白バイ隊員への強淫

熊次郎

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金髪の男

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遡ること半年前の冬。

交通部交通機動隊の巡査長である浅野拓哉は今年28歳になった。
元々マラソン選手だった拓哉は駅伝で先導する白バイ隊員に憧れをもち入隊した。

入隊後、筋トレと食生活で176/76の体は86キロまで太ったが、筋肉にうっすら脂肪がついた体型をキープしていた。

先日、念願の先導デビューを果たした。たすきを繋ぎ終えるまで駅伝選手を導きながら安全を確保し、拓哉は大きな達成感を味わった。

また私生活では美人の奥さんをもらい、二人の子供と幸せに暮らしていた。見た目は。

実は、二人目の子供が生まれてからセックスレスで、最近は制服も下着も臭いと言われ、家族の服と一緒に洗濯をしてもらえない。
拓哉は確かに毛深めで汗かきの為、夏場やよく働いた日の下着は自分でも臭いと認識していた。
夜に一人で洗濯をしたり、風呂場でオナニーをするのが日課となっていた。ストレスを感じてはいたが、子供がもう少し大きくなるまで我慢しようと、自分に言い聞かせていた。

そんなある日、パトロールの途中でヤンキーのイザコザに出くわした。サイレンを鳴らし、バイクで駆けつけたが、蜘蛛の子を散らすようにヤンキー達は逃げ、金髪の男だけを捕まえた。
よくある出来事だったが、金髪の男は睨みながら言った。
『覚えておけよ!あいつらを逃したツケは払ってもらう!』
これまたよくある話なので、拓哉はしばらくするとすっかり忘れていた。

それから3ヶ月後、帰宅途中の拓哉の前に金髪の男が現れた。
『よっ、浅野巡査長!』
拓哉は自分の名前を呼ばれびっくりした。しかし無視して通り過ぎようとしたが、金髪の男が差し出す携帯の画像を見て立ち止まった。

『この前はよくもやってくれたな。俺だけしょっ引きやがって。ケジメをつけてもらう。お前、この巡査部長と不倫してるだろ!』
『う、う、う。』

拓哉はどもった。
二人の男女がラブホテルに入っていく写真だった。複数撮られており、顔もバッチリ映っている。

一度の過ちだった。
家庭の悩み、激務でのストレス。酒を飲みながら、先輩の女巡査部長に愚痴を吐いた。
酔いが回った時、女巡査部長が拓哉の太ももを触ってきた。ムラムラが止まらない拓哉の股間の膨らみを触られてから、ラブホテルに向かうまで時間はいらなかった。
しかし、その一度きりだ。
その後すぐに別の部署で警察官の不倫の不祥事があり、隊内で厳しい通達が出た。二人は合意の下、あの一度だけとした。

その証拠写真を今見せつけられている。
『LINE教えろ。また連絡する。』
金髪の男に言われ、黙ってLINEを交換した。
数日後、驚きのメッセが来た。

『画像、公にして欲しくなければ、明日20時に〇〇倉庫に来い。白バイの制服持ってこい。』
住所とともに送られてきたメッセに拓哉は従うしかなかった。

翌日、時間通りに倉庫に着き、中に入るとヤンキーがタバコを吸いながら携帯をいじっていた。
『お、来たな。』
『何が目的だ?金か?俺は何をしたらいい?』
『俺の言うこと聞けばいいんだよ。まずは制服に着替えてこれを飲めよ。』
金髪の男は500mlのミネラルウォーを差し出しながら言った。

拓哉は今日一日来た制服に着替え、恐る恐るその水を飲んだ。特に味はなく、普通の水だったと認識し、一気に飲み干した。
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