【R-18】金曜日は、 貴女を私の淫らな ペットにします

indi子/金色魚々子

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【ペット契約】始まります ③

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 課長はさっさと歩みを進めながら、私の腰をゆっくりと手のひらで撫でまわす。時折、小指はお尻を掠めて。そんな風にこそばゆく触れられる度に私の体が小さく震え、課長はそんな私を見ながら笑っていた。
 数分も歩くと、課長が目的地を見つけたのか足を止めた。そして、開いた自動ドアをくぐっていく。課長がタッチパネルにスマホをかざすと、部屋番号が書かれたレシートが出てくる。


「行きますよ」

「はい……」


 課長がエレベーターのボタンを押して、私に乗るよう促した。こんなときはレディーファーストなんだと、少しだけ感嘆する。課長もエレベーターに乗り込み、七階のボタンを押した。ラッキーセブンじゃないかと人は言うけれど、私にとっては、アンラッキーな数字だ。課長はまた私の腰に腕を回して、今度は広い胸で包み込むように私を抱き寄せた。


「あの、課長……?」


 課長の両手はゆっくりとお尻に下がり、その肉感を楽しむように柔らかく揉みしだいていく。思わず私が吐息を漏らすと、課長は耳元に口を寄せた。


「……かわいい」


 真剣な声でそんなことを言われると、顔がカッと熱くなっていく。それは耳まで赤くなったせいで課長にもばれてしまっていて、ふっと課長は耳に息を吹き込んだ。


「やっ……」

「耳も弱いんですね、まるでウサギみたいだ」

「や、やめてください……」

「はい、後でじっくりと」


 かぷっと私の耳を食み、名残惜しげに離れた時エレベーターは停まった。課長は私の手を引いて、番号が点滅している部屋に向かう。ドアを開けると、自動精算機のアナウンスがけたたましく鳴り響いた。課長はビジネスバッグから財布を取り出して、慣れた手付きでお金を入れていく。


「あの、私も払います」


 慌てて財布を取り出そうとカバンを開けると、課長は私のその手を掴んだ。そして、ゆっくり首を横に振る。


「先に部屋に行っていていいですよ、疲れたでしょう?」

「でも」

「それに、誘ったのは私ですから。ここの支払いは任せてください」

「はい……」


 その言葉に甘えた私は靴からスリッパに履き替えて、奥の部屋に向かった。
 白を基調とした、思っていたよりも清潔感漂う部屋だった。
二人掛けのソファに大きなテレビ、そしてダブルベッド。ここまでならどこにでもあるビジネスホテルのようだけど、ベッドの真横の壁は一面鏡で出来ていて、その存在がこの空間の淫靡さを一層引き立たせた。
 背後から、水が流れる音が聞こえ始めた。……どうやら、課長がお風呂の準備を始めているようだ。


「木下さん」

「はいっ!」

「お湯が溜まるまで時間がありますから、先にシャワーでも浴びませんか?」

「しゃ、シャワー?」


 課長は私の腕を掴んで、脱衣所に引き込んだ。
 いつの間にかネクタイを外していた課長は、私の胸元に手を伸ばしブラウスのボタンを器用に外していく。


「あの、こういう事は一人で出来るので……」


 恥ずかしくてたまらなくなって、課長の手を掴み離そうとすると、課長は低い声で囁く。


「私の言うことを聞かないと、写真、ばらしますよ」

「……そんな! ひどい、です」


 もう、誰にも話さないって約束をしたはずなのに……上手く言葉が出て来なくて口を堅く閉じると、課長は笑いながら私に告げた。


「私が黙ると言ったのは、あなたがあんないかがわしいところで働いていることだけですからね」

「……」

「いやですか?」


 課長の手はブラジャーごと胸を掴んだ。そのまま、ゆっくりと回すように手のひら全体を使って触れていく。


「……乳首が勃っているのが、下着越しでもわかりますよ」

「いやぁっ……」

「そうやって、すぐ物欲しげな顔をする」

「ちがぁ、ん……」

「……本当にかわいい」


 課長は囁いて、頬にキスをした。
 私の胸の頂と、秘部の花芯がその頬に触れる唇で愛撫されたことを思い出し、腰がびくんと震えた。
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