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第一章
9
クインテスは、借家の寝室でドキドキしていました。
そう、今夜ドウザキからエッチな手解きをうけるのです。
(どうしよう?男同士の知識なんて前世のBLの漫画と小説を読んだくらいだぞ……?)
クインテスの前世の嗜好は、女の子に向いてましたが、いかんせん童貞かつ誰とも付き合った事が無いので、真相は不明です。そしてエロスを求めてネットを徘徊していたら、うっかり某人気少年漫画の主人公♂とライバル♂が戦って、アレもしてコレもしちゃう尊い二次創作(R18)を踏み抜いてしまい、以降男同士のエロスも嗜むようになってしまった厨ニ童貞腐男子大学生でした。
設定てんこ盛りですが、ご容赦を。
故に、男同士のセックスは排泄器官を使うし、前立腺で快楽を得られる事も履修済です。
(えっと……確か人差し指を第二関節まで入れて……こう……)
クイックイッと人差し指を曲げてはイメージトレーニングをするクインテス。
彼はドウザキを抱く気満々でした。
(魔法って便利だよな……浄化魔法使えば後ろは一瞬で綺麗になるし……あ、ドウザキにやる前に練習で自分の中を綺麗にしてみるか)
「浄化」
クインテスが下腹部に手のひらを当てて魔法を施すと、じんわりのお腹が温かくなり、スッキリとしました。
(なるほどなるほど、こう言う感覚ね)
日常的な体の汚れを浄化魔法で綺麗にすることはあっても、体の中まで施した事が無かったので、改めて魔法の利便性に感謝しました。
(とは言え、潤滑は出来ないんだよなぁ。さっきこっそり薬屋でそれっぽい効能のオイルを買ったし……うん、準備は大丈夫。あとはドウザキ待ちかぁ~)
なんて、ソワソワとしていると。
コンコン。
と、控えめなノックの音が、静かな部屋に響きました。
ドウザキです。
クインテスは、ドキドキしながら扉を開きました。
ここから、教育の始まりです。
「あの、……手解きをすると言いましたが、もし考え直すなら今のうちです。どうしますか?」
ドウザキは言いましたが、彼の瞳は少し熱を帯び、これからの行為を期待しているようにもみえました。その表情に、クインテスの背筋にゾクリとした何かが走ります。
「是非っっ!!お願いしたくっ!!!」
勢いよく返事をして、クインテスは直角に腰を曲げ、ドウザキに握手を求めるように手を伸ばしました。
「ははっ、相手は俺ですし、そんな緊張しなくて大丈夫ですよ」
そう言って、ドウザキは部屋に入ってきました。
彼は、薄手のシャツを羽織っているだけでしたが、そこから覗く鎖骨や、細身でありながらも鍛えられた雄胸の膨らみが、クインテスの期待を激しく揺さぶります。
(……いよいよ俺も童貞卒業かぁ。これ、俺が抱くんだよな? 本当にいいんだよな?)
クインテスとドウザキは、ゆっくりと歩みベッドに2人で腰掛けました。
ふわりと漂う、石鹸とドウザキ自身の体温が混ざったような香りに、クインテスは緊張と興奮を隠せませんでした。
「……緊張が、こちらにも伝わってきてますよ。顔も真っ赤です」
ドウザキが優しく微笑み、細くしなやかな手がクインテスの頭に置かれました。
ヨシヨシと、髪を撫でつつ、お顔が近付いてきます。
「まずは口付けから」
ドウザキはそう呟いて、クインテスにキスをしました。
(ふぁぁぁぁぁ!!!キッッス!!!俺、今キッッスしてるっっっ!!やわらかーい!!)
スリスリとドウザキのリードで触れるだけのキスが続きます。クインテスは初めての感触にウットリとしていると、ツンツンと固いナニカで唇を突かれました。
ドウザキの舌先が、クインテスの口の中に侵入しようとしているのです。
(ディープ!?一気にディープもしちゃうの!?えぇ!?ウソ!?ちょっと早くない!?でも手解きならこんくらいの履修スピード?イヤンぼくちん童貞だからわかんないっ!!)
展開が早すぎて、クインテスの頭の中で新たな人格が誕生しましたが、脳内だけの事なので、誰も気に留めません。クインテスは、恐る恐る口を開きました。
すると、ニュルンとドウザキの舌が口の中に入って来ました。
(あぁ~ん、テクニシャン~♡ドウザキしゅごーい♡)
歯列をなぞられたり、舌を絡ませてきたり、上顎をチロチロと撫でられたり、ジュッと吸われたりと、クインテスはされるがままになっていました。
(き……気持ちいい~♡)
目をハートにしながら、ドウザキのキスを受け入れるクインテス。
自然と体の中心もゆるゆると主張を始めます。
----------------
諸事情(R18描写)につき、本日第一章の最後まで更新します。
お時間のある時に、お付き合いくださいませ。
そう、今夜ドウザキからエッチな手解きをうけるのです。
(どうしよう?男同士の知識なんて前世のBLの漫画と小説を読んだくらいだぞ……?)
クインテスの前世の嗜好は、女の子に向いてましたが、いかんせん童貞かつ誰とも付き合った事が無いので、真相は不明です。そしてエロスを求めてネットを徘徊していたら、うっかり某人気少年漫画の主人公♂とライバル♂が戦って、アレもしてコレもしちゃう尊い二次創作(R18)を踏み抜いてしまい、以降男同士のエロスも嗜むようになってしまった厨ニ童貞腐男子大学生でした。
設定てんこ盛りですが、ご容赦を。
故に、男同士のセックスは排泄器官を使うし、前立腺で快楽を得られる事も履修済です。
(えっと……確か人差し指を第二関節まで入れて……こう……)
クイックイッと人差し指を曲げてはイメージトレーニングをするクインテス。
彼はドウザキを抱く気満々でした。
(魔法って便利だよな……浄化魔法使えば後ろは一瞬で綺麗になるし……あ、ドウザキにやる前に練習で自分の中を綺麗にしてみるか)
「浄化」
クインテスが下腹部に手のひらを当てて魔法を施すと、じんわりのお腹が温かくなり、スッキリとしました。
(なるほどなるほど、こう言う感覚ね)
日常的な体の汚れを浄化魔法で綺麗にすることはあっても、体の中まで施した事が無かったので、改めて魔法の利便性に感謝しました。
(とは言え、潤滑は出来ないんだよなぁ。さっきこっそり薬屋でそれっぽい効能のオイルを買ったし……うん、準備は大丈夫。あとはドウザキ待ちかぁ~)
なんて、ソワソワとしていると。
コンコン。
と、控えめなノックの音が、静かな部屋に響きました。
ドウザキです。
クインテスは、ドキドキしながら扉を開きました。
ここから、教育の始まりです。
「あの、……手解きをすると言いましたが、もし考え直すなら今のうちです。どうしますか?」
ドウザキは言いましたが、彼の瞳は少し熱を帯び、これからの行為を期待しているようにもみえました。その表情に、クインテスの背筋にゾクリとした何かが走ります。
「是非っっ!!お願いしたくっ!!!」
勢いよく返事をして、クインテスは直角に腰を曲げ、ドウザキに握手を求めるように手を伸ばしました。
「ははっ、相手は俺ですし、そんな緊張しなくて大丈夫ですよ」
そう言って、ドウザキは部屋に入ってきました。
彼は、薄手のシャツを羽織っているだけでしたが、そこから覗く鎖骨や、細身でありながらも鍛えられた雄胸の膨らみが、クインテスの期待を激しく揺さぶります。
(……いよいよ俺も童貞卒業かぁ。これ、俺が抱くんだよな? 本当にいいんだよな?)
クインテスとドウザキは、ゆっくりと歩みベッドに2人で腰掛けました。
ふわりと漂う、石鹸とドウザキ自身の体温が混ざったような香りに、クインテスは緊張と興奮を隠せませんでした。
「……緊張が、こちらにも伝わってきてますよ。顔も真っ赤です」
ドウザキが優しく微笑み、細くしなやかな手がクインテスの頭に置かれました。
ヨシヨシと、髪を撫でつつ、お顔が近付いてきます。
「まずは口付けから」
ドウザキはそう呟いて、クインテスにキスをしました。
(ふぁぁぁぁぁ!!!キッッス!!!俺、今キッッスしてるっっっ!!やわらかーい!!)
スリスリとドウザキのリードで触れるだけのキスが続きます。クインテスは初めての感触にウットリとしていると、ツンツンと固いナニカで唇を突かれました。
ドウザキの舌先が、クインテスの口の中に侵入しようとしているのです。
(ディープ!?一気にディープもしちゃうの!?えぇ!?ウソ!?ちょっと早くない!?でも手解きならこんくらいの履修スピード?イヤンぼくちん童貞だからわかんないっ!!)
展開が早すぎて、クインテスの頭の中で新たな人格が誕生しましたが、脳内だけの事なので、誰も気に留めません。クインテスは、恐る恐る口を開きました。
すると、ニュルンとドウザキの舌が口の中に入って来ました。
(あぁ~ん、テクニシャン~♡ドウザキしゅごーい♡)
歯列をなぞられたり、舌を絡ませてきたり、上顎をチロチロと撫でられたり、ジュッと吸われたりと、クインテスはされるがままになっていました。
(き……気持ちいい~♡)
目をハートにしながら、ドウザキのキスを受け入れるクインテス。
自然と体の中心もゆるゆると主張を始めます。
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諸事情(R18描写)につき、本日第一章の最後まで更新します。
お時間のある時に、お付き合いくださいませ。
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