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屋根裏の個室でのひと時
復活した友
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ユージンが友人。
大事な手放したくない友人。
そんな事を考えた時もありました。
彼は予告していた通りに一時間きっかりになるとパカっと両目を開け、晴れ晴れとした笑顔が示す通りに全回復していた。
「復活だ!」
俺はその時には、本気で彼の回復を喜んでいたんだよ?
だって友人じゃない?
しかし、彼は俺の親友である前に、ユージンだったのだ。
「じゃあ、やろう!君のお尻開発!」
「って、いい加減にしろよ!俺達はここから逃亡しなきゃだろ!」
「だから頑張って一時間で俺は復活した。君の可愛い申し出を叶えてあげようって、俺は奮起して、あと少しのMPまで全消費してしまった。どうするの!敵が出現したらどうするの!俺は君に捧げるダイヤモンドどころか、もう雑魚魔法なソーラレイも撃てないんだよ!」
「うそ!MP消費?あの背中の刺青は自動魔法という護符じゃ無かったの?」
あ、ユージンは俺から目を逸らした。
こいつは俺を好きだとか愛しているとかほざいていなかったか?
愛する人間に嘘八百しか語らないって、こいつに真実こそないという事か?
俺は嘘吐きな親友に見切りをつける事にして、さっさとこの世界から離脱しようと立ち上がろうとした。
立ち上がろうとしただけで終わったのは、俺が立ち上がれなかったからだ。
立ち上がろうと身を乗り出したそこで、悪魔な男によって前のめりに転がされ、そのまま俺の腰の上にその男は乗り上げた。
「何をするんだよ!」
「お尻開発だよ!ここはしっかりしておかないと!不意の時に使えないだろ!」
「使う予定は今後もないし、使いたいのはお前だけだろ!」
「その通りだよ!君はどうしちゃったの?あんなにも、可愛らしく、俺のお尻を弄んでくれる?なんて可愛い声を出したのは君だったんだよね?」
「しつこいよ!一時間前の俺は病人のお前が死んじゃうんじゃないかって心配だったんだよ!生き物は病気になると直ぐに死ぬじゃないか!俺の身体を温めたらお前の体を温めてあげられる気がしたんだよ!」
俺の上に乗っていた男は、身を屈めて俺の頭にキスをした。
「愛している。」
俺はいつものふざけた言い方ではない言い方と、ユージンのふざけていない声で言われた事で、びくりと身体が痺れた様になって体の動きが止まってしまった。
俺はゆっくりと彼に振り向き、ユージンは俺の身体の上にはいたが、俺を押さえつけるために乗るようにではなく、俺の身体を後ろから抱き締めるという風に体を横にしていた。
俺が重いのは変わりがないけれど。
それでも俺がユージンに文句を言わないのは、すでに彼の唇を受け入れているからであり、俺は彼の唇で口を塞がれる事に喜んでもいた。
え、喜んでいる?
「ゆー……じん。」
「俺は君がいないと死んでしまう。君も俺がいないと死んでしまうようになってほしい。俺は世界が滅んでも君さえいればいいんだ。」
俺はユージンに抱かれながらも、ユージンを抱き返せるようにと身体の向きを変えようと動いた。
クルンと、俺の体が軽く回ったのは、ユージンこそ俺と抱き合いたかったからであろう。
俺達は抱き合いながらキスを深め、……。
「だから、どうしてお尻に指を突っ込もうとするんだ!」
「だから!どうしても、出来る時に、解しておきゃなきゃなんだよ!」
「わかんない、やめ、ああ!」
俺の首筋は舐められ噛みつかれ、俺はその刺激に気が削がれ、お尻に異物を突っ込まれるという隙を見せてしまった。
「大丈夫。まだ一関節も入っていない。この指が君の中を傷つけないようにね、君は力をまず抜こう。」
「お前のその指をまず抜こうよ。」
俺の身体はユージンへの恐怖でカチコチだよ!
大事な手放したくない友人。
そんな事を考えた時もありました。
彼は予告していた通りに一時間きっかりになるとパカっと両目を開け、晴れ晴れとした笑顔が示す通りに全回復していた。
「復活だ!」
俺はその時には、本気で彼の回復を喜んでいたんだよ?
だって友人じゃない?
しかし、彼は俺の親友である前に、ユージンだったのだ。
「じゃあ、やろう!君のお尻開発!」
「って、いい加減にしろよ!俺達はここから逃亡しなきゃだろ!」
「だから頑張って一時間で俺は復活した。君の可愛い申し出を叶えてあげようって、俺は奮起して、あと少しのMPまで全消費してしまった。どうするの!敵が出現したらどうするの!俺は君に捧げるダイヤモンドどころか、もう雑魚魔法なソーラレイも撃てないんだよ!」
「うそ!MP消費?あの背中の刺青は自動魔法という護符じゃ無かったの?」
あ、ユージンは俺から目を逸らした。
こいつは俺を好きだとか愛しているとかほざいていなかったか?
愛する人間に嘘八百しか語らないって、こいつに真実こそないという事か?
俺は嘘吐きな親友に見切りをつける事にして、さっさとこの世界から離脱しようと立ち上がろうとした。
立ち上がろうとしただけで終わったのは、俺が立ち上がれなかったからだ。
立ち上がろうと身を乗り出したそこで、悪魔な男によって前のめりに転がされ、そのまま俺の腰の上にその男は乗り上げた。
「何をするんだよ!」
「お尻開発だよ!ここはしっかりしておかないと!不意の時に使えないだろ!」
「使う予定は今後もないし、使いたいのはお前だけだろ!」
「その通りだよ!君はどうしちゃったの?あんなにも、可愛らしく、俺のお尻を弄んでくれる?なんて可愛い声を出したのは君だったんだよね?」
「しつこいよ!一時間前の俺は病人のお前が死んじゃうんじゃないかって心配だったんだよ!生き物は病気になると直ぐに死ぬじゃないか!俺の身体を温めたらお前の体を温めてあげられる気がしたんだよ!」
俺の上に乗っていた男は、身を屈めて俺の頭にキスをした。
「愛している。」
俺はいつものふざけた言い方ではない言い方と、ユージンのふざけていない声で言われた事で、びくりと身体が痺れた様になって体の動きが止まってしまった。
俺はゆっくりと彼に振り向き、ユージンは俺の身体の上にはいたが、俺を押さえつけるために乗るようにではなく、俺の身体を後ろから抱き締めるという風に体を横にしていた。
俺が重いのは変わりがないけれど。
それでも俺がユージンに文句を言わないのは、すでに彼の唇を受け入れているからであり、俺は彼の唇で口を塞がれる事に喜んでもいた。
え、喜んでいる?
「ゆー……じん。」
「俺は君がいないと死んでしまう。君も俺がいないと死んでしまうようになってほしい。俺は世界が滅んでも君さえいればいいんだ。」
俺はユージンに抱かれながらも、ユージンを抱き返せるようにと身体の向きを変えようと動いた。
クルンと、俺の体が軽く回ったのは、ユージンこそ俺と抱き合いたかったからであろう。
俺達は抱き合いながらキスを深め、……。
「だから、どうしてお尻に指を突っ込もうとするんだ!」
「だから!どうしても、出来る時に、解しておきゃなきゃなんだよ!」
「わかんない、やめ、ああ!」
俺の首筋は舐められ噛みつかれ、俺はその刺激に気が削がれ、お尻に異物を突っ込まれるという隙を見せてしまった。
「大丈夫。まだ一関節も入っていない。この指が君の中を傷つけないようにね、君は力をまず抜こう。」
「お前のその指をまず抜こうよ。」
俺の身体はユージンへの恐怖でカチコチだよ!
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