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本編
10.ノー! 凶悪すぎるアレ!! *
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あまりに長く、太い。さらに血管がボコボコしていて、見た目が凶悪すぎる。
「おい、オッサン。ユイ、こっちよこせ」
「へいへい。優しくしてやれよ?」
なんてやりとりがあって、わたしは正面からウィルに抱き込まれる形になる。
今度はウィルの膝の上に跨がる形で座らされて、そのままぎゅうと抱きしめられた。
いちど達したわたしは、まだまともに身体に力が入らない。
彼のたくましい胸板に顔を埋めながら、どうにか背中に腕をまわす。
すごい。
がっちりしてて、無駄な肉が一切ない引き締まった身体。肌がしっとりと吸いつくような弾力に、彼自身のスパイシーな香りがずっと濃くなる。
あまりの色っぽさに、くらくらしっぱなしだ。
「ほら、ユイ」
あ。
顎、掴まれた。
キスされる。
そう思ったときにはもう、唇が重ねられている。
何をするにもウィルは躊躇がない。
自分本位に動くところがあるけれど、そんなところもわたし、ずっとドキドキしてる。
「はぁー……ようやく、俺のモンだ」
さらに甘く囁かれてしまい、心臓が苦しい。
彼はもう、立ち止まってなんかくれない。わかってる。
腰を支えられながら、わたしは膝立ちさせられて。
雰囲気にのまれてしまっていたから、気がつくのが遅れた。
「うぃ……る……?」
あれ? この体勢……。
「ま、っ……」
嘘でしょ。
彼。
このまま。
――座ったまま、挿入ようとしている。
だって。熱くなっているアソコの先が、さっきからわたしの入口にずっと添えられている。
もし、わたしの力が抜けて腰が落ちようものなら、このまま一気に――、
「ま、待って……!」
はじめてなの。――って言ったけど。
ウィルは悪い笑顔を浮かべ、
「待てるかよ、っつったな?」
――そのままひといきにわたしを貫いたのだった。
「っ――――!!」
あまりの衝撃に、まともに声すら出なかった。
誰も受け入れたことのないわたしのナカが、メリメリと押しひらかれていく。
ウィルのモノは容赦なく処女膜を貫き、ドン、という衝撃とともに、わたしの奥の奥にぶつかった。
「ぁ、ぁ、ぁ……っ!」
すっかりと濡れそぼり、解されていたからか、たしかにウィルのものを受け入れることはできた。
けれども、あまりの衝撃のせいか、呼吸がまともにできない。ぱくぱくと口を開け閉めするけど、全然酸素が足りない。
「あーあ。テメエ、容赦ねえなあ」
「こういうのはゆっくりやる方が負担がデケエんだって」
「優しくしてやれっつったろ」
「優しさだよ、俺なりの――な!」
がつっ、と下から突き上げられ、わたしはさらに呻いた。
痛いとか、気持ちいいとか、そんなのじゃなくて、ただただ、衝撃が重い。
「ひゃ、ぁ……ぁ、ぁ……っ!」
そのまま強く揺さぶられると、わたしは意味をなさない言葉をひたすら発することしかできない。
「ん、ぁ……ぁ……」
「しばらく馴らすぞ? ほら、ついてこい」
「うぃる……っ」
「すぐよくなる」
普通に背中に腕回すだけじゃ、耐えられない。わたしは彼の首に腕をかける形で、どうにか彼にしがみつく。
身体が密着したことに満足したのか、彼は甘い吐息を吐いた。
そのままぐりぐり私の身体を揺さぶって、ナカまでたっぷりと愛される。
「ん……ふぅ……」
「スゲェ顔……やべ、たまんね」
「うぃる……」
「キツイな――ああ、すぐ出ちまいそうだ」
すぐよくなる、という言葉は本当なのか、最初こそ苦しかったけれど、こうして揺すられていると、その痛みが少しずつ快楽に変化しはじめている。
「オッサン。見ろよ、こいつの顔。とろけてる」
「あァ――かわいいぜ、嬢ちゃん」
そう言いながら首領がそばに腰かけ、わたしの頭をゆっくりと撫でる。
指輪がいっぱいはめられたゴツゴツとした手が、頭を、うなじを、頬を撫で――やがてわたしの顎をとらえた。
アソコにずっぽりとウィルのモノを咥えたまま、顔だけを首領の方に向けさせられる。
そうして首領の姿を見たとき、わたしは両目を見開いた。
「嬢ちゃん。若造ばっか構ってねえで、俺も愛してくれるな?」
――そう言った首領もまた、服を脱ぎ捨て、裸になっていたのだから。
「おい、オッサン。ユイ、こっちよこせ」
「へいへい。優しくしてやれよ?」
なんてやりとりがあって、わたしは正面からウィルに抱き込まれる形になる。
今度はウィルの膝の上に跨がる形で座らされて、そのままぎゅうと抱きしめられた。
いちど達したわたしは、まだまともに身体に力が入らない。
彼のたくましい胸板に顔を埋めながら、どうにか背中に腕をまわす。
すごい。
がっちりしてて、無駄な肉が一切ない引き締まった身体。肌がしっとりと吸いつくような弾力に、彼自身のスパイシーな香りがずっと濃くなる。
あまりの色っぽさに、くらくらしっぱなしだ。
「ほら、ユイ」
あ。
顎、掴まれた。
キスされる。
そう思ったときにはもう、唇が重ねられている。
何をするにもウィルは躊躇がない。
自分本位に動くところがあるけれど、そんなところもわたし、ずっとドキドキしてる。
「はぁー……ようやく、俺のモンだ」
さらに甘く囁かれてしまい、心臓が苦しい。
彼はもう、立ち止まってなんかくれない。わかってる。
腰を支えられながら、わたしは膝立ちさせられて。
雰囲気にのまれてしまっていたから、気がつくのが遅れた。
「うぃ……る……?」
あれ? この体勢……。
「ま、っ……」
嘘でしょ。
彼。
このまま。
――座ったまま、挿入ようとしている。
だって。熱くなっているアソコの先が、さっきからわたしの入口にずっと添えられている。
もし、わたしの力が抜けて腰が落ちようものなら、このまま一気に――、
「ま、待って……!」
はじめてなの。――って言ったけど。
ウィルは悪い笑顔を浮かべ、
「待てるかよ、っつったな?」
――そのままひといきにわたしを貫いたのだった。
「っ――――!!」
あまりの衝撃に、まともに声すら出なかった。
誰も受け入れたことのないわたしのナカが、メリメリと押しひらかれていく。
ウィルのモノは容赦なく処女膜を貫き、ドン、という衝撃とともに、わたしの奥の奥にぶつかった。
「ぁ、ぁ、ぁ……っ!」
すっかりと濡れそぼり、解されていたからか、たしかにウィルのものを受け入れることはできた。
けれども、あまりの衝撃のせいか、呼吸がまともにできない。ぱくぱくと口を開け閉めするけど、全然酸素が足りない。
「あーあ。テメエ、容赦ねえなあ」
「こういうのはゆっくりやる方が負担がデケエんだって」
「優しくしてやれっつったろ」
「優しさだよ、俺なりの――な!」
がつっ、と下から突き上げられ、わたしはさらに呻いた。
痛いとか、気持ちいいとか、そんなのじゃなくて、ただただ、衝撃が重い。
「ひゃ、ぁ……ぁ、ぁ……っ!」
そのまま強く揺さぶられると、わたしは意味をなさない言葉をひたすら発することしかできない。
「ん、ぁ……ぁ……」
「しばらく馴らすぞ? ほら、ついてこい」
「うぃる……っ」
「すぐよくなる」
普通に背中に腕回すだけじゃ、耐えられない。わたしは彼の首に腕をかける形で、どうにか彼にしがみつく。
身体が密着したことに満足したのか、彼は甘い吐息を吐いた。
そのままぐりぐり私の身体を揺さぶって、ナカまでたっぷりと愛される。
「ん……ふぅ……」
「スゲェ顔……やべ、たまんね」
「うぃる……」
「キツイな――ああ、すぐ出ちまいそうだ」
すぐよくなる、という言葉は本当なのか、最初こそ苦しかったけれど、こうして揺すられていると、その痛みが少しずつ快楽に変化しはじめている。
「オッサン。見ろよ、こいつの顔。とろけてる」
「あァ――かわいいぜ、嬢ちゃん」
そう言いながら首領がそばに腰かけ、わたしの頭をゆっくりと撫でる。
指輪がいっぱいはめられたゴツゴツとした手が、頭を、うなじを、頬を撫で――やがてわたしの顎をとらえた。
アソコにずっぽりとウィルのモノを咥えたまま、顔だけを首領の方に向けさせられる。
そうして首領の姿を見たとき、わたしは両目を見開いた。
「嬢ちゃん。若造ばっか構ってねえで、俺も愛してくれるな?」
――そう言った首領もまた、服を脱ぎ捨て、裸になっていたのだから。
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