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第2章 迷宮都市国家 ビアラント王国
2. 酔った…
しおりを挟む「…うぇぇ。気持ち悪い…」
「しっかりしろよ。ほら水。」
「あい…。ありがとう。」
本日馬車の旅3日目。
私は猛烈に気持ちが悪いです。
いや、ね。いままで生まれてこのかた、3日間馬車に乗りっぱなしなんてことなかったのですよ。それに贅沢なことを言うかもなんですけど…今まで乗ってたのは公爵屋が所持してる馬車でふかふかなソファーの上だったんです。
「アミュさん一回止まって、休憩にしようか。」
「すみません….。お願いします…。」
休憩にしようと声をかけてくれたのは御者のサテトスさん。アオライト商会の人でよく冒険者ギルドに護衛依頼を出しにきてた知り合いさん。
何回かお話しという名の講義(値切るためのの交渉術とか…)をしてもらってたら仲良くなった。私はサティさんって呼ばしてもらってる。
出発前にギルドに行ったら、ちょうどサテトスさんがビアラント王国までの護衛依頼を出してた所だったから依頼も兼ねて乗せてもらってる。
一石二鳥ってやつですよ。
「サティさぁーん、後どのくらいかかりますかー。」
なんか語尾が伸びる…
「順調に行けば後1週間位かな。
はい。ロッツの果実です。これでも食べて少し休んで下さい。」
「ありがとうございます!」
「すみませんサティさん。ありがとうございます。はい。剥いたのここ乗せとくからな。」
サティさん神。まじで神。
今の時期はロッツの果実がすごく美味しいんだよね~。
「んーうまぁー。しみるぅ~」
ほんと胸にしみるぅ。
ロッツの果実は外の皮は黄緑色で中の実は薄いピンク色。後をひかない程よい酸味と甘味があって。食べるとスーってする。
ちなみにロッツの果樹の葉っぱを煎じた薬は酔い覚まし・止めに効く。ただ…良薬口に苦しの如く…ものすごく苦い。私は好きじゃない。てか極力飲みたくない…。
「サティさん。ほんとありがとうございました。復活です!」
「それは良かった。後もう少し進んだら今日はもう野営の準備をしようか。ってことで今日は後もうちょっとだからよろしくね。」
「はい。」
「了解です。」
┼──────────
今日は商人かつ御者のサテトスさんが中心のお話しでした。サテトスさんは普段はほのぼのしてる感じの人で商人魂燃えるとすごくなるタイプの人だと思います。たぶん…たぶん。
感想・ご意見等ありましたらよろしくお願いします。最後までお読みいただきありがとうございました☘️
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