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公園のイタズラで芽生えた恋心
しおりを挟む西日が長く伸び始めた町の公園。
ベンチの近くでは、桜井杏奈、青木莉子、山瀬萌の三人が、笑いながらはしゃいでいる。
「ねぇ、莉子! それ反則~!」
「へへっ、ルールなんて決めてないし!」
杏奈が軽く莉子の肩を押すと、莉子が負けじと押し返す。
二人のやり取りを見ていた萌は、あきれたように笑いながらも、そっと背後から杏奈にタッチした。
「油断してると私も参加するからね~」
「莉子、萌、見て見て!」
杏奈がいたずらっぽく声を上げると、スカートの裾をひらりとめくり、短パンの下の脚をチラリと見せた。
「杏奈、そういうのはずるいって!」
莉子が笑いながら杏奈のミニスカートを引っ張り合い、じゃれ合う。
その横で、萌はすっと莉子のハーフパンツのポケットに手を差し入れ、中に入っていた小石を抜き取った。
「はい、莉子、アウト。隙だらけよ」
「えーっ、ずるい萌!」
三人はキャッキャッと笑い声を上げ、服の上から軽く胸を触り合ったり、お互いの服をめくり合ったりして、無邪気にじゃれ合っている。
湊は、そのじゃれ合っている女子三人の姿を、少し離れたベンチから、羨ましそうな眼差しで見つめていた。
「ねぇ、湊くん!いつまで見てるのよ!」
杏奈が声を上げた。
「つまんないでしょ?ほら、私たちに混ざって遊びなよ!」
莉子と萌も「そうそう!」「遠慮しないで来なよ!」と手招きする。
莉子が駆け寄ってきて、湊の腕を掴んだ。
その勢いのまま、半ば強引に輪の中に引き込まれる。
湊は顔を赤らめながら、おずおおずと輪の中に入った。
しかし、女性経験がなく草食系の湊は、どうすればいいのか分からない。
杏奈が湊の腕をひょいとつかんで、自分の顔の近くに引き寄せる。
「ほら、やり返さないとやられっぱなしになっちゃうよ?莉子とか、萌とか、どんどんいたずらしてごらん!」
湊は、杏奈の明るい笑顔と、近くにある華奢な体に戸惑い、体が硬直してしまった。
「湊くん、見て見て!パンチラ見せてあげよっか?」
杏奈がスカートの裾をひらりとめくり、短パンをチラリと見せた。
「ざんねん!スカートの下は短パンだよ!」
杏奈がイタズラっぽく、湊を誘惑する。
「湊くん、見て見て!おっぱい見たい?触らせてあげよっか?」
萌が胸の膨らみを強調させて、更に湊を誘惑する。
「ほら、ほら、油断しちゃダメだよ!」
そのとき、莉子が突然、湊の首筋に指を一本、くすぐるように這わせた。
「ひゃっ!」
湊の体がビクッと跳ねる。
女子に触られることに慣れていない湊は、その予期せぬ感触に過敏に反応してしまう。
莉子は、湊のその反応が面白いとばかりに、さらに湊に集中していたずらを仕掛け始めた。
腕をつついたり、腰のあたりをくすぐったり、短パンの裾を掴んで引っ張ったり。
杏奈が後ろから湊の短パンを脱がそうとする。
「湊くん、公園で白ブリーフ見せちゃダメだよ!警察に捕まっちゃうよ!」
莉子が、杏奈に脱がされそうになってる湊をからかう。
「なんでそんなに固まってるのー?面白い!」
湊は莉子にいたずらされるたびに、体が敏感に反応し、そのたびに股間が熱くなる。
湊の心臓はドクドクと音を立てていた。
湊へのイタズラがヒートアップしてきたところで、4人は人気のない公園のトイレの裏あたりに移動する。
莉子が湊の背中にしつこくちょっかいを出していると、萌がクスクスと笑いながら杏奈に耳打ちした。
「ねぇ、杏奈。湊くん、莉子のいたずらに反応しすぎじゃない?莉子のこと、好きなんでしょ?莉子にイタズラされて勃起しちゃってる!」
萌の鋭い観察眼は、湊の股間が反応してるのを見逃さなかった。
「えーっ、本当だ!」
杏奈は面白がって、萌に同調する。
「湊くんー!莉子のこと好きなの?莉子にそんなに触られて、ドキドキしちゃったの?」
からかわれた湊は、顔を真っ赤にして口ごもる。
莉子は、悪ノリが大好きだ。
満面の笑顔で湊にぐいっと顔を近づけ、楽しそうに言った。
「ねぇ、私のこと好きなの?私にいたずらされて、私のこと好きになっちゃったの?本当に勃起しちゃったの?え、どうなの?」
莉子の顔が近づくたびに、湊の股間は熱を帯びる。
「ち、ちが…!」
湊が否定しようとする隙も与えず、莉子は湊の短パンのポケットに指を入れ、お菓子でも探すようにわしゃわしゃといたずらを始めた。
「じゃあ、これでドキドキしなかったら、否定してもいいよ?このまま本当に勃起してるか確かめていい?」
ヒートアップした莉子のいたずらに、湊は抵抗することもできず、ただ熱くなる自分の股間を隠すことで精一杯だった。
萌と杏奈は、キャーキャーと笑いながらその様子を見守る。
萌が腕を組み、ニヤリと笑う。
「ほら、莉子、もっと湊くんにいたずらしてあげなよ。湊くん、莉子にイタズラしてほしそうな顔してるよ!」
莉子は、からかわれている湊の反応が本当に面白くて仕方ない、という顔で笑った。
「しょうがないな、湊はほんと手がかかるんだから!」
莉子は、湊の短パンのポケットに手を突っ込んだまま股間を弄ろうとする。
「うわっ!」
莉子の手がポケット越しの股間に接触し、湊の耳まで赤くなる。
莉子の手が自分の股間に触れている、という事実だけで、湊の体温はぐんぐん上がった。
「やめてよ、莉子ちゃん!」
湊は、反射的に莉子の腕を掴んで制止しようとした。
萌は、この機会を逃さなかった。
「ねぇ、湊くん。莉子にやり返さないと、やられっぱなしになっちゃうよ?」
萌は、湊の短パンの後ろから手を突っ込み、パンツ越しに湊のお尻を触り始めた。
「ひゃっ!も、萌ちゃんまで…!」
湊は声を詰まらせて、力が抜けてしまい座りそうになる。
「やり返さないと、私たちにいろんなところ触られちゃうよ?」
萌は静かに言いながら、莉子の方を向いた。
莉子と萌が二人で湊の下半身を触り続ける。
「湊くん・・・。おちんちん濡れてない?お漏らししちゃったの?」
莉子が、湊の股間に異変が起きてることに気付く。
杏奈が湊に近づいた。
「ねぇ、湊くん。莉子のこと、本当に好きなんでしょ?好きな人におちんちん触られて濡れちゃったんでしょ?」
杏奈は、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、湊に尋ねた。
湊は、ごくりと唾を飲み込む。
「そ、そんなんじゃ…ない」
「ふーん。莉子のいたずらに反応して、おちんちん濡らしちゃってる湊くん、すっごく可愛いんだけどなぁ」
杏奈はそう言って、湊の眼鏡をそっと外した。
眼鏡を外した湊は、視界がぼやけて、一気に無防備になる。
「や、杏奈ちゃん…!」
湊が焦る間もなく、杏奈は外した眼鏡を莉子に向かって投げた。
「莉子ー!湊くんの宝物、ゲットー!」
莉子が咄嗟に眼鏡を受け取る。
「よーし、湊くん!返してほしかったら、私にタッチしてみな!」
莉子は、眼鏡を高く掲げ、さらに湊から距離を取った。
湊は眼鏡なしでは視界がおぼつかない。
それでも、一番背が低い彼が、背の高い女子たちに必死に追いすがる姿は、子犬のようだった。
「莉子ちゃん!返してよ、見えないよ!」
「しょうがないなぁ。はい、返してあげるよ。」
莉子は湊に眼鏡を渡した。
「そろそろ帰ろっか!」
萌が3人に声をかける
4人は何事も無かったかのように、公園をあとにした。
その夜、湊は布団の中で、今日の出来事を思い出していた。
莉子に触られた時の指の感触、近くにあった彼女の汗と石鹸の混ざった匂い、そして屈託のない笑顔。
湊は、莉子の無邪気ないたずらに敏感に反応する自分に気がつき、青木 莉子に特別な感情を抱き始めていることを悟った。
そして、湊は莉子にイタズラされてる事を妄想しながら、オナニーを始めた。
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