前世の職業で異世界無双~生前SEやってた俺は、異世界で天才魔道士と呼ばれています~(原文版)

大樹寺(だいじゅうじ) ひばごん

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日常編その2 決算

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 まず、俺はイスュにどうやって魔術陣を使った道具の存在に行き着いたのかを尋ねた。
 別に、村の連中に口止めなんて事はしてなかったが、だからってそうそう簡単に見つかるとも思ってはいなかった。
 だから、“どうせオバチャンたちの噂話辺りから知ったのではないか?”とヤマを張ってみたのだが、答えは思いもよらない……否、ある意味当たり前な事だった。
 イスュは“相棒のよしみで一度だけ、答えを教えてやろう”と、勿体振った言い回しでタネを明かしてくれた。
 切っ掛けは売り上げだったと言う。
 ランプ用に売っていた油と薪が、前回の行商の時に異常と言えるほど売れていなかった事に、今朝、売買帳簿を見ていて気付いたらしいのだ。
 そこで、村の住人にランプ用の油が売れない理由を尋ねた所、俺が作ったランプへと行き着き、薪は大口顧客であった窯元のじーさんたちの所へ訪ねに行った時売れなかった理由を知った、と言う事だった。
 その流れで、河川敷の大衆洗濯場や俺の愛車の存在も知る事が出来たのだそうだ。
 石ランプは、ノーラおばさんの要望もあった事で、大衆洗濯場の建設の折にレンガ製作の傍ら量産して、各御家庭に無料配布していた。
 その所為で、今では一家庭に最低でも一個の石ランプが普及しており、誰もランプ用の油を必要としなくなってしまったのだ。
 それが、ランプ用の油の売り上げに直結した……と、そう言う訳だ。
 彼らは商人で、物を売買している。
 商人であるなら、売り上げ帳簿の一つや二つ、付けていて当然だ。
 そして、売り上げが落ち込めば、その原因を探ろうとするのもまた当然なのだ。
 そんなこと少し考えれば、言われなくとも気付きそうなものだが、俺はその当然に気が付かなかった……と、言うか気付こうとさえしなかった。
 俺は内心、イシュの事をナメていたのかも知れない……
 否、ナメていたのだ。
 話さなければ、魔術陣を使った道具の存在に“気付くわけがない”と……
 しかし、それは違った。
 ソロバンの販売を俺から持ちかけた時に、イスュに手玉に取られたのがいい例だろう。
 それが、俺の方が年上だ(精神的な)と言う慢心から来た油断だとするなら、俺はその慢心を捨てよう。
 金輪際、イスュの事を年下の若造だとは思わない。
 社長のボンボンだとか、親の七光りだとか、ナメたり、見下したり、侮ったりもしない。
 一人の男として、対等な存在だと思う事にしよう……向こうからすれば、5歳児に対等扱いされるのはどうかと思うかもしれないが……
 だからこの男には正面から、真摯に、全力で向かい合うと、決めた。今、決めた。
 その上で……
 俺はイスュからの申し出を、全て蹴った。

 イスュから商談の内容なんて、言わずもがなだが……
 新しくリバーシと、魔術陣を用いた道具……これを便宜上“魔道具”と呼ぶことにする……の生産の依頼だった。

「理由を聞いてもいいか?」

 依頼を断った俺に、イスュが初めに聞いてきたのがそれだった。
 勿論、理由はある。別に、嫌がらせで断った訳じゃないからな。
 リバーシについては、単純に村の生産キャパが追いつかない事が理由だ。
 今でさえ、40人近い村人がソロバンの生産に加わっている。
 しかし、村は村で畑仕事と言う日常業務がある。
 これ以上村人を、生産業務に回すとその肝心な畑仕事の方に支障が出かねないのだ。
 この意見には、村長も賛成している。
 リバーシの量産。
 その業務自体を受けることはやぶさかではないが、それは今のソロバンの生産が終了、もしくは一段落してから、と言うのが村長の意見だった。
 そして、魔道具の方だが……
 これは技術とか生産体制の問題以前に、俺の“感情”の問題だった。
 魔術陣と言う力は、俺のモノではない……と、俺は思っている。
 では、誰のモノかと言えば、やはり神父様のお師匠であるエーベンハルト氏のモノだろう。
 魔術陣とは、彼が生涯を掛けて作り上げた技術なのだから。
 俺はただ、その技術をほんの少しだけ使えるに過ぎない。
 そんな俺が、彼が生涯をとして作り上げたもので気軽に商売なんてしていいのか?
 と言う、葛藤があるのだ。
 この技術を好きにしていいのは、生みの親であるエーベンハルト氏だけだろうし、もし商売に使うと言うならその許可をだすのは神父様だろう。
 そこに俺が介在する余地はないと思っている。
 そして、もう一つ。
 これもまた、俺個人と言うか感情論の話になってしまうのだが……
 俺の魔術陣技術はまだまだ稚拙だ。
 今も毎日、学校で研究と実験に取り組んでいるが、使いこなすと言うレベルにはまだまだ達しそうもない。
 趣味の範囲で作った物を、知人にあげる程度ならまだいい……
 だが、そんな未完の技術で物を作って金を取る、と言う行為がどうにも我慢出来ないのだ。
 これでも俺は、生前は技術屋として生計を立てていたプロだ。
 トップを張れるような技術者ではなかったが、それでも俺には俺の矜持がある。
 少なくとも、自分が納得出来ないものを売るつもりは今のところないのだ。
 と、言う事をイスュに話した所……

「……そうかい、その言葉が聞けて安心したぜ」

 と、意味不明な言葉が返って来た。
 どう言う事か訊ねると、

「お前の言い分からすると、その神父様ってヤツの許可が下りれば、一先ず納得はするっと……
 それに、今は・・って事は、“今後、売る可能性がある”と言う事だろ?
 今はその言質が取れただけ良しとするさ。
 白黒石の方は……確かにな、お宅らにもやるべき事がある事をすっかり失念してた……
 無理を言ったようで悪かったな。この話は保留にしてくれ……」

 と言う答えが返ってきて、素直に引き下がったのだ。
 これには少し驚いた。もっと噛み付いてくるかと思ったのだがな。
 しかし……
 “忘れてくれ”ではなく“保留にしてくれ”と言う辺りなんともイスュらしい。
 そして、最後に“この話は他の隊商に洩らすんじゃねぇぞ!”と念を押した上で、商品を引き取って帰っていった。
 まったく……大物なんだか小物なんだかわからんヤツだ……
 ちなみに、商品の運搬に使っているヤム(牛)車は村長の物らしく、あとで返しに来ると言っていた。

 余談だが、隊商の荷車を引いているのはヤム(牛)ではなく馬に似た生き物だ。
 こちらの世界では、クーパと呼ばれている。
 違いとしては、耳がホーランドロップイヤー(うさぎ)の様に下に垂れ下がっている事と、鼻がアリクイの様にひょろっとしている事だろうか。
 ヤム(牛)より馬力はないが、足が速いので機動力を重視している商人たちには人気が高いらしい。
 外見的にはキモカワ系に属しているのだろうか?
 目がつぶらで見ているだけで癒されるのだが、残念な事に農耕には不向きだとして村にクーパは一頭もいなかった。

 そして、10日後……

 今日はイスュが、売上金を持って村を訪れる日だ。
 今回もまた、午前中は学校と言う事もあって、帰りの足で村長の家へと向かっていた。
 で、勝手気ままに村長の家の中に上がり込むと、例の会議室へと入っていった。

「やぁやぁ、待たせたな諸君っ!」

 ガバッと扉を開けると、どこぞの社長の様な態度で先にテーブルに着いていた二人に向かって手を上げた。
 今日の俺は、給料日とあって、ちょっと機嫌が良かったのだ。

「よぉ、やっと来たかロディフィス」
 
 村長が、俺のために隣のイスを引いてくれた。

「どもども」
「お前ってなんだか何時も、エラそうだよな……
 しかも、回りのやつら何も言わないし……」

 イスュが何やらぶつくさ言っているが、気にしない。

「こいつは昔っからこんなモンだ。
 今じゃ、気にするヤツは誰もいねぇよ。
 こいつが丁寧に話すのなんざ、この村で神父やってるヨシュアって男と、若くてキレーなねぇちゃんだけだからな……」
「お前……」

 二人揃って呆れたような目で俺を見ていたが、そんな見つめんなよ……照れるじゃないか。

「で、話は何処まで進んだんだ?」

 俺が来るまでに、多少は話が進んでいると思って聞いてみたのだが、

「今回納品される分の商品の確認は済んでる。
 あと残っているのは、初回生産分の売り上げの分配だけだ。
 これは、お前が来てからにしようって事で、待ってたんだよ」

 と、イスュが答えた。
 別に俺の事なんて待ってなくてもいいんだが……いや、折角待っていてくれたのだ。
 これは言わないでおこう……

「そうか悪いな。
 んじゃ、早速始めようじゃないか」

 そう切り出して始まった売り上げの分配だが、実際やる事はと言えばイスュから金を貰うだけだ。
 一応、いくらでいくつ売って、合計いくらになったのかと言う明細書……まぁ、領収書みたいな物だな……にサインして、渡された金の勘定をする、と言う事はしなくてはいけないけどな。
 で、イスュは何処から出したのか、人の頭程の皮袋をドチャリとテーブルの上に置いた。
 置いた瞬間、テーブルがギシリと軋んだ。
 大きさの割りに重量はそれなりにあるらしい。

「で、これがそっちの配当分だ。
 1600万RDリルダある。確認してくれ」

 イスュに金の詰まった袋と一緒に、明細も渡されたので軽く目を通す。
 初期生産数4000個。それをすべて1万RDリルダで販売。
 売上金は4000万RDリルダで配当比率は4対6。
 ウチの取り分が4なので確かに、1600万RDリルダって事になる。
 正直、桁がでか過ぎる上、この世界での金銭感覚が疎い所為でピンとこないが、これってスゲー大金なんだろうなきっと……実感は沸かないけどさ……
 ちなみに、参考までにイスュから聞かされた話だが、王城勤めのエリート衛兵さんの年収が300~500万RDリルダって事らしいので、この第一次生産分だけの売り上げで、彼らの3~5年分の稼ぎに相当する事になる。
 ……そう考えるとやっぱスゲーな。

「では、失礼して……」

 村長が渡された皮袋の口紐をを解いて、中身を確認する。
 と、

「っ!? おいおい、こいつは金貨じゃないかっ! しかもリオス金貨かっ!」
「お宅らにしたら、そっちの方が使い勝手がいいだろう?」
「確かにそうだが……いや、しかし……」

 イスュのヤツが得意げなツラで、パチリとウインクを決めて見せた。
 が、金貨? リオス? なんのこっちゃ……
 あの袋の中に入っているのはRDリルダ通貨じゃないのか?
 俺が、頭の上に?マークを浮かべていると、イスュが察して説明してくれた。
 少々小難しい話なので、内容をまとめると次のような事になる。
 アストリアス王国には、2つの貨幣が流通している。
 本位貨幣と信用貨幣だ。
 本位貨幣と言うのは、金や銀と言った物で作られた貨幣で、現物そのものに価値がある貨幣を言う。
 逆に信用貨幣と言うのは、ある種の信用に基づき本位貨幣の代用物として用いられる貨幣の事を言う。
 分かりやすく言うなら、日本の“お札”がこれだ。
 “お札”の正式名称は“日本銀行券”だからな。
 “お札”その物はただの紙切れでしかないが、日本銀行の信用に基づいて額面の価値が保障されているのだ。
 これと同じ様に、アストリアス王国内で基本的に流通しているRDリルダ通貨も信用貨幣になる。
 RDリルダ通貨は“石貨”と言う石で出来たお金だ。
 金属の通貨と違い、細工が難しく偽造し難くい事から信用度はそれなりに高い。
 額面の種類も多く、大金を持ち運ぶには手軽で便利な通貨であるらしいのだが、反面、利用できる地域が王都周辺や、割と大きな町に限定されてしまうらしい。
 そして、信用貨幣である以上、王都から離れた土地にある、小さな村などでは、額面の価値より下にみられたり、最悪使えなかったりすると、イスュはぼやいていた。
 ここラッセ村だってかなりの田舎を自負しているが、RDリルダ通貨ぐらい使えるぞ?
 そこ、一体どんな辺境だよ……
 なんにせよ信用貨幣と言うのは、場所によって価値が変動してしまうのだ。
 そう言った所では、やはり金貨や銀貨のような本位通貨の方が好まれるようだ。
 まぁ、金貨ならどこに持って行っても、価値が大きく変わることはないからな。
 そういう事も考えた上で、イスュはRDリルダ通貨ではなく金貨で用意しいくれたらしい。
 で、このリオス金貨と言うのは、いくつかある金貨の種類の中でも、頭一つ金の含有率が高いことから、信用も価値も高い金貨として扱われていると言う。
 イスュの話では、このリオス金貨一枚で1万RDリルダの価値があると言うから、この布袋の中には、1600枚のリオス金貨が入っているという事になる。
 数えるとするなら、骨が折れそうだ。
 と、思ったのだが、

「ここはその善意に甘えさせてもらうか……」

 と、村長は開いていた皮袋の口を閉めてしまった。
 数を確かめない事を、一つの信用の証としたのだろう。
 これは後で知ったことだが、通常金貨は両替商しか扱っていない。
 つまり、支払いを金貨で行ったということはRDリルダ通貨を金貨に両替したと言う事だ。
 両替商と言うように、両替は商売で、そこには一割程度の手数料がかかる。
 1600万RDリルダをそのまま金貨に両替しても、1600枚にはならないのだ。
 この時、イシュはその事を一言も言わなかった。
 この両替手数料を、黙ったまま負担してくれたのだ。
 ……粋なことをする男だこと……
 もし、俺が女だったら、一回だけなら抱かれてもいいと思える男だな。

「にしても、よくまぁ4000個も売り切れたもんだな……」
「いや、実際・・に売った数は七割程度だな」

 俺が金貨の詰まった皮袋を眺めながら、感心したように言うと、イスュはあっけらかんとした口調でそう答えた。

「おいおい……全部売れてないのに満額払っちまっていいのかよ?」
「売れる見込みは十分に立っているから問題ない。
 だいたい、売り上げに計上されてないのは、少し遠くの町に送った分の売り上げ報告が、まだ届いてないからだ。
 ひょっとすると、とっくに売り切れてるかもしれいな。
 現に、オレの手元にあった分は、直ぐに捌けちまって入荷待ち状態だ。
 正直、ここにある在庫持ってとっとと帰りたいくらいなんだよ」
 
 イスュは“むふー”と鼻でため息を吐いた。
 流通を“ハロリア商会”の隊商に依存している今の状態では、思うように動き回る事が出来ずもどかしい思いをしているのだろう。
 それから、今後の事についていくつか話し合ったあと、イスュは追加の3000個のソロバンを持って隊商へと帰っていった。
 勿論、村長のヤム(牛)車でな。

 その日の夜……
 村の集会場で、作業に協力してくれた村人を集めて第一回目の報告会を開いた。
 細かい事は特に話さず、今回いくらになって、一人いくら支払う、と言う簡単なものだったのだが、この日、集会場は沸きに沸いた。
 かつて、この村がこれほどの熱狂に包まれたことがあるだろうか? と言うくらいに沸いた。
 理由は簡単だ。
 給料が思った以上に高額だったからだ。
 支払いは一人に付き、リオス金貨5枚。5万RDリルダ相当だ。
 この金額は、村で普通に生活していたら、一生お目にかかることはないような大金……らしい。
 ちなみに、給料に関してはプロであるイスュに相談して値段を決めてもらった。
 俺では相場などわからんからな……
 作業内容と日数から換算すると、これくらいがいいらしい。
 とは言え、多少のは乗せているとは言っていたがな。
 “成功体験はモチベーションを上げる。次回からもガンバって貰うためにはこれくらい渡しておけば十分だ”とは、イスュの言だ。
 なので、受け取った人たちは、老若男女問わず目の色を変えて興奮していた。
 ……で、おじいちゃんが一人倒れました。
 仕方ないので、俺が愛車でお家に運ぶ事になったのだが、家で待っていたおばあちゃんに事の経緯を説明した上で、おじいちゃんが受け取る分の金貨を渡したら、おばあちゃんも倒れました。
 もう、面倒だったから、息子夫婦に世話を押し付けて俺は帰ったよ……
 集会場に帰ってきた時には、解散した後だったらしくその場には村長以外誰もいなくなっていた。
 作業に協力してくれた人数43人、一人に付き5万RDリルダと言うことで、支払いの合計は215万RDリルダ、リオス金貨215枚になった訳だが、それでも手元には約1400万RDリルダの金が残った事になる。
 当初の予定通り、この金は村の生活向上を目的として使うため、全額を村長に預ける事にした。
 “お前の分はなくていいのか?”と村長に聞かれたが、今回俺は特に何もしていないので辞退した。
 それに……
 実はこの金は、盛大に使う予定があるので自分の分を~なんてとても言えない……
 帰り際、冗談交じりに、

「村長、その金使い込むんじゃねぇーぞ?」

 と、言った所、

「そっ、そそそそ、そんな事する訳ないだ、だろ?」

 と、不信感バリバリでキョドっていた。
 村長ぉ……
 まぁ、使い込むと言っても使う先はイスュの所しかないので、村長が高額な買い物をしたときは俺にリークするように、今度頼んでおこう。
 こうして、村の熱い夜は静かに更けて行った……
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