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三〇五話
しおりを挟むさて、出発となり、俺も俺で自分用の座席へと腰を下ろす。
俺の指定位置は、部屋の中心近く。出入り用の梯子を背にするように設置されていた。
とはいえ、百貫百足の操作に関しては感覚を同期させるだけなので、ぶっちゃけ何処に居てもあまり変わらないといえば変わりはない。
単に、気分的にここを指定席と定めているだけだ。
ちなみにマレアはというと、早速、壁に取り付けたソファでゴロゴロしてくつろいでいた。
移動中は体を固定しておかないと危ないぞ? と一応注意はするが、大丈夫大丈夫と聞く耳なしである。
まぁ、こいつなら本当に大丈夫なのかもなのだが、何があっても知らないからな?
というわけで、俺も体をシートベルトで固定して、早速操作体制へと移行。
いつもなら、まずは【傀儡操作】を起動し百貫百足を制御下に置くのだが、今回はいつもとは多少違っていた。
今回はちょっと試したいこともあるからな……
それが、【一機入魂】というEXスキルの使用だ。
以前、ベルヘモスとの戦闘後に【傀儡操作】のLvが600を超えたことで入手したあのスキルである。
さて、今まで暇な時にちょくちょく練習はしてきたが、本格的な使用は今回が初となる。果たして、上手く使えるかどうか……
俺は目の前にスキルのARウインドウを表示すると、そこから【一機入魂】を選択。対象を百貫百足に設定。そして、実行。
途端、俺は意識が遠のくような不思議な感覚に捕らわれたかと思うと、次の瞬間には眼前に暗く何処までも続く遺跡内の通路が映し出されていた。
しかし、暗いのに見える、というのはエテナイトにも同じ暗視機能が備わっているので慣れているが、視界が六か所もある、というのはなんとも奇妙な状態だな。
黒騎士もこうした複眼を取り付けているので、複数の視野が存在する状況というのは慣れているつもりではあった。
が、それは所謂サブ画面としての機能であり、こうして自身の視覚として複数の視界を同時に認識出来る、というのはやはりなかなか慣れない感覚だった。
まぁ、なんにしろ、だ。
どうやら起動は無事成功したらしい。
四方を抗魔鉱に囲まれている、という環境だけに上手く起動しないかも? と不安もあったが、杞憂に終わってよかったよかった。
さて、次は……
俺はARウインドウを表示すると、そこから共振リングを選択し、セレスとマレアへが持っている共振リングへと接続許可を求める。
ちなみに、共振リングは遺跡外への接続は不可能だったが、互いに遺跡内にいる状態で、かつ、短距離に限り機能することをテストによって確認していた。
ただ、それでも20メートルも離れるともう通信不能になってしまうので過信は禁物である。
まぁ、お互いに百貫百足の外に出て活動する、という事も多分ないので大丈夫だとは思うが、注意しておくに越したことはないだろう。
ほどなくして、ピコンっと音が鳴り、共振リングの接続先一覧にセレスとマレアの名前が表示された。
『あーあー、テステス、聞こえてますかどーぞ?』
それを確認したうえで、俺がそう発言をする。
共振リングには、実際に声を出さずに会話が出来る、ウイスパーモード、というのがあり、このモードなら思考のみによる会話が可能だった。
これは主に、他人に聞かれるとマズい内容などを話す時に使われる機能だな。
『ええ、ちゃんと聞こえるわ』
『こっちも問題な~し』
最初にセレスの、そして続いてマレアからの返答を確認。
『んじゃ、これから走らせるから気を付けるようにな』
と、艦内……でいいのか?……にいるセレスとマレアに注意喚起しつつ、俺は百貫百足を走らせたのだった。
目的地である崩落現場を目指して。
♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢
この【一機入魂】だが、スキル説明欄に大した説明がなかった……というか、ほぼ空白だった……ため、正直、どんなスキルなのか、その詳細が不明な状態が長く続いていた。
まぁ、字面でなんとなく効果は察してはいたが……
とはいえ、いきなり実戦で使うわけにもいかないので、寝る前やちょっとした空き時間を使い、スキルの検証を兼ねてコツコツと実験を行っていたわけだ。
で、ようやくスキルの検証が終了し、その能力の全容を把握するに至ったのであった。
簡単にいえば、この【一機入魂】というスキルは、文字通り一機の人形に己の意識、もしくは魂の様なものを憑依させるスキルである。
人形と一心同体になり、己自身が人形になる。と、まぁ、そんな感じのスキルだ。
なので今、俺は巨大なムカデとなって、暗い遺跡の内部をカサカサと移動しているというわけだ。
気分はまるで、台所によく出る黒い悪魔である。
とはいえだ。
人形を動かす。その一点においては、ぶっちゃけ今までとやっていること自体にそう大きな違いはない。
では、今までと何が違うのか?
それは、劇的に操作性が向上している、という点だった。
今まで俺が人形を操作する時には、操作用の【傀儡操作】と、その補助の為、視界確保用の【感覚共有】系、この二つのスキルを併用して操作を行う必要があった。
簡単にいえば、ラジコンに小型カメラを搭載した、所謂、ドローンの様な扱いだったわけだ。
が。
この【一機入魂】は、この一つのスキルを以て、操作も視界の確保もその両方を可能とするスキルだった。
勿論、反映されるのは視覚だけではない。聴覚や触覚、そして体を動かす感覚さえも、すべてが共有化されるのだ。
これだけだと、【傀儡操作】と【感覚共有】の複合スキル、というだけに思えるが、そう単純な話しでもない。
人形と一心同体になる、ということは人形から伝わってくる感覚がすべて、スキル使用者に全投影されるということでもある。
足から伝わる地面の感触、体に触れる風の流れ、そして、空気を伝わり感じる振動……
あらゆるものを、自身の肌で感じているかのように、感じ取ることが出来た。
それだけのことか? と思われるかもしれないが、それが重要なのだ。
そもそも、【傀儡操作】による人形の操作というのは、ゲームのキャラクターのように、十字キーで移動して、ボタンを押せば攻撃してくれる、というような簡単なものではない。
操り人形の名前の通り、人形本体と繋がった無数に存在している操り糸を状況に応じて正確に操作しなければ、まともに歩かせることすら出来ないのだ。
【傀儡操作】というスキルは、それくらいには面倒な代物なのである。
俺のような“人形使い”が『アンリミ』で人気がないのは、こういう面倒な側面が存在するからなのだ。
例えば、歩く、という動作一つをとっても、まず足を上げ前に出す、という動作が必要だ。
しかも、足を上げている間も、体が倒れないようにバランスを保持しつつ、出した足が地面についたら、今度は逆の足で同じ動作をする必要があった。
とはいえ、足の動かし方にばかり気を取られてはすぐにバランスを崩して転倒してしまうことになる。
更には、地形だって常に滑らかな平面というわけでもない。
坂道、荒れ地、段差など、その都度、状況に適した瞬時な対応が求められることになるのだ。
体全体のバランスも気にしつつ、動作に必要な挙動も管理しなければならない。
剰え、これが戦闘中ともなれば攻撃のことまで考えなければならない、と思えば人形の操作というのがいかに面倒で難しいかが分かるだろう。
これでは、自立行動してくれるゴーレムを作れる、【土人形創造】の方がはるかにマシだ、といわれても仕方ない。
一応、特定のモーションを登録することで操作を簡略化出来るシステムもあるが、登録したモーションだけであらゆる事態に対応出来るわけでもないので、結局は要所要所で手動操作は必須となった。
なので、この機能もあくまで補助と割り切るべきだろう。
ちなみに、百里百足や百貫百足の脚は、このモーション登録システムを複数組み合わせることでスムーズな運用を可能としている。
例えば、登録モーションABを交互に繰り返すことで前進出来るようにしておき、不都合があったらそこだけ手動操作する、みたいな感じだ。
人型と違い、流石にあの量の脚をすべて手動で動かすのは無理があり過ぎるからな。
人の脳一つで処理出来るものではないだろう。
ただ、まぁ、あれだけ脚があるので、バランスに関しては一切配慮しなくていいというのは、ある意味利点ではあるかもしれないな。
話しが脱線したな。戻そう。
【一機入魂】は自身の意識というか感覚を、直接人形に投影するため、まるで自分の手足を動かす感覚で操作することが可能となった。
自分自身が、まるで人形そのものになったような感覚になるのだ。
正に、スキル名にあるように魂を人形に移すような感じだ。
例えるなら、今まではコクピットでガ〇ダムを操縦しているアム〇の気分だったのが、急にG〇ンのドモ〇になったみたいな?
いや、実際に俺が体を動かしているわけじゃなく、イメージというか感覚で操作しているからXのフ〇ッシュシステムの方が近いかもしれないな。だとするなら、ジャ〇ルか?
まぁ、とにかくだ。
人形の操作性が劇的に向上したことで、今までは出来なかったような繊細な行動も可能になった、ということだ。
他の効果としては、スキル【一機入魂】を使用中に限り、人形操作に必要なMPがゼロになる、というのは地味だが実にありがたい効果だった。
この効果はサイズ等、一切合切すべてを無視するため、最小サイズの百里百足だろうが、最大サイズのマキナバハムートだろうが、事実上、すべての人形の永続利用が可能となったということだ。
それは、抗魔鉱が周囲にある現状においても、である。
あと、これは憶測だが、おそらく【一機入魂】状態においては外部からのデバフの影響は受けないものと思われる。
というのも、【一機入魂】を使用してからというもの、【傀儡操作】を使用していた時ほどの操作性の低下を感じなかったからだ。
今までは、外部から魔力パス的なものを通してエネルギーを送っていたがために、そこを妨害されることで操作に不具合を出していた、という感じだった。
しかし今は、俺の精神? 魂? とにかく、そういう感じ的なものを人形の内部に移しているため、ある意味バッテリー内蔵型になったことで、伝達妨害が意味をなさなくなったのではないか? と、そう予測している。
まぁ、詳しいことはもっと色々と実験してみないと分らんがな。
更に、【一機入魂】時の人形の基本性能が【傀儡操作】のLvパーセント分向上する、というナゾ超強化も入っていた。
現在の【傀儡操作】のLvは、先のベルヘモス戦で614になったので、614パーセントアップということになる。
【一機入魂】の取得レベルが600だとするなら、手に入れた段階で600パーセントアップ、つまり基礎性能が七倍になることが確約されているわけだ。
これを黒騎士に当てはめると、基礎【力】値が1000なので、614パーセントアップで7140。
これに【銘切り】効果で三割増しが入るので通常【力】値が9282、ということになる。
ぶっとんてんなぁ~……ほぼほぼ1万じゃねぇか……
これ、ゲーム時代に手に入れてたら、またチートだなんだって炎上してたんじゃないか?
と、変なところで不安になる。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
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