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乱 江梨

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最終章 平凡的幸福論のメソッド

平凡的幸福論のメソッド1

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 桜が咲き誇る準備を始め、蕾が紅を差し始めた時期。この日は透巳たちにとって何よりも大事な日であった。透巳たちというよりも、青ノ宮学園の生徒であれば誰もが無関心を貫けない日である。

 卒業。簡素な言葉だが、受け取る人間にとっては深く突き刺さる魔法の単語だ。

 今日は遥音と明日歌、そして薔弥が主役の卒業式なのだ。

 青ノ宮学園の体育館には、全校生徒と教師陣が集っており、今まさに卒業式が執り行われている。三年生に知り合いのいない一、二年生はつまらなそうに欠伸をする者もいるが、そこに透巳たちは当然含まれていない。

 青ノ宮学園の理事長――伸弥の挨拶が終わり、今は卒業証書授与が行われている。透巳たちは明日歌、遥音がキチンと卒業証書を受け取ったのを見送ると、感慨深く彼らの卒業を捉えた。

 明日歌と遥音の番を見届けたことで、何となく透巳たちにとっての卒業式のイベントは終わったかのように見えたが、忘れかけた頃にやって来るのが嵐というものである。


『……あれ?百弥くん?』


 卒業式の真っ最中だというのに、途中から参加してきた百弥は何事も無かったかのような顔で、透巳の隣に腰掛けた。そんな百弥に真っ先に気づいた透巳は、小声で疑問を投げかける。


『あの野郎が急に出るとか言いやがったから、ついてきたんだ』


 透巳の問いに同じような小声で答えた百弥は、舞台の方を顎でくいっと指した。百弥に促されるように、再び舞台に視線を向けた透巳は、薔弥が自身の番が回ってくるのを待機している姿を見つけた。

 百弥の口ぶりだと、元々は卒業式に出るつもりはなかったらしい薔弥が、突然その予定を翻したのだろう。

 そんなことを推測していると、透巳はついに薔弥が卒業証書を受け取る番になったことに気づいた。

 薔弥は伸弥から差し出された卒業証書に片手をかけると、何故か堪え切れなくなったように肩を震わせ始めた。その姿は、薔弥のことを知らない人間にとっては、卒業の悲しみで涙を流しているようにも見えるが、そんなわけが無かった。

 青ノ宮薔弥という男を知っている透巳たちは、その動きだけで嫌な予感を察知する。


「ぷっ……あはははははは!!……くくっ……あかんあかん。おもろすぎて声漏れてもうたわ」
「おい……」


 静かだった体育館に、一人の男の訛った笑い声が響き渡った。透巳たちはため息をつき、他の面々はいきなりのことで茫然自失としてしまっている。そしてそんな笑い声を一身に受けた伸弥は、眉を顰めて薔弥を睨みつけてしまう。


「いやぁ皆さん堪忍なぁ。せやけど、普段口も利かへん親父から卒業証書貰うやなんて、茶番もええとこや。笑うなって方が無理な話やで。百弥―!百弥は俺の気持ち、一年後分かってくれると思うでぇ」
「うるせぇんだよ!死ね!!」


 青ノ宮学園の卒業式を、青ノ宮学園の理事長の息子二人がぶち壊す絵がそこには広がっていた。理事長の息子であるので、教師たちも強くは言えない……というよりも呆気に取られているので叱ることも出来ていない。

 この状況で二人を叱ることが出来るのは、それこそ伸弥しかいないだろう。


「早く受け取りなさい。次の生徒の迷惑だ」
「へぇへぇ、理事長様の仰せのままにぃ」


 伸弥の注意で漸く卒業証書を受け取った薔弥は、反省の色を一切見せずに片手をひらひらと振った。

 薔弥は片手をポケットに、もう片手に卒業証書を持ち、舞台から去っていった。その後は微妙な空気の中ではあったものの、何事も無かったかのように式は執り行われた。

 途中、百弥は飽きてしまったのか眠り始めてしまい、またもや注目を集めてしまったのだった。

 ********

 結城遥音は危機的状況に陥っていた。

 危機的状況と言うと不安を煽るようだが、とてもとても平和的な危機的状況である。遥音は目の前で繰り広げられている茶番劇をどのように終着させればいいのかと当惑しているのだ。


「遥音先輩、第二ボタン俺にくれませんか?」
「えぇ、僕も欲しいですよ。遥音先輩の第二ボタン」
「俺も、欲しい……」
「ちょっと!ここは唯一のガールである私が貰うところでしょうが!」
「ってか何ですかガールって。ダサいにも程がありますよ」
「…………」


 遥音は自分でも分かる程に、死んだ魚の様な目をしていた。唯一遥音の第二ボタンを欲さなかった巧実も明日歌にツッコんだことで、茶番劇に参加してしまっているので、遥音の救いとなる存在はその場にはいない。


「……取り敢えず。第二ボタンを送るのは、いくつかな理由があると聞いたことがある。好きな異性に送ったり、逆に求められたり。だがその他にも感謝の気持ちを伝えるために渡すこともあるらしい。この際性別は判断材料にはならんぞ」
「えぇ……じゃあどうすんの?じゃんけん?」


 真面目な遥音は、ついていけないなりに自身の意見を取り敢えず述べてみた。そんな遥音の意見を聞いた明日歌は、不満気な声を上げつつそんな提案をしてみた。


「いやいや。ここはやっぱり遥音先輩に決めてもらわないと。遥音先輩の第二ボタンですから、遥音先輩があげたいと思う人じゃないと」


 そんなことを言った透巳に、遥音は「何を言い出すんだコイツ」という不満が聞こえてきそうな視線を向ける。

 透巳の発言を皮切りに、全員から注目を集められた遥音は決断を迫られる。

 注目されたことで汗が頬を伝った遥音はふと、自分たちの元へ歩み寄ろうとする鷹雪の姿に気づく。そんな鷹雪に的を絞った遥音は彼を手招き、同時に第二ボタンを引きちぎると、


「丁度いいところに来ましたね鷹雪先生。今まで世話になった礼にこれをやりましょう」


 そう言って、そのボタンを鷹雪の白衣のポケットに放り込んだ。


「は?」
「「はぁ!?」」


 話を聞いていなかった鷹雪はポカンとし、他の面々は不満気な声を一斉に上げた。鷹雪は遥音がポケットに何を入れたのかも分かっていなかったので、第二ボタンを取り出して見た。


「ちょ、ズルズルズルっ!何で鷹雪先生なのさ!」
「え、これ第二ボタン?うわお前まさか俺のこと好きだったのか?」
「気持ちの悪い勘違いするな馬鹿め。お前が一番いらなそうだったからやっただけだ」


 第二ボタンを受け取ったのが鷹雪というのが納得できないのか、明日歌は食い気味で不満を口にした。一方の鷹雪は冗談で妙な勘違いをしたせいで、遥音に秒で敬語を解除されてしまった。


「神坂の言う様に、俺があげたいと思った。文句は受け付けん」
「もう、透巳くんが変なこと言うから変なことになったじゃん」
「語彙力喪失するほど悔しかったんですか?」


 明日歌は腕を組んで不満気に頬を膨らませると、独特の言い回しで透巳の苦笑いを誘った。


「明日歌、高三にもなって拗ねるな。……はぁ……しょうがないからお前にはこれをやろう」
「?」


 いつまでもむくれている明日歌に、遥音はため息をつくとそっと眼鏡を外した。

 そしてその外した眼鏡を明日歌に渡そうとしたのだが、何故か明日歌たちが呆然としているせいで手持無沙汰になってしまう。


「えっ、ちょ……たんまたんま……ちょっと待った!どうしてそうなる!?」
「?何をそんなに取り乱しているんだ?……今度からコンタクトにするからいらないんだ。お前にやる」
「いやそういうこと聞いてるんじゃなくて!あぁもう分からないかな、この気持ち!」
「おい神坂、コイツは何を言いたいんだ?」


 何故か慌てた様子で尋ねてきた明日歌に、遥音は眼鏡を渡そうとした理由を告げた。だが明日歌が求めているのはそんなことでは無かったようで、意思の疎通が出来ていないと感じた遥音は、理解していそうな透巳に助けを求めた。


「遥音先輩の裸眼姿……レア」
「そう!それが言いたかった!」
「レアなんで、写真撮っていいですか?」
「はぁ!?」


 ポツリと零した透巳の本音こそが、明日歌が困惑していた理由だった。そして他のF組生徒たちも同調するように頻りに頷いている。

 思えば遥音は普段から眼鏡をかけていて、それを外した姿を透巳たちが見たのは、入院した際のほんの一瞬である。目覚めた遥音は透巳からすぐに眼鏡を受け取っていたので、突っ込む暇も無かったのだ。

 透巳は訳が分かっていない遥音を置き去りに、スマートフォンで写真を撮り始めた。


「あぁ。でもこれからはこの姿が当たり前になるんですよね……遥音先輩、たまには眼鏡もかけてくださいね」
「何故そんな訳の分からぬリクエストに応えなくてはならんのだ」
「遥音はギャップ萌えの需要がいか程か全く理解できていないみたいだね」
「は?」


 眼鏡姿をなかなか見れなくなると、それはそれで悲しいのか、透巳はそんな要求をしてきた。遥音はそんな透巳のリクエストに首を傾げていたが、明日歌の発言で増々迷宮入りしてしまい疑問の声を漏らした。

 そんないつもの光景を傍観していた鷹雪はふと、口を開く。


「こんな馬鹿みたいなやり取りも、今日が最後だと思うと寂しいもんだな」
「……え、なに急に?もしかして締めようとしてる?鷹雪先生の癖に?」
「俺のセンチメンタルを返せ」


 珍しく感傷に浸り、含みのある笑みを浮かべた鷹雪だったが、普段とのギャップのあまり生徒たちには受け入れられなかったらしい。つい先刻までギャップ萌えがどうの言っていた人間の反応とは思えない。


「まぁ先生には随分と世話になったしねぇ……お礼ぐらいなら言ってあげてもいいよ?」
「何でそう上から目線なんだ?」


 感慨深い様に頻りに頷いた明日歌の不遜な態度に、鷹雪はジト目で不満を零した。そんな二人の様子を難しい相好で見つめていた遥音はそっと口を開く。


「……鷹雪先生」
「なんだよ?今結城に毒吐かれたら先生のメンタルもう……」
「今まで、俺たちの無理なお願いを聞いて、F組を守ってくれて、ありがとうございました」
「…………」


 唐突に遥音から、真剣な表情で今までの礼を言われた鷹雪は一瞬何が何だか分からず茫然自失としてしまう。


「中等部の頃から、鷹雪先生には面倒をかけた覚えしかありません。先生がいなければ、俺たちはこのF組で笑い合えることは無かったかもしれません。俺たち二人は卒業してしまうので、先生に十分な恩返しだって出来ない、酷い生徒です。こんな酷い生徒たちの面倒を長いこと見てくれて、感謝してもしきれません」


 鷹雪に向かって遥音は深々と頭を下げ、これまでの感謝の気持ちを述べた。全員が息を呑み、遥音に目を奪われる中、それを一身に受けた鷹雪はじわりと瞳を濡らし始める。


「へ……おい……ちょ、やめろよぉ……俺、そういうの……慣れて、ねぇから……」
「え?鷹雪先生ガチ泣き?」


 片腕で目元を隠し、顔を赤くした鷹雪は遥音たちに背中を向けてしまう。珍しく感情的になっている鷹雪を目の当たりにした明日歌は、当惑しつつも揶揄う様に尋ねた。


「あぁ~もううっせぇな……ったく……結城がF組にモテる理由が最後の最後で分かったわ」
「だっしょう~?」
「何がだっしょうだ」


 照れを隠すように頭をガシガシと掻いた鷹雪は、自棄になったようにそう零した。その言葉に上機嫌になった明日歌は、鷹雪の身体を肘で突いてご満悦である。そしてそんな明日歌を遥音がツッコむといういつもの流れである。

 そんないつもの光景も、もうこの学園で見ることは出来ないのだという事実が、唐突に透巳たちの頭を支配した。

 卒業式を見つめていても湧かなかった実感が、今になって透巳たちの中で生まれてしまったのだ。


「ん?どうした?」
「いえ……」


 透巳たち二年生組の様子がおかしいことを察した遥音は、いつもよりもほんの少しだけ優しい口調で尋ねた。それは他人からしてみれば全く分からないほどの違いだったが、遥音を知る者からすれば心が熱くなるほどの違いだった。

 そんな問いに、曖昧な返ししかできなかった透巳を見た遥音は、何を思ったのか学園の校舎に視線を向けた。


「遥音?……あぁ。……なんか、大っ嫌いな学園だったけど。もう通わないんだって思うと、意外と寂しいもんだね」


 感情の読めない眼差しで、校舎を眺める遥音の顔を覗き込んだ明日歌は、察したような声でそう言った。すると遥音は、鳩が豆鉄砲を食ったような表情で明日歌を見つめ返す。


「……初めてだ」
「何が?」
「お前と、考えていることが一致したのがだ」


 ボソッと零した遥音の飾らない本音に、明日歌は先の遥音と同じような表情で呆然としてしまう。そして数秒の間を待ち、理解が追い付くと明日歌は堪え切れなくなったように破顔する。


「なにそれっ?……もう……喜べばいいのか、落ち込めばいいのか分かんないじゃん」
「それは悪かったな」


 明日歌の笑みの中には、ほんの少しの涙が混じっていて、それを隠すような一陣の風が吹く。明日歌の長い髪がなびき、一瞬だけ明日歌が消えてしまうような映像感が流れる。

 眼鏡をとったことでよく見えるようになった遥音の目元は柔らかく細まっていて、たまにしか見られない遥音の笑顔を鮮明にしていた。

 そんな二人の姿を、何年も何年も覚えていられるように。透巳たちは、確りとその目に焼き付けるのだった。


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