やるかやられるか三日以内に決めてくれ

蔵前

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とりあえずの一日目、監禁された一日目?

気を付けろ、注意一秒怪我一生

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 九曜は俺にそっと手を添えながら俺をベッドに横たえ、俺は彼の唇による蹂躙を受けながらそのまま横たわった。
 一度受けた肉体の侵入に対して、人は前回よりもガードが緩くなるものだ。

 九曜から受けるキスは体をふわふわと浮かせてしまうぐらいに気持ちの良さもあり、また、体がぞくぞくするという初めての性感だって引き起こすのだ。

 俺はキスという性行為の楽しさを初めて知り、初めて知った事で、それも、最初に相手が男性だったにもかかわらず不快感も湧かなかった事で、九曜のキスに簡単に溺れてしまったのだ。

 九曜の舌が歯茎や上あごを刺激することでゾクゾクと体が震え、俺は自分の身体が反応することに恐怖も湧かなかった。
 なんだか自然の行為のように感じていた。
 九曜は俺の髪の毛をまさぐり、俺の頬を優しく支え、あるいは撫で上げ、その指の動きに俺が溜息を吐けば、その指は俺の首筋を撫であげながらゆっくりと俺の胸へと移動していった。

 胸へと移動?

 九曜の指先は俺のシャツのボタンを開けて中に蛇のようにするっと入り込み、やっぱり蛇のようにして俺の肌の上を乳首に向かって撫であげていく。

 撫であげて?
 その先は?その先はどうなる?

「ち、ちょっと待って。やっぱり駄目だよ!」

 俺は覆いかぶさる九曜を撥ね退けようと彼の胸に両手を当てたが、畜生、やっぱり細く見えても鍛えられている体を持つ男はびくともしなかった。

「ここまで来て、ここでお終いは拷問でしょう。」

「この先に進んだら俺の肛門こそが拷問でしょうが。」

「大丈夫。素股にしよう。今夜はおしゃれした君とフレンチデートだものね。」

「いやいやいやいやいや。何をお前の都合ばかり俺にぶち当てているんだよ。」

「まだ何もぶち当てていないって。」

 グイっと俺の足は拡げられ、俺の足の間に完全に九曜の身体が入った。
 股を割った感じで入り込まれては、俺は自分の足で彼を蹴とばす事も押しのける事も出来ない。
 先程までの麻薬のようなキスの快楽の余韻は一瞬で消え、俺はこれから九曜にされるかもしれない行為を考えて恐怖に身がすくんだ。
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