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本編

30.やっと着いた

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あの後、リースは3つだけでは足りなかったらしくてお代わりをして、その3種類の在庫を全て食べて満足したみたいだった。
その細い体のどこに入っていくのかが疑問だったけど、終始笑顔だったのでまぁ良かった。

ご飯を食べた後、交代で睡眠を取った。

そして、朝になり軽く朝ごはんを食べて、また魔国に向かって歩いた。

「シャルナ!!もうすぐで魔国に着くわよ!!」

リースは朝からテンションが高い。

「そうだねー…200年ぶりかぁー」

こんな感じて話してるうちに魔国に入るためにある門まで来た。

結構出入りしてるなぁ、商人系だろうか。

「やっと着いたわね!!それじゃあ行きましょ!!」

本当にやっと着いたね。まぁ、私がお散歩感覚でゆっくり来ていたからなんだけど。

門の前などに前と変わらず門衛がいた。

よく見ると門衛達がリースに頭を下げている。逆らえないもんね。力の強さを分かってる。

そして、一部の門衛達は目を見開いて固まっていた。


……?何かあったけ?
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