【R18】サ終のゲームに取り残されました! 〜最推し3種に迫られて身体がもちません〜

浅岸 久

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本編

10.ノー! 凶悪すぎるアレ!! *

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 あまりに長く、太い。さらに血管がボコボコしていて、見た目が凶悪すぎる。

「おい、オッサン。ユイ、こっちよこせ」
「へいへい。優しくしてやれよ?」

 なんてやりとりがあって、わたしは正面からウィルに抱き込まれる形になる。
 今度はウィルの膝の上に跨がる形で座らされて、そのままぎゅうと抱きしめられた。

 いちど達したわたしは、まだまともに身体に力が入らない。
 彼のたくましい胸板に顔を埋めながら、どうにか背中に腕をまわす。
 すごい。
 がっちりしてて、無駄な肉が一切ない引き締まった身体。肌がしっとりと吸いつくような弾力に、彼自身のスパイシーな香りがずっと濃くなる。
 あまりの色っぽさに、くらくらしっぱなしだ。

「ほら、ユイ」

 あ。
 顎、掴まれた。
 キスされる。
 そう思ったときにはもう、唇が重ねられている。

 何をするにもウィルは躊躇がない。
 自分本位に動くところがあるけれど、そんなところもわたし、ずっとドキドキしてる。

「はぁー……ようやく、俺のモンだ」

 さらに甘く囁かれてしまい、心臓が苦しい。
 彼はもう、立ち止まってなんかくれない。わかってる。
 腰を支えられながら、わたしは膝立ちさせられて。
 雰囲気にのまれてしまっていたから、気がつくのが遅れた。

「うぃ……る……?」

 あれ? この体勢……。

「ま、っ……」

 嘘でしょ。
 彼。
 このまま。
 ――座ったまま、挿入ようとしている。

 だって。熱くなっているアソコの先が、さっきからわたしの入口にずっと添えられている。
 もし、わたしの力が抜けて腰が落ちようものなら、このまま一気に――、

「ま、待って……!」

 はじめてなの。――って言ったけど。
 ウィルは悪い笑顔を浮かべ、

「待てるかよ、っつったな?」

 ――そのままひといきにわたしを貫いたのだった。

「っ――――!!」

 あまりの衝撃に、まともに声すら出なかった。
 誰も受け入れたことのないわたしのナカが、メリメリと押しひらかれていく。
 ウィルのモノは容赦なく処女膜を貫き、ドン、という衝撃とともに、わたしの奥の奥にぶつかった。

「ぁ、ぁ、ぁ……っ!」

 すっかりと濡れそぼり、解されていたからか、たしかにウィルのものを受け入れることはできた。
 けれども、あまりの衝撃のせいか、呼吸がまともにできない。ぱくぱくと口を開け閉めするけど、全然酸素が足りない。

「あーあ。テメエ、容赦ねえなあ」
「こういうのはゆっくりやる方が負担がデケエんだって」
「優しくしてやれっつったろ」
「優しさだよ、俺なりの――な!」

 がつっ、と下から突き上げられ、わたしはさらに呻いた。
 痛いとか、気持ちいいとか、そんなのじゃなくて、ただただ、衝撃が重い。

「ひゃ、ぁ……ぁ、ぁ……っ!」

 そのまま強く揺さぶられると、わたしは意味をなさない言葉をひたすら発することしかできない。

「ん、ぁ……ぁ……」
「しばらく馴らすぞ? ほら、ついてこい」
「うぃる……っ」
「すぐよくなる」

 普通に背中に腕回すだけじゃ、耐えられない。わたしは彼の首に腕をかける形で、どうにか彼にしがみつく。
 身体が密着したことに満足したのか、彼は甘い吐息を吐いた。
 そのままぐりぐり私の身体を揺さぶって、ナカまでたっぷりと愛される。

「ん……ふぅ……」
「スゲェ顔……やべ、たまんね」
「うぃる……」
「キツイな――ああ、すぐ出ちまいそうだ」

 すぐよくなる、という言葉は本当なのか、最初こそ苦しかったけれど、こうして揺すられていると、その痛みが少しずつ快楽に変化しはじめている。

「オッサン。見ろよ、こいつの顔。とろけてる」
「あァ――かわいいぜ、嬢ちゃん」

 そう言いながら首領がそばに腰かけ、わたしの頭をゆっくりと撫でる。
 指輪がいっぱいはめられたゴツゴツとした手が、頭を、うなじを、頬を撫で――やがてわたしの顎をとらえた。
 アソコにずっぽりとウィルのモノを咥えたまま、顔だけを首領の方に向けさせられる。
 そうして首領の姿を見たとき、わたしは両目を見開いた。

「嬢ちゃん。若造ばっか構ってねえで、俺も愛してくれるな?」

 ――そう言った首領もまた、服を脱ぎ捨て、裸になっていたのだから。
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