❇婚約破棄された令嬢の無双物語❇

雪狐

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第1章 婚約破棄

12.約束事と出立

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 皆様、大変長らくお待たせ、ご迷惑をお掛けしてしまい…本当に申し訳ありません。言い訳という名の事情説明を近状ボードでさせていただきますので呼んでいただけると幸いです。

 それではどうぞお楽しみ下さい.:*






「それでは、これから第一回アミュの世界一周旅の計画会議を始めます。」

 と言うお母様の一言で始まった計画会議。
っていうか、私世界一周するの?

「まず、持ち物よね。」

「いやいや母上、始めはどのようにして旅をしていくのかでは。」

  なんて、本人そっち抜けで始まった会議の結果(慌てて私も参加しましたとも)。色々と決まったよ。
長いから箇条書きにすると……

 ①冒険者として依頼をこなし資金を稼ぐこと
 ②世界一周とまではいかなくても沢山の所を見ること
 ③アゼルを連れてくこと
 ④一週間に一度は必ず手紙を書くこと   eta…

 主なのはこの3つで、後は細かすぎるから割愛しとく。

 その後皆で旅立つまではと言わんばかりに色んな話をした。





▽▲△▼
 部屋に戻ってきたらなんだか気がぬけてベットに仰向けになった。
 ドレスのままで、普段ならアゼルから𠮟責が飛んでくる所だけど、何も言わず見逃してくれた。

「ねー。アゼル、私さ、旅していいんだって。
 自分のやりたい事をやっていいんだって。
 なんかなー…なんで皆こんなにも優しいのかな…」

 なんだか、みんなが優し過ぎて泣けてくる…

「そんなのアミュの事が皆様好きだからだろう。」

「うん。…アゼルありがとう。」
「おやすみなさい。」

 「おやすみ。」

 その日はなんだかとても暖かい夢をみた…。






 次の日、みんな。お母様、お父様、ディアお兄様、ラロお兄様、ガドア達執事さんにメイドさん、使用人の皆が泣きながら送ってくれた。
「がんばれー」とか「いつでも帰ってこい!」とか「お嬢様道中お気をつけて!」とかそんなやさしい言葉をもらって。

 私は幸せ者だなぁ。
こんなに優しくて言葉にできないくらいな素敵な家族がいて。使用人の皆もとっても優しくていつも気づかってくれてて。

 この先どうなるか分からないけど…今はこのやさしさに浸らせてもらって…自分を見つめ直してきます。ありがとう。
それから、

「行ってきます!」


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