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第三章 終焉を呼ぶ七大天使
第166話 争奪戦の終わり。
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由良の両腕に魔力が集まっていくにつれて、彼女の両腕に生えていた炎の爪が赤い炎からどんどん黒い炎へと変わっていく。
「獄炎……狂華。」
そして黒い炎の爪を構えた由良は東雲へと切りかかる。
(炎の色が変わった……先とは何かが違う。)
様子の変わったそれに東雲も警戒しながら対処に当たる。先ほどと同じように回避行動をとる東雲だったが、目の前を黒い炎の爪が通りすぎた瞬間に違和感を感じた。
(なんだ?何かおかしい。)
得体の知れない違和感に嫌な予感を感じた東雲は、さらにその場から一歩飛び退いた。するとその次の瞬間、東雲の目の前を突然再び黒い炎が通りすぎていく。
「良く気が付きましたな。」
「くくくくく、なに……一度死んだものにしかわからん死の予感を感じただけよ。」
そう笑う東雲だったが、彼女の額からは一粒の冷や汗が流れていた。
「仮にもし……妾が一度死を経験していなければ、今の攻撃でやられていたやもしれんな。」
「経験とは厄介なものですじゃ。」
「くくくくく、これも年の功と言うやつだ。あまり年の話は表に出したくはないがな。まぁ、今この時だけは……感謝しよう。」
そう呟いた東雲の足元に、突如として大きな魔法陣が現れ光り輝き始めた。
「由良よ、お前の使う魔法が禍津火どものものならば……妾はお前に真の仙狐の力を教えてやろう。これも先に仙狐へと辿り着いた者の定めだ。」
魔法陣から溢れだした眩い光が東雲の体の周りを漂う。
「仙術……泡沫。」
東雲がそう口にした瞬間、魔法陣から溢れだしていた光が全て彼女の中に吸収されていった。そしてニヤリと笑った東雲は由良へと向かって口を開く。
「さて、もう妾はお前の攻撃は避けん。好きに攻撃してくるがいい。」
「……その言葉、撤回はさせませぬぞ。」
わざとらしく見せ付けるように体を広げた東雲に違和感を感じながらも、由良は炎の爪で切りかかる。
そして東雲へと攻撃が届くと思われたその時だった。
「くくくくく、撤回するつもりなど毛頭ないわ。」
「なっ……!?」
不敵に笑う東雲の前で、由良の攻撃が……正確には由良の黒い炎の爪が、まるで水面に浮かんでくるような泡のように消えて無くなってしまったのだ。
「驚くのも無理はない。これが真の仙術と言うものだ。」
「くぅっ……なぜそのような技が使えるのなら最初から……。」
「決まっているだろう?妾は確かに仙狐ではあるが……仙術の扱いはどうも苦手でな。故に先のように符等を使っていたのだ。」
ペラペラと東雲は仙狐らしからぬことを口にしていく。
「だが、どうやらあの女神が言っていた力のお陰か、不得意な仙術もこの通りだ。」
「……?それはいったい…………うっ!?」
由良が首を傾げ不思議がっていると、彼女の鳩尾に鈍い衝撃が走る。
「お前がつい先程禍津火の力を扱えるようになったのと同じことだ。」
そう口にした東雲の胸に意識を失った由良は倒れこんだ。
「欲望の解放による力の取得か……。自在に扱えるようになるには時間がかかりそうだ。」
東雲は大きくため息を吐くと、チラリとルアに向けて視線を移した。
「し、東雲さん……お、お母さんは…………。」
「心配するな。意識を失っているだけだ。少しすれば目を覚ますだろう。」
「よ、よかった……。」
由良の無事を聞いてルアはホッと安心したように、肺に溜まっていた空気を吐いた。そんなルアにゆっくりと東雲は歩み寄る。
「くくくくく、安心しているところ悪いが……お前は覚えているか?」
「ふぇ?な、なにをですか?」
「最後に残った一人が……お前を好きに出来るということをだっ♪生憎今は抑えが効きそうにない。お前はされるがままにしていれば良いッ!!」
「えっ……えぇぇぇぇっ!?」
吐息を荒くしながら東雲はルアに向かって飛びかかる。しかし、彼のドレスがそれを許さない。
『対象の自我の崩壊を確認。鎮圧します。』
「やれるものならやって…………みぃっ!?」
突如東雲の目の前から姿を消したルアは、ドレスに操られるがまま……東雲の背後に回り込み、彼女の頭でピコピコと動く狐耳を両手でつまみ上げた。
すると、東雲の背筋がピン!!と伸びふるふると体が震え始めた。
「お、お前……る、ルア……ど、どこをつまんでおるのだっ!?」
『対象の体の硬直を確認。処置を開始。』
「な、何を………ぉおっ!?」
東雲の耳を揉みしだき、耳の穴に指を入れたりしているうちに、彼女の表情がどんどん蕩けていく。
「る、ルアぁっ……そ、それ以上は……ゆ、許さんぞ……ぉっ♥️」
「ご、ごめんなさい東雲さん。これはボクの意思じゃないんです……。だからどうしようもなくて……。」
「そ、そんにゃ……では……ではぁ……。」
ガクガクと東雲の膝も笑い、もはや立っていることすらも難しくなってきたようだ。そこに追い討ちをかけるようにルアは東雲の耳を強く、きゅっ……とつまんだ。
「~~~~~っ!?~~~~~グッ♥️」
最後には東雲すらもぐったりとして崩れ落ちてしまう。それを確認したドレスから声が響いた。
『全対象の無力化を確認。機能停止……及び装備解除します。』
すると、ルアの体を包んでいたドレスは再び消えて、朝着用していた普段着に戻った。
由良、東雲脱落。残り0名
「獄炎……狂華。」
そして黒い炎の爪を構えた由良は東雲へと切りかかる。
(炎の色が変わった……先とは何かが違う。)
様子の変わったそれに東雲も警戒しながら対処に当たる。先ほどと同じように回避行動をとる東雲だったが、目の前を黒い炎の爪が通りすぎた瞬間に違和感を感じた。
(なんだ?何かおかしい。)
得体の知れない違和感に嫌な予感を感じた東雲は、さらにその場から一歩飛び退いた。するとその次の瞬間、東雲の目の前を突然再び黒い炎が通りすぎていく。
「良く気が付きましたな。」
「くくくくく、なに……一度死んだものにしかわからん死の予感を感じただけよ。」
そう笑う東雲だったが、彼女の額からは一粒の冷や汗が流れていた。
「仮にもし……妾が一度死を経験していなければ、今の攻撃でやられていたやもしれんな。」
「経験とは厄介なものですじゃ。」
「くくくくく、これも年の功と言うやつだ。あまり年の話は表に出したくはないがな。まぁ、今この時だけは……感謝しよう。」
そう呟いた東雲の足元に、突如として大きな魔法陣が現れ光り輝き始めた。
「由良よ、お前の使う魔法が禍津火どものものならば……妾はお前に真の仙狐の力を教えてやろう。これも先に仙狐へと辿り着いた者の定めだ。」
魔法陣から溢れだした眩い光が東雲の体の周りを漂う。
「仙術……泡沫。」
東雲がそう口にした瞬間、魔法陣から溢れだしていた光が全て彼女の中に吸収されていった。そしてニヤリと笑った東雲は由良へと向かって口を開く。
「さて、もう妾はお前の攻撃は避けん。好きに攻撃してくるがいい。」
「……その言葉、撤回はさせませぬぞ。」
わざとらしく見せ付けるように体を広げた東雲に違和感を感じながらも、由良は炎の爪で切りかかる。
そして東雲へと攻撃が届くと思われたその時だった。
「くくくくく、撤回するつもりなど毛頭ないわ。」
「なっ……!?」
不敵に笑う東雲の前で、由良の攻撃が……正確には由良の黒い炎の爪が、まるで水面に浮かんでくるような泡のように消えて無くなってしまったのだ。
「驚くのも無理はない。これが真の仙術と言うものだ。」
「くぅっ……なぜそのような技が使えるのなら最初から……。」
「決まっているだろう?妾は確かに仙狐ではあるが……仙術の扱いはどうも苦手でな。故に先のように符等を使っていたのだ。」
ペラペラと東雲は仙狐らしからぬことを口にしていく。
「だが、どうやらあの女神が言っていた力のお陰か、不得意な仙術もこの通りだ。」
「……?それはいったい…………うっ!?」
由良が首を傾げ不思議がっていると、彼女の鳩尾に鈍い衝撃が走る。
「お前がつい先程禍津火の力を扱えるようになったのと同じことだ。」
そう口にした東雲の胸に意識を失った由良は倒れこんだ。
「欲望の解放による力の取得か……。自在に扱えるようになるには時間がかかりそうだ。」
東雲は大きくため息を吐くと、チラリとルアに向けて視線を移した。
「し、東雲さん……お、お母さんは…………。」
「心配するな。意識を失っているだけだ。少しすれば目を覚ますだろう。」
「よ、よかった……。」
由良の無事を聞いてルアはホッと安心したように、肺に溜まっていた空気を吐いた。そんなルアにゆっくりと東雲は歩み寄る。
「くくくくく、安心しているところ悪いが……お前は覚えているか?」
「ふぇ?な、なにをですか?」
「最後に残った一人が……お前を好きに出来るということをだっ♪生憎今は抑えが効きそうにない。お前はされるがままにしていれば良いッ!!」
「えっ……えぇぇぇぇっ!?」
吐息を荒くしながら東雲はルアに向かって飛びかかる。しかし、彼のドレスがそれを許さない。
『対象の自我の崩壊を確認。鎮圧します。』
「やれるものならやって…………みぃっ!?」
突如東雲の目の前から姿を消したルアは、ドレスに操られるがまま……東雲の背後に回り込み、彼女の頭でピコピコと動く狐耳を両手でつまみ上げた。
すると、東雲の背筋がピン!!と伸びふるふると体が震え始めた。
「お、お前……る、ルア……ど、どこをつまんでおるのだっ!?」
『対象の体の硬直を確認。処置を開始。』
「な、何を………ぉおっ!?」
東雲の耳を揉みしだき、耳の穴に指を入れたりしているうちに、彼女の表情がどんどん蕩けていく。
「る、ルアぁっ……そ、それ以上は……ゆ、許さんぞ……ぉっ♥️」
「ご、ごめんなさい東雲さん。これはボクの意思じゃないんです……。だからどうしようもなくて……。」
「そ、そんにゃ……では……ではぁ……。」
ガクガクと東雲の膝も笑い、もはや立っていることすらも難しくなってきたようだ。そこに追い討ちをかけるようにルアは東雲の耳を強く、きゅっ……とつまんだ。
「~~~~~っ!?~~~~~グッ♥️」
最後には東雲すらもぐったりとして崩れ落ちてしまう。それを確認したドレスから声が響いた。
『全対象の無力化を確認。機能停止……及び装備解除します。』
すると、ルアの体を包んでいたドレスは再び消えて、朝着用していた普段着に戻った。
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