17 / 192
6 属性変化で加工する
しおりを挟む
「作るって、盾を?」
驚くキャルの問いに、僕は答えた。
「うん」
「しかし――素材は?」
エリナがより突っ込んだ問いを発する。僕はそれを手に取った。
「これです」
「あいつらの――鎧?」
僕は頷いた。
「この鎧は金属と皮でできてます。これを分解して、再構成すればいいんじゃないかと」
「確かにそうだが……できるのかい?」
「やってみます」
あいつらの残したアーマーの一つを手に取り、僕は『軟化』を念じた。鎧は粘土のようにふにゃふにゃになる。
僕は粘土状のアーマーから縁を囲っている金属部を外す。
それを床に置くと、それだけ軟化が解除されて、その形で固まる。
「うん、加工できそうです」
僕はもう一人のアーマーや、肩当てなどの防具も、みな分解してしまう。
そうして皮部分と金属部分に分けた。
「加工道具が必要だな――」
僕は剣を一本取った。剣は三本ある。素材はまだ充分にある。
一本の剣を軟化させてしまう。そして刃を握り潰して鉄の塊にしてしまうと、僕はそれを転がしながら一本の棒にした。
「いやあ、凄いな……クオンくんの力って」
「ほんと……そうですね」
エリナとキャルが、驚いたように声をあげる。なんかテレる。
僕はその鉄棒を手にすると、皮部分をより集めて塊にした。それをうどんみたいに、鉄棒で平たく引き伸ばす。
盾にするからには、それなりの大きさが必要だろう。
身体が隠れるくらいの大きさにしたら、形を整える。
「今度は縁取りだな」
金属部を軟化させて、細い紐を作り、皮の縁を挟むように囲っていく。
感覚的には、完全に粘土遊びだ。
けど、その加工を終わると、僕は軟化を解いた。
「どうです?」
エリナとキャルに見せる。
「凄いわ、クオン! 本当の盾になってる!」
「確かに凄いぞ、クオンくん。君のディギアは加工に非常に有効だ」
キャルの微笑みと、エリナの驚きに、僕は笑ってみせた。
「後は残り素材で取っ手をつけて、と」
できた。身体二人分の半身を隠せるくらいの、大きめの盾が完成した。
「この棒を、二人分の武器に変えちゃいましょうか」
僕はそう言うと、鉄棒を二つに分けた。
長さが30cmくらいの棒が二本できる。
「多分、取っ手がゴムとかの方が使いやすいんですよね……」
何かそれっぽい物はないか? 僕は家の中を探した。ゴムはない。
ふと、日本刀の事を思い出した。あれは刃の下の方が細くなっていて、それを木で挟んで柄にしてたはず。
「う~んと……」
僕はその辺にあった木切れを取ると、鉄棒の手元部を少し削ぎ落そうとした。
が、左手で抑えた鉄棒も軟化してるが、右手に持ってる木切れも軟化してしまって、うまくナイフのように使えない。
「左右で、影響を分けないといけないか。左手だけに、力を集中」
そう口にしながら、左手だけに念を集中した。すると今度は、抑えた鉄棒だけが軟化し、うまく木切れで鉄をそぎ落とせた。
「どうせだったら、鉄の方が使いやすいか」
僕は削ぎ落とした鉄の方を、薄いナイフに加工する。まあ、刃が入ってないからペーパーナイフのようなものだが。
それで鉄の棒の柄の部分を細く加工した。もう一本の方も、同じように加工する。
もう一本の削ぎ落とした分を、細い釘状に加工した。
「それは、何に使うんだい?」
「目釘ってものを、入れるかと思うんですよ」
僕はナイフを手にして、廃墟の木のあまり痛んでなさそうな部分を探す。
「今度は何を探してるんだい?」
「柄に使う、木を探してるんです」
「そう言えば……裏に薪が積んであったな」
裏に廻ると薪が積んであり、それには小さな屋根がついていた。
キャルが驚きの声を洩らす。
「こんな物があったんですね」
「薪なんか割れないから、使うって意識がなかったんだ。けど、クオンくんがいれば、薪は使い放題なんだな」
「そうか。夜は結構、薪拾いしなくてよさそうですね」
そう言いながら、僕は適当な長さの薪を取った。家に戻る。
薪を軟化させてナイフで切り、適当な大きさにすると、鉄棒の柄の細い部分を木に差し込んだ。それを横から目釘でとめていく。裏まで出た目釘をナイフで切り落して、完成だ。
「できました、二人の警棒。どうでしょう?」
僕は鉄棒を二人に渡した。二人がそれを受けとる。
「クオンくんが簡単に扱ってるからそんな風に見えなかったけど、意外に重いな。それにやっぱり鉄棒だ。堅い。上等な警棒だよ」
「ほんと、凄いわ、クオン」
キャルに褒められて、ちょっとテレた。
「二人は剣を振りまわすのがキツいだろうけど、何か護身具が必要だろうとは思ったんです。一応、モンスター相手なんで」
「クオンくんは、どうするんだい?」
エリナの問いに、僕はちょっと考えながら言った。
「実はちょっと迷ってるんです」
「何を?」
「使うのに、木の棒がいいか、鉄の棒がいいか、です」
エリナもキャルも、不思議そうな顔をした。
僕は持ってきた薪を一本、手に取った。
「これを重くする――」
ぐん、と薪が重くなって、僕の腕では支えきれなくなって、僕の手から落ちる。けど、薪は僕の手から離れた瞬間に重さを失くし、カランと乾いた音をたてて床に落ちた。
「やっぱり、武器は鉄棒の方がよさそうですね」
「どういう事なんだい?」
首を傾げる二人に、僕は答えた。
「僕自身を重くした場合、僕は重さを意識しないで動けるんです。けど、手にした物を重くした場合、その重さは僕にモロにかかるのが判りました」
「それが……どうなるの?」
キャルが不思議そうに訊ねる。
「木の棒を持って戦った場合、実行性のある攻撃にするためには、棒を重く硬くする必要があるんだ。けど、棒を重たくしたら、僕も振り回せないって事が判った。だからそうなると、最初から硬度と重量を持ってる鉄棒を、僕の力で軽くして振り回した方が、武器としては有効だと思う」
「クオンって、もう自分の異能をどう実践するかを考えてるのね」
「能なしだからね。自分にあるものを、どれくらい活かせるかが決め手だと思うから。あ、これは卑下してるんじゃなくて、事実を考えてるだけ。僕の『属性変化』は、色々な可能性があると思ってる」
「そうだな、クオンくんの力はかなり凄いと思うぞ」
そう言ったエリナに笑いながら、僕はもう一本の剣を鉄棒にした。二人にあげた分の倍の長さの棒だ。ちょっと、ビュンビュンと振ってみる。やっぱり重たい。
だけど――
「これを軽くすれば――」
ヒュッ、と空気を切り裂く音がした。僕が振った棒は、重さがないかのように軽いので、かなりの速さで振れる。
「うわ、早い! 見えないくらいだ」
「これで、モグラの速さに追いつけるといいんだけど」
そう言って僕は、笑ってみせた。
* * * * *
読んでいただき、ありがとうございます。☆、♡、フォローなどをいただけると、とても嬉しいです。励みになります!
驚くキャルの問いに、僕は答えた。
「うん」
「しかし――素材は?」
エリナがより突っ込んだ問いを発する。僕はそれを手に取った。
「これです」
「あいつらの――鎧?」
僕は頷いた。
「この鎧は金属と皮でできてます。これを分解して、再構成すればいいんじゃないかと」
「確かにそうだが……できるのかい?」
「やってみます」
あいつらの残したアーマーの一つを手に取り、僕は『軟化』を念じた。鎧は粘土のようにふにゃふにゃになる。
僕は粘土状のアーマーから縁を囲っている金属部を外す。
それを床に置くと、それだけ軟化が解除されて、その形で固まる。
「うん、加工できそうです」
僕はもう一人のアーマーや、肩当てなどの防具も、みな分解してしまう。
そうして皮部分と金属部分に分けた。
「加工道具が必要だな――」
僕は剣を一本取った。剣は三本ある。素材はまだ充分にある。
一本の剣を軟化させてしまう。そして刃を握り潰して鉄の塊にしてしまうと、僕はそれを転がしながら一本の棒にした。
「いやあ、凄いな……クオンくんの力って」
「ほんと……そうですね」
エリナとキャルが、驚いたように声をあげる。なんかテレる。
僕はその鉄棒を手にすると、皮部分をより集めて塊にした。それをうどんみたいに、鉄棒で平たく引き伸ばす。
盾にするからには、それなりの大きさが必要だろう。
身体が隠れるくらいの大きさにしたら、形を整える。
「今度は縁取りだな」
金属部を軟化させて、細い紐を作り、皮の縁を挟むように囲っていく。
感覚的には、完全に粘土遊びだ。
けど、その加工を終わると、僕は軟化を解いた。
「どうです?」
エリナとキャルに見せる。
「凄いわ、クオン! 本当の盾になってる!」
「確かに凄いぞ、クオンくん。君のディギアは加工に非常に有効だ」
キャルの微笑みと、エリナの驚きに、僕は笑ってみせた。
「後は残り素材で取っ手をつけて、と」
できた。身体二人分の半身を隠せるくらいの、大きめの盾が完成した。
「この棒を、二人分の武器に変えちゃいましょうか」
僕はそう言うと、鉄棒を二つに分けた。
長さが30cmくらいの棒が二本できる。
「多分、取っ手がゴムとかの方が使いやすいんですよね……」
何かそれっぽい物はないか? 僕は家の中を探した。ゴムはない。
ふと、日本刀の事を思い出した。あれは刃の下の方が細くなっていて、それを木で挟んで柄にしてたはず。
「う~んと……」
僕はその辺にあった木切れを取ると、鉄棒の手元部を少し削ぎ落そうとした。
が、左手で抑えた鉄棒も軟化してるが、右手に持ってる木切れも軟化してしまって、うまくナイフのように使えない。
「左右で、影響を分けないといけないか。左手だけに、力を集中」
そう口にしながら、左手だけに念を集中した。すると今度は、抑えた鉄棒だけが軟化し、うまく木切れで鉄をそぎ落とせた。
「どうせだったら、鉄の方が使いやすいか」
僕は削ぎ落とした鉄の方を、薄いナイフに加工する。まあ、刃が入ってないからペーパーナイフのようなものだが。
それで鉄の棒の柄の部分を細く加工した。もう一本の方も、同じように加工する。
もう一本の削ぎ落とした分を、細い釘状に加工した。
「それは、何に使うんだい?」
「目釘ってものを、入れるかと思うんですよ」
僕はナイフを手にして、廃墟の木のあまり痛んでなさそうな部分を探す。
「今度は何を探してるんだい?」
「柄に使う、木を探してるんです」
「そう言えば……裏に薪が積んであったな」
裏に廻ると薪が積んであり、それには小さな屋根がついていた。
キャルが驚きの声を洩らす。
「こんな物があったんですね」
「薪なんか割れないから、使うって意識がなかったんだ。けど、クオンくんがいれば、薪は使い放題なんだな」
「そうか。夜は結構、薪拾いしなくてよさそうですね」
そう言いながら、僕は適当な長さの薪を取った。家に戻る。
薪を軟化させてナイフで切り、適当な大きさにすると、鉄棒の柄の細い部分を木に差し込んだ。それを横から目釘でとめていく。裏まで出た目釘をナイフで切り落して、完成だ。
「できました、二人の警棒。どうでしょう?」
僕は鉄棒を二人に渡した。二人がそれを受けとる。
「クオンくんが簡単に扱ってるからそんな風に見えなかったけど、意外に重いな。それにやっぱり鉄棒だ。堅い。上等な警棒だよ」
「ほんと、凄いわ、クオン」
キャルに褒められて、ちょっとテレた。
「二人は剣を振りまわすのがキツいだろうけど、何か護身具が必要だろうとは思ったんです。一応、モンスター相手なんで」
「クオンくんは、どうするんだい?」
エリナの問いに、僕はちょっと考えながら言った。
「実はちょっと迷ってるんです」
「何を?」
「使うのに、木の棒がいいか、鉄の棒がいいか、です」
エリナもキャルも、不思議そうな顔をした。
僕は持ってきた薪を一本、手に取った。
「これを重くする――」
ぐん、と薪が重くなって、僕の腕では支えきれなくなって、僕の手から落ちる。けど、薪は僕の手から離れた瞬間に重さを失くし、カランと乾いた音をたてて床に落ちた。
「やっぱり、武器は鉄棒の方がよさそうですね」
「どういう事なんだい?」
首を傾げる二人に、僕は答えた。
「僕自身を重くした場合、僕は重さを意識しないで動けるんです。けど、手にした物を重くした場合、その重さは僕にモロにかかるのが判りました」
「それが……どうなるの?」
キャルが不思議そうに訊ねる。
「木の棒を持って戦った場合、実行性のある攻撃にするためには、棒を重く硬くする必要があるんだ。けど、棒を重たくしたら、僕も振り回せないって事が判った。だからそうなると、最初から硬度と重量を持ってる鉄棒を、僕の力で軽くして振り回した方が、武器としては有効だと思う」
「クオンって、もう自分の異能をどう実践するかを考えてるのね」
「能なしだからね。自分にあるものを、どれくらい活かせるかが決め手だと思うから。あ、これは卑下してるんじゃなくて、事実を考えてるだけ。僕の『属性変化』は、色々な可能性があると思ってる」
「そうだな、クオンくんの力はかなり凄いと思うぞ」
そう言ったエリナに笑いながら、僕はもう一本の剣を鉄棒にした。二人にあげた分の倍の長さの棒だ。ちょっと、ビュンビュンと振ってみる。やっぱり重たい。
だけど――
「これを軽くすれば――」
ヒュッ、と空気を切り裂く音がした。僕が振った棒は、重さがないかのように軽いので、かなりの速さで振れる。
「うわ、早い! 見えないくらいだ」
「これで、モグラの速さに追いつけるといいんだけど」
そう言って僕は、笑ってみせた。
* * * * *
読んでいただき、ありがとうございます。☆、♡、フォローなどをいただけると、とても嬉しいです。励みになります!
5
あなたにおすすめの小説
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
神様の人選ミスで死んじゃった!? 異世界で授けられた万能ボックスでいざスローライフ冒険!
さかき原枝都は
ファンタジー
光と影が交錯する世界で、希望と調和を求めて進む冒険者たちの物語
会社員として平凡な日々を送っていた七樹陽介は、神様のミスによって突然の死を迎える。そして異世界で新たな人生を送ることを提案された彼は、万能アイテムボックスという特別な力を手に冒険を始める。 平穏な村で新たな絆を築きながら、自分の居場所を見つける陽介。しかし、彼の前には隠された力や使命、そして未知なる冒険が待ち受ける! 「万能ボックス」の謎と仲間たちとの絆が交差するこの物語は、笑いあり、感動ありの異世界スローライフファンタジー。陽介が紡ぐ第二の人生、その行く先には何が待っているのか——?
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる