20 / 32
屋敷の上階にこそ危険フラグが一杯
屋上の一歩手前に倉庫部屋があった
俺はユージンよりも足が速いが、ユージンに目的地に辿り着く寸前に簡単に捕獲されてしまった。
目的地の一歩手前の階が、盗品らしき大きな箱がずらりと並んだ倉庫のような様相を示していたならば、フルチンな俺がここでパンツを探そうと足を止めてしまうのは仕方が無い事だろう。
そして、思った。
こんな所で足を止めてしまったばっかりに、と。
俺は再びユージンに拘束魔法のカペラを受けて床に転がされ、俺をそんな目に遭わせた俺に恋しているらしき王子は、嬉々として盗品箱を盗人みたいにして漁っているのだ。
これは違う、これは駄目だ、これならば!
そんな感じでがんがんと箱の中のモノを引き出しては放り捨てているのである。
「な、なにを探しているの!」
「え?クリームか潤滑油か、ぬるぬる触手のぬるぬる。初めてでしょう、君は。ここはちゃんと解してからじゃないと君の身体が大変だからね。」
腕は後ろ手に縛られ、両足は足首で縛られている、という毛虫状態の俺は、毛虫のようにして体を捩じって起き上がろうともがいた。
駄目だ。
こいつは人間じゃない。
俺の親父以上の変態で魔物だ。
いや、親父を愛するレグルスはその変態行為を受けいれているのだから?親父は変態じゃない?
俺は使ってはいけないと封印していた技を解放するか迷った。
技と言ってもテレパシー能力でしか無いが、そして、それを使えば魔王もレグルスも大喜びなのであろうが、自分が彼等に聞きたい事が頭に浮かんだそこで、俺はその能力はしばし封印しておこうと心に決めた。
「パパ。俺を愛しているって奴が、俺に突っ込むためのクリームを探しているんだ?これって愛なの?」
そうだよって答えられたら終わりじゃない。
ついでにこんなセリフだって帰ってくる!
「愛する人が出来たなら戻っておいで?みんなで一緒に楽しく暮らそう!」
「言えねぇ。言っちまったら俺が終了するところだったよ。」
ユージンと魔王城に連れ戻されたりなんかしたら、ユージンは嬉々として毎日俺に突っ込む性交者になるだろう。
うわあ、成功人生な勝ち組だあ、なんて言って。
「何が終了するのかな?ここから始まるんだよ。」
「きゃあ!」
拘束されている俺は、ユージンに簡単にうつ伏せにされ、それどころか、俺の尻に何かドロッとした液体がかけられている!
「な、なにをしているのかな?」
「疲れている君の身体のマッサージだよ。力を抜いて。」
「じゃあ!戒めを外せよ!こんな拘束されてちゃ、俺は緊張しっぱなしだよ!」
俺の背中に重たいものが被さった。
俺の左耳にはユージンの吐息だ。
いや、後から俺の耳たぶが舌で舐め取られた。
「はあ!。」
「助けてくれ。俺は魔法を使い過ぎた。体の中が熱くたぎって死にそうだ。」
「何を馬鹿な!」
言い返したところで、自分に覆いかぶさるユージンの体温の熱さにビクついた。
本当に熱い。
嘘じゃなく、彼は熱を帯びていた。
目的地の一歩手前の階が、盗品らしき大きな箱がずらりと並んだ倉庫のような様相を示していたならば、フルチンな俺がここでパンツを探そうと足を止めてしまうのは仕方が無い事だろう。
そして、思った。
こんな所で足を止めてしまったばっかりに、と。
俺は再びユージンに拘束魔法のカペラを受けて床に転がされ、俺をそんな目に遭わせた俺に恋しているらしき王子は、嬉々として盗品箱を盗人みたいにして漁っているのだ。
これは違う、これは駄目だ、これならば!
そんな感じでがんがんと箱の中のモノを引き出しては放り捨てているのである。
「な、なにを探しているの!」
「え?クリームか潤滑油か、ぬるぬる触手のぬるぬる。初めてでしょう、君は。ここはちゃんと解してからじゃないと君の身体が大変だからね。」
腕は後ろ手に縛られ、両足は足首で縛られている、という毛虫状態の俺は、毛虫のようにして体を捩じって起き上がろうともがいた。
駄目だ。
こいつは人間じゃない。
俺の親父以上の変態で魔物だ。
いや、親父を愛するレグルスはその変態行為を受けいれているのだから?親父は変態じゃない?
俺は使ってはいけないと封印していた技を解放するか迷った。
技と言ってもテレパシー能力でしか無いが、そして、それを使えば魔王もレグルスも大喜びなのであろうが、自分が彼等に聞きたい事が頭に浮かんだそこで、俺はその能力はしばし封印しておこうと心に決めた。
「パパ。俺を愛しているって奴が、俺に突っ込むためのクリームを探しているんだ?これって愛なの?」
そうだよって答えられたら終わりじゃない。
ついでにこんなセリフだって帰ってくる!
「愛する人が出来たなら戻っておいで?みんなで一緒に楽しく暮らそう!」
「言えねぇ。言っちまったら俺が終了するところだったよ。」
ユージンと魔王城に連れ戻されたりなんかしたら、ユージンは嬉々として毎日俺に突っ込む性交者になるだろう。
うわあ、成功人生な勝ち組だあ、なんて言って。
「何が終了するのかな?ここから始まるんだよ。」
「きゃあ!」
拘束されている俺は、ユージンに簡単にうつ伏せにされ、それどころか、俺の尻に何かドロッとした液体がかけられている!
「な、なにをしているのかな?」
「疲れている君の身体のマッサージだよ。力を抜いて。」
「じゃあ!戒めを外せよ!こんな拘束されてちゃ、俺は緊張しっぱなしだよ!」
俺の背中に重たいものが被さった。
俺の左耳にはユージンの吐息だ。
いや、後から俺の耳たぶが舌で舐め取られた。
「はあ!。」
「助けてくれ。俺は魔法を使い過ぎた。体の中が熱くたぎって死にそうだ。」
「何を馬鹿な!」
言い返したところで、自分に覆いかぶさるユージンの体温の熱さにビクついた。
本当に熱い。
嘘じゃなく、彼は熱を帯びていた。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢と呼ばれた侯爵家三男は、隣国皇子に愛される
木月月
BL
貴族学園に通う主人公、シリル。ある日、ローズピンクな髪が特徴的な令嬢にいきなりぶつかられ「悪役令嬢」と指を指されたが、シリルはれっきとした男。令嬢ではないため無視していたら、学園のエントランスの踊り場の階段から突き落とされる。骨折や打撲を覚悟してたシリルを抱き抱え助けたのは、隣国からの留学生で同じクラスに居る第2皇子殿下、ルシアン。シリルの家の侯爵家にホームステイしている友人でもある。シリルを突き落とした令嬢は「その人、悪役令嬢です!離れて殿下!」と叫び、ルシアンはシリルを「護るべきものだから、守った」といい始めーー
※この話は小説家になろうにも掲載しています。
従者は知らない間に外堀を埋められていた
SEKISUI
BL
新作ゲーム胸にルンルン気分で家に帰る途中事故にあってそのゲームの中転生してしまったOL
転生先は悪役令息の従者でした
でも内容は宣伝で流れたプロモーション程度しか知りません
だから知らんけど精神で人生歩みます
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。