さよなら世界、ようこそ世界

乱 江梨

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第一章 世界の終わり、世界の始まり

名付け1

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「それじゃあ遠慮なくっ!」



 鬼神の嬉々に満ちた声と共に戦闘はスタートした。



 創造主である少年との戦いに喜びを隠しきれない鬼神の一方、他の神々はこの戦闘に何の期待も不安も好奇心も持っていなかった。



 何故なら勝敗が完全に決まっているからである。



 創造主である少年の負けは絶対にありえない。少年が自分の負けを望まない限り。



 今回少年が決めたルールによると、相手が戦闘不能か、降参したところで勝敗を決するということになっている。



 だが創造主である少年は己で望まない限り絶対に死なない。望めば死ねるので死ねないわけでは無いが、死なないのは確実だ。だからこそ負った怪我もすぐに治癒してしまう。そんな相手を戦闘不能に追い込むなど不可能な話なのだ。



 一方鬼神の方は超人的な戦闘能力を持ってはいるが、少年が鬼神の負けを望めばそれでこの勝負は終わり、鬼神は負けてしまう。



 ハンデをつけようと、つけまいと、鬼神が本当の意味で勝てる可能性など皆無なのだ。



「っ……」

「「創造主様!」」



 声を出す暇もなかった。少年はその目で捉えることのできない程の鬼神の攻撃を真正面から食らったのだ。



 少年の身体は跡形もない程バラバラになり、鬼神の剣は少年を切り裂いた証拠である真っ赤な血を吸っている。



 死なないことは分かっていても少年がそんな状態になってしまい、他の神々たちは思わず声を上げた。だが神々の心配も束の間、少年の身体はみるみるうちに復元していき、僅か数秒で少年は元の位置に戻り好奇心旺盛な表情を見せた。



「すごいね!鬼神くん。集中しないと視界に入らないほど速かった!」

「まるで集中すれば大したことないとでも言いたげだなっ!」

「止まって」



 少年に対する怒りそのままに再び攻撃しようとした鬼神は、少年が言葉を発した途端空中で静止させられた。少年がそれを望んだからだ。



 〝言霊〟というと分かりやすい表現かもしれない。少年の場合頭でそれを望んだだけで発動するため言葉の持つ力ではないのだが、近いものといえば言霊が適切なのだ。



 少年が止まれと言ったことで、鬼神はその瞬間から僅かの動きも許されなかった。空中に佇み続け、その身体を震わせることも、武器を落とすことも許されない。少年が止まることを要求したから。



 他の神々たちからすると、それはまるで鬼神の周りの空間だけが停止したような奇妙な光景だった。



「ねぇ鬼神くん。ハンデを増やそうか?」

「…………」



 少年は言葉を発することもできない鬼神に向かってそう尋ねた。もちろんそれに対する表面的な返事はなかった。



 だが少年には相手の思考を読むこともできてしまう。少年は鬼神の思考までは停止していない為、少年が鬼神の心の声に耳を傾けることは可能なのだ。



(ハンデを増やす?……ふざけてんじゃねぇぞ!)



 少年が鬼神の心の声に耳を傾けるとそんな怒号が聞こえてきた。かと思うと突然剣が鬼神の手から離れ、少年に襲い掛かってきた。



「おっと」



 目にも止まらぬ速さで襲い掛かってきた剣を簡単に避けた少年は、その剣の形状の変化に目を奪われた。先刻まで燃え盛るような赤色だった刃は、薄暗い黒色へと色を変え、その形状も細く鋭く尖ったものになっていた。



 その劇的な変化にほとんどの神々は目を丸くしたが、創造主である少年の手によって作られた武器が常軌を逸していない訳がないので、デグネフからすればさして驚くべき状況でもなかった。



「流石は鬼神くんのための剣だね」



 渾身の攻撃が不発に終わったことで、床に落ちた剣を見つめた少年は感心した。



 確かに少年は先刻鬼神の動きを封じたが、それは鬼神の身体にしか効果が及ばないものだった。少年は鬼神の動きを封じたかっただけで、思考や武器にまでその働きを停止させようとは考えなかったからだ。



 つまりは武器に関しては少年の力が及んでいないということ。そして鬼神の剣は鬼神がその都度望んだ通りの働きをする順応性の高い武器。



 以上の二点からあの剣は、鬼神の怒りと反撃の意思を汲み取って自ら少年に攻撃してきたのだ。



 創造主である少年が創造したからこそ、こんな生物のような武器が完成したわけなのだが。



「止まれ」



 少年が再度鬼神の剣に対して命令すると、剣はその素早い動きを止めた。



 これがもし少年では無い別の誰かの力だったのならばこの剣を止めることは絶対にできなかった。鬼神の剣はいついかなる時でも鬼神の意志のもとその力を発揮するように、少年が創りあげたものだ。



 つまりその力は絶対的であり、例え様々な物の動きを停止させる力を持つ者が現れたとしても、この武器の前では無意味。



 そんな最強の武器を止めることが出来るのは鬼神の意思と、創造主である少年だけなのだ。



(この武器でもダメなのか……)

「うん、そうだよ。ごめんね、創造主としての僕の力は限りなく絶対に近いものだから」



 少年が剣の動きを封じたせいで鬼神がどれだけ意思を込めても少年への攻撃は出来なくなってしまった。鬼神の落胆の心の声に返事をした少年は眉を下げて破顔した。



「戻れ」



 少年が鬼神と剣の動きの封じを解除すると、鬼神は空中から床に着地し、剣は鬼神の手元に瞬時に戻った。



 鬼神は戻ってきた己の剣と少年の姿を交互に凝視すると、ニヤリと精悍な笑みを浮かべた。



「いいだろう、お前を認めるぞ。創造主」

「ホント?良かったぁ」



 鬼神は腕を組み仁王立ちになると偉そうにそう言った。少年は鬼神の嬉々とした表情に、心底安心したような満面の笑みを浮かべたが、デグネフを中心とした神々は鬼神の少年に対する態度を良しとはしていなかった。



「じゃあ早速鬼神くんの名前を付けようかな」



 デグネフたちの怪訝な視線が鬼神に集まる中、少年は鬼神の名付けをすることにした。少年は注意深く鬼神の姿を確認しながらどんな名前にするか頭を悩ませた。



「鬼神くんは鬼神でもあるけど武神でもあるよね、強いから」

「あぁ、そうだな。森羅万象の中での最強武神といったらこの吾輩になるだろう」



 少年の称賛とも呼べる意見に鬼神は気をよくしたのか、口角を上げると自信満々に己を最強武神と名乗った。



「武神…………あっ、武尽たけつっていうのはどうかな?」



 少年は祈世の時と同じように空中に人差し指で武尽の漢字を書いた。するとそこには真っ赤に燃え盛る武尽の文字が浮かび上がっていた。



武尽たけつ?……まぁ悪くはないな」



 鬼神――武尽は浮かび上がった自分の名前を己の中にしまい込むように右手で掴むと、その文字は一瞬で消えてなくなった。



 武尽は素っ気無い感想しか零さなかったが、心の声を聞くことのできる少年には分かっていた。武尽が自分に与えられた名前をかなり気に入ってくれているということを。



(武尽……武尽か。本当に悪くねぇ)

「ふふっ……可愛いなぁ」

「は?何言ってんだ?」



 武尽の心情を読んだ少年は、武尽の素直に喜べないような性格に対しての感想を零した。だがそんな事実に気づいていない武尽は、何故最強武神である自分が可愛いと評されているのか分からず、首を傾げるしかなかった。それは他の神々も同様に。



「よし!それじゃあじゃんじゃん名付けちゃおう!」















――白狐の男神の場合――



「このふわっふわの毛と男神くんの可愛らしさを表現するにはどんな名前がいいんだろう?」

「…………」



 少年は白狐の男神の身体に顔を埋めると悩ましげな、そしてどこか癒されたような声で呟いた。もはや白狐の男神は少年にされるがままでフリーズし、発言するタイミングも逃してしまっていた。



 名前を考える間も少年は常に白狐の男神の体毛を目いっぱい撫でることを楽しんでおり、その姿は本当にただの少年で、創造主としての面影は皆無だった。



「よし!君をハクヲと命名します!」

「ハクヲ……創造主様によって名付けられること、恐悦至極の至りであります」



 最終的に白狐の男神の名前は、その美しい純白から取ってつけた安直なものになったが、少年もハクヲ自身も満足していた為結果オーライということになった。









――老婆の女神の場合――



「か、か、か、か、か、か、か……かわいいぃ」



 少年はその女神を目にした途端語彙力を失くし、その言葉しか言えなくなってしまった。事実少年の目にはその女神が言葉では表現できないほど可愛く映ったのだ。



 その女神は人間の老婆のような容姿をした女神だった。身長は一三〇センチと幼児のように小さかったが、顔に目一杯ついた皺やその髪の色が老婆と判断する十分すぎる材料だった。



 女神は桃色を基調にした色鮮やかな着物を身に纏い、足元も赤い鼻緒を持った草履で着飾っていた。そして老婆らしい白髪を後頭部でお団子にしており、その髪型を崩さぬように金色の簪でまとめていた。



 目尻に皺を寄せながら控えめに微笑むその様からは、女神の温厚そうな性格が滲み出ており、少年は益々頬が緩んでしまっていた。



「さっきから思ってたんだけどよ、アイツの美的感覚おかしくねぇか?あれどう見たってババアじゃねぇか」

「口を慎みなさい、武尽。あんなに可愛らし…………んんっ!……か弱そうな女神に対してする発言とは思えません」

「そうですよ。それに私もあの女神さんは可愛いと思います」



 老婆の女神に対する少年の発言に疑問を呈した武尽に釘を刺したのはデグネフだった。デグネフも内心その女神のことは可愛いと思っていたが、自分が可愛いもの好きであることを欠点と思っているのか、はっきりとは明言しなかった。



 祈世やデグネフが少年とほぼ同じ価値観でその女神を見ていることに、武尽は驚きを隠せなかった。



「アイツ容姿はババアの癖にドワーフみてぇにちっこいな」

「ですがあの女神の容姿は完全に人間のもの。人間は老いると背が縮みますし、そうおかしいことではないのでは?」



 武尽は老婆の女神の容姿を小柄な職人として有名なドワーフに例えた。武尽には子供でもない成人した生物があそこまで小さいと、それがドワーフにしか見えなかったらしい。



 ハクヲが一般的な人間の身体の成熟について説明すると、武尽は納得したように老婆の女神に視線をやった。



「まるで小野小町だね」

「勿体無いお言葉です。創造主様」



 老婆の女神の目線に合う様に膝を曲げた少年はキラキラとした瞳で女神の容姿を称賛した。老婆の女神は期待を裏切らないしおれた声で謙遜した。



「これは絶対日本語の名前にしたいところだね…………よし!女神ちゃんの名前は千歳ちとせに決定!」

「何ともお可愛らしい名前を……ありがとうございます」



 女神――千歳は皺くちゃの顔に更に皺を作って微笑むと少年に礼を述べた。ゆっくりとした動きで千歳が下げた頭を持ち上げると、少年は小刻みに震え始めた。



「ホントに可愛いー!」



 少年は完全に顔を上げた千歳をその腕で抱きしめると、目一杯緩んだ顔で千歳の身体にすり寄った。







――マイペースな男神の場合――



「どんな名前がいい?」

「……………………なんでもいい」



 少年が次に声をかけたのは人間の姿をした男神だった。その男神は大柄な武尽よりも高身長の一九〇センチだったが、武尽ほど筋肉がついている訳ではなく、寧ろひょろひょろといった感じの身体つきだった。



 曇り空のような灰色の髪はうなじが隠れるほど伸ばしており、長く伸ばした前髪は左目が隠れるように分けてあった。前髪がかかっていない右目は青く澄んでおり、かなり整った顔だということが分かる。



 服装は上下真っ黒なジャージに何故か白衣という不思議なものだったが、男神から窺えるその気だるげな表情から、楽な服装を選んだ結果の産物であることはすぐに理解できた。



 自分の名前の話をしているというのに興味なさげな男神は、座り込んだまま素っ気無く返事をした。



「もしかして眠い?」

「……ん」

「じゃあ寝たいときに寝ればいいよ。僕に気を遣わなくていいから」



 少年の問いを肯定した男神に少年は睡眠を勧めた。創造主である少年の目の前で寝こけることを許可したという事実に、男神は少し驚いたように目を見開いたが、すぐに勧められた様に眠りについた。



「いくら創造主様が良しとしたと言ってもこの男神、本当に寝るとは……マイペースですね」



 眠った男神に近寄ってその匂いを嗅いだハクヲは、驚いたような呆れた様な声を上げた。



「この男神くんの名前は……静由しずゆにしよう。後で起きたら伝えないと」



 少年は男神の名前を付けると、穏やかな寝顔を浮かべる静由を見て破顔した。







――ドジな女神の場合――



「創造主様!失礼でなければとびっきり可愛い名前でお願いいたしますです!」

「いいよ。女の子らしくてかわいいね」



 少年にそんな要望を言ってきたのは元気そうな雰囲気が目立つ女神だった。



 身長約一五五センチという小柄な女神だったが、所々で見える小麦色の身体つきから相当な武闘派だということが見て取れた。最強武神と豪語する武尽程では無いかもしれないが、女神の中では最も戦闘に優れていると言えるだろう。



 そんな彼女は目立つ髪色の多い神々の中では、普通と呼べる茶髪を地面につくほど伸ばしており、その長髪を左右別々の高さでツインテールにしていた。前髪は綺麗なぱっつんで、その下に輝く零れそうなほど大きな瞳は桃色だった。



 女神は肩から手首にかけて手の甲側の生地が無い変わったデザインの水色のペプラムと、白のミニスカートに同系色の花柄の刺繍が施されたものを可愛く着こなしていた。足元は黒のロングブーツで女神のスタイルをよく見せていた。



「本当ですか!?私うれしっ……」

「止まれ」



 少年に褒められたことによって頬を赤らめた女神は、ロングブーツのヒールによって躓いてしまい、背中からひっくり返ってしまった。



 だが少年がそれをすぐに察知し女神の身体を守るように停止させた。その後すぐに命令を解除したことにより、女神は怪我無く着地することに成功した。



「おっとっと……創造主様、ありがとうございますです!」

「気を付けてね。よし、女神ちゃんの名前はクランに決めたよ」

「はい!ありがとうございますです!」



 女神――クランは少年に対するお礼と共に勢いよく敬礼したが、勢いがつきすぎたせいで自分の右手がおでこに直撃するという何とも悲しい結果になってしまった。少年の言った傍からドジを発動してしまい涙目になっているクランを見て、少年は思わず吹き出してしまった。







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