63 / 111
第六十三話 新たな縁談
しおりを挟む
無事十字軍を撃退し、懸念されていたオスマン朝の介入がされずに一息つけたと思っていたのもつかの間であった。
1449年8月オスマン朝軍の大軍十万余は、突如としてセルビア王国及びアルヴァニア王国へと侵攻を開始した。
ハンガリー王国というキリスト教圏の重しがはずれた以上、いつかはあるものと考えてはいたが、こうも早いと対応は困難であった。
何しろハンガリー王国は占領維持に兵員を取られこそすれとうてい戦力化を図ることなどできないし、ワラキアとて少なからぬ損害を蒙って損害の回復に手一杯の有様である。援軍など思いもよらない。
港を持てた事でアルヴァニアには武器や食料と幾許かの資金を供与することができたが、セルビアはもはや救えなかった。
厳密に言えば、救おうと努力はしたが、スメデレヴォに立てこもるジュラジ・ブランコヴィッチの命運のほうが先に尽きてしまっていた。
外交手腕と内政への識見には富んでいたジュラジだが、戦に関しては凡庸の域を出ることはなく、篭城からわずか一月弱で味方貴族の裏切りによりあっさりとその命を絶たれてしまったのである。
これに対し、アルヴァニアの抵抗は見事だった。
スカンデルベグの名が伊達でないことを証明する戦ぶりであったといえるだろう。
主攻方面に位置し、スルタンムラト二世の親征を受けながら遂にアルヴァニアの北半を守りきったのである。
彼は決して目新しい戦術や戦略の妙を駆使したわけではない。
ただ本人の武勇とカリスマ、そして戦場での臨機の運用術だけで十倍近いオスマンの軍を退けたその手腕は、後世流石に民族の英雄とされるだけのものであった。
ヴェネツィア商人を仲介とした今回の援助で、その彼とパイプを繋げたのは不幸中の幸いであろう。
もっともこんな利敵行為がオスマンにばれたら、ワラキア討伐は必至だから内心肝を冷やしていたりしたが。
ハンガリー王国の消滅は、東欧世界に深刻なパワーバランスの激変をもたらさずにはおかなかった。
今後ますます俺の知る歴史とはかけ離れた出来事が増えていくのだろう。
ハンガリー国内にまだ在住していた伝説の技術者、ウルバンを俺がこちら側に召しだすことに成功したように。
セルビア王国を占領したオスマンは、その余勢を駆って属国として扱っていたボスニアのスチェバン・トマシェビチを廃して直轄化を成し遂げてしまった。
史実以上にオスマンの国力が増してきている。
メフメト二世だけではなく、ムラト二世もまた十分以上に優秀な君主であった。
この劣勢をはねのけるのは容易なことではない。
メフメト二世の即位まであと二年、俺は為すべきことの大きさと困難さに天を仰いで嘆息するほかなかった。
「…………殿下」
ワラキア本国からブダへとやってきた外交官のソロンは、いかにも言いずらそうにしきりとヘレナを気にしていた。
このところ俺がヘレナを執務室に置いていることは、すでに重臣たちが受け入れているものとばかり思っていたのだが。
ヘレナの識見は並みの大人がたばになっても敵わないほどで、政治顧問としてこれほど頼りになる存在もいないと思っている。
あるいは十一歳の幼女に、血なまぐさい政治的謀略をきかせたくないという大人の良識でソロンも躊躇したのかもしれない。
「……かまわぬ。余はヘレナに隠すべきことは何もない」
ヘレナの顔が後光が差したかのようにほころぶのを見て、決断の正しさをかみ締めていた俺だったが、それもソロンが口を開くまでだった。
「……では申し上げます。先日ポーランド王カジェミェシュ4世陛下よりご使者がございました。この度の不幸な戦いを糧に、未来に向かって両国の平和を願う証として先々代ヴワディスワフ二世陛下の庶子でミェルドゥ侯爵家に養子となっておられたフリデリカ様との婚姻を要請しておられます」
たちまち俺は自分の判断を後悔した。
…………すまん、ソロン。俺が悪かったから何もなかったことにしてくれないだろうか?
ヘレナの視線が突き刺さって痛い。
何よりポーランドはハンガリー王国にも並ぶ大国だ。
その国力だけを見れば、落日のローマ帝国より遥かに大きい。
「………とは申しましてもフリデリカ姫は庶子、殿下にはヘレナ姫という帝国の血を引く婚約者がおられることでもあり、側妾ということでも構わないとのこといかがなされますか?」
うおう…………ビビッた、…………心底ビビッた。もしかしてポーランドにケンカ売られたかと思ったよ。
何せ今回モルダヴィアからポーランドを追い払ったのは俺だ。
意趣返しに刺客を起こりこまれても不思議ではない。下手をすると婚姻を拒否することを口実にワラキアと戦争をするつもりなのかも。
ここでポーランドと正面から敵対するのは愚策だ。
ポーランドに加えリトアニア・ウクライナの赤ルーシ・白ルーシなどを加えたその国土は欧州最強とさえ言っても過言ではないのである。
ドイツ騎士団を打ち破り、プロイセン公国にも強い影響力をもつ。そして現王妃が神聖ローマ帝国皇帝の血を引くことを考え合わせればあるいはローマ帝国の血統よりありがたがる人間がいるのかもしれなかった。
「………無碍には出来ん相手だ。側妾でよいというのに断ってはあちらの顔が立つまい」
国としての格を考えれば、どう見積もってもポーランドが上である。
これほど下手に出ているのが不思議なほどだ。
それをあえて面子をつぶしては、全面戦争に発展してもおかしくなかろう。
理性はそう判断している。だが……
「……………確かにやむをえまいなあ、殿下………」
…………全身に黒オーラを纏った般若がおりました。
「こここ、これはね、違うんだよ、違うの! 名前だけ、名前だけなんだから! 俺が本当に愛してるのはヘレナだけだよ? 本当だよ?」
「………妾と違って豊満な女性だと良いがなあ、殿下………」
「殿下って言うのやめてー!!」
言わないことではない、とソロンは思う。
ヴラドが完全にヘレナの尻に引かれていることなど、ワラキア宮廷では常識なのだ。
幼さゆえのコンプレックスを隠しきれぬヘレナが、この縁談を聞いてどのような態度にでるかなど火を見るより明らかだった。
(まあ…………傍目には惚気以外には見えませぬがな。)
数日後、何かをやり遂げた漢の顔で眠りこけているヴラドの姿があったという。
これはもしやと宮廷は色めき立った。
その日は終日ヘレナがご満悦であったというが、不思議なことに内股になったり腰をかばったりする様子もない。
いったい二人に何があったのかでワラキア宮廷はその噂でもちきりになったが、真実は永久に明らかにされることはなかったのだった………。
1449年8月オスマン朝軍の大軍十万余は、突如としてセルビア王国及びアルヴァニア王国へと侵攻を開始した。
ハンガリー王国というキリスト教圏の重しがはずれた以上、いつかはあるものと考えてはいたが、こうも早いと対応は困難であった。
何しろハンガリー王国は占領維持に兵員を取られこそすれとうてい戦力化を図ることなどできないし、ワラキアとて少なからぬ損害を蒙って損害の回復に手一杯の有様である。援軍など思いもよらない。
港を持てた事でアルヴァニアには武器や食料と幾許かの資金を供与することができたが、セルビアはもはや救えなかった。
厳密に言えば、救おうと努力はしたが、スメデレヴォに立てこもるジュラジ・ブランコヴィッチの命運のほうが先に尽きてしまっていた。
外交手腕と内政への識見には富んでいたジュラジだが、戦に関しては凡庸の域を出ることはなく、篭城からわずか一月弱で味方貴族の裏切りによりあっさりとその命を絶たれてしまったのである。
これに対し、アルヴァニアの抵抗は見事だった。
スカンデルベグの名が伊達でないことを証明する戦ぶりであったといえるだろう。
主攻方面に位置し、スルタンムラト二世の親征を受けながら遂にアルヴァニアの北半を守りきったのである。
彼は決して目新しい戦術や戦略の妙を駆使したわけではない。
ただ本人の武勇とカリスマ、そして戦場での臨機の運用術だけで十倍近いオスマンの軍を退けたその手腕は、後世流石に民族の英雄とされるだけのものであった。
ヴェネツィア商人を仲介とした今回の援助で、その彼とパイプを繋げたのは不幸中の幸いであろう。
もっともこんな利敵行為がオスマンにばれたら、ワラキア討伐は必至だから内心肝を冷やしていたりしたが。
ハンガリー王国の消滅は、東欧世界に深刻なパワーバランスの激変をもたらさずにはおかなかった。
今後ますます俺の知る歴史とはかけ離れた出来事が増えていくのだろう。
ハンガリー国内にまだ在住していた伝説の技術者、ウルバンを俺がこちら側に召しだすことに成功したように。
セルビア王国を占領したオスマンは、その余勢を駆って属国として扱っていたボスニアのスチェバン・トマシェビチを廃して直轄化を成し遂げてしまった。
史実以上にオスマンの国力が増してきている。
メフメト二世だけではなく、ムラト二世もまた十分以上に優秀な君主であった。
この劣勢をはねのけるのは容易なことではない。
メフメト二世の即位まであと二年、俺は為すべきことの大きさと困難さに天を仰いで嘆息するほかなかった。
「…………殿下」
ワラキア本国からブダへとやってきた外交官のソロンは、いかにも言いずらそうにしきりとヘレナを気にしていた。
このところ俺がヘレナを執務室に置いていることは、すでに重臣たちが受け入れているものとばかり思っていたのだが。
ヘレナの識見は並みの大人がたばになっても敵わないほどで、政治顧問としてこれほど頼りになる存在もいないと思っている。
あるいは十一歳の幼女に、血なまぐさい政治的謀略をきかせたくないという大人の良識でソロンも躊躇したのかもしれない。
「……かまわぬ。余はヘレナに隠すべきことは何もない」
ヘレナの顔が後光が差したかのようにほころぶのを見て、決断の正しさをかみ締めていた俺だったが、それもソロンが口を開くまでだった。
「……では申し上げます。先日ポーランド王カジェミェシュ4世陛下よりご使者がございました。この度の不幸な戦いを糧に、未来に向かって両国の平和を願う証として先々代ヴワディスワフ二世陛下の庶子でミェルドゥ侯爵家に養子となっておられたフリデリカ様との婚姻を要請しておられます」
たちまち俺は自分の判断を後悔した。
…………すまん、ソロン。俺が悪かったから何もなかったことにしてくれないだろうか?
ヘレナの視線が突き刺さって痛い。
何よりポーランドはハンガリー王国にも並ぶ大国だ。
その国力だけを見れば、落日のローマ帝国より遥かに大きい。
「………とは申しましてもフリデリカ姫は庶子、殿下にはヘレナ姫という帝国の血を引く婚約者がおられることでもあり、側妾ということでも構わないとのこといかがなされますか?」
うおう…………ビビッた、…………心底ビビッた。もしかしてポーランドにケンカ売られたかと思ったよ。
何せ今回モルダヴィアからポーランドを追い払ったのは俺だ。
意趣返しに刺客を起こりこまれても不思議ではない。下手をすると婚姻を拒否することを口実にワラキアと戦争をするつもりなのかも。
ここでポーランドと正面から敵対するのは愚策だ。
ポーランドに加えリトアニア・ウクライナの赤ルーシ・白ルーシなどを加えたその国土は欧州最強とさえ言っても過言ではないのである。
ドイツ騎士団を打ち破り、プロイセン公国にも強い影響力をもつ。そして現王妃が神聖ローマ帝国皇帝の血を引くことを考え合わせればあるいはローマ帝国の血統よりありがたがる人間がいるのかもしれなかった。
「………無碍には出来ん相手だ。側妾でよいというのに断ってはあちらの顔が立つまい」
国としての格を考えれば、どう見積もってもポーランドが上である。
これほど下手に出ているのが不思議なほどだ。
それをあえて面子をつぶしては、全面戦争に発展してもおかしくなかろう。
理性はそう判断している。だが……
「……………確かにやむをえまいなあ、殿下………」
…………全身に黒オーラを纏った般若がおりました。
「こここ、これはね、違うんだよ、違うの! 名前だけ、名前だけなんだから! 俺が本当に愛してるのはヘレナだけだよ? 本当だよ?」
「………妾と違って豊満な女性だと良いがなあ、殿下………」
「殿下って言うのやめてー!!」
言わないことではない、とソロンは思う。
ヴラドが完全にヘレナの尻に引かれていることなど、ワラキア宮廷では常識なのだ。
幼さゆえのコンプレックスを隠しきれぬヘレナが、この縁談を聞いてどのような態度にでるかなど火を見るより明らかだった。
(まあ…………傍目には惚気以外には見えませぬがな。)
数日後、何かをやり遂げた漢の顔で眠りこけているヴラドの姿があったという。
これはもしやと宮廷は色めき立った。
その日は終日ヘレナがご満悦であったというが、不思議なことに内股になったり腰をかばったりする様子もない。
いったい二人に何があったのかでワラキア宮廷はその噂でもちきりになったが、真実は永久に明らかにされることはなかったのだった………。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる