最弱で最強な人形使いの異世界譚

大樹寺(だいじゅうじ) ひばごん

文字の大きさ
282 / 353

二八三話

しおりを挟む

「で? もう一度聞くが本気で何しに来たんだ?」

 俺は、えげつない度数の酒をチビチビと舐めながら、方や、手酌で三杯目を煽るマレアに同じ質問を投げかけた。
 ピッキングしてまで部屋に入って来たことを考えると、単純に遊びに来た、とも思えないからな。
 ……とはいえ、こいつならそんなことの為だけに不法侵入して来そうな雰囲気はあるのも事実だが。

「わざわざ、単に酒を飲みに来ただけ、ってわけじゃないだろ?」
「ん~、まぁ、ね……」

 やはり何かあったのか、何だか歯切れ悪くマレアはそう言うと、半分程中身の残っているグラスを、一旦テーブルへと戻した。
 そして、暫し。
 マレアは何かを考える様に、テーブルの一点をじっと見つめるだけだった。
 こちらから早く話せと促してもいいのたが、ここはマレアが話すのを待つことにした。
 
「……ん~、やっぱあたし、回りくどい話しって苦手だからストーレートに聞くけどさ。スグミくん、陛下の味方になってくれない?
 正確には、王族派に加わって欲しい、ってことなんだけど……」

 そうして、ようやく話したのが今の内容だった。
 それにしても、今までも国に仕官しないか? みたいな誘いは色々な人から何度かあったが、ここまで直接的に言われたのは初めてだな。

「……つまり、家臣になれ、ってことか?」
「そうなってくれればそれはそれで嬉しいけど、取り敢えず単純に味方になってくれるだけでもいいかな、ってね」
「味方? 家臣じゃなくてか?」
「そっ、味方。互いに攻撃せず、困った時には相互に協力をしましょう、っていうシンプルな関係。
 言葉を変えるなら同盟。更に大雑把に言うなら、お友達、と言い換えてもいいかな?」
「同盟にお友達……ねぇ。てか、なんでまたそんな話しを?」
「ん~、話すとちょっと長くなっちゃうんだけど……今、この国って色々あってさ……」

 そこまで話すと、マレアはテーブルに置いていたグラスへと手を伸ばし、中身を一口分流し込む。
 
「スグミくん、聞いてくれる?」
「……まぁ、聞くだけならな」

 プレセアの味方、友達になるかは取り敢えず置いておくとして、聞いて何か損をするというわけでもないので、話だけは聞いてみることにした。
 そもそも、俺はこの国についても、それを治めるあの小さな王様のことも、殆ど何も知らなかった。
 ここで話を聞いて分かること、ってもあるだろう。なら、これはいい機会なのかもしれない。

「ありがとっ。んじゃ、飲み物だけじゃ口が寂しいから、はいこれっ!」

 と、さて、話を聞こうかと身構えるや否や、そう言うってマレアが懐から袋状の何かを出し、テーブルの上に置いた。
 何か真剣な話をするかと思いきや、肩透かしをくらった気分だ。
 しかし……

「なぁ? どう見ても入っていた場所以上に出てき物だデカいんだが……
 それ? どうやって懐に入れてんだお前……」
「えっ? 気になっちゃう? 気になっちゃう感じなのかな? 
 そっか~、気になっちゃうか~。まぁ、スグミくんなら見せてあげてもいいけど……場所が場所だからなぁ……
 責任、取ってくれるっていうなら……」
「あっ、じゃあけっこうです。で? それ何なんだ?」

 マレアの悪ふざけに付き合うつもりはないので、会話を早々にぶった切る。
 別に、どうしても、というほど気にしているわけでもない。よくて、ちょっと不思議だな、程度である。
 ぶっちゃけ、俺だって似た様な……というかそれ以上のことをしているわけだしな。

 気になるレベルを具体的にあげるなら、市販品のマジックグッズの仕組、みくらいだろうか?

「ぶぅ~、いきなり話し切らないでよっ!
 え~っと、これはスライム干しだよ?
 スライムを調味料に浸けて乾燥させたヤツ。知らない?」

 マレアが簡単に答えると、袋に手を伸ばし何かを一つ摘まみ出した。
 それは赤茶けた色をした細い棒状の物で、経常的に近い物を例に挙げるなら、おつまみとして知られる干貝紐みたいな感じだった。

「知らん。スライムって言うとあのうねうねぷにょぷにょしてるあのスライムか?」
「それ以外のスライムがいるっていうなら、是非とも知りたいかな?」

 いるんだ、スライム。
 ファンタジーといえばこいつ、みたいなところがあるが、こちらに来てからまだ一度も見ていなかったので、もしかしたらいないのかも? と思っていたのだがやっぱりいるらしい。
 機会があれば是非見てみたいものである。
 あと、ゴブリンとかオークとかもな。まぁ、そういう奴らがいれば、の話しではあるが。

「てか、もしかしなくてもそのスライム食うのか?」
「美味しいよ? 勿論、毒がある種類とかもあるから、全部が全部食べられるわけじゃないけどね」

 そう言うと、マレアはそれを躊躇いなく口に運びモグモグと咀嚼する。

「スライムって普段から普通に食ったりするものなのか?」
「ん~、食べられるようにするにも加工の手間が大変だから、頻繁に一般的な食卓に並ぶようなものではない、かな? 
 大体は酒好きの肴とか、物珍しい珍味的な感じだね」

 どうやら、マレアの話しからするに、日本でいうならイナゴの佃煮やらハチノコ、あとはナマコとかその辺りに近い感じのようだ。
 それらの物が日頃から食卓に並ぶ地域や家庭はあるかもしれないが、少なくとも一般的ではないからな。
 
「気になるならどうぞ」

 そう言って、マレアが一本手に取り俺へと差し出した。
 む~、見た目は貝紐……なんだが、これがスライム?
 
 見た目的な忌避感はとくないので、そのまま一口にパクリ。

 モグモグ モグモグ モグモグ モグモグ

 あ~、うん、確かにこれは酒好きが好みそうなつまみだ。
 食感はあたりめと貝紐の中途背中間といった感じで、思った以上に硬く噛み応えがある。
 で、味はピリ辛。これは唐辛子系の辛さだな。
 おそらく、クラゲの様にスライム自体には味はないのだろう。そこに調味料で味を付けて触感を楽しむ、といった食材なのではないだろうか?

「で……えっとなんだっけ?」
「国が色々と大変だって話な」

 口に残っていたスライムを酒で流しつつ、マレアに先を促す。

「ああ、そうそう、え~と、何処から話せばいいかなぁ~」

 なんて少々悩みつつ、マレアがこの国のことについて色々と語り出した。
 曰く。
 今、この国は大きく二つの勢力に割れているとのことだった。
 一つが、女王プレセアを頂点とした王族派。
 そしてもう一つは、貴族を中心とした新興貴族派である。

 王族派は、所謂、保守派と呼ばれる勢力だな。
 昔からの伝統や風習、理念などを大切にする派閥で、構成要員は主に、王族筋の貴族家や、古くから王族に仕えている貴族が中心らしい。所謂、古参というやつだ。
 セリカのフューズ公爵家はその両方で、王族の血筋を受けつつも、古くから王家に仕えている最古参の家系なのだとか。

 で、新興貴族派は王族派の反対、つまり改革派といった感じだった。
 古い因習を捨て、新しいものへと変えて行こう、という派閥だ。

 ただし、新興、とあるように、セリカのところのフューズ家の様な古くからある家系ではなく、近年……とはいっても数百年前の話しだが……に起きた、比較的新しい家系を中心とした貴族たちによって構成されているとのことだった。

 しかしながら、この新興貴族派。
 マレアの話しでは、国の為によりよい改革を提案している、というわけではなく、奴らの最終的な目的は王政を打倒し自分達が新たな秩序の中心となること、らしいのだ。
 つまりはクーデターを狙っているような奴ら、ということだな。
 
 ただし、表立って堂々と活動しているわけではなく、裏でコソコソ色々やらかして、国の威信というか信頼を貶めているのだと、マレアは言う。

 その手段というのが、これがもう滅茶苦茶で、例を挙げるなら国に税金は納めないなんていうのは言うに及ばず、王族批判を平気でしたり、国が認めていない税金を自分達で勝手に作ってしまう、などなど。
 と、やりたい放題やっている、というのが現状らしい。

 しかも、現行の法律を悪用しての犯行だというのだから、尚のこと質が悪いのだという。

 例えば、王国法では農村部に対して、天候不良や天災によって起きた不作などに対して、その年の納税の減額や免除を認めていた。
 それを利用し、新興貴族派は毎年毎年、不作でないにも関わらず納税免除申請を出しては、納税を回避し続けているというのだ。

「いやいや……そんなもん調べれば簡単に分かるだろ?」
「ところがどっこい、そう簡単でもないんだよねぇ~。
 あいつら収穫物を何処かに隠してるらしくて、監査に行ってももカラっぽの倉庫があるだけなんだよ。
 領民がなんと証言しようが、いくら他の領地で豊作だったとしても、それこそ、収穫直前まで全然問題無く育っていたとしても、凶作だ疫病だとかなんだかんだと理由を付けては納税しないっていうね……
 結局、現物が無ければ不正は問えない……やになるね、ホント」

 しかも、領内の人事に関しては領主に決定権があるとかで、新興貴族派の領内では王族派の人間を徹底的に締め出しており、政務にまったく関与させないようにしているのだとか。
 マレアの話しでは、国に属する一つの領地、というよりは小さな独立国家の様になってしまっているのだと言う。

 そういった行為の対策として、以前、各領地に王都から監査員を出し常駐させる、という法を定めたらしいのたが、これも、他の新興貴族派からの紹介がない者は政務には携わらせない、と話も聞かずに門前払いされたとかなんとか。
 これを会社に例えるなら、社長からの直々の命令に対して、同僚の紹介を通してないから聞きません、といって断ったようなものである。
 
 本来、こんな言い分が通るはずはないのだが、それが通ってしまうのが状況なのだそうだ。

 こうなると、もう完全に身内だけで固められてしまい、外部から手を入れるのはかなり難しいくなってしまう。
 その所為もあって、監査一つ通すだけでもかなり大変なことなのだとマレアは言う。
 
 勿論、国もバカではないので、そういうのを秘密裏に調べる組織はあるようだ。
 しかし、あるにはあるとはいえ、相手も然るもので巧妙な手口で巧く隠しているのだとかなんとか。

 監査は成果を挙げられず、されど監査しないわけにも行かず……
 そうしている間にも、税収は減り、一方、本来不要である監査費用はどんどん嵩んで行くばかり……
 次第に国費を圧迫し、財政に重く圧し掛かる。

 そうして、国側が資金繰りに難儀している一方で、新興貴族派は国が新たな税金を作ったと嘘を吹聴しては、無用な税金を搾取。
 しかも、重税で苦しむ国民に対して、国民を虐げる王政は打倒しなくてはいけないと、領民を扇動しては反王族感情を煽ってもいるのだという。
 
 自分達で追い詰めて、自分達で扇動するとは……
 マッチポンプもここまで堂々としていると、いっそ清々しくすらあるな。
 
 で、こんなのが一つや二つあるだけでも頭痛の種だというのに、そこかしこの新興貴族派の領地で同じようなことをされているというのだから、もうたまったものではない、というのが現状のようだ。

 しかも……だ。

 その新興貴族派を扇動しているのが、他ならぬ先代の女王の兄、つまり現国王プレセアの実の伯父だというのだからもう目も当てられない。
 マレアの話しではこの伯父……ノールデン王国では王伯卿おうはくきょうと呼ばれているらしいが……は、かなりの野心家で、昔から玉座を狙ってプレセアの暗殺すら裏で画策していると言われるほどの人物であるらしい。
 
 ただ、まだ明確な証拠を掴めているわけではないので、糾弾等に及ぶには至っていないのだとか。
 とはいえ、状況証拠や人物関係から見ても黒なのは間違いない、というのがマレア達の見解だ。

 これも確定情報ではないらしいが、最近頻発している異種族拉致事件……ソアラが遭遇したアレだな……も、裏で扇動しているのはこのプレセアの伯父の可能性が濃厚なのだとか。

 確かに看過していい問題ではないが、だからといってわざわざ女王直属の侍従騎士であるセリカが陣頭指揮を取って、かつ、秘密裏に調査をしていたことに僅かばかりの違和感はあったのだが、なるほど。
 黒幕が王族に通じている可能性があるとなれば、大っぴらに調査なんて出来ないということか、と妙なところで納得してしまう。
 
 で、ここまで話を聞いたはいいのだが……

「……なぁ、それって国家機密的な話しなんじゃないのか?」
「モロ、国家機密だね~。ちな、今の話しを誰かにしたら、あたし共々スグミくんのグビがぴょ~んってするから気を付けてね♪」
「ぴょ~ん、じゃねぇよバカヤロー……とんでもない話しを聞かせやがって……」

 当初の目的であるこの国について知ることが出来たが、軽い気持ちで話すような内容じゃないだろこれは……
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。

蛇崩 通
ファンタジー
 ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。  三千円で。  二枚入り。  手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。  ガイドブックには、異世界会話集も収録。  出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。  おもしろそうなので、買ってみた。  使ってみた。  帰れなくなった。日本に。  魔力切れのようだ。  しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。  それなのに……  気がついたら、魔王軍と戦うことに。  はたして、日本に無事戻れるのか?  <第1章の主な内容>  王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。  魔王軍が、王都まで迫ったからだ。  同じクラスは、女生徒ばかり。  毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。  ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。  しかたがない。ぼくが戦うか。  <第2章の主な内容>  救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。  さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。  どう救出する?  <第3章の主な内容>  南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。  そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。  交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。  驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……  <第4章の主な内容>  リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。  明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。  なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。  三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双

四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。 「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。 教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。 友達もなく、未来への希望もない。 そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。 突如として芽生えた“成長システム”。 努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。 筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。 昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。 「なんであいつが……?」 「昨日まで笑いものだったはずだろ!」 周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。 陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。 だが、これはただのサクセスストーリーではない。 嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。 陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。 「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」 かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。 最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。 物語は、まだ始まったばかりだ。

処理中です...