出身のジプシーでロムとも呼ばれている。
老人の向かい側に座る初老の男は、カリガと言ってロマと呼ばれる欧州ジプシーの最大勢力の頭目の一人であった。
一口にジプシーといっても、実は出身や民族によって各種の勢力に分かれているのだが、今回のワラキア宣伝戦にはその異なるジプシーが一堂に会して力を合わせていた。
なぜならワラキアが与えたジプシーへの保護は、ワラキア国内だけではなく、ワラキアと友好関係にあるヴェネツィアやジェノバといった商人国家とオスマンの勢力圏におけるジプシーの安全を確保する意味で、すでに絶大な力を発揮していたからだ。
そればかりか宗教的な禁忌の少ないジプシーは、いち早くヴラドの進んだ医療知識を取り入れることで犠牲を最小限にとどめることに成功している。
同胞の伝手を手繰ってヴラドのために働くことは、彼らにとって貴重な知識と保護を与えてくれたヴラドに対する恩返しの一つでもあったのである。
当然その熱意は、潜在的な一大勢力であるジプシーの力の結実として爆発的な情報力に表れていた。
「ワラキア公が聖アンデレの使徒であることを近々総大主教が認めるかもしれないという噂が勝手に広まりつつあるらしい。我々の宣伝が下々にまで浸透した証とみて間違いなかろう」
「ヤーノシュ公の慌てる顔が目に浮かぶようじゃな」
「あの男には我々も煮え湯を飲まされておるでな」
彼らはジプシーという漂泊民を、情報の伝達に利用しようとしたヴラドの発想の卓抜さに感嘆の念を禁じえなかった。
こうしてお互いに利用価値があるかぎり、ワラキアとの友好は続くだろう。
ただ一方的に上から保護を与えられているというだけの状態より、今のヴラドとジプシーの関係はよほど健全な状態にあるといってよい。
だからこそ彼らはヴラドとの友誼を守ろうと努力するのだ。
「――――悪いがわしらもせっかく手に入れた上客を見捨てるわけにはいかんでな」
「しかりしかり」
刻一刻と失われていく民衆のワラキア公への敵愾心に、ヤーノシュが取りうる策は月並みだが教皇の勅命を掲げることしかなかったが、その効果がなくなるまでそれほど多くの時間は残されていないようであった。
ヤーノシュのもとに届けられた悪い報せはそれだけでは終わらなかった。
「小麦の価格が倍近く値上がりしているだと………?」
戦争という一大消費によって、穀物の価格があがるのは決して珍しいことではないが、それでもこの短期間に二倍に跳ね上がるのは異常であった。
しかし十字軍の主将としてその補給にも気を遣わなくてはならないヤーノシュにとって、この報せは青天の霹靂であったと言ってもよい。
なまじ大軍を動員したために、その消費する食糧も莫大なものに上っていたからである。
下手に長期戦になった場合、戦争に勝っても国家経済が破たんするという目も当てられない事態になりかねなかった。
いや、今後さらに価格が上昇するとすればそもそも戦闘の継続自体が不可能になるであろう。
「国家危急の事態だぞ。買占めた商人を捕えて厳罰に処せ!」
いかに自国の商人であろうとも、戦争の障害となるものを見逃す理由はない。
しかし報告に現れた宮廷の書記官は、深く頭を下げたまま震える声で非情な現実をヤーノシュに告げなくてはならなかった。
「それが買占めの商人のほとんどは、トランシルヴァニア商人とヴェネツィア商人でございましてすでに穀物の大半は国外に持ち去られております」
クーデター同然に掌握したハンガリー宮廷を放置して、ヤーノシュが国外に離れていたことが災いしていた。
価格の上昇に気づいた役人が事態の実相を把握したときには、すでに穀物は国外に運び出された後であったのである。
初春でまだ収穫期に時間がかかることを考えれば、最悪今後4倍5倍という価格も覚悟せねばならないかもしれなかった。
財政を管理する官僚たちが冷や汗をかいてヤーノシュに報告に訪れたのは当然の帰結であった。
国家財政の規模においてハンガリーはワラキアに数倍するのだが、北部ハンガリーとの戦とその後の政変、そして粛清が財政の健全さを損なってしまっていたために、これ以上の財政出動は厳しい状態にあった。
戦場を遠く離れていながら、すでにしてワラキアとの戦争は始まっていることをヤーノシュはようやく実感した。
「…………どこまでも卑劣な男め。戦わずして利を貪ろうてか」
歴史上経済戦争の萌芽がなかったわけではない。
塩をはじめとする生活必需品の輸出停止をしたり、輸入品に高い関税がかけられることもあった。
しかし戦争前に、あらかじめ敵国の穀物を買い占めるなどということは想定の範囲外である。
戦争という経済行為は国家の体力を著しく消耗させるものであるために、食糧は現地調達に頼らざるを得ないのが通常であり、それはナポレオン戦争以後の交通手段が急速に発達するまで変わることはなかった。
いずれ奪うものをわざわざ金を出して買い占める必要があろうか。
そのような言わば金の無駄つかいを、しかもヴェネツィアをはじめとする多国籍間で行うなど、ヤーノシュに言わせれば暴挙以外の何物でもなかった。
「………しかし厄介なことではあるな」
十字軍に参加している諸侯は、永遠にヤーノシュのもとにいてくれるわけではないし、また居続けてもらっては困る部分も存在する。
なんとなれば軍隊というものは、戦っていない状態であってもとかく問題を起こしがちな存在であるからだ。
経済的に長期戦を戦うことが困難になった以上、ヤーノシュは戦ってこの事態を打開することを決断した。
自重よりも果断さこそが、ヤーノシュの傭兵時代から彼を勇将たらしめた根幹であった。
「出陣だ!」
大喝するヤーノシュの前に、トランシルヴァニアでの虜囚生活でやや頬のこけたラースローが進み出た。
「父上、何卒このラースローに復仇の機会を」
「よかろう、我とともに帷幕に同行せよ。マーチャーシュはこのまま宮廷に残れ」
確かにヴラドの打ってきた手は有効なものであるかもしれない。
しかしその程度の小細工で覆せるほど、ヤーノシュの作り上げた戦略的優位が甘いものであるはずがなかった。
「我が力、思い知るがいい。今度こそ神罰の裁きを受けよ悪魔め」
彼は対立教皇という隠し札を手にすることによって、ワラキア侵攻の大義名分と教会騎士団をはじめとする多数の援軍を得ることに成功した。
しかしこれに対するワラキア公の反撃もまた、ヤーノシュの予想を大きく裏切るものであり、その対応は熾烈を極めた。
「気でも狂ったか?あの男を大司教になど!」
正教会の総本山であるコンスタンティノポリス総大主教が、ヴラドを大司教に任命したという報は十字軍兵士に衝撃を与えずにはおかなかった。
自分たちの敵が異教徒であるからこそ、最大限に力を発揮することのできる教会騎士団においてその傾向は顕著であった。
「ワラキアの大司教様は奇跡を起こして天然痘を根絶してくれたらしい」
「いや、俺は船乗りの壊血病を癒したという話を聞いたぞ」
「なんでもワラキアでは、一年中保存できる食料が出来て飢えとは無縁だそうだ」
庶民の間で燎原の火のように、ヴラドの噂が広まっていくのをヤーノシュは歯ぎしりしたい思いで見守るしかなかった。
敵国ならばともかく、ここで自国の国民を弾圧するのは飢えた烏賊が己の足を食うことに等しいからだ。
ヴラドさえ倒すことができればこの程度の噂は初秋の霧よりも容易く霧消するだろう。
それにしても不審なのは噂の広まるスピードであった。
聞けばヴラドが大司教に任命されたのはつい先頃の話であるという。
それがすでにハンガリーの全域まで広まっているということは、まんまとあの男に嵌められたのだ、とヤーノシュは悟らざるをえなかった。
「成果のほどはどうだい?」
「すでにドイツ諸侯領の同胞にも連絡を送ってある。ほどなく東欧でヴラド公の名を知らぬものはいなくなるだろうよ」
くっくっとしゃくりあげるようにひきつれた声をあげて、ジプシーの長老の一人である老人が笑った。
老人の名をコムドと言う。
オスマンの勢力圏の東アルメニア出身のジプシーでロムとも呼ばれている。
老人の向かい側に座る初老の男は、カリガと言ってロマと呼ばれる欧州ジプシーの最大勢力の頭目の一人であった。
一口にジプシーといっても、実は出身や民族によって各種の勢力に分かれているのだが、今回のワラキア宣伝戦にはその異なるジプシーが一堂に会して力を合わせていた。
なぜならワラキアが与えたジプシーへの保護は、ワラキア国内だけではなく、ワラキアと友好関係にあるヴェネツィアやジェノバといった商人国家とオスマンの勢力圏におけるジプシーの安全を確保する意味で、すでに絶大な力を発揮していたからだ。
そればかりか宗教的な禁忌の少ないジプシーは、いち早くヴラドの進んだ医療知識を取り入れることで犠牲を最小限にとどめることに成功している。
同胞の伝手を手繰ってヴラドのために働くことは、彼らにとって貴重な知識と保護を与えてくれたヴラドに対する恩返しの一つでもあったのである。
当然その熱意は、潜在的な一大勢力であるジプシーの力の結実として爆発的な情報力に表れていた。
「ワラキア公が聖アンデレの使徒であることを近々総大主教が認めるかもしれないという噂が勝手に広まりつつあるらしい。我々の宣伝が下々にまで浸透した証とみて間違いなかろう」
「ヤーノシュ公の慌てる顔が目に浮かぶようじゃな」
「あの男には我々も煮え湯を飲まされておるでな」
彼らはジプシーという漂泊民を、情報の伝達に利用しようとしたヴラドの発想の卓抜さに感嘆の念を禁じえなかった。
こうしてお互いに利用価値があるかぎり、ワラキアとの友好は続くだろう。
ただ一方的に上から保護を与えられているというだけの状態より、今のヴラドとジプシーの関係はよほど健全な状態にあるといってよい。
だからこそ彼らはヴラドとの友誼を守ろうと努力するのだ。
「――――悪いがわしらもせっかく手に入れた上客を見捨てるわけにはいかんでな」
「しかりしかり」
刻一刻と失われていく民衆のワラキア公への敵愾心に、ヤーノシュが取りうる策は月並みだが教皇の勅命を掲げることしかなかったが、その効果がなくなるまでそれほど多くの時間は残されていないようであった。
ヤーノシュのもとに届けられた悪い報せはそれだけでは終わらなかった。
「小麦の価格が倍近く値上がりしているだと………?」
戦争という一大消費によって、穀物の価格があがるのは決して珍しいことではないが、それでもこの短期間に二倍に跳ね上がるのは異常であった。
しかし十字軍の主将としてその補給にも気を遣わなくてはならないヤーノシュにとって、この報せは青天の霹靂であったと言ってもよい。
なまじ大軍を動員したために、その消費する食糧も莫大なものに上っていたからである。
下手に長期戦になった場合、戦争に勝っても国家経済が破たんするという目も当てられない事態になりかねなかった。
いや、今後さらに価格が上昇するとすればそもそも戦闘の継続自体が不可能になるであろう。
「国家危急の事態だぞ。買占めた商人を捕えて厳罰に処せ!」
いかに自国の商人であろうとも、戦争の障害となるものを見逃す理由はない。
しかし報告に現れた宮廷の書記官は、深く頭を下げたまま震える声で非情な現実をヤーノシュに告げなくてはならなかった。
「それが買占めの商人のほとんどは、トランシルヴァニア商人とヴェネツィア商人でございましてすでに穀物の大半は国外に持ち去られております」
クーデター同然に掌握したハンガリー宮廷を放置して、ヤーノシュが国外に離れていたことが災いしていた。
価格の上昇に気づいた役人が事態の実相を把握したときには、すでに穀物は国外に運び出された後であったのである。
初春でまだ収穫期に時間がかかることを考えれば、最悪今後4倍5倍という価格も覚悟せねばならないかもしれなかった。
財政を管理する官僚たちが冷や汗をかいてヤーノシュに報告に訪れたのは当然の帰結であった。
国家財政の規模においてハンガリーはワラキアに数倍するのだが、北部ハンガリーとの戦とその後の政変、そして粛清が財政の健全さを損なってしまっていたために、これ以上の財政出動は厳しい状態にあった。
戦場を遠く離れていながら、すでにしてワラキアとの戦争は始まっていることをヤーノシュはようやく実感した。
「…………どこまでも卑劣な男め。戦わずして利を貪ろうてか」
歴史上経済戦争の萌芽がなかったわけではない。
塩をはじめとする生活必需品の輸出停止をしたり、輸入品に高い関税がかけられることもあった。
しかし戦争前に、あらかじめ敵国の穀物を買い占めるなどということは想定の範囲外である。
戦争という経済行為は国家の体力を著しく消耗させるものであるために、食糧は現地調達に頼らざるを得ないのが通常であり、それはナポレオン戦争以後の交通手段が急速に発達するまで変わることはなかった。
いずれ奪うものをわざわざ金を出して買い占める必要があろうか。
そのような言わば金の無駄つかいを、しかもヴェネツィアをはじめとする多国籍間で行うなど、ヤーノシュに言わせれば暴挙以外の何物でもなかった。
「………しかし厄介なことではあるな」
十字軍に参加している諸侯は、永遠にヤーノシュのもとにいてくれるわけではないし、また居続けてもらっては困る部分も存在する。
なんとなれば軍隊というものは、戦っていない状態であってもとかく問題を起こしがちな存在であるからだ。
経済的に長期戦を戦うことが困難になった以上、ヤーノシュは戦ってこの事態を打開することを決断した。
自重よりも果断さこそが、ヤーノシュの傭兵時代から彼を勇将たらしめた根幹であった。
「出陣だ!」
大喝するヤーノシュの前に、トランシルヴァニアでの虜囚生活でやや頬のこけたラースローが進み出た。
「父上、何卒このラースローに復仇の機会を」
「よかろう、我とともに帷幕に同行せよ。マーチャーシュはこのまま宮廷に残れ」
確かにヴラドの打ってきた手は有効なものであるかもしれない。
しかしその程度の小細工で覆せるほど、ヤーノシュの作り上げた戦略的優位が甘いものであるはずがなかった。
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