我らが行くはガチャポンな戦場

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世界はとっても混沌中

過去と今の私の状況と雷光

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 前世では、虐められていた同級生に、その虐めグループから抜けておいでと誘った事がある。
 しかし、その子は無視されるよりもいいからって、私のグループの方へは来なかった。

 当時は虐められる方を選んだ彼女の意味が解らなかったが、私はようやく理解出来たと思った。

 確かに今の私は罵倒されるというアクションを人から初めて受けれたと、無視といういない者扱いを受けなかったと喜んでいるのである。

 ああそういう事かと、前世の記憶の疑問が解決したが、彼女を誘った時に断られた時の台詞まで思い出してしまった。

――そこまで身を落としたくないし。

 あ、あの子は私グループこそ下に見ていたのか!
 生まれ変わって初めて分かった自分のカースト。
 過去の記憶によって私はわなわなと震えてしまったのだが、現在の虐め相手は自分達の迫力だと勘違いしたようだ。

「あんたさあ、どこの高官の娘だか知らないけど、さっさとこの町から出ていきなよ。あんたが来るまでこの町は平和だったのに、最近は毎日怪人が現れるじゃないのさ!」

 ミルクティー色というぐらいに明るい茶色の髪の子に、私はドンと強く胸を押された。
 怪人の私が揺らぐわけは無いが、久しぶりの女の子と人体コミュニケーションが取れたと喜ぶ自分がいた。

 どれだけ実は落ち込んでいたんだ、自分!

「そうよ!出ていきなさいよ!雷光さんをあなたが貶めたのでしょう!」

 プードルのアプリコット色と同じような色合いどころか、プードルみたいなふわふわショートカットの子が金切り声で叫んだ。

「貶めた?」

 プードルな彼女は私をびしっと指さした。

「雷光さんが三日ぐらい行方不明だった後にあなたと街に戻ってきた。あれはあなたのせいで雷光さんが刑務所に入れられていたからでしょう。淫行で!あなたがそんなことを雷光さんに強請るかららあああ!」

「淫行だったらまだ出てこれないってか、公務員資格剥奪じゃないの?」

 ヒーロー肩書の政府公認人造人間が首にされるのか知らないが。

「だから、婚約者なんでしょう!雷光さんが言っていた!あなたとは将来を誓った仲だって!」

「いつの間に!!」

 なんと、問い詰めねば!
 そして、私がクラスメイトと話せもしなかった二か月間、あなたはいつ私のクラスメイトとおしゃべりしていたのよ!
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