同化進化型のナノボット「クリア」

クライン・トレイン

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レンゴク編

24話 次の街へ

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エクスラ
「思念音譜兵器を破壊したはいいものの、
テンポ町の瓦礫どうっすかなぁ…」

ラブゼリカ達に言うべきか悩む
依頼主が嘘であったが、テンポ町の瓦礫の惨状を

アリー
「その事ならもう大丈夫ですよ
全部砂漠化したので」

アリーがルート町に来る
小動物たちがいっぱいついてきていた



ラブゼリカ
「可愛い なぁお前ら!」

ラブゼリカの支援力は元に戻っていた
支援者は、小動物の飼い主になる事を強制付けられた

アリー
「ありがとうございます 殺処分されなくて済んだけどどうしようかと思ってたんで助かりました」

ラブゼリカ
「殺処分?」

ラブゼリカはアリーの言い分を聞いた

ラブゼリカ
「よっしゃ!住民ぶっ飛ばしてやるわ!」

エクスラ
「いや、それがいねぇんだよ 思念音譜でどっか行かされたらしい」

思念音譜で猛獣が作られた事
思念音譜で住民がどこかへ行った事を告げる

ラブゼリカ
「そうか…それなら、どこだろうな」

エクスラ
「ブローカーが絡んでるだろうから
奴隷として使われている可能性もある」

ラブゼリカ
「そうだな 兵器の為に酷使されてるかもしれねぇぜ
そしたら雲型起動兵器によって雲で浮かんでいるルル国にいるかもしれねぇな」

エクスラは全く知らなかったが、雲型機動兵器で浮かんでいる国自体は知っていた

エクスラ
「俺が赤ん坊の時に、崩したレンジャー国などの有識者達が築いた国か…
よし行ってみる」

ラブゼリカ
「お前の速度特化でも行けねぇぞ どうすんだ」

アリー
「あの…それならケルベリアンを襲いかからせてルル国へ突入したらどうでしょうか?」

ケルベリアンは発狂兵器なので
その勢いで襲い掛かって来るのを利用して飛ばすという事だ




~テンポ町~

ケルベリアンが縛られた状態で放置されていた
辺りは暴れた事で全て砂漠化していた


エクスラは剣戟特化で縄を破壊する
破壊するとケルベリアンは一斉にこちらへ向かってきた

エクスラ
「アリー じゃあな 多分帰ってくるのは終わった後だわ」

アリーは笑顔で手を振った
エクスラは速度特化で更に加速

ケルベリアンは馬力で走っているので
砂をぼこぼこにしながら走る

辺り一面が砂漠化していく



エクスラ
「えーっと…つうか、俺ルル国知らなくね?」

エクスラはルル国の場所を聞くのを忘れていた
随分走ったので、今から帰っても迷って帰れない
それならこのまま真直ぐ行くしかないと悟る


エクスラ
「あん?何か黒くなってね?
というかケルベリアン追ってねぇじゃん どこ行ったんだ
つうかここはどこだ?」

エクスラが迷いの果てに辿り着いたのは影の街だった
エクスラが町の話を聞いた

影の支配者
影に心がある
影の世界が存在する
人々が疑心暗鬼していた
雨が降り続ける町

それが影の街だ
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