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以前に取り上げた話
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コンビニに行くと、本の棚がある。そこを必ず見るのだが、ふと見ると、なんか見覚えのある名前が並んでいる。知念実希人さんだ。去年、このエッセイの192回目で、「『作家 超サバイバル術』に学ぶ!」という本を取り上げたのだが、その時の共同執筆者の一人だった。
その時の僕の紹介は、「知念さんは『仮面病棟』がヒットした」という記述だが、実は僕は知らない作家さんで、作品も知らなかった。しかし! コンビニに凄い冊数で並んでるではないか! 何かと思うと、『アニメ化!』とある。累計250万部を超える『天久鷹央』のシリーズが、アニメ化されたらしい。
いやあ、凄いわ。アニメ化されるって、凄いんだなあと思う。『作家 超サバイバル術』の時は、圧倒的に中山七里さんがビッグネームで、あとの二人がそこに連なる――という感じの雰囲気だった。しかし知念さんも、一躍、超有名作家ではかろうか。まあ、知念さんは医者なので、特に収入にはこだわってないかもしれないけど。
それから76回目に、松岡圭祐さんの『小説家になって億を稼ごう』を取り上げた回を書いた。最近、新しい連載ものを書いてるのだが、つくづく松岡さんのようには書けない、と意識した。
松岡さんは『想像』と呼ぶ自分の構想方法を惜しげもなく紹介しているのだけど、それが非常にユニーク(個性的)なのだ。登場人物を7人まで決めて、その詳細を決めて壁に貼って、じーっとその人物たちがやりとりするのを、自分の中で醸成するのだ。
で、醸成が終わってラストまですっかりイメージできるようになったら書く、というやり方だったと思うんだけど、これが全く無理。僕は明らかに、とりあえず書いてみる、という方式でないと進まないのが判った。メインのキャラや大まかな流れは考えておくけど、実際に書くために必要な細かいことは、書きながら考える、というスタイルだ。
何より、ちょっと書いて動かしてみないと、キャラが掴めない――という感じがある。で、実際に動かしてみて、思いがけないような事を言ったり、したりする事がある。そこからキャラを理解して、より膨らませていく…感じだ。
その時の僕の紹介は、「知念さんは『仮面病棟』がヒットした」という記述だが、実は僕は知らない作家さんで、作品も知らなかった。しかし! コンビニに凄い冊数で並んでるではないか! 何かと思うと、『アニメ化!』とある。累計250万部を超える『天久鷹央』のシリーズが、アニメ化されたらしい。
いやあ、凄いわ。アニメ化されるって、凄いんだなあと思う。『作家 超サバイバル術』の時は、圧倒的に中山七里さんがビッグネームで、あとの二人がそこに連なる――という感じの雰囲気だった。しかし知念さんも、一躍、超有名作家ではかろうか。まあ、知念さんは医者なので、特に収入にはこだわってないかもしれないけど。
それから76回目に、松岡圭祐さんの『小説家になって億を稼ごう』を取り上げた回を書いた。最近、新しい連載ものを書いてるのだが、つくづく松岡さんのようには書けない、と意識した。
松岡さんは『想像』と呼ぶ自分の構想方法を惜しげもなく紹介しているのだけど、それが非常にユニーク(個性的)なのだ。登場人物を7人まで決めて、その詳細を決めて壁に貼って、じーっとその人物たちがやりとりするのを、自分の中で醸成するのだ。
で、醸成が終わってラストまですっかりイメージできるようになったら書く、というやり方だったと思うんだけど、これが全く無理。僕は明らかに、とりあえず書いてみる、という方式でないと進まないのが判った。メインのキャラや大まかな流れは考えておくけど、実際に書くために必要な細かいことは、書きながら考える、というスタイルだ。
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