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とりあえず 馬房からの脱出
ゴブリンオークよりも糞やろう
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「あ、ああ!ああ!」
「ああ、いいよ!ああ、いくいく!」
収監されていた馬房を抜けた俺達は、プラプラとさせながら大きな奴隷専用厩舎らしきそこの出口を求めて動いていたが、男と男の嬌声に驚き足を止めた。
足を止めて良かったと思った。
奴隷商人だと思うあの居酒屋の亭主がゴブリンオークに小突かれながら歩いてきたところで、俺達が足を止めて先に奴らの存在に気が付かねば、身を隠すのが遅れて見つかる所だったのだ。
「ぶひひ。人間をこうして増やすのか。」
緑色の巨大ブタが厭らしい声を出して体を揺らすと、居酒屋の亭主が今にもちびりそうな風情でマニュアル通りの台詞を言った。
「は、はい。こうしてまぐわせておけば子供が生まれます。」
生まれねぇよ!
どっちも雄だぞ!
思わず突っ込みたかったが、俺自身が魔王(おす)×人間(おす)の不思議な繁殖結果である。
「ヴォラク!俺達の房に今一度戻ろう?」
「何のために?」
ユージンは恐怖だけでアナルセックスをさせられている若者たちに顎をしゃくり、俺達もあれをするべきだと言いやがった。
「おまえ、情況わかってんのか?」
「ゴブリンオークを見てみろ。油断している。あれを馬房に引き込んでだな。」
「あ、わかった。わかったけどさ、その後は無理だぞ。奴らを拘束するものがないからな。」
「あ、そうか。では新しい馬房に行こう。」
ユージンは言うや左腕で俺の腰を抱いて、薄暗闇の馬房へと引き込んだ。
「よし、ここにはまだ未使用の足輪がある。さあ、やろうか?」
俺は目を細め、目から光線が出てユージンを焼き殺せたらと願った。
奴は本当に嬉しそうにして右手の指先をベロンと舐め、その手を俺の下腹部へと差し出した。
「ま、ままままって!」
「いい声だ。君がまず濡れる様に頑張るよ。」
ユージンが指先を舐めたのは、俺の竿を扱くための潤滑油にするためだった。
猛りもしないそれは、スムーズに何度か擦られる事で張りつめてきて、俺の口からは、はあん、という情けない息が漏れた。
ああ、いつもだったらユージンを蹴り飛ばしてやるのに!
敵を呼ぶためと言えど、こんな、こんな、事をさせられるとは!
って、演技でよくね?
俺はどうして本気で性行為をして見せなきゃと思い込んだんだ!
「っておい、ああ、ちょっと、まって。はあふ、ああ!」
「ああ、可愛い。ずっとず~とこうしてみたかった。」
俺の腰を抱いていた左手は俺の乳首をつねったのだ。
俺の身体は電気を受けた様にしてビクンと跳ね、俺の下腹部はさらに大きく怒張してしまった。
それはしっかりとユージンに握られている!
「ま、ままま!」
「ああ、可愛い。ああ、最高だ、ヴォラク。」
俺の背後を取ったユージンは、後から俺の耳元に吐息を掛けながら囁く。
「さあ、いって。君がイク声でオークがやってくる。あいつらは人間が睦みあう姿が殊の外好物だ。それを邪魔して、自分が成り代わる暴力が好きだからね。」
ぎゃああああ。
あのセックスをしていたどちらかの悲鳴が厩舎中に響いた。
ユージンの言った事が起きたのだと思った。
「ああああ。もっと、もっとおおおおおおおお。」
あの二人を思い、もう死ぬ気で叫んでいた。
その割にはなまめかしい絶叫が出た事で、俺にこんな声が出るのかと思ったが、ユージンが俺への攻撃の手を少し変えたところでもあったのだ。
「これは良かった。ああ、可愛いお尻の穴。でも、しっかり濡れていないから、ほんの指先だけにしてあげるね。」
俺はもう、泣きそう。
「ああ、いいよ!ああ、いくいく!」
収監されていた馬房を抜けた俺達は、プラプラとさせながら大きな奴隷専用厩舎らしきそこの出口を求めて動いていたが、男と男の嬌声に驚き足を止めた。
足を止めて良かったと思った。
奴隷商人だと思うあの居酒屋の亭主がゴブリンオークに小突かれながら歩いてきたところで、俺達が足を止めて先に奴らの存在に気が付かねば、身を隠すのが遅れて見つかる所だったのだ。
「ぶひひ。人間をこうして増やすのか。」
緑色の巨大ブタが厭らしい声を出して体を揺らすと、居酒屋の亭主が今にもちびりそうな風情でマニュアル通りの台詞を言った。
「は、はい。こうしてまぐわせておけば子供が生まれます。」
生まれねぇよ!
どっちも雄だぞ!
思わず突っ込みたかったが、俺自身が魔王(おす)×人間(おす)の不思議な繁殖結果である。
「ヴォラク!俺達の房に今一度戻ろう?」
「何のために?」
ユージンは恐怖だけでアナルセックスをさせられている若者たちに顎をしゃくり、俺達もあれをするべきだと言いやがった。
「おまえ、情況わかってんのか?」
「ゴブリンオークを見てみろ。油断している。あれを馬房に引き込んでだな。」
「あ、わかった。わかったけどさ、その後は無理だぞ。奴らを拘束するものがないからな。」
「あ、そうか。では新しい馬房に行こう。」
ユージンは言うや左腕で俺の腰を抱いて、薄暗闇の馬房へと引き込んだ。
「よし、ここにはまだ未使用の足輪がある。さあ、やろうか?」
俺は目を細め、目から光線が出てユージンを焼き殺せたらと願った。
奴は本当に嬉しそうにして右手の指先をベロンと舐め、その手を俺の下腹部へと差し出した。
「ま、ままままって!」
「いい声だ。君がまず濡れる様に頑張るよ。」
ユージンが指先を舐めたのは、俺の竿を扱くための潤滑油にするためだった。
猛りもしないそれは、スムーズに何度か擦られる事で張りつめてきて、俺の口からは、はあん、という情けない息が漏れた。
ああ、いつもだったらユージンを蹴り飛ばしてやるのに!
敵を呼ぶためと言えど、こんな、こんな、事をさせられるとは!
って、演技でよくね?
俺はどうして本気で性行為をして見せなきゃと思い込んだんだ!
「っておい、ああ、ちょっと、まって。はあふ、ああ!」
「ああ、可愛い。ずっとず~とこうしてみたかった。」
俺の腰を抱いていた左手は俺の乳首をつねったのだ。
俺の身体は電気を受けた様にしてビクンと跳ね、俺の下腹部はさらに大きく怒張してしまった。
それはしっかりとユージンに握られている!
「ま、ままま!」
「ああ、可愛い。ああ、最高だ、ヴォラク。」
俺の背後を取ったユージンは、後から俺の耳元に吐息を掛けながら囁く。
「さあ、いって。君がイク声でオークがやってくる。あいつらは人間が睦みあう姿が殊の外好物だ。それを邪魔して、自分が成り代わる暴力が好きだからね。」
ぎゃああああ。
あのセックスをしていたどちらかの悲鳴が厩舎中に響いた。
ユージンの言った事が起きたのだと思った。
「ああああ。もっと、もっとおおおおおおおお。」
あの二人を思い、もう死ぬ気で叫んでいた。
その割にはなまめかしい絶叫が出た事で、俺にこんな声が出るのかと思ったが、ユージンが俺への攻撃の手を少し変えたところでもあったのだ。
「これは良かった。ああ、可愛いお尻の穴。でも、しっかり濡れていないから、ほんの指先だけにしてあげるね。」
俺はもう、泣きそう。
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