忘れたふりの隣で ~マリーがいた季節~  ※番外編のみR18

豚さん

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6.5章  番外編   R18 NTR系 薄い本

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その夜の記憶が、俺の胸に棘のように刺さっていた。

マリーの笑顔、雨に濡れた青い瞳、そしてあの「ありがとう」の言葉。

すべてが、別れの予感を濃く染めていた。

翌朝、俺は空港へ向かう彼女を見送るはずだった。

でも、事態は予想外に早く、壊れやすかった。

朝の陽光がカーテンの隙間から差し込み、俺の部屋を淡く照らす中、マリーは荷物をまとめながら言った。

「優、昨夜のことは……本当に、ありがとう。でも、わたしは行かなくちゃいけないの。約束が、待っているから」 

その言葉に、俺の苛立ちが爆発した。

なぜ急ぐ? なぜ俺を置いて? フラストレーションが言葉になって飛び出した。

「お前、俺のことなんか、どうでもいいんだろ? ただの思い出の欠片で、フランスの“約束”に飛んでいくのかよ!」 

マリーの瞳が揺れた。

彼女は静かに首を振り、「そんなこと、ないわ。あなたは……」と呟いたが、俺は聞けなかった。

喧嘩は一瞬でエスカレートし、彼女の声が震えるまで続いた。

「もう、いい! 行けよ、勝手に!」 

俺の叫びが部屋に響き、マリーは唇を噛んで荷物を掴んだ。

ドアが閉まる音が、俺の心を抉った。

一人ぼっちになったマリーは、ホテルのロビーで雨上がりの街を眺めていた。

赤い観覧車のシルエットが、遠くにぼんやりと浮かぶ。

胸が痛い。優の言葉が、耳に残る。

彼女はスマホを握りしめ、フランスへのフライトをキャンセルしようか迷った。

でも、約束の手紙が、彼女のペンダントのように重く胸にのしかかる。

「待っています」――あの言葉が、彼女を縛っていた。

外に出ると、湿った空気が肌を撫でた。

タクシーを拾おうと歩き出すが、足取りは重い。

喧嘩の余韻で、涙がにじむ。

ふと、路地裏のベンチに腰を下ろした。

誰もいないはずの静かな場所で、煙草の臭いが漂ってきた。

振り返ると、中年の男が立っていた。

五十代半ばだろうか、くたびれたコートを羽織り、脂ぎった髪を後ろに撫でつけたおじさん。

目が、彼女の濡れた瞳を捉える。

「お嬢ちゃん、どうしたんだい? そんな顔して、一人で泣いてるなんて。雨の後遺症か?」 

声は低く、ねっとりとした響き。

マリーは慌てて顔を上げ、「いえ……大丈夫です」と立ち上がろうとしたが、男は素早く近づき、ベンチの端に腰を下ろした。

「大丈夫じゃねえよ。男に泣かされた顔だろ? 俺、分かるぜ。女の子のそんな顔、好きなんだよ」 

その言葉に、背筋が凍った。

男の視線が、彼女の胸元を這う。

雨に濡れたブラウスが、薄く肌に張り付き、青いペンダントが揺れる。

マリーは逃げようとした。

だが、男の手が素早く彼女の腕を掴んだ。

「待てよ、嬢ちゃん。少し話そうぜ。俺、寂しいんだ。こんな街で、一人で女の子を見かけるなんて、運命だろ?」 

力は意外に強く、彼女の細い体をベンチに引き戻す。

路地は人通りが少なく、遠くの街の喧騒が、まるで別の世界のように聞こえる。

「離して……お願い!」

マリーの声が震えるが、男は笑った。息が酒臭い。

「お願い? いいねえ、その声。もっと聞かせてくれよ」 

彼のもう片方の手が、彼女の膝に触れた。

スカートの裾を、ゆっくりと捲り上げる。

冷たい空気が太ももに触れ、マリーの体が硬直する。

「やめて……! 誰か、助けて……」

だが、声はか細く、男の体躯が彼女を覆い隠すように寄り添う。

男の指が、彼女の内腿を這い上がる。

ざらついた感触が、肌を汚すように。

「おお、いい肌だ。フランス娘か? そんなエキゾチックな匂いがするぜ」 

マリーは抵抗した。

手を振り払おうとするが、男の体重が彼女を押さえつけ、ベンチに沈み込ませる。

ペンダントが胸の谷間に落ち、青い石が男の視線を誘う。

「これ、いいアクセサリーだな。約束の証か? ふん、俺が新しい約束をしてやるよ」 

彼の唇が、彼女の首筋に迫る。

湿った息が耳にかかり、吐き気がする。

マリーの目から、涙が零れ落ちた。

優の顔が、脳裏に浮かぶ。あの観覧車の温もり、手の感触。

「優……ごめんなさい……」 

心の中で呟くが、体は男の手に委ねられていく。

男は彼女のブラウスを乱暴に引き裂いた。

ボタンが飛び、雨に湿った下着が露わになる。

白いレースのブラが、彼女の豊かな胸を包み、男の目を血走らせる。

「ははっ、こりゃあ上等だ。男に泣かされた体が、こんなに敏感だってのに」 

彼の太い指が、ブラの縁を掻き分け、乳首を摘む。

マリーの体がビクンと跳ね、抑えきれない喘ぎが漏れた。

「あっ……いや……!」 

痛みと、予想外の快感が混じり、彼女の頰を赤く染める。

男は満足げに笑い、舌を這わせる。

ざらついた舌面が、首から鎖骨へ、胸の谷間へ。

唾液が滴り、彼女の肌を汚す。

「おいしいぜ、嬢ちゃん。もっと声出せよ。誰も来ねえよ、ここは俺の縄張りだ」

路地の奥、誰も助けに来ない。マリーの抵抗は、次第に弱まる。

男の手がスカートの下に潜り込み、パンティの布地をずらす。

湿った秘部に、指が触れる。

「おお、濡れてんじゃねえか。喧嘩したばっかで、こんなに欲情してんのか? 男の味、忘れられねえんだろ」

嘘だ。

違うのに、体は裏切る。

指の動きに、腰が無意識に揺れる。

男はベルトを外し、ズボンを下ろした。

太く、血管の浮いた男根が、彼女の視界に迫る。

臭いが、鼻を突く。

「さあ、咥えろよ。優しいおじさんの、特別サービスだ」 

マリーの頭を掴み、強引に引き寄せる。唇が触れた瞬間、吐き気が込み上げるが、男の腰が押しつけ、喉奥まで侵入する。

「んぐっ……うぅ……!」 

涙が止まらない。

男の動きが激しくなり、彼女の口内を犯す。

唾液と先走りが混じり、滴り落ちる。

「いいぞ、嬢ちゃん。舌使えよ。俺のチンポ、味わえ」 

マリーの心は、優の記憶にすがる。

観覧車の赤い光、絡めた指。

でも、今は違う。知らない男の臭いと味が、彼女を塗り替える。

男は満足すると、彼女をベンチに押し倒した。

スカートを完全に捲り上げ、パンティを剥ぎ取る。

露わになった秘裂に、男根の先端をあてがう。

「入れるぜ、嬢ちゃん。俺の種で、忘れさせてやるよ。あの男の顔、全部上書きだ」 

一気に突き入れられた。

痛みが走り、マリーの背が仰け反る。

「あぁっ……いやぁ……!」 

太いものが、彼女の内部を抉る。

男の腰が、獣のように打ちつけられる。

湿った音が路地に響き、彼女の喘ぎが混じる。

「感じろよ、もっと。こんなチンポ、味わったことねえだろ? お前のマンコ、俺の形に変えてやる」 

マリーの体は、快楽の波に飲み込まれていく。

抵抗の言葉が、甘い吐息に変わる。

「んっ……あっ……やめ……て……」 

でも、腰は男のリズムに合わせて揺れる。

男の汗が、彼女の肌に落ち、混じり合う。

クライマックスが近づく。

男の息が荒くなり、動きが速まる。

「出るぜ……中に出すよ、嬢ちゃん! お前の子宮に、俺の精液を注いでやる!」 

マリーの目が見開く。

「だめ……中は……!」 

だが、遅い。

男のものが膨張し、熱い奔流が彼女の奥を満たす。

ビクビクと脈打ち、種が溢れ出す。

マリーの体が震え、絶頂の余波に沈む。

「あぁぁ……!」 

涙と、快楽の雫が混じり、彼女の頰を伝う。


男は満足げに抜き、彼女の体を放した。

ズボンを上げ、ポケットから名刺を落とす。

「また寂しくなったら、連絡しろよ。優しいおじさんが、いつでも慰めてやる」

笑って去る背中を、マリーは虚ろな目で見送った。

体中が、男の痕で汚れ、雨の匂いが、精液の臭いに塗り替えられる。

ペンダントの青い石が、冷たく光る。

「優……ごめんなさい……」 

心の中で呟くが、もう遅い。

この夜、何かが壊れ、別の何かが、彼女の中に根を張っていた。

一方、俺は部屋で後悔に苛まれていた。

喧嘩の言葉が、胸を刺す。

マリーに連絡しようとスマホを掴むが、繋がらない。

知る由もなかった。

あの路地で、彼女が知らない男に奪われ、凌辱され、NTRの渦に飲み込まれたことを――。

すべてが、赤い観覧車の光のように、遠くで揺れていた。
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